みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
12.なんといっても山崎努の演技に尽きる。。。 私も広末涼子はミスキャストと言わざる負えない。。。 作品の調和に合っていなかった。。。 【ナラタージュ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-18 23:47:42) 11.《ネタバレ》 家族の葬儀を経験してる人には、なんかこう感じるものがある映画なんだろなって思いました。 親父の葬式とか思い出しちゃいました。 あざとく泣かせようとかって演出してる風でもないので、まあ、いい作品かな。広末さんは別として。奥さん役が宮沢りえとかなら…でも、それだったら「汚らわしい」とかって言わないような気もするし…キャスティングってむずかしいかも。 そもそも葬儀関係の現場仕事って、歴史的文化的に穢れたものとして扱われてて、新平民の身分の人たちの仕事だった時期が長くありましたからね、ある程度年齢のいってる人たちならあの「『汚らわしい』仕事」なんて感覚も理解できるんでしょうけど、そのへんの事情が若い人たちにもわかるようなつくりでも良かったかな…。 この「汚らわしい」は映画の中でもかなり浮いたセリフの印象がありましたが、ここを変に言い換えると部○解○系の圧力団体の方たちから映画に関係ないとこで争いごとになっちゃうかもなので仕方なかったのかなとか思いました。あ~、でも「一生あの人みたいな仕事して反省するか…」とかもっと危ないセリフもあったような…。 まあそれはともかくとして、本木さん&山崎さんたちが変に気負うでもなく只々誠実に亡くなった人を送るその姿には、雪の白さと相俟って透明でどこか凛とした美しさがありました。 やっぱり死体から人体模型作ったりするのは、日本人には無理かもなって思いました。 それと、余貴美子さんが結構いい感じでした。50過ぎだそうですけど、なんか素敵でした。 笹野さんの抑え気味の演技もよかった。 なんかこのところ、平気でげらげら笑いながら葬儀に来る人とか見て、いやな気分になったりしたこともあったんだけど、この映画観てちょっと安心した。 【ごりちんです】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-03-16 18:57:24) 10.《ネタバレ》 アカデミー賞受賞で凱旋上映してたので鑑賞できました。 受賞パワーで今までで一番映画館が混んでました。 自分の環境上死体に対しての抵抗が皆無だったためか、何故あんなに参列者や奥さんが拒否するのかがいまいち理解できなくて、確かに世間ではそういう目で見る人もいるのかもしれませんが、何か一昔前ずれてるんじゃないかなあと。後、奥さんの「汚らわしい」は咄嗟に出てきた言葉にしてはちょっと違和感があってもっと汚い!とか嫌!とかの方がしっくり来たかも? でも何だかんだ言って涙腺の大掃除ができました。 生きている人が死んだ人に対して新しい門出を祝福して送り出す。それを手伝うために納棺師や火葬場のおじさんなど色んなおくりびとが関わっているんだなと感じました。 いい映画だったと思います。 脇を固める山崎努と笹野高史のおかげで芯のある映画になっていたし、広末涼子はミスキャストでしたが(昔と全く演技が変ってないのはそういう設定だったんでしょうか?)音楽も久石譲担当でさすがの出来でした。 一つ残念だったのは峰岸徹さんが受賞を知らずにこの世を去ってしまった事です。 本当に残念です。 一緒に見に行った親にふぐの白子が食べたいと言いましたが食べれませんでした。 【ハリ。】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-03-14 10:02:27) 9.《ネタバレ》 山形の風景と茶道のような納棺師の仕草、それだけでも静謐な時間に浸れました。同じ日本でも各々の地方によって、また時代によるものか、あまり馴染みがなかった納棺師という仕事。妻が言う「けがらわしい!」はそこまで言うか?と、しっくり来ず、やむを得ずやらざるを得ない状況に引きずられていく主人公には説得力があります。 もっくんはいい俳優になりましたね+脇を固める山﨑努とくれば文句のつけようがないでしょう。演出かもしれませんが、広末涼子はもっと深みのある演技が出来るような気がするんですけど・・ね。 【AKO】さん [試写会(邦画)] 7点(2008-12-15 18:07:31) 8.《ネタバレ》 本木さん、相変わらずカッコイイ。広末若い。人の一生、死の迎え方、看取る人々の思いなど、いろいろと伝わってくる作品だった。ただ1点、最初の腐乱死体現場に行ったあと、普通はもう辞めます、もしくはそれについて悩むでしょ。「僕は何を試されてるのだろう?」という言葉までにいろいろな葛藤シーンが欲しかった。 【noji】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-12-07 23:12:45) 7.観る前のイメージをいい意味で裏切られました。これだったら誰にでも観やすい。本木雅弘と広末涼子の年の差カップルに少し違和感がありましたが、本木さんは今でも青年のような初々しさを保ってて凄いと思いました。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-11-14 18:32:06) 6.《ネタバレ》 広末の「私の夫は納棺師です。」の言葉に鳥肌。 日本人独自の死生観と夫婦愛を、静謐な雪国の風景を背景に、優しく美しく描いた佳作です。 【つむじ風】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-11-03 01:06:34)(良:3票) 5.《ネタバレ》 もっとシリアスな作品と思ってましたがコミカルな部分も多く山﨑努の好演もあって、なかなかいい作品でしたがラストがただのお涙頂戴話になってしまったのが残念でした。山形の美しい風景と久石譲のスコアが印象的でしたね。 【ギニュー】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-28 21:07:31) 4.納棺師という余り馴染みの無い職業についてのお話だったので、純粋に為になりました。そういう職業の人達が、劇中の様に差別されているか如何かは知りませんが、そうだとすると悲しいですね。私は本当に尊敬に値する仕事だと思いましたが。 ただこういう題材の映画にしては、笑いのシーンも多く含まれていて、観る側が暗い気分に陥ってしまうのを防いでいた様に感じました。観る側への配慮がありがたい。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-27 00:04:06) 3.《ネタバレ》 前半のコメディー仕立ての部分が、どうにも私は笑えませんでした。 映画のテーマのせいか、賞を獲ったせいか客層が割と年配の方が多く、 その方たちには笑いが起きていましたが、 「さぁ、笑うところだぞと!」言わんばかりの演出が鼻についてしまったのです。 しかし、中盤からは山崎努と本木雅弘の演技が素晴らしかったこともあり、 物語に集中して観ることができました。 死者の尊厳、遺族の尊厳をおもんばかる納棺師の所作は さすがに格好良く、身近に亡くなった方をお持ちの方は凄く感情移入できる だろうと思います。実際、観劇中に涙する人も多かったです。 ただ、出演者の平均年齢が高いのと、題材が暗いせいか、広末涼子の雰囲気が この映画では浮いてしまっている気がします。 あえてそれを狙った役作りかもしれませんが、ちょっと軽すぎるかなと思いました。 テーマとしては普遍的な家族のあり方を描いた作品といえますが、 納棺師という職業とそれを生業にする主人公夫妻を通して描くことで ありきたりな作品にならず、佳作といえる作品となっていると思います。 【おなや】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-26 01:30:34) 2.荘厳なテーマの中にユーモアと涙、また差別など社会性も盛り込み、グランプリ受賞も納得の魅せる映画となっているが、2度見ようとは思わないかな。山崎努はさすが貫禄の演技、余貴美子、笹野高史、これが遺作となるかもしれない峰岸徹など脇も良し。チェロ演奏などモッくんの役者魂にも感心したが、どうにもこうにも広末涼子の演技だけは拒否反応。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-23 15:39:36) 1.ひとはみな、生まれたからには、死がおとずれる。今のすすんだ文明は極力、なるべく、死をさける。でも、そのうち、かならず死がおとずれることはみな、知っている。そして、、、、、、 また、会おうの。、、、、、、そう、われわれは、ほんとうは、死んでしまうと、2度とふたたび会えないことも知っている。 そう、死んだひととは、2度とあえない。一度きりのおのれの人生は、2度とない。さらば!だからこそ、愛おしい。せつない。かなしい。けど、それでよい。悲しいけど、さびしいけど、生まれてきて、わたくしは、本当に良かったです。(遺書ではありません)とてもかなしいけど、とても、いい作品です。 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-20 00:43:25)
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