みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.私が学生の頃のグリコ・森永事件を題材にしたサスペンスで結構良かったです。キツネ目の男のあの似顔絵って何か怖いですよね。役者さんの演技もみなさん上手で、画面に迫力を感じました。私は、小栗旬が好きなので、甘い評価になるのかもしれませんが、良い作品だと思います。最近は、邦画のほうが洋画より良いものが多いと感じます。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-08-19 18:55:08) 10.ゾクッとするシーンがいくつもあり、下手なホラーより怖かった。142分とやや長めではあるが、そう感じなかったのは出来が良い証拠かな。引き込まれた。とくに生島の子である望と総一郎は曽根俊也とは比べ物にならないほど事件にガッツリ巻き込まれていて、この二人だけで一本の映画になるだろうというくらい壮絶。42歳の総一郎を演じた宇野祥平がこの年の賞レースを賑わせていたのも納得だ。ただ、事件の真相が明らかになっていくにつれどうも尻すぼみ感が…。あと、これは自分自身の問題だが、モデルとなったグリコ・森永事件をもう少し頭に入れてから観るべきだったかな、と少々反省もあり。ともあれ、こういう社会派映画がヒットしたのは良いことだと思う。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-08-10 17:34:59) 9.モデルになった事件が自分の生まれる前の話であることもあり、なんだかちょっと深く入り込めてない感はある。あるんだけど、それなりに面白く見ることができた。実際の事件を調べないと、全部実話に思えそうなぐらい作り込まれていると感じる。 【lalala】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2021-08-08 08:50:37) 8.《ネタバレ》 日本を震撼させた劇場型犯罪グ●コ・森●事件をモデルにした映画。 あのテレビで有名になった声の持ち主はどうしているか? そこからヒントを得たのであろう。 星野源の歌手とは思えぬ堂々とした演技。 そして、「日本人」のいい顔になった小栗旬。 女性の影が薄い本編なので、悲惨な人生がクローズアップされる辛さもあったが、 長時間の話があっという間でした。 【トント】さん [DVD(邦画)] 8点(2021-06-17 23:20:27) 7.《ネタバレ》 劇場型犯罪という言葉が生まれるきかっけとなったグリコ森永事件。子供の声を使ったとゆーのがすごく不気味で恐ろしかった記憶があります。この映画、その声の主を巡っての物語でありますが、なかなか見ごたえがありました。事件の謎を追う記者の視点と、謎のテープを発見し戸惑う声の主の視点で語られており、被害にあった会社の名前をギンガと萬堂に変更されてはいますが、当時の事件の再現度はかなり高いと思います。もちろん事件の真相はフィクションですが、これに近いモノがあったんじゃないかと思わせるくらい、のめり込んで観れました。 【なにわ君】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-04-29 12:14:03) 6.《ネタバレ》 30年以上前のグリコ・森永事件をモデルにした事件の真相に迫るサスペンスドラマ。あの子供の録音の声の主はオイラ??熱血新聞記者と共に犯人一味の親族が大捜査。続々と明かされる回想エピソード。過去と現在のつなぎ方がウマい。さすがは「いま会い」の土井監督。傑作。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 8点(2020-12-20 02:36:29) 5.《ネタバレ》 35年前の未解決事件を、新聞社が総力をあげて解決に取り組み、いろいろ困難はあるにせよ真相が次第に明らかになり、ついには主犯の一人に行き着き、主犯が能弁に事件の全容を語る。市井のテーラーである主人公の一人は、両親や叔父、祖父の過去をほとんど何も知らない。犯行グループは飲み屋で堂々と犯行の打ち合わせをし、内輪もめをする。これらの設定はちょっと無理があり違和感を感じる。が、この映画は犯行に声を使われた二人の子供のその後の運命を描くものとして見るべきなのだろう。星野源が自分が犯行に関与していることを知った善良な市民としての困惑と悩みをうまく演じている。妻子を持ち平和に暮らす曽根家と、悲惨な運命をたどる生島家を対照的に描いている。 【エンボ】さん [映画館(邦画)] 7点(2020-11-27 15:26:17) 4.《ネタバレ》 35年前の事件を題材とした、硬派な人間ドラマであった。 当時、大学生だった自分はコンビニで深夜バイトをしており、本部からの要請で菓子棚を一斉に調べて、 その事件にかかわるメーカーさんの商品を全て撤去した経験がある。 スカスカの売場を呆然と見つめて、無性に腹が立った事を鮮明に覚えている。 今回の映画、派手さは一切無いものの、実に誠実に、サスペンスフルに作り上げられた傑作。 キツネ目の男の登場には、ゾクっとしたなぁ。 時効になっても決して終わっていなかった事件の全容を、リアルな仮説でストーリー化、 当時から感じていたモヤモヤ感が少し晴れた思いだ (余談:桜木健一さんが柔道着で登場したシーンには思わずニヤリ。昭和ネタ!)。 あと、宇崎竜童さんの役柄。とても格好良く、良識が備わった老紳士然として登場する。 しかし、その存在と行為をしっかりと糾弾する小栗旬さん演ずる新聞記者。ここは本当に良かった。 作者の良心を感じた。 主役格の二人、懐かしいベテラン勢、子役、皆さんとても聞きやすいセリフ回しと、迫真の演技で引き込まれた。 最近の邦画のベスト。 【こた】さん [映画館(邦画)] 8点(2020-11-24 08:40:02)(良:1票) 3.◇原作未読ですが、元となった事件当時は12才、「大阪の事件」として記憶に残っています。 ◇声から始まる物語が、最後声で終わるストーリー展開は見事でした。 ◇もちろん元の事件は未解決なので内容はフィクションですが、丁寧な描写と証言から紡がれる登場人物像、明かされるその後、自分の当時の記憶が絶妙にないまぜとなり、胸に迫るものがありました。ふとしたことで記憶が蘇る、でも完全でない、、、あの感じを自分も抱きながら、謎解きは進みます。 ◇どこか飄々とした阿久津、優しさに苦悩が滲む曽根、記者同僚、証言者たち。主役+脇もしっかり固められていて、物語にすっと入っていけます。 ◇望ちゃん役の子がとても良かったです、ありがとうございました。 ※久しぶりの映画館での映画鑑賞、心躍りました。 【ハクリキコ】さん [映画館(邦画)] 8点(2020-11-15 06:30:29)(良:1票) 2.《ネタバレ》 久々にいい邦画を観ました。主役の2人を含め役者もかなり頑張ってます。 レディージョーカーで既に作品化された題材を犯行予告テープの子供の声からの視点で 作成された本作は新鮮でした。 なぜ逮捕されなかったのか、三億円事件にも言えるんですが警察関係が犯人側 としている場合難しいのではと思いました。それと、世田谷一家、八王子スーパー 事件にも言えるんですが犯人が国外にいる場合も未解決になるのですね。 35年前の事件が若手記者の手によっていとも簡単に解決出来るのはお約束事なんですが、 犯罪に声を使われた子供が成長して同時期に謎を突き止めるという設定は 少し都合良すぎとも思いました。 そもそも当時キツネ目の男を確保すれば簡単に解決した事件です。 プロファイリングやDNA鑑定、防犯ビデオがあちこちに張り巡らされた現在では 到底起こりえない事件です。 私も当時、自分が警察なら簡単に捕まえれると思いました。大阪の住民の皆さんも 間抜けな大阪府警を面白がっているように思いました。これだけのことをやる グループって警察OBと暴力団、左翼活動家が絡んでいるの分かり切っているのに と思いましたが本作で見事に映像化していただきました。 もう犯人もほとんどが亡くなっているとは思いますが、子供は生きているような気がします。 今どうしているのでしょうか?と考えさせられました。 【SHOGO】さん [映画館(邦画)] 9点(2020-11-09 15:07:52) 1.《ネタバレ》 三十年以上前の事件を、二人の男が追ってゆく、その方法はシンプルな「聞き込み」。そしてその関係者たちというのは三十年も経っているのだから当然、みな老境に差し掛かっている。私がまず興味深かったのが、この場面で次から次へと登場する熟練のベテラン俳優たちの演技の味わい深さである。社会を震撼させた凶悪事件でありながらも、過ぎ去った過去をどこか懐かしみ愛おしむかの様な彼らの演技が醸すノスタルジックは個人的に実に面白く、前半はこれだけでかなりお腹一杯に観てゆくことができた(特に塩見三省なんか抜群に良かったですよね)。 もちろん、迷宮入りした事件を素人がチョロチョロ調べ直したトコロでこんなにあれよあれよと真相が判明していくワケないだろ!というのは突っ込みドコロではあるし、中盤である程度事件の全貌が見えてしまっているのも確かではあるが、後半はやや人間ドラマ的サスペンスとして十分に面白いトリックをいくつか仕掛けてあるし、その部分を若い主役二人の(こっちは)熱い演技で見事に成立させてゆくのも率直に中々素晴らしい。サスペンスとしては普通に十二分に面白く観れる作品だと思うし、まあまあオススメも出来るかと。 【Yuki2Invy】さん [映画館(邦画)] 7点(2020-11-09 06:34:32)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS