みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
39.《ネタバレ》 こんなに渋くてカッコ良いオープニングは初めてです。全編に漂うゆるーい雰囲気がいいですね。舞台がニュー・オリンズなのも一役買っているのでしょう。強面のトム・ウェイツとジョン・ルーリーの二人にロベルト・ベニーニを投げ込んでこんなに絶妙なハーモニーを生み出せるとは。ラスト・シーンは、「第三の男」を彷彿させる忘れなれない名シーンでした。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-03 21:40:58) 38.《ネタバレ》 初めて観たジム・ジャームッシュ監督作品です。大した理由は無いのですが何となく観る機会が無かった。鑑賞前の予備知識は脱獄モノのロードムービーという事くらい。となると追いつ追われつの展開を予想してしまうのですが、何だ?この映画は。何だ?このユルさは。しかしそれがたまらなく心地良く、この雰囲気と絶妙にバランスのとれた3人のキャラが魅力にあふれ、全く退屈することなく楽しめるとても不思議な魅力を持った映画でした。ラストもあっけないですが好きです。それぞれの道を行くあのラストシーンの分かれ道と、別れ行く様子がとてもいい絵になっていましたね。他の作品も観たくなる、ジャームッシュ監督のセンスの良さを感じさせてくれる映画でした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-27 14:17:39)(良:1票) 37.ベニーニを観るのはライフイズに続いて二作目なのですが、彼はいつもあんな明るい役ばかりなのでしょうか。三人の織りなす空気がよかった。やっとジムジャームッシュの魅力がわかってきた気がした。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-27 14:21:48) 36.刑務所を脱獄する三人の男のロードムービー。普通の映画なら脱獄までのプロセスをハラハラさせながら描くと思うんですけど、ジャームッシュは普通じゃないから。あっさり脱獄。追われるスリルもパス。ジャームッシュは普通の映画でカットされる部分を描き、普通の映画が描くドラマをカットする。 三人のどうでもいい会話。会話が途切れたときの間。刑務所とか脱獄とかっていう状況設定にする必要がないような脱力感。それが超クールに仕上がってるから不思議…。 「終わらずにこのままずっと続いて欲しい」と思わせる映画がいい映画なのだとしたら『ダウン・バイ・ロー』はまさにそれ。 ロベルト・ベニーニ…いるだけで面白い。髪の毛なんて風が吹いたらとんでっちゃいそうだし。カタコトの英語でしゃべりまくる。でも喋ってないときが一番面白かったりします。沈んでいくボートを木にへばりついて眺めてる姿が好き。 【きむねぇ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-06-27 00:02:28) 35.何ともいえないけど、傑作なのはわかる。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-06-11 00:48:19) 34.【2018年再視聴】 以前見たときは知りませんでしたが、今回は「ライフ・イズ・ビューティフルのロベルト・ベニーニじゃん」と思って見てました。あの映画の印象が強すぎて、引きずられちゃう。同じく「悲しい状況の中、周りを もり立てて明るく乗り切ろうとする」役ですね。 【2008年】 ストーリーは一行でも書けそうな内容、でも雰囲気のある作品でした。退廃、投げやり、行き当たりばったり、みたいな言葉が思い浮かびました。製作は米・伊じゃなくて、米・西独なんですね。。。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-05-08 22:19:57) 33.《ネタバレ》 なんだかんだ喧嘩しながらも結局助け合っている三人の奇妙な関係性が良かったです。見た目的には一番頼りなさそうなロベルトが実は一番しっかりしていて頼れる存在で、そのギャップにも笑えました。所々に感じる構図のすばらしさは、それぞれの単独の絵図らだけでもこの映画を端的にうまく表現しているようにも感じました。全体的にけだるい感じで盛り上がる場面は殆どないものの、その独特の雰囲気とセリフにやられました。あっさりとしすぎている別れの場面も絶妙。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-21 20:17:26) 32.なんやこの腑抜けた映画は~!ってかんじだけれど、なぜか楽しめた。 【ホットチョコレート】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-29 21:58:44) 31.オープニングの横移動する映像が格好良い。ベニーニ、相変わらず陽気でナイスなキャラです。刑務所内での「アイスクリーム!」がサイコー! 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-18 17:58:57) 30.ジャームッシュ作品としては、『ナイト・オン・ザ・プラネット』以降、どうも自分のツボにはまる作品に出会えてなかった。 その不満を見事に解消してくれたのが、この作品。 評判がいい作品なので、期待はしていた。 でも、こんなにいい作品だったとは・・・ 特に、最後のシーンは大好きだ。 ああいうシーンは、なんかジーンとくる。 最後のシーンだけでなく、全体的にも素晴らしい作品だ。 基本的には「ロード・ムービー」路線なのだが、退屈感がまったく無く、最後まで気持ちよく観れた。 久しぶりに2時間という時間を感じさせない映画だった。 これぞまさに、ジム・ジャームッシュの魅力だ。 全編、ぼぉーっとした感じのまま引っ張られていく感が最高に心地良い。 モノクロ画像の効果なのか?! ジム・ジャームッシュ作品の中では、『ナイト・オン・ザ・プラネット』に次いで好きな作品となった。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-01 21:01:24) 29.青春の一本。見た当時の衝撃で言ったら、間違いなく10点なのですが、あれから20年以上経って見直してみると、少しだけ色あせていた。ちょっと悲しいけど、仕方ないかな。でも、今回見直してみて、前半部分が意外と笑えることを改めて発見した。それが嬉しかった。 【いのうえ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-02-05 23:53:32) 28.《ネタバレ》 ラストでジャックとザックが服を交換してそれぞれ左右別の道を歩くところが印象的だ。監督はこのラストシーンから逆算して物語を作ったのではないかと思うくらい、奇妙に絵になるシーンだった。作品自体は3人そろってやっと映画が動き出した感があり、ストレートより変化球を置きにいくことを好むのはジャームッシュらしいといえばそうだが、ギリギリボールだった。 【michell】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-24 21:40:45) 27.大好き。ツボ。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-07 05:56:46) 26.随分前に初めて観て、今回再鑑賞しましたが、初めて観たときの感動そのままでした。 基本的にロードムービーは好きなのですが、これは本当にオススメの一本。 観てみて損のない作品です。 【camel】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-09-10 23:23:13) 25.うさぎの話とWe all scream for ice-cream! 【longsleeper21】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-04 14:48:49) 24.《ネタバレ》 初めて観たときの衝撃と言ったら!!! そして何回観ても素晴らしい。 ジョン・ルーリーの電話を取る仕草 部屋をめちゃめちゃにするトム・ウエイツの彼女が 「あるもの」を投げそうになった時に言う 「それは、やめろ」 ロベルト・ベリーニが踊る "It's Raining" 悲しくて美しい世界 Coolというものの、一つの回答がここにあります。 We all scream for "Down By Law" 【tj】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-01 02:10:51) 23.これはわからなかった。ストレンジャー・ザン・パラダイスを見たときはなんとなくわかったんですけど、これはほとんどわからなかった。部分的な面白さはありましたが・・・。 【スー・ミー,スー・ユー・ブルース】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-25 11:27:41) 22.《ネタバレ》 普通に映画を楽しみたいという人には、なんだかな..という映画..深読みすれば、色々あるのだろうけど..1つ挙げるとすると、英語の苦手なイタリア人!後の2人にとっては全く必要ない(むしろ邪魔..)と思える人物だが..実は、意外な行動でいつも危機から2人を救ってくれる重要人物..長い人生の中ではこういうことが多々あるのだ..という教訓?... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-02-25 12:29:19) 21.トム・ウェイツ! トム・ウェイツ! トム・ウェイツ! ジョン・ルーリーも好きだ。 【キャプテン・セントルイス】さん 9点(2005-02-15 01:17:40) 20.《ネタバレ》 不安と安定の繰り返しが、乾いた情景とテンポで語られる映画。 こういう同テンポの繰り返しって一種の高揚感や緊張感を孕みますね。 しかし、高揚や緊張と相対する弛緩をキャラクターは内包しています。 そこに印象の「ズレ」が出現し、客体に浮遊感を持たせたまま、とんでもなく美しい写真と音楽と共に物語は進行して行きます。 一往に孤立した不安を抱える主人公達は、刑務所の中でひたすらに安心を求めます。 しかし人間懐疑的な彼らがそう簡単に同調出来るはずはありません。 彼らの不安を解消できる術はただひとつ。 自分の隣に自分以外の人間がただ居ること。 上辺だけの言葉もカードゲームも、すべて他人を意識するための手段にすぎません。 周りに人が居る安心と孤立による不安。 コミュニケーションにおいても同様です。 意見の同調とすれ違い。 相互関係の繰り返しが幾度も映し出されます。 しかし、そんなご都合主義的な危なっかしい人間関係のなかに、時々本当に解り合えたかの様な瞬間(シーン)があるのです。 そんなシーンを観ると、なんとなく観ているこちらまでニンマリしてしまいます。 美しいなぁ・・・と思ってしまいます。 この映画には名シーンが存在しています。 >>↑最近観直して、屁理屈抜きにやっぱりいい!と思い直したので、10点改め。 【トムトム】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2004-11-12 04:04:49)
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