みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
15.《ネタバレ》 《改行表示希望》 ディカ様の作品はクイック&デッド (1995年)をビデオで観た以来なので (演技力の問題で観るのを避けてました) 少々不安がありましたが、年月の経過と共にかなり演技が洗練されていて驚きました。 ○ ・ストーリー設定が新しく、いろいろある中でもすべて頭の中での出来事と言う所に 面白さを感じました。 ・思っていたよりアクションでハラハラドキドキでした。 ・複雑なストーリーのため、制約が多くいろいろ説明しなくてはいけないのですが 割と自然なキャスティングの流れで組み込めて違和感無く観れた。 ・メッセージ性が強く、いろいろ考えさせられる ・最後の終わり方が賛否両論あると思うがいろいろ含みを持たせて 「あなたはどう思う?」みたいな感じで終わったのは良いと思った のちに、余韻を感じながらみんなであーだこーだ議論するのも面白い ・ケン・ワタナベの英語が、30歳過ぎて 英語を覚えたビジネスマンの日本人みたい、チョイ下手で良い ・訳が戸田奈津子でなかった × ・やはり設定に無理があるので「イヤイヤイヤ」と思わずと言う所がいくつか・・・ ・もう少しアクションが簡潔に縮められたら、なお良かった ・ストーリーが複雑なのでチョット気を抜くとわからなくなり気が抜けない眠たくなる。 ・また最初の方を観たくなる。 しばらく、映画離れしているのでケン・ワタナベとディカ様以外知っている人がいなかった 純粋に面白かった、もう一度観て納得したい マリオン・コディヤール(モル)のキャスティングと 合図で使用してたエディット・ピアフの曲の使用には何か意味があったのか、 製作者側のユーモアか しかし。ドンパチしてる車の中で寝るかね どうやったら潜在意識を武装化するんだ?部屋中ミリタリーにするとか ひたすらチャック・ノリスの映画を見せるとか 【はぶじ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-18 04:47:12) 14.《ネタバレ》 こ、これは…よくこんな突拍子もない話をハリウッド大作として完成させ、ヒットさせたもんだ。ダークナイト大ヒットがあったからこそ許された大冒険だったことでしょう。 自分的にあら探しをする気になっていないので、これは自分としてはかなり満足した映画ということです。クリストファーノーラン監督のくそが付くほどまじめで硬質な作りは緊迫感を出すのに非常に効果的で、ラストシーンまで緊張感を持続させられました。ラストシーンのコマが回るのを見て狂おしいほど止まれ!止まれ!と思ったのは自分だけではないはずです。 ところで冒頭で突拍子もない話と書きましたが、実はこの映画の基礎を形成している夢の階層構造については実際に何度か見た経験があります。この不思議な体験を映画化してくれたことを喜んでいる人が、自分の他にも世界中におそらく何万人もいると思いますよ。 このアイデアを大作としてではなく中作(?)として、かわりにノーラン節全開で作ったらどれだけワクワクするものができるんだろうと思わず考えてしまいました。とにかく楽しい時間でした。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-17 19:35:15) 13.《ネタバレ》 昨日、久しぶりに第7階層まで潜ってきた。 あそこは、何やっても後腐れがなくていい。第4なんて包丁持った女が13人くらい待ってっからな。シャレにならんわ。 さて、今みんながいるのは、俺の第3階層のはずだ。 この映画は俺が第5階層で構築したイメージを第2階層でフィルムにエンコードしたものだからな。 こないだ第1でSEやってる俺の兄貴が階層間転送プロトコルを開発したんでね、そいつでMPEG42圧縮したイメージファイルを持ってきたってワケさ。 で第4でノーランに会ってフィルム見せたら、第3なら売れんじゃね?って意気投合してな。 このシネマレビューは、俺が現実世界で作った数少ないもののうちの一つだ。 俺くらいの熟練者になっても、第7くらいまで潜って帰ってくると、今どこにいるのかわからなくなることがある。戻る時に「飛んじまう」ことがあるのはみんなも理解出来るだろう? そういうときには、このシネマレビューに投稿することにしている。これは開発者の俺しか知らないことで、今まで秘密にしていたんだが、、、 実は、「良投票」欄に潜った階層の累計、「笑投票」欄に戻った階層の累計が表示されるようになってるんだ。「笑投票」の方が多い場合は俺が「虚無」に落ちていることを意味している。そういうときは、良投票して助けてくれ。 共同開発者の一人は、最終テストで自分にこっそり良投票したのをすっかり忘れてたもんだから現実に戻っても、「ここは現実じゃない!」なんてな、、、 あれは痛ましい事故だったぜ。 ん?PCのモニタがチラつくな。また第1で兄貴がレンジとドライヤー一緒に使ってやがるぜ。 ったく。 【ジェフゆないてっど】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-15 18:34:54)(笑:8票) 12.《ネタバレ》 この映画は世界観にはまれるかどうか、が鍵でしょうか?私は入り込めましたので楽しめました。複雑な設定をしっかりとまとめた脚本のクオリティの高さがすごい。難解なのは夢部分で、本ストーリーは極めてシンプル。現実問題と夢世界のシンクロ具合のバランス加減は絶妙でゾクゾクしました。 「会社をつぶす」手段として「インセプション」を用いたのは多分「犯罪」と法ではっきり認めてられていないからでは?(「盗む」は産業スパイになるかもしれないけど「刷り込み」は?)コブが命を狙われていたのは、被害を与えた会社の報復みたいだし、犯罪歴は妻殺しだったし。 このテの映画の元ネタは大抵『荘子の「胡蝶の夢」』ですね(荘子が昼寝をして蝶になった夢を見る。目覚めて彼は「本当の自分は蝶で人間になった夢を見ているのでは?」と思う) 夢を扱った某漫画で「香り」がキーワードになる話がありました。夢の中では香りは意識しない。もし、薔薇の香りがしたら、眠っている部屋に薔薇があるから。という感じでした(周りの人が異臭に顔をしかめているけど、私は匂わない、という夢を見た事がある。ナイフで刺された痛みで起きた事はあるけど;本当に痛かった;) 希望としては、こういう「五感」の感覚がもう少し欲しかったかな~と思わないでもない。「調合士」という単語が出て来た時、ちょっと期待したから;後、ロバートの防御方法ですが、銃をもった男ではなく、いきなりガラスの壁が出現するとか、ぬけ道が出来る、などでも良かったのでは? あんまりごちゃごちゃすると分かりにくくなるからでしょうが、そこらへんが夢の話なのにちょっと夢に欠けたかな~、なんて(^^;) 最後にコブは蝶になり、人間になった夢を二度と見ないのでしょうか?私としては現実世界に返った、と解釈したいところです。どんなに辛くても現実に生きる価値がある、というテーマを感じたので。何にしてもすごくおもしろかったです。細かいことは気にせず、世界観に浸る映画だと思います。 ハリウッド俳優の中にあって、埋没しない渡辺健氏の存在感はさすがでした。彼に+1点v 【果月】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-15 12:56:04)(良:1票) 11.ディカプリ以外の人たちはサクサク働いて気持ちがいい。 【はるこり】さん [映画館(吹替)] 8点(2010-08-15 08:53:32) 10.正直言ってこの複雑なストーリーの構造のすべてを完璧に理解したとは言い難いのだけど、 この作品が面白くて、この作品をつくった人に才能があることは完璧に理解できた。 こんなことを思いつける人はすくない。たとえこんなこと思いついても、形にできる人はすくない。形にできても、実行できる人はすくない。実行できても、話題にできる人はすくない。希有な才能というのはこういうことを言うんだなと思いました。 【コダマ】さん [試写会(字幕)] 8点(2010-08-10 15:55:35) 9.《ネタバレ》 夢に入り込むというアイディアは単純に面白い。さらに二層・三層へと重なる複雑さはストーリーを豊かにさせており、それらが一体となっているため緊張感も増大されている。複雑さはあるものの、構造は極めてシンプルでもある。 「下層に進むたびに時間が倍増される」「虚無に落ちる」というような分かるようで分からないルールも、ストーリー上必要不可欠のルールであり、許容するしかない。 「全てが夢」「ラストだけが夢」「全てが現実」と観た者がそれぞれの感想を抱くこともできる点も面白いところだ。個人的には、「夢の中でしか生きることができなかった男が夢と決別して、現実の世界に戻る」というシンプルな感想を抱いた。たとえそれが夢の中であっても、本作にはハッピーエンドという形がしっくりとくる。会長の息子同様に、夢の中でも幸せになれば、どこか救いがあるのではないか。妻を死なせてしまったという罪悪感に囚われて逃れることができなかった男が開放されるシーンには明るい希望を感じられる。 ただ、夢に囚われた男が夢と決別するにしては、やや盛り上がりを欠くラストだった気もする。夢の中の妻の姿は、リアルな妻の姿ではなくて、自分が過去に知っている姿・自分の理想の姿の投影・虚像でしかないという“現実”を痛感させて欲しい。 パソコンやゲームといったように二次元の中でしか生きられない世代が育っている中で、本作を観ることで“現実”に向き合えるような作品に仕上がれば、もうちょっと変わった作品になったかもしれない。 また、「インセプション」という使命のためには仕方がないにしても、夢の中にしては極めて現実的で常識的な世界が繰り広げられている。二層においての重力を無視した戦い、四層においての幻想的な世界が構築されていたが、相手にバレない程度には夢の特性をもうちょっと活かして欲しかった。二層での階段のようなトリック辺りではやや弱いか。重層構造ではあるが、夢の下層は夢でしかなく、観客の想像を超えるサプライズを与えるまでには至らない。 夢と現実、現実に見える夢、夢の中での夢、各キャラクターの夢が微妙にズレているといったように、もうちょっとグチャグチャにしても良かったかもしれない。 コブと奥さんが過去に自殺に使用した際のイメージだろうか、一層での列車の突然の出現など、コブのイメージと夢の中の世界はゴチャついているが、ハマっている感じがしない。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-09 22:58:10) 8.《ネタバレ》 話の階層が複雑で字幕と内容を追うのが大変でしたが、それに値する面白さです。 設定されている世界ののルールがうまく説明されており、後半になって反則的なルールが出てくることもなく、フェア?でした。 ちなみにエンディングで、たおれてくれっと必死にスクリーンに念を送ったんですが・・・。 もやもや考えながら劇場を出ましたが、自分は、妻の殺人容疑部分を除き、夢に入り込める、サイトーからの依頼といったすべての事がディカプリオがみている夢、と解釈しました。見落とした複線とか色々ありそうなので、もう一度見たいです。 【なつこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-07 23:14:48)(良:1票) 7.《ネタバレ》 僕のトンデモ解釈ではこの映画、実際に起こったのは妻の死のみ。妻の死は重要なキーワードでノーランは別の作品でも扱っている。しかしあの作品では人間の外側を描いていたのに対し、インセプションは内側のみを描いている。 重要なのは誰がインセプションされているかってこと。見方は色々できるが、コブとしたほうが一番筋が通る。つまりこの映画は全編がコブのもの。けど、それは他者によってインセプションされているということではなく、自ら行っているということ。 (死因は分からない、といか重要でない)妻の死を自分の中で昇華しようとしてる、人格の防衛本能みたいなものかな(これまたノーラン作品に付きものの、贖罪)。 エンドロールの途中、唐突にあの歌(テンポを落とした)が流れるのもそんな理由なんじゃなかろうか。 ところでインセプションて映画によく似てますよね。見ているとまるで自分の考えのように植えつけられたり、集中し見てんのに強烈な座席キックもらうと意識が戻るあたりが 笑 久しぶりに「映画」ってやつを見ました!細かい突っ込みは不要。一歩先に進んだ、映画世界を体感しましょう。 【xxx】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-07 17:17:30)(良:1票) 6.《ネタバレ》 全編を通して哲学的だが、俳優たちの演技が巧く、難解な世界設定にもかかわらず物語に没入しやすかった。エレン・ペイジは特に注目すべき。パッと見ちんちくりんだが非常に美しく感じさせる。他人の夢に入り込む技能にも、キャラクターごとに各々得意科目(設計、抜き取り、擬装、調合など)があり、階層構造を成す夢世界を能力を存分に活かして縦横無尽に冒険する姿は、新たな映画の舞台として非常に魅力的。ある夢世界の物理現象が一階層奥の夢世界に対して干渉する(特に重力)のは斬新な設定だ。ラスト間際の「キック」の連鎖による覚醒は、時間制限の緊張感とも相まって、大きなカタルシスを感じる。ラストの止まりそうで止まらない独楽の演出も良い。ハッピーエンドであって欲しいが、夢から覚めないほうが良い場合もあるかも。非常に楽しめた。 【しぇんみん】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-03 23:42:03) 5.レイト・ショーで観賞。最近寝不足のため眠くなるかもという不安があったのだが、手に汗握る展開に、最初っから脳ミソ全開。眠るどころか、その日は深夜まで興奮状態が続き、かえって寝不足に輪をかけるはめに...。冷静に考えると、細部が雑というか、わざと説明不足にしているような気もしなくもない。もう一度観たくなる魅力的な作品であることは確か。ところで、同行した家内は隣で熟睡していた。こいつ、いつから寝ていたのか?帰り道、家内は映画の感想については一言も述べずに、その間に見た自分の夢を話し続けた。「デカプリが..」(←家内はディカプリオをいつもこう呼ぶ)「後頭部を見て謙さんだと思ったら...」(←家内は『ケン』という名前の人を全て『ケンさん』と呼ぶ。高倉健も、志村けんも皆『ケンさん』)「...振り向いたらなんとその人市川海老蔵だったの!」(←どうやら出掛ける直前まで観ていた結婚披露宴のテレビ中継が記憶にあったらしい...)「伊藤英明が出てきてね、加藤あいもいたのよね。そしたら...」(←おいおい。確かにスピーチしてたな伊藤英明...)「突然、海難事故発生のアナウンスが流れて...」(←始まる前に『海猿3』の予告やってたっけな...)家についてからも家内の話はしばし続いた。そして気がつくと家内はイビキをかき、ヨダレをたらして再び熟睡。私は例えようのない寂しさを感じつつ、おもむろに取り出したある物を..........クルクルクルクルクルクルクルクル....パタッ。私はその瞬間我に返ったのだった(涙) 【nizam】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-07-31 12:23:57) 4.《ネタバレ》 「夢の中に入る」ことと「夢が階層している」ことを前知識として鑑賞しました。 従って最初から「これは夢か現実か」「どの段の夢か」を考えて見ていたので、夢について混乱することはなかったです。 それ以外はついていくのがやっとでした。前半は登場人物の区分けができず、味方か敵かもわからず、後半も次から次に出てくる敵がいったい何者なのかもわからず、ただ何かに向かって突き進んでいくのを見守るだけでした。それでも映像やアクションは素晴らしいので、細かく考えなければ面白い映画です。 自分は「ワンボックスの落下でホテルの人は浮いているのに雪山の人はなぜ浮かないのだろう。」とずっと思っていました。夢の影響は1段階にしか及ばないようですね。 そのほかの決まりごとも守られているのか考えていましたがスピードに追いつけませんでした。 【Banjojo】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-07-27 19:43:11)(良:1票) 3.《ネタバレ》 見終わった後、「念入りにゴージャスに、そして整然と構築された力技」、といった印象を受けました。 「夢の3層構造」という設定や「深層意識に影響される夢の内容」といった道具立ては、リアルな作品世界を構築する上で十分その機能を果たしていたとは思うものの、肝心の「インセプション」つまり「偽りのアイディアの発生」という発想自体に対しては、いくら映画の中とは言え「本当にそんな簡単に人の深層心理にアイディアを植えつけられるものなのか、また仮にそれに成功したとして本当に人はそのアイディアに支配されるものなのか」という疑問が、個人的には払しょくできませんでした。言ってみればそれら道具立てやルールは、「よく練られてはいるものの最後まで詰めてみればどこか穴があるもの」という風に感じるのです。 また渡辺謙が「夢の中の死」を経験し、時間の流れが極端に遅くなる深層心理の虚無の中に、非常に長い時間とどまり続けたような描写がありますが、個人的にはそういう「無限に近い時間」の経験を、たとえ夢や深層心理の中とは言え「経験」したのであれば、その後に現実世界に帰ってきたとして果たしてまともな精神状態を維持できるのかという疑問も感じました(もちろんそういう「無限の時間から生還した」という「悪夢から覚める」ような爽快感が、あの展開の中に存在することも否定しませんが)。 しかしそれら凝った道具立てだけではなく、この映画にはもう一つ「コブの過去に関する葛藤とその克服」というコアの部分が存在しますし、どちらかと言うとそれら道具立ては、全てこの「葛藤の克服」・・・と言うより「現実への帰還」というラストに向けて配置されていると思いました。あのラストシーンを見た時、「夢に引きずり込まれそうになるギリギリのところで、帰るべき現実に帰ってきた」という、何か「リアルな感覚を伴ったカタルシス」を感じたのですが、このカタルシスが僕の中では十分説得力あるものだったので、結局その他の「凝ってはいるが詰めは甘い」諸点については、リアルな画作りやアクションのスペクタクルとも相まって「上手く監督に力技でねじ伏せられた」ような印象を覚えました(それは決して悪い感じではありません)。 机の上で奇妙に独楽が回り続け、「倒れそうかな?」という微妙なところでエンドロールに突入するあのラストについては、個人的には「コブのいるのが現実なのか夢なのかわからない」という事よりも、「彼が『独楽が回り続ける世界』にいるのか『いつかは独楽の回転が止まる世界』にいるのか」を、監督が観客自身に感じさせようとしているのではないかと思ったのですが、その時観客が感じることは、もしかしたら僕たち観客の持っている「現実認識」とも微妙にリンクしていることなのかもしれません。この印象的なラストも相まって、僕は最終的には大いにこの映画を楽しみました。 【マーチェンカ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-07-25 22:05:11)(良:1票) 2.《ネタバレ》 クリストファー・ノーラン監督の作品はどれも好きですが、いまひとつ理解出来ないものばかりです。 本作は「メメント」の次ぐらいに良く解りませんでした。 頭が悪くて、どうもすみません。 そんな私にも、夢がバームクーヘンのように何層にもなっていて、それぞれの時間の経過が違う事は解りました。 それぞれの夢に入り込むところや無重力アクションや007を彷彿させるようなアクションシーンとか、見どころは沢山あり、満足しています。 ホテルのシーンはどうやって撮影したんだろう?と不思議なぐらい、無重力に見えました。 不満なところは、こうまで苦労して夢に入り込む必然性です。 命を懸けて痛い思いしてまでするほどの事?と思ってしまったので、お話に入り込めませんでした。 渡辺謙さんの名演技も、役の位置づけが理解できなかったので惜しいと思いました。 私は映画が終わっても夢の中に居る感覚が取れず、夕食の買い物してレジでお金を払う時にやっと「これは現実だ。」と目が覚めました。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-07-25 16:15:13) 1.《ネタバレ》 これはかなり良い。スタイリッシュで難解な感じがハマリましたね。 そしてその時間の経過がその層によって違いながら同時進行なんて計算されてますね。 特に上層は同時に見せるためにはスローモーション。この画像がいい。 夢かどうかを何で区別するかなんてマトリックスや13Fのような世界観。 展開めちゃめちゃ速くてついてくのけっこうしんどかったです。 もう1回みたい映画です。 細かく見ると話に粗はあるんですが、小気味よさとスタイリッシュな感じにBGMがマッチしていてどうでも良くしてくれる感じがしました。 欲を言えばもう1どんでんあっても良かったかな。 結構、(うける)層や国が絞られてしまいそうな気がしますね。好き嫌いが大きく分かれると思います。 【森のpoohさん】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-07-23 23:20:19)
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