みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
7.正直細かいところはよくわからなかったけど、大筋はわかるようにできているし、何より空間的、時間的に壮大。それだけでいいのでしょう。 【Yu】さん [映画館(吹替)] 8点(2014-12-04 23:54:19) 6.《ネタバレ》 多次元的な“愛”を描いた作品だと私は解釈しました。それは家族への愛であり、ガイア理論的な地球への愛であり、未来の子孫に対する愛であり、科学を始めとする知的探究への愛でもある。主人公クーパーが地球の現状、人々は農業に従事して地上に縛られ、誰も空を見上げ宇宙へのロマンを語らない、そんな環境に不満を持っているのは明らかですが、それでも彼は人類という種、また家族の未来の為に宇宙へと飛び出す。ブランド教授が度々引用するディラン・トマスの詩「~穏やかな夜に身を委ねるな。怒れ、怒れ、消えゆく光に対して~」という一節は、絶望的な世界であっても未来を希求する主人公を鼓舞している様に思える。 出発当初、主人公は地球への帰りの燃料を考えていた。それは娘・マーフィーとの約束を守るため。でも地球へ帰るということは、彼の未来への前進を止めることに他ならない。最終的にコンピューターTARSと共にクーパーはアメリアを救うことを優先し、地球への帰還を諦めて、ブラックホールに消える。その結果、五次元空間でマーフィーを介してプランAを成功させ人類を救うのだ。TARSが言っていた運動の第三法則、「何かに到達するには何かを置いていかなければならない」という台詞がすべてを物語っている。人類皆が知的探求を止めた世界において、宇宙を見上げ、前進を止めなかったクーパーは遂に人類を救った。つまりこの映画は広義的には前進する愛を描いた物語。前進を止めた時点で人間は滅び、愛も消える。 徹底的にリアリズムに則った撮影技術の凄まじさは誰もが認めるところでしょう。本物で撮影できるものは全て本物で撮る。実物大の宇宙船内部を作り、精巧なミニチュアのロケットを動かし、水に役者を放り込み、極寒の大地で撮影する。CGを駆使して宇宙空間を作り上げた『ゼロ・グラビティ』とは全く異なるリアリティの追求でした。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-12-01 00:11:01)(良:3票) 5. 初見では度肝を抜かれる。鑑賞後は眩暈を感じる程の鮮烈で濃厚な内容。 想像を凌駕する映像、壮大な音楽、素晴らしい俳優陣の奇跡の融合。 同じ鑑賞料を支払って、他の作品を観るのが勿体なく感じるはず。 とても質が高く、数回の鑑賞に堪えるクオリティーです。 【タックスマン4】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-27 00:00:21)(良:1票) 4.《ネタバレ》 IMAXにて鑑賞。近所のIMAX上映館では吹替上映がなかったので、やむなく字幕版での鑑賞となったのですが、これが大失敗でした。本作は物理学者が原案を担当した作品だけあって、そもそもが難しいお話なのですが、ノーランはこれを説明する際にビジュアルイメージとセリフを同時に用い、観客に目と耳をフル稼働させて話を理解してもらうという方法をとるため、視覚のみですべての情報を入手する字幕版では無理が出てしまうのです。この映画のセリフには耳慣れない用語が多く含まれるため、字幕を流して読むということができません。セリフを理解するためには字幕に集中する必要があるのですが、そうすると画面で起こっていることを見逃してしまう。ならばと画面に集中するとセリフが頭に入ってこない。私の脳の限界が試されているかのような鑑賞体験でした。。。 以上の事情から、お話は7割ほどしか理解できなかったのですが、それでも映画は十分に楽しむことができました。ひとつひとつのイベントの盛り上げ方がうまく、手に汗握るような場面が多くあるので、話が分かっていなくてもほぼ問題なく楽しめてしまうのです。さらにはドラマパートにおける情緒的な演出も素晴らしく、クリストファー・ノーランの演出の豪腕ぶりには恐れ入りました。さらには、ノーランのネームバリューを駆使して集められた豪華俳優陣の使い方も見事なもので、父性の塊のようなマイケル・ケインをマッドサイエンティストに、使命感溢れる探検家にしか見えないマット・デーモンをキ○ガイ役にするというドンデンにも大変な意外性がありました。。。 脚本もよくできています。序盤にてボロボロになった地球での暮らしを見せ、そして宇宙へと飛び出していく。ディストピアSFと宇宙探険ものというSF映画における2大ジャンルを組み合わせて一つの作品にしてしまうという欲張りな内容には満足感があったし、これらを違和感なく折衷してみせたジョナサン・ノーランの構成力の高さには目を見張るものがありました。さらには、親子のすれ違いという普遍的なテーマを作品の柱とし、宇宙規模の物語をひと組の親子の物語にまで収斂させて感動を呼ぶドラマを作り上げているのですから、これは驚異的な仕事だと思います。伏線を丁寧に回収し、序盤と結末が綺麗につながるという全体のレイアウトも好印象でした。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-24 02:25:46)(良:1票) 3.《ネタバレ》 個人的にはどストライクで非常に面白かったが、万人受けするものでは無いなーという印象。 相対性理論、ウラシマ効果、事象の地平面、5次元などが大して説明も無く、ポンポン飛び出してくるので、 科学好きでそれら意味をある程度把握してないと付いていけないかもしれない。 また逆に、突っ込みどころも多いので、科学的な整合性を気にせず、 フィクションだからとご都合主義も素直に楽しめる人間じゃないとこの作品は所々で不満を持ってしまうだろう。 個人的に良かったところと言えば、割りとフィクションでは科学だったり人類の進歩というのは否定されがちなんだけれども、 今作では科学万歳、人類はこのまま進化し続ける!という前向きな内容なところが良かった。 ただ、最後のエピローグだとか全体的に説明しすぎかなとも思った。 SFって下手に説明せず、ある程度は突き放した方が良い。(まあ、それだとより万人受けしなくなるけど…) しかし、最近の映画ではロボット・AIの裏切りが少なくなって、脇役として素直にサポートをすることが増えてきたのは、 昔と違ってSiriだとか身近に人工知能が存在するようになってきて、 AIがよく分からない未知の存在から、人間の良きパートナーという印象に移ってきたのかなとも思ったり。 【ポトフ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-23 21:22:36) 2.《ネタバレ》 どれだけ未来の設定なのかわからないが粉塵をシャットアウトするくらいの窓枠サッシは付けようよ、地球規模の危機というところが最初から伝わらなかったせいか、ワームホールが出てきたりブラックホールを通り抜けるところも理解するための努力ができなかった。それでも8点を付けるのは、私の中の「正直55%」「ユーモア65%」「思いやり95%」の設定になっているからです。 【かのっさ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-23 02:16:45)(良:1票) (笑:2票) 1.五次元からの件がやっぱりよく分からなかったけれど、それを差し引いても映像、音楽、内容ともに素晴らしい作品だと思いました。未踏の地に降り立った人類の未来、狂気、そして愛と科学の融合。モノリスやHALに説教されるのではなく、ともに生きる事を選んだ主人公の選択が何だか爽やか。スペースコロニーに吹き抜ける風と相まって気持ちがよかったです。ノーランを超える監督は暫く表れないと思います。この人の頭の中は一体どうなっているのでしょうか? 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-22 20:21:54)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS