みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
70.《ネタバレ》 お洒落街NYで大竹しのぶが独壇場、という感じで、おどろおどろしい肌触りはほぼ皆無。周りがおかしいの?それともローズマリーが?という神経合戦でかなり引っ張ったのに、ラストのニューヨークスタイルな悪魔教集会で拍子抜け。子育て手伝えよって、あまりにも軽く言ってのけたのでアホらしくなった。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-14 21:05:16) 69.《ネタバレ》 この映画を見るまでは、ホラーらしいホラー映画を見たことがなかったので、映画館で大変な衝撃を受けたことを覚えている。何でもないストーリーに見えて、ぐいぐい引き込むすばらしい力を持っている。それまでは私は何でも物事を常識的に考え、悪魔が存在するなどとは夢にも思っていなかった。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-03-29 21:02:29) 68.《ネタバレ》 次はどうなるんだろう、とどんどん引き込まれて気づけばもうラスト。 妄想かな、現実かな、と思ってたら旦那は悪魔の調印がない。 やっぱり妄想かしら、というところに隠し部屋がでてきて 結局悪魔の子供を産まされてたっていうオチ。 じわじわくる恐怖がいいですね。 【らんまる】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-25 00:26:55) 67.《ネタバレ》 ひたひたと、いやぁーな気持ちにさせてじわじわ追い詰めてくるサイコ・ホラーの一級品。血は出ないし、画面も暗くない。けれど、綺麗な壁紙や清潔そうな家具に囲まれ、善良そうな隣人たちに恵まれつつこの奇妙な違和感。居心地の悪さ。妊娠して痩せてゆくミア・ファローの体調不良が、もうね皮膚感覚で伝わってくる。ああ具合悪い・・。この悪夢がミアの妄想なのか事実なのか最後までわからなくて気が抜けない。ラスト、悪夢の連鎖が断ち切られることって無いんだな、と予感させるミアの慈しみの表情がまた怖い。慈愛の表情が怖いというのもまた奇妙だけども。ミアの髪型(ショートの方)、ファッション、小物、ファニシング全てが洗練されていて古臭さを感じない。この品のある感じが数多のスプラッタホラーと一線を画すところ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-14 15:37:36)(良:1票) 66.何とも不気味である。あの壁といい、天井に書かれている絵の不気味さといい、お隣の人達も医者もそして、夫までもが何を考えているのか解らない不気味さがある。作品全体の雰囲気作り、怖がせることに関しても上手いとは思う。見ている分には面白いかもしれないが、とにかくミア・ファロー演じるローズマリー以外が嫌な奴ばかりなのでイライラさせられる。特にローズマリーの夫の態度は一人ぐらいはローズマリーの為に何とかしろよ!と思わずにはいられなくなる。本当は6点でも高いぐらいかと思うけどミア・ファローの魅力にドキドキさせられぱなしであったのでプラス1点としての6点! 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-03 10:33:58) 65.《ネタバレ》 “モダン・ホラー”というジャンルはこの映画が開拓したと言っても過言ではない。それまでのこけおどしが目立ったホラー映画とは明らかに一線を画す、神経症的な恐怖表現が実に鮮烈です(本作のプロデューサーが、B級ギミック・ホラーの帝王ウィリアム・キャッスルであるとは何たる皮肉!)。ミア・ファローは決して演技派女優ではないけど、妊娠して髪をショートカットにしてからの演技、とくにその表情は目を見張らせられます。また、出世をしたいがために奥さんを悪魔に貸しちゃうジョン・カサベテスのキャラが説得力があり過ぎです。なんせ自宅を抵当に入れて借金までして映画を撮ってた人ですから、映画のためなら喜んで悪魔と契約しちゃいそう(笑)。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-24 20:15:04) 64.古いアパートが舞台ということもあり、場面があちこち飛ばないうえに、 ヒロインの心理描写をじっくり描いたサスペンスタッチの展開なので、 非常に判り易く感情移入もし易い。主演のミア・ファローは、外見からしてこの役柄には適役。 ロマン・ポランスキー独特の幻想的な演出も随所に織り込まれていて、 万人向けのオカルト・ホラー作品に仕上がっているのではないかと思う。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-09 05:43:52) 63.《ネタバレ》 母親の妄想だと思ってたらあのラスト。所謂悪魔とか怪物とかがホントに出てきちゃうと一気に醒める。主役の女優さんの真に迫る演技に6点。 【悲喜こもごも】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-02 00:42:55) 62.《ネタバレ》 昔観た時はまだケツが青かったんでしょう。派手さのない描写につまんねーと思いましたが観返してみればなんと面白い作品でしょう。 妊婦のマタニティ・ブルーの不安定さも手伝って、現実か、妄想かという境目、そして自分と赤ちゃんに危機が迫っているという恐怖、そして、赤ちゃんが狙われていると思いきや実はその輪が子こそ邪悪の化身だったという驚愕のラスト、更には、それでも尚わが子として愛してしまう母の強さという安直な描写ではない数々の場面があり、オカルトブーム前の作品ながら燦然と輝いております。 ただ、個人的には、前半の、髪を切る前のミア・ファローのほうが好みでした。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-31 01:12:09) 61.《ネタバレ》 ひたすら怖い。 最初から流れている不気味な音楽が、怖さを煽る。 人によって解釈は違ってくる映画だとは思うが、エイリアンも殺人も無く ここまで観客を怖がらせることができる映画はこの映画以外無いと思う。 【Sugarbetter】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-21 19:44:35) 60.途中までは不安による妄想ともとれるのですが、ラストで弾けましたね。笑顔の悪魔崇拝者たち、穏やかになったローズマリーがかえって恐怖を感じさせる。オーメンと並んで、昔のホラー映画は上品だったなと思わせる。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-15 20:28:12) 59.《ネタバレ》 若い時に初鑑賞した時は、ラストにローズマリーが赤ん坊を殺すんじゃないか、と思ってビクビクしてた; 果物ナイフで刺したり、抱いたまま窓から飛び降りるとか…でも、そんな事はなくてほっとしたような拍子抜けしたような気分になった; ある程度大人になって、監督の生立ち等知って、他の怖さに気がついた。これは普通の善良な女性が「悪魔崇拝者」になる話じゃないだろうか? ユダヤ系の監督にとって某独裁者は悪魔に等しく、彼の支持者は「悪魔崇拝者」に見えただろう。 この映画の隣人達(悪魔崇拝者)は人間的にとても醜い。彼らに日常を破壊され心の平和も乱されるローズマリー。 しかし「悪魔崇拝者」達に最後まで罰は下されない。自分の妻を「どうぞ陵辱して下さい」と差し出した最低の夫にも。 唾をかけられるだけで俳優としての成功は揺るがない。100人中99人が「雪は黒い」と言う中で「雪は白い」と真実を言い通す事はとても大変だ。 周りから異端児とみなされ、叩かれる。 「●●●万歳!ユダヤ人を収容所に!」と周りが叫ぶ中、「迫害など許されない」と正しい事が言える勇気がある人はどれ程いるだろう? 前の彼女は、悪魔に穢されない為には命を絶たねばならなかった。最後にローズマリーは悪魔(子供)を受け入れる。 これは彼女が「悪魔崇拝者」になった瞬間であり、受け入れるという事は、彼女の心に悪魔が宿った事を意味しているのではないか? もう、不安に怯える事も苦しむ事もない。「苦しめる側」になったのだから…な、なんて怖い映画なんだ… 監督は私達に問いかけているのではないだろうか?あなたも心に悪魔を受け入れる日がくるかもしれない、と… 【果月】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-12 00:34:17)(良:1票) 58.《ネタバレ》 ミア・ファローが夫に甘える可愛い新妻から徐々に悪魔に心を支配されて精神的に追い詰められ、その人相までも変わっていく様子に女優としての凄さを、そしてそれを引き出したロマン・ポランスキーの演出力、映画監督としての凄さを感じました。そしてラストのミア・ファローの表情が印象に残りました。赤ちゃんの鳴き声に我に返り、我が子を見つめる彼女の表情に母親の偉大さを感じました。そのラストで1つ気になったのがその場の空気を読まずにパシャパシャ写真を撮る謎の日本人と思しき東洋人。洋画を観ているとたまにこのような、その場の空気から逸脱した行動をとる恐らくは日本人と思われる謎の国籍不明の東洋人が出てきますが、欧米人の目に我々日本人はどのように映ってるんですかね? 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-04 18:51:31) 57.普通に驚かされるより怖がらせ方が怖い。何かを失いたくない状況で誰も信用出来ないってのは相当辛いよ。 【デフォルトモード】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-23 19:55:25) 56.《ネタバレ》 雰囲気は良かったけど…。あの胡散臭い隣人がくれるジュースを飲み続けるわ、いい加減な診察をする医者にいつまでも通うわ、主人公の行動が理解出来なかった。オチは「で?っていう」としか言いようがない。 【無駄】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-12-13 02:32:01) 55.《ネタバレ》 まず、このタイトルが秀逸だと思う。 一度聞いたら忘れないような、とてもお洒落な印象を受ける(僕だけ?)。 そして全編を覆うメランコリックな雰囲気も良い。 冒頭の曇りがかった都会的な風景にもどこか憂鬱な雰囲気が漂っていたかも。 (昔の映画は全てがそうなのかもしれないが)この古惚けた質感というか雰囲気がとても良い。 B級スプラッターなどでは「悪魔」というものをとても描ききれないが、 「悪魔」というのはとても崇高で厳粛な存在だというのを描いているのが「オカルト映画」なのかもしれない(え、あたりまえ?)。 この作品は真面目に「悪魔」と向き合っている感じがある。 背景(日常の町並みや人間関係など)をとても忠実にリアルに描いているから、「悪魔」という存在感がリアリティをもって引き立つのだと思う。 「悪魔の赤ちゃん」のオゾましい容貌を観客にそのまま見せないのが逆にリアルだし怖いと思う。 悪魔がその姿を現す場面が無いので、 この作品で描きたかったものは「人間」(人間の心の中にいる悪魔)なのかもしれない。 本当に悪魔は人間の心の中にいるのかもね。 裏社会(悪魔社会)ファミリーの人々も「変態さ」が過剰すぎず(それが逆に超変態なんだと思うけど)、その裏部屋の内装や装飾も「悪魔っぽさ」がワザとらしくもなく普通なので、それが逆にとてもリアルだったりする。 ローズマリーのナイフの持ち方は(ある有名なホラー映画にも出てきたけど)とても不安な感じが伝わってきて良いと僕は思う。 ローズマリーのみる夢はとても不条理で気味が悪くてエロティックだった。 隣のオバちゃんの「ウルさ迷惑」な感じがよくでていたと思う。 妊娠はとても希望に満ちたものだと思うのですが(その半面に不安もあると思いますが)、この作品は「妊娠」と「悪魔」とを結びつけることにより、生理的に不安な印象を与えるのかもしれません。 しかし最後は「やはり母親なのだなあ、強いなあ」産まれてきた我が子を受け入れる強さみたいなものを感じた。 人物描写がなかなか見事でした。 淡々と終わる感じがとてもリアルで良かったように思います。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-09 01:37:21) 54.タイトルから幸福なホームドラマを期待して観ていたので、かなり驚きました。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 4点(2008-02-03 11:34:00)(笑:1票) 53.《ネタバレ》 最初から最後までずっとゾクゾクさせられました。殺人シーンとか、血まみれシーンとかは全然出てきませんが、不安感を常に感じさせられる映画です。西洋っぽくかつどこかメランコリックな音楽も、映像とあいまうと気持ち悪くて良かったです。悪魔の子供を宿してしまう主人公ですが、最後のシーンは、やはり悪魔でも自分の赤ちゃんは特別なのかな、これから育てていくのかな、と感じさせるものでした。ジョニーデップの「ナインスゲート」といい、この映画といい、「悪魔」が絡む映画は大好きですね。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-02 19:22:26) 52.《ネタバレ》 物語の語り口や、ミステリー仕掛けの展開など、見ていてとても楽しめます。「どうなるんだろう?」「どういう秘密がかくされているんだろう?」と、ドキドキハラハラしながら見ていました。ところが…。どうしてあんなオチなんでしょう? 時代なのかなあ。 【コウモリ】さん [地上波(字幕)] 6点(2007-04-23 09:17:13) 51.《ネタバレ》 ミアファローは好きじゃない。(特に若い頃の)でもこの映画はよい。えんえんと不安が続くところが雰囲気出てる。悪魔が勝ってしまうラストもよい。「ノイズ」はこれのパクリと思うけど、クリーンすぎた。やっぱこういうのは清潔感を出しちゃだめ。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-15 20:58:23)
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