みんなのシネマレビュー

地雷を踏んだらサヨウナラ

One Step on a Mine, It's All Over
1999年【日】 上映時間:111分
ドラマ戦争もの実話もの伝記もの
[ジライヲフンダラサヨウナラ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-05-02)【イニシャルK】さん
公開開始日(1999-12-04)


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監督五十嵐匠
キャスト浅野忠信(男優)一ノ瀬泰造
川津祐介(男優)一ノ瀬清二
羽田美智子(女優)一ノ瀬淑乃
市毛良枝(女優)一ノ瀬信子
矢島健一(男優)新聞社特派員
三輝みきこ(女優)一ノ瀬紀子
脚本五十嵐匠
音楽安川午朗
プロデューサー奥山和由
中村雅哉(エクゼクティブプロデューサー)
配給シネカノン
美術柴田博英
編集川島章正
録音武進
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【クチコミ・感想】

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56.一ノ瀬氏が金で買えない何かを求め、金に代えられない命をかけて挑んだかの地は、今では特別な信念理念も持たずとも、金を出せば簡単に踏むことが出来る。時代とは残酷なり。平穏が訪れた後、人々は判で押したように物質主義に移行する。精神主義は物質主義に淘汰されて行く。挑み、敗れ、人知れず時代を築いて行った人たちの姿を、忘れずにいたい。考えるものはあった。ただ、1人の戦場カメラマンを描いた映画として、その出来自体に関して、良いのかどうなのか判断が付きかねるものがあったので、中立の5点。 ひのとさん 5点(2004-08-06 17:39:16)

55.いい内容だとは思う。現地の人の演技が気になった。 太郎さん 7点(2004-07-15 07:11:14)

54.自分の中で、一ノ瀬泰三と沢田教一がごっちゃになってたけど、これでなんとなく区別がついたかも。
浅野忠信に注目してみてたんだが、やっぱりイマイチだったなぁ。
本人の人物像に近いかどうかはわからないけど、なんか魅力がない。
だから、あんまり作品に入っていけなかった。 夏目さん 4点(2004-06-26 22:38:14)

53.邦画でよく感じることなのだが、一つ一つのカットはそれ単体で見るとそれなりなのに、全体の流れで見るとどうにもつながりが悪かったり、空気が分断されているように思えることが多い。この映画もそういうたどたどしさが気になってしまった。爆撃シーンや戦闘シーンもどこか遠慮がちで臨場感に欠けた。題材もいいのにもったいない。浅野忠信は飄々としていて、健闘したと思うが、プロカメラマンの身のこなしが出来ていたかというと、ちょっと疑問だ。映画で一番大事なのは脚本だと思うが、本がよければ他はなあなあでいいということはなく、細かいディティールの丹念な積み重ねが物語に真実味や臨場感を生むのだと思う。 ロイ・ニアリーさん 5点(2004-06-24 23:49:27)

52.浅野忠信のスキのない、完璧な役作り。重いテーマなのに主人公のキャラのおかげでコテコテじゃない、不思議な雰囲気の作品になった。  
浅野忠信にしてはクレイジーじゃない、いい意味でノーマルな役・演技だったけれど、とってもいいです。  
ただ現地の人たちの役の方々の演技がもうひとつなのと、(ビデオでみたため)最後の興ざめさせるような宣伝がマイナス。
あとは最後のスタッフロールは長さの関係上でヨロヨロしたスピードになったようですが、しっかりと踏みしめて走って欲しかった。
あとはやはり時期が時期だけに(イラクでのジャーナリストの死亡)いろいろと考えさせられた。 DELIさん 8点(2004-05-31 17:17:30)

51.結果だけ見れば悲惨といっていいはずの若者の晩年を描いていながら、不思議なほど主人公の内的葛藤や戦場の恐怖に戦慄するシーンが少ない。
浅野演じる泰造は、一時帰国した折、家族の前で、実にあっけらかんと血生臭い戦場の様子を語る。
そんな筈がない、という人もいるだろう。実際の一ノ瀬氏はどうだったのかわからない。しかし私的には、この主人公の様にとてもリアリティーを感じた。
もしかすると一ノ瀬は戦場に身を置いてはいても「命を賭して」などというつもりは全くなかったのではなかったか。
功名心、憧憬、無自覚かもわからないが使命感などの、色々な思いが混沌としている中、押さえられない情熱に従っただけだったのではないか、などということを思いながら観た。
うそ臭いヒロイズムに流されず、浅野忠信は、実にうまく演じていて素晴らしい。
私が見た、一ノ瀬氏の写真の印象に違わない、優しさのあるいい映画だった。 poppoさん 9点(2004-05-13 20:57:38)

50.辛口です。この映画を見る人はいくつかのパターンに分かれると思います。まず「主人公を演じる浅野さんのファン」「戦場カメラマンの一ノ瀬さんに興味がある」「カンボジアという舞台に興味がある」。私はどっちかというと3番目でした。アンコールワットに行ったことがあるし、一ノ瀬さんの写真も見たことがある。戦場カメラマンの写真展にも何度か足を運んだことがあるし、報道で活躍するカメラマンに知り合いもいます。その上で感じたんですけど、主人公がまったく報道カメラマンに見えない。どうしてか、というと、カメラの構え方とか、写真を撮ってる時の体の動きとか、いろんなものがまさに「素人」にしか見えないのです。浅野さんのファンには申し訳ないが、良いテーマを扱っているだけに、かなり残念です。アンコールワットはまさに「人類の遺産」と言って良い建造物です。しかし、同じくらい素晴らしかったのが、戦場でもたくましく生きる子供たちの笑顔。戦争でいつも犠牲になるのも、一番弱い子供たち。それを伝えようとした一ノ瀬カメラマンの生き様を伝える映画だからこそ、カメラの使い方とか何気ない仕草とか、もっとプロらしく見える演技がほしかった。 しまうまさん 3点(2004-03-30 13:13:47)

49.《ネタバレ》 女性との関係や、ゲリラに捕まった事も本当にあったんでしょうかね?ラストの行動は閉めとしては形がいい。 亜空間さん 9点(2004-03-30 12:18:18)

48.私は只の旅行者としてアンコールワットを観光したので彼に共感する事はなくても感慨深いものがある。共感出来ない映画との評価もあるが、そもそもかなり特殊な境遇でなければ彼のようなカメラマンに共感する部分は無いわけだしそれでいいのだと思う・・・。日本と比べると確かに金銭的には貧しい国ではあるが子供達が活き活きしているし、映画でも上手く描かれていた。浅野氏の演技は自然で作為を感じなかった。 わーるさん 6点(2004-03-25 18:59:58)

47.《ネタバレ》 主演が戦場カメラマンという設定がまず興味深いトコロ。ラストのアンコールワット発見には感動だが、現実は甘くない。その手にはカメラも無く、生きて帰ることも出来なかった。(しなかった?)邦画の中ではかなり面白い方です。浅野忠信の演技も素晴らしい。 kazuさん 8点(2004-02-20 03:35:15)

46.浅野忠信の演技がめちゃめちゃ自然体で良かった。一ノ瀬泰造の生き方には疑問を感じるけど、映画自体は良かったと思う。 dropさん 8点(2004-02-15 12:34:57)

45.浅野の泣き方はいつも下手だと思うけど、んくぁ威容はすばらしかった のりまきさん 8点(2004-02-11 10:25:14)

44.期待ハズレかな..単なる “泰造物語” でした.. 最期の行動も意味不明... コナンが一番さん 5点(2004-01-31 13:06:52)

43.深夜テレビでやっていたので、何気なく見始めたんですが、よかったです。泣きはしなかったけど、胸にくるものがありました。さいごのシーンがフッと終わってしまうのが余計悲しかった。彼はアンコールワットをその目で見ることができたんでしょうか。 ショウガ焼きさん 8点(2004-01-28 06:23:21)

42.音楽にやられて泰三にやられました。かっこよかったです。あんな男になりたいものです。浅野さんの今までと違う前向きというか元気な役柄をはじめてみたけど私はけっこうアリかなぁ。 bokugatobuさん 8点(2004-01-24 02:01:36)

41.《ネタバレ》 浅野忠信の映画をけっこう見てるゆえに
役柄のイメージが固まってしまっている。
わたしの浅野忠信イメージからいうと、
かなりのミスキャスト 侍ジェットさん 5点(2004-01-23 22:22:33)

40.私もアンコールワットに行ったことがあるので感じるものはあるし、戦争の悲惨さや、命を懸けた若者の情熱はすばらしいと思う。ただ戦争カメラマンって人が行きたがらない場所に行って、人の不幸を撮影し金を獲る山師みたいなもんだと思うし、近所の子供が負傷したときに撮影を躊躇したときは「なんだかな」と思いました。まあ、そこが彼の良心の葛藤なのでしょうが。 バチケンさん 6点(2003-12-29 21:01:07)

39.これはすごくいい映画!意外な掘り出し物です。最近の日本映画では一番良かった。舞台は日本じゃないですけど、風景もいいし、浅野の演技もいいです。淡々と物語りは進んでいきます。ラストは切なかったです。最後までハラハラというか、最後はああなると知ってたけどそれでもひきつけられました。本当にいい映画です。まだ観ていない方はぜひぜひお勧めの一作ですよ。 たかちゃんさん 8点(2003-12-21 22:08:55)

38.事実を扱う映画を観るときは、その映画にこめられた主観にハマらないようにしなければならないと思っています。でもこの映画を観た時の衝撃はそんなものを飛び越えてしまっていた。音楽でまずやられたのかもしれない。なぜ戦場なんかに、写真をとりにいったんだ。彼がアンコールワットにそそいだ情熱はどこから来たんだ。私は自分が好きだからといって戦場にまでいけるような何かを持っていない。悲しいことに私はベトナム戦争について全く無知で、なんでアメリカが戦ってるのかすらわからなくて、映画を観て影響されて自分で勉強した量はこのときが1番多かったかもしれない。日本では教科書にも5行くらいしか載ってない戦争だから。本も読んだ。絶版になってるのもあったけど、彼が戦場から書いた手紙を読んでると、もうほんと普通の人間。当たり前なんだけど。それがまた衝撃的でならない。羨ましいなんていったら失礼だろうか。彼のように生きることを羨ましいと思うのは失礼なんだろうか。でもなんか憧れのようなものを感じてならないです。 らいぜんさん 8点(2003-12-07 21:30:43)

37.20代にして自分の命をささげるほどの物に出会い、それにむかってひたはしる泰造さんは男として、憧れる。映画は結構淡々と展開されるがこのように人生を送った人を知れたことが一番嬉しかった。 俺は直角さん 9点(2003-12-03 18:30:44)

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【点数情報】

Review人数 76人
平均点数 6.97点
000.00% line
100.00% line
222.63% line
333.95% line
422.63% line
5911.84% line
61013.16% line
71823.68% line
81621.05% line
91013.16% line
1067.89% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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