みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
42.《ネタバレ》 アレックス三部作の最終作。そしてカラックスが映画から遠ざかった、もしくはカラックスから映画が遠ざかった原因となった問題作。巨額の制作費が批判され、会社も倒産という苦汁を味わうことになる今作、その巨額の制作費はおそらく撮影の許可が下りなかったゆえのポンヌフ橋のセットにかかったのだと思いますが、お金をかけただけあって、あの花火のシーンの豪華な美しさはなかなか味わうことの出来ない美を放っています。駅の改札を走りぬけるアレックスや水面を切る石を画面の真中に捉えつづける画は前作の疾走感を継承し、三角関係の一角の作中での不在もまた前ニ作と同様。そしてビノシュのポスターの燃えるシーンは花火のシーンとはまた別の、アートとしての美しさを持っています。それ以上に驚くのは、冒頭の収容所シーンのドキュメンタリータッチで描く生々しさである。男女の恋愛という古典的題材のメルヘン性と現実性の同居は、前作から見せ続けている古典的と新感覚の同居以上に劇的な合致だと思う。しかしラストに唐突に訪れるハッピーエンドは大不満である。バッドエンドだったものをビノシュにねだられて変更したとか。それでいいのか?悲劇だからこそ、あの超ハッピーな花火のシーンが生きてくるはずなのに! 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-14 17:03:20)(良:1票) 41.生理的に受け付けないとはまさにこのことで、個人的にはどう観たって好きになれない映画だった。雰囲気の濃厚さや、この映画やこの監督の作品がべらぼうに好きな人は多いということは知っているので、ある観点からは秀逸であることは理解できるが、嫌いなものは仕方ないという結論。でもこういう映画があるから、私が相当に好きな映画も存在するんだと思う。その好みの多様性こそ映画の醍醐味であろう。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2005-05-29 10:31:52) 40.この映画を見てフランスのボン・ヌフに行きたくなって、行きました。 【さら】さん 7点(2005-03-16 16:24:03) 39.フランス映画史上屈指の製作費を注ぎ込んだ当時の大作映画ということでしたけど(結果的にそうなってしまっただけの様ですが…)、映画を観る限りでは超低予算映画にしか見えないのが凄い! 「タイタニック」も結果的にあそこまでの予算に膨らんでしまった訳ですが、膨らんだだけの仕上がりにはちゃんと見えます。そう考えると、こりゃ壮大なる無駄遣い。レオン・カラックスって人の頭の中を覗いてみたいもんです。(↓)「良く解らないけど感動した」という意見が多い所を見ると、かなり感覚的な映画なんだと思われますが、ご想像の通り私の感性には全く合いませんでした。ところで、「九番橋の恋人達」に、意味不明な「ポンヌフ」というロマンチックな響きを持つカタカナを残した方のセンスは褒めてあげたいです、4点献上。 【sayzin】さん 4点(2005-03-08 00:16:44) 38.《ネタバレ》 この映画が公開されたとき、当時付き合っていた相手から「アレックスと性格が似てる」と言われ、どこが?と聞き返すと、「だって、放火とかしそうでしょ」と言われた 【永遠】さん 6点(2005-02-26 02:39:54) 37.題名で勝手にロマンチックな作品だと想像していたので、完全にやられてしまった。俳優さんはみんながんばってると思います。 【ぱんちどらんかー】さん 6点(2005-02-20 22:06:48) 36.「目覚めよ、パリ!」この美しいラストに尽きます。ビノシュ絶頂期の可愛らしさがパンパンに詰まっている(当たり前か、恋人が作った映画だ)。随分前に見たので、また見直してみよう。最初に見たときと同じ気持ちでまたあのラストにたどり着きたいです。 (2004/2/21追記)約十年ぶりくらいに見直しました。感想は変わらず、素敵な映画でした。あのぶっさいくなドニ・ラヴァンの最後の笑顔を変わらず美しいと思いました。この映画が発する電波を捉えることができた自分が嬉しいし、長い時間が経っても、変わらず胸を射抜くような感覚を持つ映画があるのは幸せだと思ったので追記させてください。 【のはら】さん 9点(2004-07-01 18:27:53)(良:1票) 35.当時何を思い、何に感激してこの映画をすごいと思ったのか・・・。 未だにわからない。でも震えてしまったのです。 【やぶ】さん 10点(2004-04-19 20:50:24) 34.みんなの評判&ジャッケトに惹かれて観たんだけど自分はあんまり良くなかった(;^_^A 【のん、大好き】さん 4点(2004-01-15 21:28:00) 33.ジュリエット・ビノシュがどうも苦手なもので。。。彼女が出ている作品はどれも好きなのに、主演が好きになれない。この作品もそう。なんでやろ。それにしても運河をボートで爆走ってシーンが全部セットだったなんて、やっぱフランスやのぉ。 【バッテリ】さん 7点(2004-01-15 21:23:43) 32.個人的に汚れた血があまりに良かったので、ちょっとだけ落胆。しかしあとでもう一度見て、さらにその後フランスに行きポンヌフに言ってみたら、やはりここからはこういう感情が出てくるのだなと納得。不可解なシーンが多いのは、不可解な人が沢山住んでいる町だからなのでしょうね。 【エセ・ルイス・ブニュエル】さん 7点(2004-01-07 18:12:17) 31.2回見たけれど、私にとってはいまだよくわからない映画の1つ。かといって6点じゃあんまりだから一応7点にしておきますが、何か点数をつけることを拒否されてるような気がする作品の1つです。私は何と評していいのかわからないのでありますが、友人(偶然同じ頃に「道」を見直し、似た感想を持っていてお互いにびっくりしたこともあるその人です)はこの映画に心酔しているのです。どのくらいのほれぶりかというと、BSはついているもののWOWWOWは未加入のためザーザーのあの画面でもこの作品は見たいとスイッチをいれ、全時間、見切った、というからすごいじゃありませんか。ザーザーの画面でも、ほとんどすべてをそらんじている彼女にはどの場面かわかって、泣けたんだって (そんなに好きならビデオを買えばいいじゃん、というツッコミはこの際なしにしてね)。ここまで書いてしまうと、個人のプライバシーの漏洩かなあ・・。でも1つの映画をそこまで愛しきれる人がいる、そこまで愛されてる映画なんだ・・と知って私は心底びっくりしたんで、やっぱりふれずにはいられなかったのです。私、愛に関してはきっとおこちゃまなので、この愛の深さがわからないのかもしれないなあ、と思う次第です(←最近の口ぐせ)。 【おばちゃん】さん 7点(2004-01-05 17:25:54) 30.「説明されないと良くわかんない」映画かも。入り込めなかったです。そして、ジュリエット・ビノシュ、かなーり大根のような気が・・・(それが狙い?) 【中山家】さん 4点(2003-11-16 03:10:20) 29.ジュリエット・ビノシュの演技には毎度度肝を抜かれる。この作品は一度しか観ていないが,作品全体の強烈なインパクトが日常生活でふと,断片的に頭をよぎることも。パリではポンヌフを渡ってみた♪ 【ロウル】さん 7点(2003-11-05 07:43:38) 28.バランスの取れた傑作とは言い難い作品ではあるけれど、レオス・カラックス監督自身が、そんな体裁や見た目なんかまるで気にしていないんだし。とにかくカラックスには、極限の愛と、絶望と、歓喜と、悲しみといったエモーションしかない。それを形良く観客に差し出すことより、ナマのままぶつけてくる。だから、受け付けない人も当然いるだろうし、逆にとことんハマル人だっているだろう(ぼくもそのクチだ)。いずれにしろ、ここ最近の映画のなかで、これほどまでに自分に、そして映画に対して真摯で誠実な作品はない。素晴らしい。 【やましんの巻】さん 9点(2003-09-25 14:59:21)(良:1票) 27.きれいな花火と現実的な街の風景。自分にはあまり共感することのない恋愛映画でした。 【omut】さん 5点(2003-08-12 03:00:43) 26.純粋すぎるほど暴走してしまうのでしょうか。不可解な場面が多く、おもしろいとは言い難いのですがなぜだか記憶に残っているんですよね。印象深いです。 【kurupis】さん 5点(2003-07-31 21:09:23) 25.難しくて理解できませんでした。こういう映画を理解できる人ってすごいと思います。 【きょうか】さん 3点(2003-05-30 18:26:55) 24.好きな人は相当好きらしいけど、僕はこの監督の映画は好きになれないということが分かった作品。どうしようもない切なさや破滅的な感じは悪くないと思うけど、いかんせん居心地が悪すぎる。生理的に受け付けないというのはこういうことなんだと思う。 【スマイル・ペコ】さん 3点(2003-05-29 17:04:20) 23.この映画のすべてが好き。ドニ・ラバンの内向的でエキセントリックな演技も、ビノッシュの笑顔も。上映する2年前からカラックスは私のヒーローだった。この映画を最後に、ビノッシュと別れたカラックスは私の想像以上にオカシクなった。 【如月CUBE】さん 10点(2003-05-10 03:58:36)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS