みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
25.内容がやや難解。手法によって表現したいことは分かったのだが、他がいまいち。ただ、ミッキー・ロークの存在感がすごい。この映画における役割としては完璧。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-19 09:13:41) 24.《ネタバレ》 大小、明暗ともに強調の効いた画面がとてもすき。浮遊するシーンにもやられた。すべて悟ったようなモーターサイクル・ボーイが感じていたのは、色を失った無意味さしかなかったのかと思うと悲しい。それでも唯一色のあるランブルフィッシュ=ラスティ・ジェームズを、可能性に満ちた町の外へ送り出すことができたラストには救いがあると思った。ミッキー・ロークの醸し出すミステリアスさはすごい。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2008-08-22 15:33:22) 23.あまり心には響きませんでした。 【K】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-12-03 18:57:28) 22.《ネタバレ》 所謂青春映画の中では最も好きな映画。 ラスティの憧れの兄貴であり、地元では伝説の男扱い。しかしその実は、自由も得られず、大人にさえなれずにいた、ザ・モーターサイクルボーイ。 他にも見所の多い映画ですが、彼を演じたミッキーロークに10点を捧げさせていただきたく。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-04-11 11:10:51) 21.《ネタバレ》 海へ 【Junker】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-26 22:30:08) 20.《ネタバレ》 「これより先、バイクボーイの縄張り」(―公開当時の字幕より―) シビレるフレーズから始まる映画。 バイクボーイの生き急ぐ運命を表してか?風雲急を告げるモノクロームの空。 俺が青春映画の中でも屈指に選ぶのはこの「ランブルフィッシュ」だ。 圧倒的強さとカリスマで、地域ワル共の王となったバイクボーイ。 彼は2度ほどこの映画の中で喧嘩の強さを見せる……が、その実力は映画を観てる者にとって表現不足で未知数。 けども、全てを映し出さないことが逆に彼の強さを大きく想像させられた。 ワルと言うのは端々から「滲むモノ」や「見えるモノ」で強さを測定する。 ある時は大いなる過大評価なのだが。 まぁ、いちいち身体を張ってたら命が幾らあっても足りないし、負けた日にゃ全てを失う。 その恐怖を嫌って程、知ってるのもワルの資質だったり。(多分) 最小限の労力の中で最大限の観察をし、「やるべきときはやる」からワルなのかも知れない。 それはさて置き…若さ故の一直線さを見せる弟、ラスティ・ジェームスは「究極の一人称男」。 それに対を成すような…周りの人間の中で一番「第三者の視点」である兄、バイクボーイ。 父と兄弟…そしてアル中である父の、3人でのひととき…「いつか兄貴のようになれるかな?」とはしゃいだ弟に、 父は笑顔を止めて言う…「そうならんように祈れ…」と。 それに反論することもなく、むしろ受け入れているバイクボーイの表情が悲しい。 この時既に、バイクボーイは命の散らせ際を、自分の中で決めていたのかもしれない。 ある日、バイクボーイはペットショップの水槽を見つめていた。 見つめる熱帯魚は「ベタ」という名前の闘魚【ランブルフィッシュ】 激しい性格で、相手が死ぬまで戦い…鏡に映った己の姿にすら闘志を向る魚。 憑り付かれたように水槽を覗くバイクボーイは、弟にこう言った… 「闘魚は…水槽だから闘うんだ…広い海なら闘わずに済むのかもな…」 意味も解らないままのラスティ・ジェームス。 そして、運命の夜は…一気に2人をクライマックスに疾走させる。 最も尊敬する兄を失ったが故に海と言う自由の象徴を得たラスティ・ジェームス。 「何かを失う事で何かを得る」青春とは…いや、人生とはそういうものなんだろう。 家族…友情…恋人…との「繋がり」は余りにも不確かで、切なく…脆い。 そんなモノクロームの寓話。 【追記】…な、何で【笑】が付いてるんだろ?(汗) 【映画の奴隷】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-23 16:44:39)(笑:1票) 19.《ネタバレ》 兄に憧れ、喧嘩や遊びにあけくれる弟ラスティジェームスをマットディロン、カリスマ性を持ち、カリフォルニアから戻ってきた兄モーターサイクルボーイをミッキーロークが演じた。昔はその名を轟かせるリーダーだった兄も、暫くぶりに戻ってきたら別人のようになっていた。それに戸惑った弟。彼女に浮気がばれ、彼女も仲間に奪われ理想の兄も想像と変わっていた。そんな弟の葛藤を、マットディロンが見事に演じていた。しかし、やっぱり兄役のミッキーロークがすっごくカッコいい!喧嘩にあけくれる弟を1段上の視点から見守る様が素晴らしい。俺には兄弟はいないが、兄に憧れた事のある弟ならばなおの事共感出来るのではないだろうか?喧嘩に加担しなかった兄が、弟を刺した相手をボコボコにするシーンが何故か強烈に脳裏に焼きついた。 全編モノクロなのは兄のモーターサイクルボーイが色盲で難聴という設定だからだろう。その他にもデニスホッパー、ニコラスケイジ、ダイアンレインなどスターがかなり出ている。地味な内容だが最後が印象的。ネタバレになりそうだが、ペットショップで檻の中のランブルフィッシュを逃がしてやろうとする兄は、つまりこの狭く荒み切った街から、弟を逃がしてやる比喩めいたものを感じた。そして兄の最後のセリフ。「俺のバイクに乗って海岸へ走れ」は、まさしく水槽の中の魚が海に帰る事、自由になる事と、弟の自由に生きろとの、兄の最後のメッセージそのものだったのであろう。「アウトサイダー」よりも暗く、分かりづらいシーンもあったが、それでもコッポラの青春映画は完成度が非常に高いと思った。 【まさかずきゅーぶりっく】さん 6点(2004-09-22 18:14:35)(良:1票) 18.少々難解ですが、かなりスタイリッシュに作られています。このテの物が駄目な人は多いだろうから、オススメ、と言う訳じゃないですが。最後の15分位が全体の評価を決めていると思います。んで、2度見た方が(この映画の場合は)面白く感じると思います。 【こじろう】さん 7点(2004-06-06 11:40:44) 17.「ワン・フロム・ザ・ハート」で破産したコッポラだったが、「スタイリッシュな映像作家」を目指す意欲は失せてはいなかった。前作の姉妹編「アウトサイダー」とは全くちがう実験的な手法がファンを泣かせる。しかし、余りにもシュールで暗いこの作品を拒絶する人がいてもそれは至極当然だろう。 【nizam】さん 7点(2004-04-26 12:52:12)(笑:1票) 16.この頃のマット・ディロンの推され具合を見ればなんで伸びなかったのか分からない。 【モチキチ】さん 7点(2004-04-16 23:24:14) 15.これが青春かぁ…昔は解んないなぁとか思いつつ、気に入りました。ランブルフィッシュ…に秘められた意味は余りありませんでしたが、モロクロの画面構成がよく生ぬるい雰囲気が観てて新鮮でした。 【魚弱】さん 8点(2004-04-01 05:50:17) 14.白黒の陰影とスチュワート・コープランドの音楽、この2つで作れ上げられた雰囲気が大好きです。ミッキー・ロークがかっこ良いですね。上手く作られた青春映画と思います。 【じふぶき】さん 7点(2004-02-26 11:58:02)(良:1票) 13.コッポラという人の本質は、意外とこういう映画にあるのでしょうね。映画オタクの学生みたいな青臭さがある人なんです。 映像は綺麗でした。この映画がMTVの若い映像作家などに与えた影響は大きいんじゃないかな?モノクロの早回しで雲がびゅんびゅん飛んでいくイメージとか。この手の映像をその後あちこちで見かけるようになりました。 スチュワート・コープランドのエスニック風の音楽がすごくかっこよかった。 マットディロンのイメージは、「欲望という名の電車」のマーロン・ブランドをほうふつとさせました。 【ウェルテル】さん 7点(2004-02-11 18:56:04)(良:1票) 12.モノクロが美しい。高速で流れる雲。執拗に焚かれるスモ-ク。光と影の芸術そのもの。脚本はありきたりで退屈ですが、それは100%どうでも良いです。地下鉄構内で敵対するニイチャンが登場するシ-ンは何度みても脊髄に電気が走る。チンピラに襲われて死にかけて、空中浮揚するシ-ンは、印象的で、この映画の最も重要な部分だと思います。このイメ-ジは凄い。コッポラは映像作家としては間違いなく天才であり、そんな彼をこれからもずっと追いかけていきたい。 【こまわり】さん 10点(2004-01-15 18:21:00)(良:1票) 11.こんな綺麗な緑色、初めて見ました、ミッキーにもそう見えますか?。彼の穏やかで優しいしゃべり方が印象的でした。典型的な長男・二男ではなかったでしょうか。オトコに生まれたらどんなに共感するだろうか、、と羨望する一作です、キャストがダブってるので一瞬ごっちゃになる「アウトサイダー」より好きです、こっちのほうがオトナ・・よねぇ。 【かーすけ】さん 6点(2003-12-11 23:29:06)(良:1票) 10.うーん、モノクロかあぁ。ローク渋いね。何度もつぶやいてしまう・・・「モーターサイクルボーイ」 【やっぱトラボルタでしょう】さん 7点(2003-11-17 03:01:28) 9.初めてこの映画を観てからかれこれ10年程経ちます。映画を観るときの年齢で風味が違うような感じがします。初めて観た20代前半の時は、兄貴のモヤモヤ感はイマイチピントきませんでした。その代わり、弟の荒々しさに共感を覚えました。しかし、30歳になって観てみると、兄貴のモヤモヤ感は非常に奥が深く色々考えさせられることがあり、いい味だしてます。ミッキーにはまり役だと思います。その反面、今度は弟の荒々しさには呆れるばかりで、20代前半に得られた共感は何処かへ行ってしまいました。しかし、これもやはりマットにはまり役なところがコッポラの才能ですね。今度は40代で観てみたいです。今度はアル注の親父に共感するかもね。 【ダルマ】さん 10点(2003-07-20 18:31:43)(良:1票) 8.トシがばれますが、実はこの映画、大昔にリアルタイムで観ました(笑)。ボクにとって、いまだに最高位にランクする映画です。原作の本を読んでいたので、原作とはイメージがだいぶ違う印象でしたが、ボクは映画の方が好きです。「テックス」「ランブル・フィッシュ」「アウトサイダーズ」というS・E・ヒントンの三部作は、すべて映画化されていますが、これは最も難解な作品でしょう。しかし、映画としては、最も魅力的だと思います。なんと言ってもミッキー・ロークの存在感。バイクで流すときの狂気を孕んだ恍惚の表情、弟が切られた瞬間に鋭く変化する眼光、無人のバイクが走り出す後方に映る怒りと憎悪の放射、彼にしか出せない色ですね。コッポラ作品の常連、トム・ウェイツは、この時代から、見事にラップを展開してます(笑) 【蜂須賀】さん 10点(2003-06-19 21:00:42)(良:1票) 7.とにかくミッキーロークがかっこいいです。はまり役だと思う。マットも若いなぁ。バイクもかっこいい。 【エディ】さん 9点(2003-04-04 16:27:59) 6.D・ホッパー扮するアル中弁護士の父から、「お前はミスキャストだ。生まれる時代を間違えた天使だ」と言われる、難聴で色盲のバイクボーイ役をM・ロークが鮮烈に演じている。色盲のバイクボーイの目から観ているからなのだろうか、全編モノクロ、ただランブルフィッシュ=闘魚=ベタのみ、赤・青の原色が美しい。元ストリートギャングのリーダーだったバイクボーイを尊敬する弟にM・ディロン。兄が何故ストリートギャングから足を洗ったのか?どうしても理解できずに、いらいらとギャング仲間達と喧嘩に明け暮れる焦燥感を、流れる雲や廻る分針が象徴する。閉じこめられたような街から兄のバイクを駆って海に行くシーンが清々しい。M・ロークのハスキーな声と妙に浮遊感のある映像が印象的な傑作。 【バイクボーイ】さん 9点(2003-02-13 17:00:09)(良:1票)
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