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バニー・レークは行方不明

Bunny Lake is Missing
1965年【英】 上映時間:107分
サスペンスモノクロ映画小説の映画化
[バニーレークハユクエフメイ]
新規登録(2004-03-14)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2023-01-28)【イニシャルK】さん
公開開始日(1966-07-09)


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監督オットー・プレミンジャー
演出山田悦司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
キャストローレンス・オリヴィエ(男優)ニューハウス警視
キャロル・リンレイ(女優)アン・レーク
ケア・デュリア(男優)スティーブン・レーク
アンナ・マッセイ(女優)エルビラ
クライヴ・レヴィル(男優)アンドリュース
ノエル・カワード(男優)ウイルソン
エイドリアン・コリ(女優)ドロシー
フィンレイ・カリー(男優)人形修理屋
マーティタ・ハント(女優)ミス・フォード
キカ・マーカム(女優)看護婦
オリヴァー・リード(男優)(ノン・クレジット)
オットー・プレミンジャーナレーター(ノン・クレジット)
鈴木弘子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
市川治(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原保美(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
貴家堂子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
平井道子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
菅谷政子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
沢田敏子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
浅井淑子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渡辺典子【声優】(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
石井敏郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
北村弘一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村越伊知郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ジョン・モーティマー 
アイラ・レヴィン(ノン・クレジット)
音楽ポール・グラス
撮影デニス・クープ
ジェリー・フィッシャー(カメラ・オペレーター)
製作オットー・プレミンジャー
制作グロービジョン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
美術ドナルド・M・アッシュトン(プロダクション・デザイン)
ソウル・バス(タイトルデザイン)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 冒頭は、クリスティの小説みたいな歯切れの良さ。一見美しいが、ちょっとどこか弱い女性のようにも見える、主役の女優はまさに適役。前半は、あぁこの女性の思い込みなのだろうな、と観客に思わせて、後半のどんでん返し。こんな面白い作品が、眠ってるなんて、文化ってやつは本当に侮れない。某レンタル屋の発掘良品という企画は、良品(?)って感じの作品もたまにあるのだが、これは傑作だった。見事な作品。 トントさん [DVD(字幕)] 7点(2015-09-24 12:27:02)

5.《ネタバレ》 いかにも英国ミステリーらしさがあふれる一篇で、監督はハリウッドの異端児オットー・プレミンジャーだけど英国映画なんです。このプロットの映画は本作の前にも後にも幾つか撮られていて自分も何本か観たことがありますが(たとえば『フライト・プラン』とか)、この映画がやっぱりいちばん面白かったんじゃないかな。まず消えた女の子バニーを事件が起こる前に観客に見せないのが上手い。これが俗に言う「実存的不安」をかき立てる良い効果を出しています。いかにも変態っぽい家主のノエル・カワードや保育園の女主人マーティタ・ハントといった怪しげな登場人物たちがまたいい味出しているんですが、この人たちは伏線なのかと思いきや単なる賑やかし屋だったのはもったいない。でもキャロル・リンレーの不安げで神経症気味な演技は良かったと思います、サディスト監督の異名を持つプレミンジャーのことだから、そうとう彼女を追いつめる演出をしたんだろうな。大ネタばれになるのであまり詳しく書けないけど、終盤の彼女の演技というか脚本構成が実に巧みなのでぜひご覧あれ。 でもバニーの父親は実はあの人じゃないかというモヤモヤがどうしても残るんですけど… S&Sさん [DVD(字幕)] 8点(2015-09-18 23:37:07)(良:2票)

4.《ネタバレ》 兄と妹がセットで動くってなんかおかしいなあとは思いつつ、“サイコ”要素が入ってくるとは予想外。ネタをばらされてみると色々プロットに粗が見えてきてしまうのが玉にキズ。お母さん、娘が行方不明なんですから、しかも自身が疑われてるんだし「いや実はうちの兄、少しおかしいんですよ」と警察に相談しないかね。とは言っても、そう感じたのは観終わってからでのこと。鑑賞中は孤立してゆく母親の焦燥感とか事件の不思議感の引きが強くて、わーどうなるんだろう、と楽しむことができました。モノクロのシャープな映像も印象的です。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-25 00:04:29)(良:1票)

3.《ネタバレ》 この時代にすでに、このようなミステリーが存在し、見事に映像化されているのに驚いた。掘り出し物の面白い作品に当たった。完全にほとんどが母親の狂気と妄想だったというミスリードなのだが、なんか違和感がありながら、騙されてしまう。最後の兄の正体だが、母親が遊びでうまくいなしてることから、この性格は抑えてたにしろ、昔からあったんだと言うことか。 minさん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-30 22:54:48)

2.《ネタバレ》 タイトルの通り、バニー・レークちゃん(4歳)が行方不明になってしまう。これを見ていて思い出したのが本作から40年後の2005年に作られた「フライトプラン」。娘が失踪し、やがて娘の存在自体が母親の妄想だったのではないかと疑われる流れが共通。さらにあまり良くない面で共通してるのが真実が明らかになってから面白さが急降下すること。しかもこちらはやや無理があったのではないかと思う。計画的に物事を進めてきたこれまではなんだったのか…。もう別人。急にその人格が出てきた訳でもなさそうだし、はっきり言って矛盾が生じちゃってる。1時間47分のうち1時間30分くらいは楽しめたんだから、良いといえば良いんだけど、終盤のガッカリ感はやはり痛い。「サイコ」などと並ぶ…と言われているらしいけど、個人的にはそこまでじゃない。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-14 11:33:18)

1.ムルナウの『最後の人』に匹敵するくらい、ほぼ全編が「ドア」やそれに類する開閉装置(門、窓、トランク)のショットに満たされ、そのいずれもが見事に活用されている。(オープニングとエンディングも黒地画面の開閉である。)
ドアを介した人物の頻繁な出入りと縦横の移動撮影を組み合わせたショット接続は映画の運動感を高め、また舞台となる保育所、屋敷、病院、人形ショップなどの家屋構造を立体的に表現する機能を発揮している。

人形の並ぶショップ地下室の不気味なムード、キャロル・リンレイが夜の病院を脱出するシークエンスから犯人との対決までの緊迫感の持続はこの優れた空間提示の賜物だ。

尚且つ、ドアをめぐるアクションはその鍵の用法や所作によって主要キャラクターの心理を表象化し、内/外の分断というドラマ上の伏線としても機能する重要なアイテムといえる。

まさに「ドア」の映画。序盤から持続するサスペンス感覚が、ブランコの揺り戻し運動を高所から捉える不安定なカメラによって視覚的にも極大となっていく展開も見事。 ユーカラさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-10-27 20:35:55)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 7.46点
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300.00% line
400.00% line
500.00% line
6519.23% line
71038.46% line
8623.08% line
9415.38% line
1013.85% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.66点 Review3人
2 ストーリー評価 8.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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