みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
164.《ネタバレ》 死刑制度の是非を問う上で「冤罪の可能性がある」という意見は微妙にズレている気がする。なぜ死刑に反対?→冤罪の可能性があるから→可能性が微塵も無い場合は刑を執行しても構わない?→○○。この○○からが本質、核心部分だろうと思うけど、本作は前段階での闘い。よって死刑反対を訴えるのが目的ならあまり効果的とは思えない。のめり込みすぎた活動家の狂気、なんて見方をすればいいのかな?。確かに「やりかねない」とは思ったけど…。ミステリーとしての面白さはあり、退屈せず見られたので6点献上。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-17 17:41:49) 163.《ネタバレ》 これがアラン・パーカーの作品だったなんて、ちょっとビックリ。かなり引き込んでおきながら、結局は全然社会派でもなんでもない単なる3番煎じドンデン返しサスペンスに仕上げてしまった駄作。これ、ひどい濡れ衣に苦しんだ経験のある人間が観たら、すっごく迷惑で腹立たしい話のような気がする。他の方も書いてらっしゃいますが、「冤罪」と「死刑」をごちゃ混ぜにするようなストーリーも嫌い。冤罪晴れてからもずっと苦しんでる人はいるでしょうに、命は助かっても奪われた人生は返ってこないし、受けた痛みはそう簡単に癒えないはず。「死刑にさえしなければ、命以外のものは何だって取り戻せる」わけではないのだから。そういう事態に無実の人間を追い込んだものが、それ相応の罰や責任をどう負うのかってことは全く問題にされず、それどころか「冤罪って、ほんとに全て冤罪なのかね?」みたいな何とも無神経なことをやらかして終わるとは・・・。そういう思いをさせられる人間というのは極々少数であるから、そういう立場の人にどう思われても痛くないしーみたいな精神を感じてすごく嫌な気分。「冤罪かもしれないし、冤罪じゃないかもしれない」みたいなことを映画で遊びたいなら、も少し「これは単なる現実離れしたサスペンス映画ですよ」という体を最初から成して欲しい。冤罪を受けた者にとっては非常に大きな問題だというのに、なんてお気楽な道楽精神でフィルム使ってるんだろう? あんなオチがどうしてもやりたいのなら「冤罪で無実の者を死刑にした者は、自分の死で償わなければいけない」というくらいの均衡を持たなきゃフェアじゃない。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-03-29 01:46:00)(良:1票) 162.《ネタバレ》 個人的にスッキリしない作品。あの落ちは必要あるのかと思わせる内容であった。極端な話死刑はドンドンやっちゃてよってこと? 構成が良かっただけに残念な作品。 【たこちゅう】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-03-27 00:22:50) 161.《ネタバレ》 ○とりあえず7点としたが、わかりづらい場面が多かったのが印象。改めてみて整理してみたい。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-18 23:50:06) 160.佳作。ケイト・ウィンスレットのアメリカ人記者ぶりが、にやりとする。 ハリウッド的すぎない、こういう映画がもっと増えるとうれしい。アラン・パーカーもそれをねらっているのだと思いますが。 【みんな嫌い】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-12-20 11:59:01) 159.《ネタバレ》 アメリカの死刑制度の考え方を垣間見れたのは面白かった。 ストーリー的には、なんで犯人が小出しにヒントみたいのを与えるのか、僕は無実だと言っておきながら最後のシーンなど、よく分からない所があった。 もう一度深く見れば分かるのかもしれないけど、そこまでの気力は出てこない。 【キッド】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-15 13:50:03) 158.《ネタバレ》 非常に面白かった。死刑制度云々よりも、「裁判官、検察、警察しっかりしろよ。お前らのせいで人生めちゃめちゃになる人がいるんだから」っていうメッセージを受けた。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-02 18:08:28) 157.《ネタバレ》 映画としてはめちゃくちゃに面白いです。謎含みのドラマにはぐいぐい引き込まれるし、タイムリミットサスペンスとなるクライマックスにもドキドキさせられて、さすがはアラン・パーカーという仕事を堪能できます。ただし、映画の根幹にある主張にまったく納得できなかったので、社会派ドラマとしては失格だと思います。この映画、死刑と冤罪がごっちゃになっているのです。死刑そのものが存在してはならないという議論と、司法制度の運用方法が悪いために冤罪が発生してしまうという問題は別次元の話であり、「冤罪が起こるから死刑は廃止しなければならない」という話はちょっとズレています。ならば、死刑以外であれば冤罪が起こっても構わないのか?教え子へのレイプ疑惑によって仕事も家族も友人も失ったゲイルの姿を見れば、いかなる犯罪であっても冤罪が起こってはならないことは明らかです。死刑の議論とは、例えばケビン・スペイシーが「セブン」で演じたジョン・ドゥのような、他人の命を弄ぶことに何の抵抗も抱かない凶悪犯を生かしておく必要があるのか?他人の命を軽んじた者には命をもって償わせるべきではないのか?という議論であるべきなのです。また、活動家としてのデビッド・ゲイルの行動にも納得できませんでした。彼は死刑廃止運動のために命を投げ出しましたが、人生や命とは自分ひとりのものではありません。デビッドを捨てた妻や、教職を追われる原因を作った元教え子などは、彼を死に追いやった責任で一生苦しみ続けるでしょう。また、後に冤罪であることが判明するとはいえ、デビッドの息子はもっとも多感な時期に「レイプ殺人犯の息子」として育たねばなりませんでした。死刑廃止運動で命の大切さを説くデビッドが、自分の周りには多くの人間がいて、勝手な行動をとればその人たちに大変な迷惑がかかるということに気付かなかったというのは、ある意味大変な皮肉です。そもそも彼の行為は、規格外の使用法をして「この製品は不良品だ」と難癖をつけるクレーマーレベルで、意図的に冤罪を引き起こしておいて「死刑制度の問題点を指摘する」と言われても説得力がありません。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 3点(2011-02-04 22:34:45)(良:3票) 156.本筋のストーリーより細かい部分で多々疑問が残る。二回見ないとわからない映画。 んが、二回見る気はしない映画。 【わさび】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-24 08:43:00) 155.上質なコーヒーが残す後味のような余韻。脚本もさることながら、いい役者さんぞろいで見応えありです。脇役の「アメリカ、家族・・・」のガブリエル・マンもよかったです。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-14 01:01:15) 154.《ネタバレ》 前知識ゼロで鑑賞。社会派かと思ってた見てたらサスペンスだったか・・・ 命をかけてまで世の中に一石を投じたいという気持ちが動機。 ってそこまで読めないです。やられたなぁ。 タイタニックの時から思ってたけど女の人が綺麗でもなければかわいくもないのが残念。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-29 01:34:03) 153.それはないだろう~という結末..現在の裁判制度に問題を投げかける内容..映画としては後味が悪く、ちょっと後半の展開が凝りすぎ..感は否めない... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-06-21 15:11:25) 152.《ネタバレ》 エロ学生に誘惑されちゃった事から人生が悪いほうに転落し、しまいには強姦殺人犯として捕まってしまったデビッドさん。彼は無実か犯人か? といった感じのシリアスなサスペンス。 死刑制度に対する一つの問題提起的な一本だが、監督の真意はどこに? ちょっとどこかで見たような造り。個人的にはホントにレイプ魔殺人鬼だったら死んで当然とも思うが、それにしたってこの事件はばかげている。こんなのは、ばかげている。お前らそこまでするか、と。命を賭して主張すれば正しいと証明できるとでも思ってるなら、考えが浅すぎる。 考えさせられるところが多いが、この事件に対しては全くばかげていると言いたくなる。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-11 12:28:05) 151.ラスト数分間の集中力は凄まじかったが、そこまではなかなか入り込むことができず。オチはびっくりというより、ぞっとしたという感じ。色んな主義者がいると思うが、自分の主義のために文字通り命がけになれる人は今の世の中そう多くはないだろう。そういった人を作品として描いたとき、リアルと感じるかまったく共感できないかは話の運び方その他諸々にかかっていて、作り手として非常に苦心するだろうが、それでもこの作品に関しては、主人公の心情が分からなくもないという程度のレベルには達している。それどころか、基本的に死刑廃止論に反対の自分にもそこそこ響いたということは、もしかしたらすごく構成が上手なのかもしれない。ただ、なんだかなあ。全体的に何か気持ち悪い。それも狙った後味ではなく、予想外に出ちゃった感じ。胸やけがするようで好きにはなれない。ビデオを観たときのケイト・ウィンスレットの無駄な嘆きっぷりばかり思い出しそう。しかし、邦題で無理にタイトルを訳したりひねったりしなかった潔さは素晴らしい。 【よーちー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-17 20:12:41) 150.「どんでん返しがしたかったんだな」という感想。そのための必然がないので、すっきりしない。 【承太郎】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-05-03 23:55:45) 149.《ネタバレ》 ローラ・リニーのシーンがあまりにもリアルで、ちょっと気分が…。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-02-28 11:09:33) 148.《ネタバレ》 どうみても「羊たちの沈黙」+「デッドマン・ウォーキング」じゃないですか・・・。それはまだいいとしても、ゲイルにケヴィン・スペイシーを充ててしまったのは最大の失敗だと思う。こんな役をこの人がやっていたら、主題そっちのけでこの話の裏は何だろうという方に気をとられるに決まってるわけで、この役はもっと誠実な一般人っぽい人にやらせるべきでした。また、ケイト・ウィンスレットも、こんなストレートな役柄では演技力の発揮のしようがありません。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-10-27 01:33:19) 147.死刑制度について考えさせられるテーマかと思ったら・・。奥が深いのね。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-10-05 12:50:38) 146.かつてオウム裁判をやってた頃、首謀者は極刑以外にありえないと思っていたので、死刑の是非を問うのがテーマだとすると勝手にやって下さいって感じです。ケヴィン・スペイシーの芝居は確かに達者ですが、ケイト・ウィンスレットのダイコンさが気になったのは私だけでしょうか? 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-08 21:37:59) 145.《ネタバレ》 最後に送られてくるビデオ・・・。あれはゲイルが記者をプロのジャーナリストと認めているからできることで、(全てとは言わないが)日本の記者ならオフレコだろうがすぐに記事にするんだろうなと穿った見方をしてしまった。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-07-10 12:08:54)
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