みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
478.はいはいSF映画の金字塔ね。コンピュータの叛乱ってやつ? んでもってキューブリックね、ほいほい。俺「時計じかけ」も「フルメタル」も好きじゃなんだよね。 と、長い間ずーーと観なかったのを後悔しました。終盤の描写は賛否や解釈の差はあるでしょうが、とにかく映像が素晴らしい。宇宙空間の凛とした静けさがひしひしと伝わり、CGではない本物っぽさを感じます。俳優がほとんど無名の人たちだったのも、リアリティがありました。 【いそろく】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-04-02 20:25:13) 477.素敵な点はたくさんあるのですが、冒頭の猿とワープのシーンを圧縮して2時間に収めて欲しかった…。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-07-17 00:49:13)(良:1票) 476.SFファン必見の歴史的名作。芸術性も高い。 しかし原作未読ゆえか、話が難解である。 幼心に強烈な種が蒔かれたが、思春期を終えてから見直したに関わらず、 正直言ってその難解さに諸手を挙げて賞賛はできなかった。 悔しい。いずれ原作を読まねばなるまい。 難解とは言え、ハイセンスな映像がこれでもかと盛り込まれており、 琴線がかき鳴らされ続ける。 特筆すべきはやはりVFX。3DCGに少しでも覚えがあれば、 これらの映像がCGを使ってないことに尊敬の念を覚えるだろう。 いや、むしろ、だからこその質感がそこにあり、この質感は未だにCGでは得られないクオリティであると信じている。 つまり、CGそれ単体ではこのクオリティは得られず、脳内の映像的質感をCGに落とし込める才能が現れるまでは、 きっとこの作品はその座を譲らないはずだ。 SF映画の金字塔であるにも関わらず10点としてないのは、 もうすこし大衆的娯楽性との融合があれば…という幻想的希望である。 【よこやまゆうき】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-05-31 01:01:07) 475.《ネタバレ》 数々のサイトで絶賛されているこの映画。 その絶賛ぶりを身をもって感じることができず、まだまだこの映画を吟味できるレベルには達していないと感じた。 猿人を描くことによって人類の進歩を、ハルを描くことによって彼を超えられない人間(人類)の未熟さを伝えてくれる。ある意味皮肉的なメッセージさえ込められている映画。 5年後くらいに再発見を求めてもう一度見てみたいと思う。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 3点(2017-04-19 20:15:00) 474.《ネタバレ》 モノリスに触れて道具の使い方を覚える猿人、クルーの呼吸しか聞こえてこない船外作業、 コールドスリープ状態のまま殺されていく3人のクルー、等のシーンが印象に残りました。 HAL停止後のボーマンの話はどう解釈していいものか・・・(あ、原作未読です)。 でもそういう事がどうでも良くなっちゃうくらい映像も音も素晴らしかった。 「触れてはいけない(神の)領域があり、人間はもっと謙虚にならんといかん」 って事ですかねえ。あと、どんなにテクノロジーが進んでも AIが全権を握ってるようなシステムにしてはいけないと思いました。 【ジャン・有馬】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-12-05 21:32:38) 473.《ネタバレ》 「猿からヒトへの進化。その・・・次の進化がいま起こった。 ヒトの次は何だろう。 「進化の過程を映像化したらこうなった」っていうのが「この映画」だと理解している。 ナレーションの全削除は正解だったと思う。だから、もしストーリーが分かりやすかったら、今のように神格化されてないはず。にしても難解という感想が多過ぎる。 モノリスは進化の象徴で、接触すれば次の進化が起こる「何か」。 神が作ったか、知的生命体の遺産か。 実はモノリスという名称は劇中に出ない。スターチャイルドも出ない。 「言葉がないから理解できない人が多い」ようだ。 実は私も初見時は「よーわからん」だったが、30年まえに本で解説を読んで理解できた気がする。 初見は「名作」という前提だったし、今も名作と思ってる。ドキュメンタリータッチで「笑い」がない作風は「私の好み」に合わない。かといって満点以外をつけたくない。なぜなら音楽と映像がスゴイ映画だから。 これこそ映画だと思う。「映画館で観たい」というのに同感。 【激辛カレーライス】さん [DVD(字幕)] 10点(2016-07-31 03:05:53) 472.《ネタバレ》 これぞ総合芸術としての映画ではないだろうか。映画でしかできないことをやっている。何年か前にリバイバルで映画館で観た際、最も印象に残ったのが最後のロココ調の部屋で年老いたボウマンがベッドに横たわりながらモノリスを観るシーン。そこに配置された緑色のソファに圧倒された。なぜか凄い迫力を感じてしまったのだ。このソファー、完全に計算されて配置されている事が分かる。勿論、他のシーンのセットも全てキューブリックの中で計算されている。(計算というか、キューブリックの中では直感でやっている部分が多いのだろうが。) デビット・リンチとスタンリー・キューブリック。私の好きな2大監督だが、リンチは元々画家であり、キューブリックは元々フォトグラファーである。共に静止画の世界出身だ。それ故か、両監督とも一つ一つの画に対する姿勢に共通する物があるように感じる。動画である筈の映画だが、両監督とも、一時停止するとそのまま一つの静止画として機能してしまうほど、一つ一つのシーンの「画」が完成されているのである。 もう一度映画館で観たい。あと、凄く長い映画というイメージがあるが、上映時間思ったほど長くない。 【rain on me】さん [映画館(字幕)] 10点(2016-07-28 19:46:41)(良:1票) 471.内容は一度誰もが想像しえる形而上の問題を持った純粋な問いそのもの。SFの色が強いが作家の興味は別にも感じる。うまく言えないが、大衆映画が大なり小なり鑑賞者にメッセージの理解と娯楽の時間を与えるものだとすれば、この作品もそれであると思う。キューブリックの巧みな演算のうまさには感服する。鑑賞者の想像に丸投げするところまで狂いなく計算されていると感じる。この作品は娯楽そのものというには足踏みさせる何かがあり、退屈な時間と興味深い時間とが両立した作品だ。 【なさんな】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-03-19 00:59:16) 470.退屈。139分の上映時間なのに5時間くらいに感じた。 テンポが悪く、難しくて何を訴えたいのかまるでわからなかった。 【ガブ:ポッシブル】さん [ブルーレイ(字幕)] 0点(2016-02-28 09:42:20) 469.衝撃的、緊張感がたまらない。 感覚に訴えかけることで物語を展開している、頭で考える話じゃない、感じる映画。 喚起するイメージで物語が進行することで枠にとらわれることを避けているので、スケールが半端なくデカイ。 トリップ感が強く、中毒性あり。 【fujicccoo】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-02-20 21:59:42)(良:2票) 468.基本的にSFにロボットや怪物等が登場しない映画はつまらない。 【マロウ】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2015-11-29 20:27:53) 467.宇宙空間の壮大さをゆったりした映像で表現し、音楽と一体化して見せる一大叙事詩。セリフが極力抑えられており、環境映像のような見方で画面に集中できる。製作当時は米ソ冷戦真っ只中であり、宇宙開発にしのぎを削っていた時代。監督の前作「博士の異常な愛情・・・」からの流れで見れば、対立から協調を経て、宇宙開発における米ソの協力を織り込んでいる。先見性という点で、本作の評価には直結しないが21世紀におけるソ連の存在は、映像の完成度が高いだけにイタかったなあ。HALの予測ミスをあたかも証明したかのようだ。セリフはもっと厳選してもよかったろう。また、木星探査計画での女性・非白人のクルーがいない描き方も物足りない(同時期に製作の「スタートレック」と対照的)。オープニングからHALの叛乱あたりまでは完璧な画面作りに挑み、宇宙船の窓の人影が動く描写など緻密だ。最後の「木星 そして無限の宇宙の彼方へ」の章は、あえて明快な描写をせず、観る人にそれぞれの解釈を委ねる演出だが、これは諸刃の剣だろう。観終わってから、ある人がAという解釈をすれば別の人はしたり顔でBと反論するような議論百出の問題作。進化をめぐるモノリスやスターチャイルドの姿を見ると、科学・哲学と宗教のごちゃ混ぜ感は否めない。 【風小僧】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-11-29 16:46:06) 466.《ネタバレ》 映像の撮影・美術に10点、ストーリーに5点で間をとって7点の評価です。こんなに言葉が少ない映画は初めてだと思うくらい美しい宇宙の神秘を映像で描ききっています。こんな芸術作品を世に生み出したキューブリックはホントに奇才。ただ映画自体は退屈。森羅万象の世界観に現実逃避ができる映画かもね。 【mighty guard】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-11-15 02:34:55) 465.《ネタバレ》 木星に行く宇宙船は「精子」で木星は「卵子」。宇宙船が木星に到達したらどうなるか?。大きさの比率もほぼ人間と同じかな。計算され尽くした映画で面白い。あるサイトの解説によるとこの映画は「ある人がサイコロを転がしてすごろくゲームをしている映画である」とある。「なるほど」と思い改めて映画を観ると「確かになあ」と思ってしまう(この辺りの意味が分からない方はGoogleさんに聞いて下さい)。でも「未だにこの映画を超えるSF映画が映画界に生まれない」という事実が今の映画産業の衰退を物語っていると思う。最初見た時は10点を献上したが何度も観ているうちに点数がどんどん落ちていく映画だとボクは思う。で、6点献上。 【アマデウスga好き】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-10-21 21:54:04) 464.2001年以来二度目となるはずだが初見に近かった。 ということは、一度目はうつらうつらしながら見たのだろう。 60年代に作られたとは思えない映像は確かに素晴らしい。 宇宙も雄大に感じられ、クラシック音楽とピタリと合い気持ちが良くなる。 最終エピソードのカオスな映像は圧巻というしかなく、理解はできないが何か感じることができた・・・気がする。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-10-17 02:20:20) 463.触手が伸びずに近年までずっと未鑑賞で生きてきました。名作と名高い2001年、一生に一度は観なくてはならないと使命感から鑑賞しました。 ペンが浮いた少し後まではワクワクしましたが、途中から意味が判りませんでした。念のために二度鑑賞しましたが評価変わらず。私は30年以上、子供の時から映画が趣味といい続けてきましたが、この映画の良さだけは理解ができませんでした。 哲学というものは、合わない人には理解不能であると痛感した映画です。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 1点(2015-09-30 18:03:45) 462.《ネタバレ》 形而上学を地で行くストーリーは表面的につまらなく、興味を保つことが困難ではあるがボーマンの感じた驚きを自分の中にも発見すると、二重三重に折りたたまれた錯視のような世界が持つ映像の説得力はもの凄い。色やデザインの良さもインテリアに取り入れたいと思えるほど良い。映像編集は斬新だし見所が満載。未だ褪せない個性を纏った人工知能の暴走のようなきっかけもスリルがある。 つまらなさと同居する刺激がある。ストーリーは驚くほどにつまらない。全く面白くない。 しかし、万博のパビリオンに誰もストーリーなんて求めていない。そこで展示してるしょうもない技術に将来があるとも思えない。純粋に眺める。そう言う多面的な要素が実は土台になって作られてるんだと思うととても大切な話に思えてる。 正直、ふと正気に戻れば最新の万博の展示物の方が張り子の虎でプラスチックの玩具にしか見えない。しかしこの作品は正気に戻させない何かがある。それほどこの映画は強烈に未来的でアトラクティブで、迷い込める思索の樹海である。未だに。 そして、何年ぶりかで見直すと、びっくりするほどつまらないストーリーと、年代を差し引いてもゆるすぎるプロットに心の底からもう一度、同じように驚くのである。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-09-20 02:23:32)(良:1票) 461.《ネタバレ》 何度も見た。至上のSF。あの美しい宇宙。カッコいい宇宙ステーション。HALの可愛さ。モノリスの不気味さ。そしてラスト、土砂流のように目に雪崩れ込む映像。 カッコ良くて、美しくて、よくわからなくて、それでも面白いと思える最高の作品です。 だけど本作の良い所はそこだけではありません、この作品は寝ていても『良い』映画だと思ってます。だって凄い心地良いんだもん。 映画館の暗く冷房の効いた空間、リラックス出来る柔らかい席で、本作はとても気持ちよく眠らせてくれる。(でもいびきをかいちゃダメよ) 素晴らしい音楽、美しい映像、静かな宇宙、見ているとだんだん心地よくなってくる。 目を閉じてうつらうつら意識が遠くにいくあのなんとも言えない気分…二周目以降の楽しみ方の一つだと思っています。 【えすえふ】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-09-18 14:46:56)(良:1票) 460.評価漏れでした、いまさらすみません。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-29 16:37:40) 459.《ネタバレ》 美しい映画だ!キューブリックの映画には彼自身の美意識が詰め込まれていて、どれも芸術的です。特に本作のVFXは凄まじい。今の映画界では再現不可能な美しさ。照明の重要性がよく分かる映画ですよね。宇宙船の造形も見事だし、どうやって撮影したんだ?と思うようなシーンが多くて驚かされます。物語は4部構成になっているわけですが、それぞれに見どころがある。『猿の惑星』よりも数レベル上の猿人が棍棒を空に放り投げ、核ミサイルを搭載した人工衛星に変わるジャンプカットの芸術性の高さは筆舌に尽くしがたいし、宇宙の果てへ飛ばされるフランク・プールの姿はなんと表現すればいいのか…とにかく美しいんです。作品の意味が理解できなかった頃は「なんじゃこれは」と思っていたスターゲイトも今は「おおっ」と思いながら楽しむことができるし、スターチャイルド誕生までの難解なシークエンスも良いんだよなぁ。本作を楽しむには2度鑑賞しなくてはいけません。何も知らない状態で一度観て、「映画の見方がわかる本」を読んでからもう一度観る。感想は全く異なると思いますよ。現に私がそうだし。ナレーションをオールカットしたおかげで生じた難解さが多くのファンを生み出したわけですけど、監督の意図が理解できていないと作品の奥底まで楽しめない映画の典型です。いまいち楽しめなかった人は「映画の見方がわかる本」を読んでからもう一度見て下さい。ステマじゃなくてマジで。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-11 20:43:09)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS