みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.こういった、原作のあるSFファンタジーは、無理に感動させようとしたりするのが、みえみえでちょっと嫌なのですが、この作品は素直にみられたそれなりに良く出来たものでした。キャストが、あまりにもベテランと若手となっていたのですが、ちょっと心配はあったのですが、余りからみをもたせなかったのか、違和感なく、原作ものとしては佳作だったと思います。 【min】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-30 20:58:14) 3.《ネタバレ》 普通に良い映画という感じです。最初の親子の対面では「ツナグ」とはどのようなものなのか触りを描いています(原作では色々とエピソードがあるのですが・・・)最後の恋人同士のエピソードも、彼女が死んでいるのか?生きているのか?の部分が盛り上がる程度で再開したあとはそれ程盛り上がらなかった。一番良かったのは女子高生の友情と嫉妬を描いた部分でした。親友同士だった嵐と御園だったが、演劇の主役をめぐって亀裂が入ってしまう。その事でチョットした殺意が生まれた嵐と主役を奪ってしまったことを後悔する御園、嵐のせい?で命を落とした御園だったが、嵐は自分が行ったことを御園が知っていたのかが気になっていた。ツナグを通して再開した2人、嵐は御園がその事を知らなかったと確信して別れたが、その後、御園は嵐が自分に殺意が有った事を知っていた事をツナグにキーワードを使って伝えていた。実はその後、御園はどうゆう気持ちでそれを伝えたのかが非常に深いのだ。わたしは2つの解釈をした。ひとつは、“あなたのせいで死んだんじゃないよ”と伝えたかったのか?それとも、“あなたの殺意は知っていたのよ”と伝えたかったのか?御園の性格から察すると、嵐が背負ってしまった運命をやわらげようとしたように感じるが、歩実(ツナグ)とのホテルでの会話から後者のようにも感じる。私自身この作品の一番の見どころのような気がした。 【みんてん】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-10-20 11:29:16)(良:1票) 2.良い映画でした。 でも「よみがえり」や「サトラレ」は超えていないかな。 ただ惜しかったなぁと思うのは、仲代達矢の使い方がもったいないと思います。 「あ、ここで出てきたか!」という重厚感がもう一つ欲しかったのですが。 八千草薫さんの存在感は申し分なく、私的には一番感情移入がしやすい場面でした。 若手俳優陣が頑張ったなというぐらいの作品で、レンタル待てば良かったという部類には入ってしまいます。 【白狼】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-10-08 16:06:26) 1.《ネタバレ》 ある種のオムニバスで3つのエピソードと、メインのストーリーで構成されてるんですが、二つ目の女子高生のエピソードが質、存在感であまりに、あまりに圧倒的でした。 本来ならバランスを欠いてしまった失敗作というべきなんでしょうが、そのエピソードが「すごい」としか言いようがないんで困ります。「殺した」(と思い込んだ)側の心理は比較的つかみやすいんですが、殺意を持たれた側、しかも死後なおかつ裏切られた側の、心理、行動が幾通りにもとらえることができて、泣きながら惑い、考えるという珍しい経験をさせてもらいました。御園を演じた大野さんへの演技指導すごいと思います。 これに比べたら、あとの二つのエピソードとメインはあまりにストレートというか、淡泊というか。 ただ、桐谷さん、ぶっちゃけ自分にとっては、ある女優に非常によく似てるためかなり微妙な存在なんですがw、今回は一人の女優として魅力を感じられたのは収穫でした。 。 平成26年3月29日追記 今本当にこの映画を見て良かったと思う。というのは、「ツナグ」という素晴らしい小説に出会う機会を持つことができたから。原作に比べれば、映画はどうしても時間的な制約のため、ものすごく頑張ってぎりぎり合格点くらいの評価しかできない。(ただ、女子高生の話への軽い改変は映画の方が味わいがあると思う)やや、説明不足なところや、あるいは女子高生以外のエピソードの甘ったるさは、全て端折ったための欠点とご理解していただきたい。ただ、キャストが素晴らしい映画であることは再認識できた。嵐と御園は橋本さん大野さん以外もう考えられないし、主人公役の青年もイメージ通り。そしてキラリ役の桐谷さんがよく選んだと感動するくらいそのままのイメージで。素晴らしいキャストに+1 【rhforever】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-10-06 16:58:56)(良:2票)
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