みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
21.《ネタバレ》 故淀川長治先生が「男が男を愛する映画。その結果、男が男を殺して、その男になろうとする恐い恐い愛の映画」というような事をおっしやってました。復刻版のパンフレットにもそのような事が記載されていました。あの当時に、そういう観点でこの映画を見ていらしたことに、深く感動し、再見すると、ああまさしくと膝をたたく場面の多い事。中学生の頃は、殺人者がアリバイやサインをまねして追究の手から逃れるただのサスペンス映画だったのが、今では妖しい男同志の映画に見えるから、あら不思議。映画を見る目を鍛える大切さを改めて教えていただいた貴重な作品です。 【映画小僧】さん 9点(2004-03-04 11:31:53) 20.二年ほど前にこの映画を大学の授業の中で観て、あまりにも面白かったので、個人的にもう一度観ました。あの、サインを練習するシーン、とっさに死人にタバコをくわえさせるシーン。トリックというよりそういう機転がすごい。そして何よりラストも最高。あのラストの衝撃を味わいたいために、もう一度観てしまった。 【Mプ】さん 9点(2004-02-19 18:34:28) 19.ジリジリと照り付ける黄色い太陽と青い海、そして微かに漂うホモセクシャルの匂い。貧しさと羨望と嫉妬の中で、アラン・ドロンは次第に暗い欲望を膨らませていく。貧しいけれども頭は切れるということだけがよりどころであったドロン。しかし、他人になりかわっても失わなかったそんなよりどころさえも、完璧と思われた計画に綻びが見え始め、次第に疑わしくなっていく様が哀しい。自分の運命から逃れようと必死にあがいたが、結局は再び運命に囚われていく彼の姿に、運命の残酷さと深い絶望を感じずにはいられない。 【veryautumn】さん 9点(2004-01-08 15:18:04) 18.リメイク版も好きですが、やはり本家はすばらしいと思います。アラン・ドロンのあの瞳!美しすぎますね。線の細さもたまりません。「太陽がいっぱいだね」とは、まさに名台詞です。うっとり。 【ロウル】さん [DVD(字幕)] 9点(2003-12-29 20:26:29) 17.《ネタバレ》 前半は盛り上がらないけど、船での殺人以降はドキドキするね。 サインの練習シーンは『タクシードライバー』のデニーロが鏡に話すシーンに並んでかっこいい!アランドロンのかっこよさに9点!! 【伊集院 光】さん 9点(2003-12-08 23:30:38) 16.とにかくアラン・ドロンが美しい。美しく貧しい青年っていう方が美しく金持ちの青年よりかも物語りになるのか。リプリーは太陽がいっぱいと逆の設定だったから、殺人をも犯してしまう主人公にいまいち肩入れできなかった。音楽が切ない。 【yukaori】さん 9点(2003-12-08 00:47:09) 15.アランドロンの美しい顔とラスト、そして音楽が心に残ります。 【クラリス】さん 9点(2003-09-02 11:40:28) 14.学生時代、当時付き合っていた女の子とビデオでこの映画を見た後、耳元で、「マルジュ~」と囁いて、「バカ」と怒られたことを思い出す。何も手に入れることが出来ず、眼だけがギラギラしていた青春時代、この映画の屈折した美しさに酔いしれた記憶がある。アロンドロンは言うに及ばず、モーリスロネ、マリーラフォレも相当にアダルティで成熟した美を醸し出し、やはりヨーロッパのデカダンは違うぜ!と感じた一本 【ヒロポン】さん 9点(2003-07-04 12:37:30) 13.人に名作、名作と見る前から小うるさく吹きこまれていたの不愉快になりながら見ましたが思った以上に良かったです。アラン・ドロンってこんなかっこ良かったの?と痺れました。サインの練習シーンも妙に良かったし・・衝撃のラストを含め名シーン多いなぁ・・邦題もよくこのタイトルにしたものです。 【まりん】さん 9点(2003-06-19 00:41:52) 12.《ネタバレ》 TV放映はどこをカットして流したのかしら?と思うほど、この時代の映画ってダレたシーンが少ないんです。ストーリーを直接動かすわけではない場面(一人の市場、一人の食事シーン等)でさえ秀逸だと思います。それから、心から求め合ってるのではない二人を一人ずつしか映さないラブシーン、、、もうおフランスは憎いです。犯罪捜査については限りないツッコミが出てきますが、当時(リバイバルだけど)はそんなこと気にしてもポーンと流し、あんなに素敵なモーリス・ロネのことさえ忘れ、全女性(たぶん)が貧しく孤独なドロンの味方、ラストの笑顔には全女性(たぶん絶対)が心潰されたものです。 今観てもヨットのシーンにスピード感の目減りはないし、犯行後もずーっとドキドキできました、やっぱり名作。 でも今となればやっぱ杖がどうしても満点の決心を鈍らせる、昔は気がつかなかったなぁ。 【かーすけ】さん 9点(2003-06-03 21:29:42) 11.音楽とともに語り継がれる不朽の名作。この映画のアランドロンは今までの人生で見た中で最も美しい男でした。最後のさわやかな笑顔がつらい!はらはらドキドキ、これほど、犯罪者の方の味方をしたことなかったな。リプリー?あれとくらべろって言うの? 【みんみん】さん 9点(2003-04-08 15:08:09) 10.何十年ぶりにスクリーンで再見しました。陰りのある美しい犯罪者ドロン、ニーノ・ロータの哀愁ある美しいメロディ、ラストシーンの見事さ。サスペンスとしてはストーリー展開は少々ヌルイ感じもするのに、この映画は先の3要素があることで名作になりえたような気さえする。もしこれらがなかったとしたら、、 と想像したら案外平凡な作品だったかも、、などとさえ思う。 特にうまくやった、と太陽を浴びて満足しきった犯罪者の喜びがほんの 一瞬のものであることを暗示して終わるラストシーンは見事というしかない。ここで初めて太陽を浴びる喜びを味わうドロンの明るい表情の次のシーンを想像してなんとも切なく、流れる音楽ともども強いインパクトと余韻を残す。 【キリコ】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-04-05 22:43:17) 9.先に「リプリー」を見て、この作品を見ました。ぜんぜん、「リプリー」と比較になりませんね!すばらしかったです。最後のオチと、音楽、青い海、リプリーの最後の台詞が頭から離れませんでした!最高!! 【かお】さん 9点(2003-02-18 12:20:12) 8.子供の頃、観た印象ではフランス系の独特の作り方に抵抗を感じた(特に冒頭からのラブシーンなんか)ものですが、今改めて観るとやはり傑作ですね。 【イマジン】さん 9点(2002-09-19 19:20:43) 7.全編をとおして、もちろんドロンはカッコイイんだが、特に背中をやけどしたあとシャツをフワッと着てるシーンが印象的。しかし、なんでドロンの眼はあんなに輝いてんの? 【まつ】さん 9点(2001-12-22 23:03:13) 6.リプリーという原作と同じ名で再映画化。でも、やはりこっちが好きです。もっともアラン・ドロンも、モーリス・ロネもアメリカ人には見えませんでしたが。しかし最近リメイク多いですね。 【ちょうじ】さん 9点(2001-10-31 16:34:08) 5.《ネタバレ》 どうしてあそこまできて..浜辺の「セニョール・リプレイ」に反応して、歩いて行くドロンの笑顔と残された青い空と海があまりにも脳裏に焼きついて離れない... 【fragile】さん 9点(2001-09-25 21:51:33) 4.いやー,素晴らしい。あのラストシーンは数ある傑作の中で最も印象に残った。今の個性のない俳優たちはアラン・ドロンを範ととすべきだ。なと゛と傲慢なことを思ってしまった。(しかしこういう役柄のドロンは本当に素晴らしいが,人を殺さない作品てあるんかいな?) 【koshi】さん 9点(2001-09-15 12:02:37) 3.とにかく音楽が最高。一度聞いたら耳からは慣れない。ドロン扮する主人公の殺人は許されざるものであるが、ラストでヨットに死体がからみついているシーンでは、「何でここまで来て・・・」と悔しさを感じる。「電話がです」と呼び出されるラストシーンであの曲が流れると、メロディが本当に心に染み込んでくる。 【トリサカ】さん 9点(2001-06-14 02:08:56) 2.アラン・ドロンを超えるハンサムはいないと思っていました。今もそうおもう。 【ひろこ】さん 9点(2001-04-04 14:53:27)
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