みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 作品全体はコメディータッチなのに、主人公二人の負った過去がずいぶんシリアスで、ギャップが大きいです。広告にあるように、復讐か正義かというテーマを真剣に追求するのかしらんと思わせておきながら、そこはディズニーの限界でしょうか、軽ーく流されてしまいます。峡谷にかかった線路を爆破し、そこに列車が迫るシチュエーションはこれまで再三映画のクライマックスに用いられたものですが、この映画ほどあっけないつかわれ方はなかったのではないでしょうか。アクションシーンは(わかりにくかったけれど)まずまず贅沢だったし、キャラクターも魅力的だったので、作りこみの甘さが少しもったいないと感じました。 【Northwood】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-08-05 23:49:12) 4.中盤はあまりに退屈で、延々とアゴひげを抜きながら観るという不真面目な態度で鑑賞。けれどアクションシーンはさすがヴァービンスキー。荒唐無稽なアクションが楽しかったです。いい塩梅でインチキ臭い冒険活劇になっていると思いました。ラストも好きです。昔懐かしの活劇を現代の映像技術で作ればこうなる、って感じでしょうか。ただ、その点から観ても「パイレーツ」のほうが圧倒的に出来が良かったと思うのでこの点数で・・・。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-08-05 10:27:10) 3.《ネタバレ》 2013.08.03鑑賞。パイレーツオブカリビアンシリーズで毎回寝てしまうのですが、今回は画面が明るいのか寝ませんでした。ディズニーの夏休み映画として非常に健全な出来で、悪者2人とも直接手を下されることなく、退治されます。ちょくちょく挟まれる老トントが子供とからむシーンが謎で仕方なかったのですが、「色々突っ込むなよ、これは子供向け映画なんだ。」という暗喩だと勝手に解釈。劇中でトントがローン・レンジャーを不死身の戦士と言うのですが、怪我一つしないトントの方がよっぽど不死身です。 【かんちゃんズッポシ】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-08-04 02:07:03) 2.《ネタバレ》 『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズについては2作目までで見切りをつけていたのですが、同シリーズの監督であるゴア・ヴァービンスキーの前作『ランゴ』が思いの外に西部劇への愛に溢れた良作だったので、本作に関しては結構期待して観ました。その期待値の高さも原因かもしれませんが、本作に関してはとにかくガッカリです。 いや、この映画も西部劇への愛に溢れてはいるんです。一番分かり易いのは恐らくサム・ペキンパーの傑作バイオレンス西部劇『ワイルドバンチ』かと思います。銃撃戦というバイオレンスシーンで美しい賛美歌「Shall We Gather at the River?」が流れるという対比は全く同じだし、列車襲撃のシーンは畳み掛けるアクションのタイミングといい凄く似てる。ガトリングガンで大人数が蜂の巣になる場面なんてソックリです。でも『ワイルドバンチ』で最も際立っていた暴力性はこの映画からは消えている。まあディズニー映画だから仕方がないのでしょうが、それならゴア・ヴァービンスキーには『ランゴ』と同じように違うプロダクションで撮って欲しかったな。明らかにギャグも無理して入れているように思いました。多分、本心ではもっとド硬派な西部劇を撮りたかったんじゃないでしょうか。それこそ主人公が正義の処刑人として活躍する西部劇の王道的な作品を。 非常に残念だったのが、主人公が馬を駆るシーンで全く"馬に乗っている"感じがしないこと。背景だけ動いて顔はピクリとも動いておらず、CGに俳優の演技を被せていることが一目で分かってしまいます。だから終盤の列車アクションで、主人公が列車の屋根で馬を駆る本来見せ場であるシーンも全く燃えませんでした。ランゴの時はアクションにも重量感が出てたと思うんですが、残念です。それからこの場面は明らかに『BTTF Part3』の列車アクションを参考にしていると思うんですが、何故なんちゃって西部劇を参考にするの?お子様向けの映画として作るためかも知れませんが。あとは『エル・トポ』とか好きなんでしょうねー。 そろそろディズニーと完全に決別して本当に撮りたい映画を撮ってくれるなら次回作に期待します。この監督からは映画が大好きっていう気持ちは伝わってきますから。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 4点(2013-08-03 23:50:06) 1.《ネタバレ》 終盤の展開が不愉快でした。ジョンは法を遵守している男でした。 しかし終盤にコマンチ族を殺されたジョンは「これなら無法者のほうがマシだ!」と言い、ふっきれたように、トントとともに銀行強盗をしてダイナマイトを盗み、橋を壊し、列車を破壊し、銀を湖の底に沈める・・・あまつさえ、悪人を殺すのです。 そこには一切の躊躇や葛藤はありません。ジョンはテロリストであり、犯罪者です。 こうなると、ジョンにも当然の報いがくる・・・と思いきや全然そんなことにはなりませんでした。 なんとジョンは「鉄道を救ってくれてありがとう!鉄道の開通を祝おう、君はヒーローだ!」と表彰をされるのです。 いや待てと、ジョンとトントは列車をジャックして壊したんだと、橋をダイナマイトで壊したんだと、列車の運行の助けになりそうな銀も捨てたんだと・・・なんでそれがヒーローになるのでしょうか? 確かに悪人コールを倒してはくれましたが、破壊行為をしたジョンは非難の的になるべきではないのでしょうか?その非難があっても己の正義を貫いてこその「孤高の戦士」ではないのでしょうか? 主人公がかつての「法を守る」信条を変え、テロリストになったのはとても重いことです。主人公の葛藤や罪として描けばドラマもあったでしょう。 それを全く描かず、最後は「考えを変えたおかげでヒーローになってよかったね」で終わっているこの結末が、許せません。 【ヒナタカ】さん [映画館(吹替)] 4点(2013-08-03 22:27:59)(良:1票)
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