みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
6.《ネタバレ》 先に原作を読んでしまっていたので、素直に泣けませんでした。律子がなんで出てきてるのかが謎です。なんか無理やり話を作った感じでした。しげ爺もほんまのおじいちゃんでいて欲しかった。そして、サクとアキが高校からじゃなくもう少し前から顔見知りであったことも描いてほしかった。でも、サク役とアキ役の子達がとてもうまかった。それには圧巻です。 【リノ】さん 5点(2004-06-17 00:16:07) 5.この映画は、長澤まさみのそんなに美人ではないけど雰囲気のある演技と、広末涼子に似た、直接語りかけてくる感じの声が生命線ですね。この一点に尽きます。彼女の衣装も全体的に白を基調としていて、彼女の持つ雰囲気をより引き立てていました。映画の評価としては、女性が見て感動するためだけの映画なので、女性は「すごく感動したよ、いい映画だね」言って満足できると思います。この点ではきっとすばらしいのでしょう。しかし優れた映画を見たい、と見にきた人はガッカリする内容です。何ともこじんまりした世界で、後ろ向きすぎる話なので感動する以外に何も無いのは映画としては頂けないです。現在のシーンも全てマイナスにしかならないので過去のシーンだけで構成して欲しかったです。しかし、確かに感動はします、私も感動しました。ということで、点数は間をとって6点にします。 【とむ】さん 5点(2004-06-15 22:25:59) 4.《ネタバレ》 期待が高すぎたがゆえに厳し目の点数となった。残念。。原因は随所に織り込まれる現代の朔と律子の場面にある。 原作は未読なのだが、映画のテーマである大団円での感動を深めようとする余り設定が作為的になり過ぎたと思う。 ことに律子の絡ませ方というのにかなり無理があり、却ってリアリティーを欠いた恨みがある。 よって現代の二人の場面はとても効果的とは思えず、むしろこの二人が回想部の先の生にある人物とは、頭では 理解しても演技に見えてしまってしっくりこなかった。狂言回しとも主役ともつかないというような。 これは『GO』でも少し感じたことだけど、色々と詰め込み過ぎたのではないかと思う・・クレジットにも 脚本が坂元・伊藤・行定の3氏になっていたので、それもあるのかもしれない。 それでもこの映画を観て良かったと思えたのは、回想部を演じた森山未來・長澤まさみの稀有の存在感にある。 この映画が妙に余韻として残るのも、ストーリーとかより、実に大部分この二人の残像に拠るところが大きい のではないかと思う。 それだけに回想部にも不満がない訳ではない。ここで描かれる高校時代というのが、プロモビデオのように キラキラした画のつなぎに偏りがちで、悪く言えば表層的な感じがしてしまう。小道具とかディテールも確かに 大事だけど・・。欲を言えば、やや冗漫な前半と現代部分の一部を削ってでも、発病前の部分について、二人に もっと演技させて欲しかった。というかあの頃の高校生の日常を含めもう少し細かく描いて欲しかった。 例えば馬鹿話をしたり、つまらない見栄をはってみたり、友人との微妙な距離感の変化だったり、気恥ずかしさ とかかっこ悪さとか、他愛なくても人間的なエピソードがもっとあれば物語により厚みが増したと思うので なんとも惜しい気がする。 逆に高校生の朔が焦がれている亜紀の名前(漢字)をよく知らないというのは、朔の大らかな?性格を現わしたい のか、淡い恋を表象する意図なのか・・それにしてもあまりに幼稚だし不自然であり(思い返すと後に名前の由来を語らせたい事ありきの設定なのかな、拙いと思うけど)せっかくのいいシーンに なるはずが気を削がれてしまった。 以上、自分なりに思った無いものねだりでした。気に障る方がいたらごめんなさい。 【メルトダウン】さん 5点(2004-06-13 07:24:14)(良:1票) 3.いいな~…と思えるところもいくつかあって長澤まさみと森山未來の二人がとてもよかったです。でもやたら泣けるとか感動と言うことを耳にしていたせいかちょっと物足りない気がしました。泣けんかったし。グッとくるとこはあったんだけど。なぜだろうな…。エンディングもテレビやラジオで何回も耳にして余韻に浸れなかったし。柴崎コウも出す必要はなかったと思う。もう少し「いい」と言えそうなんだけどピン!とこなくて、心に響かなかった。中途半端な印象です。 【Syuhei】さん 5点(2004-06-05 15:44:25) 2.期待していたよりもあんまりだったかな? でも分かりやすい内容で、泣ける場面もあったのでよかった 【すごろく】さん 5点(2004-05-30 21:43:35) 1.うーん、なぜだろう、心が動かなかったなー。周りから聞こえるグスグスに反比例するように心は乾きっぱなし。監督の前作『きょうのできごと』は行定色たっぷりで満点を献上しましたが、今作は『ひまわり』の延長上にある死生観、残された者のけじめというテーマが、なんかあっさりし過ぎていて肩透かし。最初は監督を断ったのもわかるような気がしました。『花とアリス』(同カメラマン)では気にならなかったカメラの揺れもこの作品では、テーマの重みからか「頼むからもっとどっしりしてくれー、止まってくれー」とさけび続けました。愛をさけばしてはくれず、残念無念の一本。 実際に頭を丸めた長澤まさみの役者根性に+1点。 【彦馬】さん 5点(2004-05-11 17:36:37)
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