みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
19.ドラマは未見です。原作が偉大であり、ファンであったため、原作の価値を下げるような映画化はやめて欲しい。それが映画化が決まった際の気持ちであった。だが映画を観て、驚いた。謝らなければならない。素晴らしい作品でした。観ずに批判したこと、申し訳ありませんでした。 【あるまーぬ】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-03-29 16:23:42) 18.まず、好きだったドラマ(ガリレオ)の キャスティングをそのままでまた新しい作品が 観られた点がよかった。 原作を見た上での鑑賞だったのでシンプルに 仕上がっていた印象もありましたが文字だけでは 伝わらない人の表情や心情が要所で描かれていたの ですごく観入ってしまいました。 原作と比べてみなくても人に勧めたいと思える作品です。 このシリーズ、もっと続いてほしい。 【ノリ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-23 00:46:39) 17.テレビ版は私はついて行けませんでしたが、映画版はなかなか。 両主役がいい味だしてます。 東野圭吾の作品は、途中で結末がわかりそうでも、もう一つひねり を聞かせてうならせることが多いですが、この作品もそうなっています。 でも松雪泰子はどうなんでしょう。ほかにいなかったのでしょうか。惜しい 【K2N2M2】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-22 13:19:41) 16.《ネタバレ》 堤真一さんがよかったですね、とっても。原作は読んでませんが、結構観れる作品でした。 ただ、「本格推理もの」っていうミステリのジャンルに対して「机上のトリックに辻褄合わせのストーリーをあてがった物」っていう偏見を持つあたしにとって、そのイメージを拭い去るほどでは無かったです。無名の浮浪者を騙して殺す純愛モノってのは…そりゃ確かに考えられなくも無いけど…非情過ぎてスゲー違和感。原作をいじるわけにもいかんかったんでしょうけどね。 だもんで、これ、堤真一さん抜きだったら5点とかそんなもんでした。しかし、この映画の堤さんは是非とも見とくべきって思います。ああいう役柄も出来ちゃうっていうか、うん、あの人だけでグッと持ってかれちゃった感がありました。 でもね、やっぱりストーリーの違和感はなあ…。元の亭主のほうは殺されてもそれなり理由があるから気持ちはごまかせるけど、プーとは言え何の恨みも無い人殺したら、花岡母子の気持ちとして耐えられんだろうし、むしろ石神の非人間性を感じて引いちゃいそうな気が…ドライすぎて ちょっとなあ。 売れた原作だったんだし、そっち読めばもっと入り込めるのかもしんないけど、なんかそんな気にならなかったっす。 【ごりちんです】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-22 00:50:15) 15.ミステリ好きなら石神のトリックはすぐに見破れそうなほど単純なものだが、堤真一の圧倒的な存在感により映画の格が上がったように感じる。本作の主人公は紛れもなく堤演じる石神であり、湯川(福山)と内海(柴咲)は引き立て役に過ぎない。TVドラマの映画化と言えば、事件をスケールアップさせただけのスペシャル版が多い中、地味な題材を扱いながらも質の高い映画を完成させた製作スタッフのプロフェッショナルな姿勢に感服する。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-21 19:55:10) 14.テレビドラマのファンです。原作も読んじゃってます。でラストで号泣してます。石神のキャスティング含めて映画化にはとても期待していました。それをふまえて、ハードルが上がったけど、合格点には達しているのではないかと。フジテレビをはじめとして民放の人気ドラマの映画化はとかく不発に終わることが多いと思っているのですが、今回に関しては元の原作が素晴しいこともあるけど良かったと思います。当然原作の精緻な心理描写とかとても及ばないところもありますが。やはり堤真一の演技に尽きる。この人は2から3枚目、シリアスからコメディ、とにかくキャラが固定されず演技の守備範囲がとても広い。すばらしい役者だと思います。ラストのシーン原作に続いて、映画でも涙しました。自分の心の中にある石神的な部分に触れるのでしょう。 たぶん多くの男性が心の中に石神を抱えているのでは。あと、ダンカンはミスキャスト。原作既読として違和感ありまくり。キャラ混乱しちゃった。渋めのベテラン脇役のがよかったんでは。 【タッチッチ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-21 19:00:42) 13.《ネタバレ》 これは驚きました。TVドラマのスケールアップ版などではなく見ごたえのある「一本の映画」に仕上がっています。堤真一の濃密な演技が全体を引っ張っていますが、そこに絡む福山雅治のドラマでのキャラ作りが生かされた良い意味での「軽さ」がまさに黄金比のバランスを保っており他にはない独特の雰囲気を醸し出していました。柴咲コウは一見存在感皆無ですが、観ていて疑問に思ったことを湯川に代弁してくれるので助かりました。気になったのはダンカンの胡散臭さと石神が自殺を考えるほど生きることに絶望していたようには見えなかったことくらいか。 【8bit】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-12-01 19:38:37)(良:1票) 12.TVドラマは数回見ていたけど、原作は未読。あまり先入観なく劇場へ行ったのですが、なかなかよい映画だった。期待していなかったから、本編が終ったらすぐ帰るつもりが明るくなるまで立てなかった。予告CMの華やかなイメージとは異なり、最初から最後まで、とても哀しい気持になる映画。この容疑者はタイトルのような“献身”ではなく、自ら進んで“犠牲”を望んでいて、その気持を推し量るととても寂しくて哀しい。 【SAEKO】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-11-29 11:56:21) 11.《ネタバレ》 推理の細部に焦点を当てずに、うそ臭いほどに爽やかな福山と過剰に抑えた堤の演技の対比を物語の中心に据えたのが良かったのでは? 【きいろくま】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-11-15 09:51:26) 10.テレビドラマ(未見)からの映画化ということで、さほど期待せず見た。 テレビドラマの延長なのか、捜査側はコミカル。しかし、犯人側と演出はシリアスという変な作り。映画は映画なんだから、シリアスならシリアスで通してほしい。 興行としての失敗を避けるために、テレビの構成を持ち込んで、映画作りに大きすぎる制約になっている。ちょっと嫌な風潮だ。 見ている方としては当然、シリアスな方を応援してしまう。だから、ラストは納得いくものじゃなかった。映像に映らなかった娘さんの幸せを祈ってしまった。 途中途中は手に汗握れるのに、惜しいなあ。 【まかだ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-11-02 21:12:39) 9.《ネタバレ》 ドラマの映画化作品としては上手く出来ていたと思いました。しかもジャンルは映画化しにくい本格ミステリと呼べるモノですし。原作を既読の方なら誰しもが共感してくれると思うのですが、この作品のキャストが発表されてから石神役に抜擢された堤真一の事が非常に気になっていました。だって石神は余り容姿は優れていない設定ですから。でも堤真一が石神の性格面や表情面で熱演していたので観ているうちに「こういうのもアリかな」と感じました。 しかし工藤役のダンカンだけは完全にミスキャストでしょう。どう考えても工藤が石神より容姿が整っていた方が物語に説得力が生まれる筈です。まあ大人の都合というヤツがあったのかもしれませんが……。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-11-01 10:49:13) 8.《ネタバレ》 よかった。だいぶ前に原作を読んだとき、「謎解きと心理の密接な関連」が最大の見せ場になっている小説なので、これは地味過ぎて映像化が難しいと感じた。結果的には、納得の出来。「地味」に徹した堤真一の演技、特に天井で4色問題を考えるシーンが、泣ける。「派手担当」の福山雅治とも意外にいいバランスで、なんだか直木賞受賞作「X」の映画化企画が先にあり、その地味さを埋め合わせるためにテレビシリーズを作ったのでは、と思っちゃったほど。 全然関係ないけれど、テレビシリーズのスピンオフ「ユンゲル」を観たら「ユージュアル・サスペクツ」のオマージュになっていて、笑いました。 【coco2】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-10-26 19:37:58) 7.彼氏と一緒に映画館へ行き、 観たいのが無く、彼氏が観たいと良い、 いやいや観たこの作品。 ドラマは一応観ていたので、 どうせドラマの延長戦で作っちゃいました的映画だろうと思ってましたが、 皆さんがおっしゃるように一つのサスペンス映画として出来ており とても面白かったです。堤さんの演技にも圧倒されます。 【ゆりたぬき】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-10-26 16:16:00) 6.《ネタバレ》 「テレビドラマの映画化」=「所詮ドラマの延長」という穿った先入観を持って見ました。 しかし、ドラマで頻繁にあった「主人公福山と警察官柴咲」の絡みを極力抑えてあくまでも原作に忠実な作りをしていたので「いい意味」でびっくりしました。 主人公と犯人はお互い唯一の友人同士というシチュエーションも良かったですし、犯人役の堤が最後に号泣するシーン、福山の慟哭する演技は素晴らしかったです。 ドラマではメインとされていた柴咲はちょっと損な役どころでしたかね。 彼女目当てで行くと肩透かしを食うと思います。 ドラマの延長としてではなく一つの映画作品に仕上げた努力と勇気に拍手したい作品です。 【ゆたさん】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-10-23 08:58:53) 5.《ネタバレ》 原作未読。1ページも読んでいない。 原作は相当に素晴らしいのだろうなというのが第一印象。 堤真一が演じる石神が素晴らしかった。 自分の才能を活かせる場がなく、自分の人生に絶望していた際に、愛する人たちのために自分の才能を活かせる場を与えられたことに対する喜びのようなものが伝わってきた。彼は初めて生きることへの意味を見出せたのではないか。 彼が唯一失敗したとするならば、あまりに“美しい回答”を求めすぎたことだ。 石神がただ単にアリバイ作りや遺体処理をしただけならば、恐らく花岡靖子も彼に最後まで従っただろう。 自分の組み立てた方程式が崩れたときに、泥臭く泣き崩れる姿が印象的だった。 いかに天才であろうとも、人間の感情までも計算どおりにはならないということか。 また、意外だったのは湯川が真相を暴いたことだ。 鑑賞中は友人のために真相を闇の中へ葬るのかと思っていたが、暴いたことでさらなる“深み”が増したような気がした。 友達のために真相を暴くべきではないという苦悩や葛藤、真実を明らかにしなくてはいけないという使命、同じ志を持つ同士として頭脳を犯罪に利用したという怒り、そういった複雑でどうしようもならない感情が湯川には渦巻いていた。 本作において影が薄かったところがある湯川だが、内海を冷たくあしらったり、内海に打ち明けたりと悩める深みのあるキャラクターには仕上がっている。 そして、本作で一番伝えたかったことは、人間の不可思議さということではないかと感じられた。石神が罪を犯そうとした心理、花岡が最後に取った行動、湯川が真相を暴こうとした理由、どれも論理的ではない。 科学や数式や論理では解明できないのが“人間の感情”ということなのがよく分かる作品だ。 本作において問題になりそうなのは、演出ではないか。 冒頭の実験やドッペルゲンガー的な分身といったシーンはあるものの、“過剰な演出”は極力避けようとしているように思われた。恐らく原作の良さを殺さないようにという意図を込めて、ニュートラルな状態を保とうとしたのだろう。 確かに、原作の良さは殺していないのかもしれないが、原作の良さを活かし切ってもいないようにも感じられた。 もうちょっと自分らしさを出してもよかったような気もする。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-10-20 23:19:10) 4.《ネタバレ》 「この映画、実に面白い。」ってほどではないとはいえ、なんとか原作ファンの期待は裏切らない出来でしょう。私も3年前に読み大変感動したので今回の映画化は楽しみにしていました。堤真一も「ダルマ」のイメージではないけど、孤独な数学ヲタクの雰囲気はよく出せていたかな。ただ、未読の人はあの端折りまくりの序盤で伏線インプットできたのか疑問。最重要な一日ずらすトリックの必然性と切れ味があまりフォーカスされないまま終わった感があり、そこがミステリファンとしては不満。でもマジで泣けますよ、特に娘さんのとこ。 【ジェフゆないてっど】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-10-19 19:22:25) 3.《ネタバレ》 原作を先に読んでから鑑賞しました。イメージはほぼ原作通りですね。東野作品を映像化した中では、かなりいい方なのでは? 堤真一が石神役だと聞いた時は「ええー、それは違うだろ?」と思いましたが、思いの他ハマリ役。原作ではただのストーカーにしか見えなかった石神が、意外にも好印象でした。役者の演技ってスゴイ! 一方全くイメージが違ってたのは工藤役のダンカン。石神とは対照的に、分かり易いイイ男なんだろうな~と思ってたのに…。石神が靖子に「工藤氏は誠実で信用出来る人物と思われます」って最後の手紙に書いているけど、全然誠実そうに見えないですよ。 あと予告編で気になっていた(原作にはない)雪山のシーン。映画独自の意味を期待したのに、無くても問題なかったような気が…。 それなら工藤と花岡親子の食事シーンを入れて美里の工藤に対する心情を描いた方が良かったのでは?(原作では再婚に反対して自殺未遂までするのだから) 【selene】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-10-10 10:34:58) 2.《ネタバレ》 ドラマからの映画化なんで、あんまり期待してなかったんですが、良かったです! 容疑者Xにはしてやられた><ドラマの湯川より、映画の湯川の方が人間味あるというか、いつもと違う湯川が見れました。 感動もする作品になってました、涙腺弱いので涙が・・・ 二人が同い年?にはちょいと無理がw 【O-Ⅱ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-10-05 22:52:30) 1.《ネタバレ》 最初のクルーザー爆破事件、あれ一体なんだったんでしょうねぇ? どう本編に絡んでくるのか、ずっと待ち構えてたらエンドクレジット出てきちゃって、じゃあ最後の最後に、と思ったら終わっちゃいました。福山の論理も本編の推理に符号してないですしねぇ。でも、本編自体はテレビシリーズを全く見ていない私でも楽しめました。主役が堤真一と松雪泰子の方で、福山雅治と柴咲コウは脇役だったりするために、お約束みたいなので固められていないのが良かったのかもしれません(テレビ版が好きだって人には逆に物足らなく感じられるかもしれませんが)。ビスタサイズで始まって、自然にシネスコになる導入部(テレビ画面から始まるので、テレビから映画に来た、っていうのを見せたかったのかもしれませんが)から、ドラマを見せるための映像表現がなかなか上手くて、表面的なスタイルではなく、必要な画をどう見せようか?って苦心している感じがして好感持てました。1つの殺人事件をめぐる悲劇のドラマは、下手をすればテレビのサスペンス劇場レベルのスケールのハナシなのですが、魅せるカメラと、そして堤&松雪の堂々の演技とで劇場のスクリーンでもしっかりと堪能できるものになっていました。堤が過去、死にたいと思うに至った背景、松雪が地獄の生活からなんとか逃げ出して掴んだ小さな幸せ、そこが類型的でうっすらとしか見えてこなかったので、やや薄めな印象は否めませんでしたが。あと、両者「天才!」というほどのレベルではない工作と推理に思えたりもしましたけど。トリックはワリと早期に見えてきますよねぇ? 山登りも唐突だし。でも、ともあれ、ドラマの安直な映画化って作りではなかったので安心して見られる映画でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-10-04 20:48:19)
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