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【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 冒頭のこれからおきる事を予見するかのような広範囲を映した奥行きのあるカメラワークとスピルバーグ独特の光のぼかしはユニークだったが、その後の演出が非常に淡々としているのに驚かされた。むしろそのオープニングからこれは単純な娯楽映画ではないと訴えているようだ。トライポッドが地下室を探査するサスペンスシーンやレイがトライポッドに囚われるシーンなどに娯楽性をはらんではいるが、全体的に抑制したリアリティのある演出である(軍隊は画面から明らかに浮いているのは狙ってのことだろう)。しかし、パニック描写はさすがに迫力があり、トライポッドが熱線で人々を攻撃するシーンには実際に起こりそうな恐怖感があったが、それも前半だけに集約され、オチも原作そのまんまで、あっけないといえばあっけない。しかし、主人公のレイがあくまでも「一般人」だったのは非常に新鮮味があった。人は大災害を前にただただ逃げるしかない。侵略者に対してはあくまでも受動的であり、そのためには他人を見捨てる事もある。ロビーとティム・ロビンス(役名がわからない)のシーンはそれを上手く示したシーンだろう。それだけに中途半端な家族愛のシーンは蛇足だと思う。ラストでは個人的には期待していただけにもうちょっと終末感を出して欲しかった。人類の破滅を確信した人々が絶望する中、思いがけない事で幸運にも助かった、というストーリーなら爽快感があったかもしれないが、ラストに絶望感が足りないためか、あまり印象に残らない終わり方になってしまったのは残念。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-06-29 21:33:53)
2.《ネタバレ》 もしかしたら賛否が大きく分かれるのかもしれない。が、この映画は圧倒的に“賛”である。まさに絶望的なまでの侵略者の脅威に対し、すべての人類は成す術が無い。そうこれは“戦争”などではなく、一方的な“駆除”なのだ。そのままに一人残らず滅亡するのが真のリアリティかもしれないが、それでは物語にならない。そうして導き出された結末は、人類の勝利ではなく、地球上の一生物として生かされた人類の姿である。この顛末は、序盤からの脅威的な侵略に対しあまりに“あっさり”しているように感じるかもしれない。しかしそうではない。ただひたすらに逃げ惑うだけの人類たちのその同じ場所で、いつもと同じように繰り広げられる生命体たちの活動によって、人類は生かされたのだ。実にシンプルで起伏に富んだ発想の転換、これぞScience Fictionの名にふさわしい。スピルバーグは、映像に対する絶大な創造力をもって、この古き名作をリメイクしてみせた。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-06-29 17:58:47)(良:2票)
1.《ネタバレ》 音響の効果ってすごいですね。ハラハラドキドキ、途中までは。エイリアンいつまでたってもあの作りのエイリアン。ラストはあっさり終わりましたねぇ。すいません余韻が残っていません。 【hinasakusu】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-06-29 17:01:51)
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【点数情報】
Review人数 |
383人 |
平均点数 |
5.89点 |
0 | 5 | 1.31% |
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1 | 11 | 2.87% |
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2 | 11 | 2.87% |
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3 | 22 | 5.74% |
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4 | 43 | 11.23% |
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5 | 54 | 14.10% |
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6 | 70 | 18.28% |
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7 | 88 | 22.98% |
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8 | 44 | 11.49% |
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9 | 22 | 5.74% |
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10 | 13 | 3.39% |
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【その他点数情報】
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