みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
14.いかにも古き良きアメリカを代表するようなジェームズ・スチュアートとジューン・アリスンのカップルを中心とした心温まるストーリーと、そこに挿入されるグレン・ミラーの曲の数々が展開に見事にマッチしていて、数ある音楽家の伝記映画の仲の最高峰というべき作品になっています。なかでも最後の「茶色の小瓶」のシーンはそれまでの伏線を受けて、思わず涙ぐんでしまいます。 スウィング・ジャズの好きな人にはもちろん、良くできたヒューマンドラマとしてなるべく多くの人に観てもらいたい作品です。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-20 17:27:50) 13.《ネタバレ》 ジャズに興味はない私でもグレン・ミラーは馴染みがあります。 昔、社交ダンスをしていたのでムーンライト・セレナーデ他ほとんどダンス音楽で・・ 彼の生涯を描いているのですがDVDがほしくなりました。 廃盤なのですが、なんとハイビジョン&ビスタが選べ、 ミュージック・チャプタまで入っているのです(好きな曲だけ選べると) あらゆるところで探しましたがないのです・・ レンタルしかありませんが、DVDはいいですよ。 伝記ものということで構えて観たせいか感動までは至りませんでしたが、 気分によって感動できるかもしれません。 アメリカの歴史も同時進行してゆくのとR・アームストロングなど往年のジャズプレーヤーも出演。 これは音楽、特にジャズファンには保存版にしたいだろうと思います。 ラストがもうわかっていることから客観的に観てしまいました。 素晴らしき哉!人生と同じようにクリスマスのシーンでエンディング。 しかしその差はかなりのもので、決してクリスマスには観たくはない。 J・スチュワートが本人のまんまのような誠実な当たり役だったので特にリアル・・ 欲を言えばもっと恥ずかしいくらいになってもいいから覇気がほしかった。 まあ遺族のかたも現存していらっしゃるので伝記モノは仕方ないのでしょうけど、 やっぱり明るい音楽と裏腹に寂しいものがありました。 音楽が他の映画でも使われていた場面や、 ホールでの演奏で色が変わってゆく演出や、 古きよきアメリカのそれもカラーでの映画ということでよかったです。 楽団へのアイディアも(ケガの巧妙)という実話で微笑ましいです。 保存版にして音がほしいとき流しっぱなしにできる映画だと思うので、 またDVDが安く再販されればいいなぁとおもいます。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-09 15:19:46) 12.《ネタバレ》 これは音楽ものであると共に恋愛映画としても観ることが出来る。グレンミラーとヘレンミラーの二人を演じている俳優がとにかく良い。特に奥さん役のジューン・アリスンこそ男にとっての最高の奥さん像であること間違いなしである。そのぐらい素晴らしすぎて、あのラスト、戦地に消えて行った亭主、グレンミラーのことを思いつつ、ラジオから流れてくる音楽を聞く姿、ここは絶対に涙無くして見れない。単なる音楽映画という枠を超えている素晴らしい映画であり、一人でも多くの方に見て欲しい作品として外せない映画であります。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-24 12:21:08) 11.まだベータのビデオテープがあった頃、仲が良かった女の子の誕生日のプレゼントにリクエストされたのがこの映画のビデオ。彼女は「母がこの映画を大好きで、子供の頃、母からもらった『茶色の小瓶』の入ったテープを繰り返し聴いていたから」という。ふうん、と思って、レコード屋を回って、ベータ版の「グレン・ミラー物語」をプレゼントに贈った。世の中からベータビデオが消えてから、ふとレンタル屋でこの作品を見かけて借りてみました。彼女のお母さんはこの映画を見ながら何度も涙ぐんでいたそうだけど、私も涙が出てきました。古き良きアメリカの父と母。この映画が好きだった彼女も映画の中のジューン・アリソンのような優しい母親になっているでしょう。 【しまうま】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-22 16:21:22)(良:1票) 10.《ネタバレ》 ジャズに興味がなくても、この映画は大好きですね。名曲ムーンライト・セレナーデの曲名が、ムーンライト・セレナーデであるということをこの映画でやっと知りました(笑)。相変わらずジェームズ・スチュワートは純朴な青年役がうまいですね。音楽に生き、音楽で死んだものの、音楽の中で生き続ける。偉大な作曲家だったんですね。ありがたいことにこの映画のDVDには吹き替えがありますので、観やすいですよ。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-05-31 09:17:30) 9.テンポの良い流れ、聞き心地の良いメロディ、素晴らしいストーリー。全てが温かく、優しさに包まれていた。うん、ホント良い映画でしたぁ~。間違いない! 【ボビー】さん 8点(2004-07-16 17:38:18) 8.グレン・ミラーが、質屋に商売道具を請け出しするあたりからもう一気に引き込まれました。強引ではあるけど、家族を常に大事にしていて、奥さんとはいつまでも恋人同士のような雰囲気が温かかった。聞いたことのある代表曲の数々もたくさん収録されてて、「え?この曲もグレン・ミラーだったの??」って嬉しい発見がありました。その曲の数々に隠されたエピソード。ラストは悲しいですが、死して尚も妻への愛情を表してるあたりが悲しくも素敵でした。僕はこれを見終わってすぐに、ベストヒット曲集を買いに行きました。誰もがどこかで必ず聴いてる曲を作った偉大な作曲家のサクセス。目下、こういう旦那さんになりたいと奮闘中です。(道のりは、えらく長いです・・) 【C・C・バクスター】さん 10点(2004-06-13 04:28:47) 7.《ネタバレ》 うちの親父の世代にとっての名作。そして、自分にとっても名作です。音楽映画(ミュージカルとは違う)としても、伝記映画としても、軽やかで、とてもお洒落な印象を受けました。時代背景的には、決して晴れやかではないのですが。しかし、ムーンライトセレナーデや茶色の小瓶などが、モダンな雰囲気を画面一杯に醸し出すものですから、思わず心地良くなります。これらの曲が、今も充分愛されているのも、主人公の生き方を見れば分りますし、奥さんとの「愛」によっても、スタンダード(=不変)であることが伝わってきます。安心して観れる、そして聞き惚れることのできる映画です。 【映画小僧】さん 8点(2004-03-08 15:56:42) 6.グレンとヘレンが時間、距離を越えてお互いを求め合う姿がコミカルに描かれてて良かった。夫を影で支える、へそくりで授業料をジャストに貯めてたとこなんて古き良き良妻賢母で泣かせる。ヘレンが支えるグレンとその楽団のサクセスストーリー、そして・・・。寂しい、寒い雰囲気の漂いそうな場面も温かいジャズが効果的だった。 【スルフィスタ】さん 8点(2004-03-01 21:50:24) 5.《ネタバレ》 これほどの名作にたった4人しかレビューしていないとは、何をしとるかレビュヤー諸君!そういう小生も初レビューから2ヶ月経ってしまっていますので偉そうなことは言えませんが・・・。まずは先輩レビュヤーにお礼から。『なるせたろう』さん、勇気のいるレビュー1番乗り、ありがとうございます。『Rei』さん、同感です。『みかん』さん、私もあんな奥さん欲しいです。『しったか偽善者』さん、その気持ち分かります。さて肝心のレビューですが、まずオープニングでのムーンライト・セレナーデ。これだけで涙線が緩みます。でも決して『お涙頂戴』的な作品ではありません。ウィットに富んだ会話。軽快な笑い。そしてジャズ!。言うこと無しです。ラストでミラーが死んだことを伝えられてラジオ放送を待っているときにチェミーが言います。『グレンが死んでもグレンミラー楽団と、その音楽は永久に不滅なんだ』泣かせるセリフじゃありませんか!そしてラジオからヘレン(ミセス・ミラー)の1番好きな曲、『茶色の小瓶』が響きます。グレンが彼女に贈る最高のクリスマスプレゼントです。そのとき彼女は、かつて彼女が言っていた『ステキなことがあると首の後ろがピンとなる』ことを確かめるように、手を首の後ろにやりながら、女神のような微笑を見せてくれます。悲しいストーリーですが、あの微笑で悲しさが浄化される、そんな素晴らしい映画です。 【pony-boy】さん 9点(2003-12-20 00:51:05)(良:3票) 4.あったかい感じのするとても好感のもてる映画です。万人にお勧めできます。ハタチ過ぎてジャズ聴くようになったんですが、聴きはじめの頃、これ観たあとで速攻でCDレンタル屋に走りました。 【しったか偽善者】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-12-18 00:16:33) 3.《ネタバレ》 子供の頃は『ゴジラ』で泣いたのに、人間がすれてきたためか最近は涙を流すことの少なくなった私の涙腺を刺激した映画。音楽の素晴らしさは当然なんですが、愛に溢れた人間の良心みたいなものに触れさせていただきました。さすがジェームズ・スチュアート(が出ている作品)!ありがとう、ありがとぅ~っ。奥さんの魅力については↓のお二方が書かれていますが、さらに付け加えて。夫が自分の楽団を作りたいけれど金がない、ってときにサッと出すんですよ。彼女は。旦那の財布から少しずつ抜いたお金を貯めておいて。彼が楽団を作るって信じていたんですよね。私が欲しいくらいです。そんな奥さん。でも大志のない私は金を抜かれると怒っちゃうでしょうが。それから、ムーンライトセレナーデのアレンジが違うと呆然とする場面も好きです。私的にはあのアレンジもそれなりにいいんですが、でもやっぱり切なく奏でてほしいですよね。処女演奏なんだから。あくまで控えめに、それでも強さと優しさを持っている素晴らしい人だと思います。人間の愛、夫婦の結びつき、仲間との結束ってものには国境がないんですね。アメリカ映画っていうだけではもったいない。人類映画のような印象を受けます。ただ『素晴らしき哉、人生!』と違って、クリスマスの夜には観たくない映画です。あまりにも哀しい結末なので。 【元みかん】さん 9点(2003-10-21 04:20:39)(良:1票) 2.すごくせつないストーリーなんだけど、名曲にふさわしい軽快なテンポと明るさでさらっとみせてしまうところがさすが。夫婦の会話もチャーミングで微笑ましく、古き良きアメリカってこういうことなんだろうな。ジューン・アリソン演じるところの妻は最初、ん?っと思うほど地味で自分の意思ってものが感じられ無い娘さんに見えたけど、結婚してどんどん魅力的になってきて、白いドレスに真珠のネックレスをした姿なんて彼女自身がまさに真珠。 【Rei】さん 9点(2003-08-19 00:00:37) 1.《ネタバレ》 『五つの銅貨』『ベニィ・グッドマン物語』と並んで、私と映画とJAZZとを結びつけてくれた思い出深き作品。 中学生の頃、級友のM君が朝突然私の所にやってきて「今日の夜テレビで、『グレン・ミラー物語』をやるから必ず見てくれ。君ならきっと気に入る。JAZZを好きになってくれるはず。」と告げた。どういう経緯からそうなったかは、もう忘れてしまったが、その晩、私はとにかく本作の放映を観た。「なんて素晴らしいんだ!映画も音楽もいっぺんで好きになった、夢中になった。」 翌日、私はM君に興奮気味にそう話すと、彼は満面の笑みを返してくれた。 あれから、映画館やビデオ・TVで一体何回くらい観ただろうか。本作は、私のマイ・フェッバリット・ムービーの1本となった。ここには、古き良き時代の、夫婦の愛情や仲間達の友情の素晴らしさ、それらをより一層輝かせているスウィンギーな音楽=JAZZをたっぷりと味わうことができる。 そして、なによりも増して感動的なのは、ラストシーンで妻ジューン・アリソンが茶色の小瓶の耳飾りをかざしながら見せる珠玉の”微笑み”。 「きっといつか、ああいうハスキーボイスで、おでこが広く、笑顔が素敵な女性と結婚しよう!」と真剣に思っていたのだけれど、誠に残念ながら、その夢は、遙か遠くなりにけり。 【なるせたろう】さん 10点(2003-07-06 11:29:26)(良:2票)
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