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用心棒

YOJIMBO
1961年【日】 上映時間:110分
アクションドラマ時代劇モノクロ映画ヤクザ・マフィアハードボイルド
[ヨウジンボウ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(1961-04-25)


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監督黒澤明
助監督森谷司郎
和田嘉訓
出目昌伸
演出久世竜(剣技)
キャスト三船敏郎(男優)桑畑三十郎
仲代達矢(男優)卯之助
東野英治郎(男優)飲み屋の権爺
山田五十鈴(女優)おりん
司葉子(女優)ぬい
志村喬(男優)酒屋徳右衛門
河津清三郎(男優)馬目の清兵衛
藤田進(男優)本間先生
山茶花究(男優)新田の丑寅
加東大介(男優)亥之吉
渡辺篤(男優)棺桶屋
太刀川寛(男優)与一郎
藤原釜足(男優)名主・多左衛門
土屋嘉男(男優)小平
ジェリー藤尾(男優)丑虎の子分賽・目の六
沢村いき雄(男優)番太の半助
中谷一郎(男優)斬られる凶状持
堺左千夫(男優)八州周りの足軽
大村千吉(男優)足軽小者
夏木陽介(男優)百姓の小倅
西村晃(男優)無宿者の熊
加藤武(男優)無宿者の瘤八
大橋史典(男優)斬られる凶状持
谷晃(男優)丑寅の子分・亀
清水元(男優)清兵衛の子分・孫太郎
天本英世(男優)清兵衛の子分・弥八
高木新平(男優)
大友純(男優)
緒方燐作(男優)
本間文子(女優)百姓の古女房
広瀬正一(男優)
千葉一郎(男優)八州周りの足軽
小川安三(男優)
佐田豊(男優)孫吉
草川直也(男優)
桐野洋雄(男優)
向井淳一郎(男優)
大友伸(男優)馬の雲助
大木正司(男優)清兵衛の子分・助十
中島春雄(男優)
羅生門(男優)かんぬき
津田光男(男優)
原作ダシール・ハメット(原案)「血の収穫」(ノンクレジット)
脚本菊島隆三
黒澤明
音楽佐藤勝
撮影宮川一夫
木村大作(撮影助手)
斎藤孝雄(撮影助手)
原一民(撮影助手)
製作菊島隆三
田中友幸
東宝
配給東宝
美術村木与四郎
大橋史典(造型)
録音下永尚
三上長七郎
照明石井長四郎
その他野上照代(記録)
キヌタ・ラボラトリー(現像)
あらすじ
やくざの二大勢力が長い対立を続け、荒廃しきったとある宿場町。そこに現れた一人の素浪人。男は両方の親分に自分を用心棒として雇わないかと持ちかける。「ところで、先生のお名前は?」「俺か・・・、俺の名前は、桑畑三十郎。もうそろそろ四十郎だがな」

紅蓮天国】さん(2004-02-08)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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185.黒澤映画で今のところ、観た回数が一番多いのがコレ。だってオモシロいもん・・・という訳ではなくって、この作品、どうにも違和感があって、こりゃ一体何なんだろう、と確認したくなってついまた観ちゃう。
2大グループが対立する宿場町に、風来坊の侍がやってきて、両者の対立をあおり一気に殲滅しようと企む。ってのはいいけれど、普通なら、その前段階が詳しく描かれ、クライマックスで抗争がピークに達して一大バトルが描かれるところ。七人の侍と同様の作劇であれば、そういう展開になるはず。ところが本作はむしろそれが前フリでしかなくって、三船敏郎演じる主人公、何の理由もなくいきなり作戦に打って出て、いきなり頓挫する。
対立するグループと、その間に挟まれた初代黄門様・権爺の店、というこの宿場町の構図、大変わかりやすく、さらに抗争が進むにつれ荒廃が進んでいく様子など、個人的にはとても好きなのですが、さすがにコレ、図式的に過ぎる気もするし。また、出てくる面々、どいつもこいつも、みんな汚そうで悪そうで、見事なアウトレイジ感(悪そう、と言えば、二代目黄門様も出てますが)。なんと加東大介ですら、この悪人ヅラ(もうヒドイのなんの)。だけどこの登場人物の模様もまた、図式的、機械的で、気がついたらどんどんオハナシが進みどんどん登場人物が増えていってしまってる。妙にドライなオハナシかと思えば、妙に人情話みたいになったり。
奇妙に幾何学的で、実はコレ、結構、実験的な作品なんじゃないの、という気もしてくる。いかにも無国籍な音楽に、やはり無国籍な敵役の仲代達矢。雰囲気も時代劇なんだか西部劇なんだか何なんだか。いや、あのG馬場とリチャード・キールを足して2で割ったような大巨人にいたっては、もう、SFです。
そんなハチャメチャな異常な中で、いかにも飄々とした三船敏郎、やっぱりカッコいいよね。何考えてるのやら、颯爽と歩き、ガツガツ物を食い、ひたすらタフ。やっぱり光ってる。光ってるから、作品が締まる。作品がカッコよくなる。何だかよくわからんけどカッコいい、だからまた観たくなる。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-04-29 12:17:48)

184.太鼓で音頭をとる音楽に三船敏郎の後姿が思い浮かぶ。黒澤映画と言えば三船敏郎がやはり印象的だけれども、この作品は東野英次郎の役回りに目を引かれた。
序盤の長々と状況説明してくれながら、文句を言いつつ飯を食わせるクセのあるオヤジの感じ。そしてそれからの終盤の活躍。
ああ良いオヤジだなあ!そして最終的にはオヤジのこれからを心配してしまう。これからも店はやっていけるのかなあ… さわきさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-04-13 00:08:28)

183.《ネタバレ》 期待しすぎたかな。マンガ的で幼稚な復讐合戦で子供向けという印象。中年以降になって見るのは少々ツライ。娯楽作品としては悪くはないので、もっと若い頃に見たら楽しめたのかも。かと言って、学生時代は三船敏郎には興味がなかったので仕方ないか。映画は見るタイミングが大事だな。内容的には、あれだけ痛めつけらといて、ラストの復讐時にはスッカリ元気回復して暴れまわってるのが不可解。 東京50km圏道路地図さん [DVD(邦画)] 4点(2016-03-24 13:22:57)

182.《ネタバレ》 自分は邦画をあまり見ないんですが、黒澤映画はまた別です。なぜ彼の手掛ける映画の数々は、ここまで見る側を魅了できるのでしょうか。

本作は、マイベスト黒澤映画の三本指に堂々と入ります。(他2作は、『七人の侍』『椿三十郎』)

黒澤映画ではお馴染みの三船敏郎と、当時、『人間の條件』で国内外から高く評価されていた仲代達矢が夢の共演を果たした作品です。

二度切りや、すれ違いざまに斬り、いったん静止して敵が倒れる演出etc..今現在では定番となったお多くの演出やシーンがあることで非常に有名ですね。

にしても、当時弱冠28歳だった仲代達矢、男前以上に、こんなにも美しかったとは、御見それしました(笑)正直、美男子過ぎて、直視できず、相手の三船敏郎ばっかり目が行きました(笑) 首に英国製のスカーフを巻き、袖を通さず、胸元の襟からピストルを右手で構え、下半身の着物の裾は、左手で掴んで、左の生足を見せながら歩き回る仲代。凄くセクシーな役柄です。銃を構える姿も絵になっています。

一番強烈なシーンは、有名ですが、クライマックスで縄で縛りあげられている店主のお爺さんを手前に、背後で三十郎と卯之助がじりじりと接近するシーンです。

黒澤明の本気度がひしひしと伝わってくる不朽の名作です!未見の方は今すぐにでもご覧下さい! ぶっちちさん [ブルーレイ(邦画)] 10点(2015-11-29 12:24:29)

181.《ネタバレ》 なかなかですね~、黒澤監督ならコレ的なご意見多い作品ですが良くできてます。三船さんのサムライ姿はホントよく似合ってますね。物語の展開もよーく考えられていて、映画全盛期の勢いを感じます。※某ボ〇ィガードで出てくるシーンはこの映画だったんですね~知らなかったなー。勉強になりましたハイ Kanameさん [DVD(邦画)] 7点(2015-11-17 19:39:17)

180.《ネタバレ》 時代劇だってのにピストルが登場するあたり、細かいことはどうでもいいからとにかく観客を楽しませる娯楽作をつくろうとして制作されたんだろうなあと思います。実際、とても楽しい。
桑畑三十郎は良いキャラクターですね!人間味がある。喧嘩を楽しそうに見物したり、酷い目にあった家族を逃したり。作り物なんかじゃなく、実在したのではないかと思えるほどのリアリティがあります。狂言回しで終わるはずもなく、しっかり痛めつけられるのが面白い。
また、観客と同視線で物語を見つめるという特異な役どころでもあります。半助が役人の世話をする滑稽なシーンを観客と共に観て笑い、丑寅の煙攻めを「面白そうだから」と観客とともに観て楽しむ。さらに亥之吉に見つかるかどうかというサスペンスまで、観客と共に味わうことになるわけです。実に面白い設定です。物語とともに味わった相手だからこそ、ラストの後ろ姿に威厳を感じるのかもしれません。
それにしても、物語の一番最後にサイコで滑稽なシーンを持ってくるなんて、何考えてんだろう?頭ぶっ壊れたオッサンが太鼓を叩いてると思ったら半助を…。飯屋も桶屋も三十郎も、誰も彼について触れることなく卯之助の捨て台詞に流れるなんて、何なんだ?崩壊した宿場のメタファーなのか何なのか。笑えたからいいんだけど、不思議だなあ。 カニばさみさん [DVD(邦画)] 8点(2015-06-16 04:25:35)

179.《ネタバレ》 何言ってるかよく聞き取れないのは相変わらずなんだけども、そんなことより大変なのは、その飛びぬけた映像センス。卯之助の初顔出し。明らかにそれまでに出ていた登場人物とは風格が違います。そう感じるのは、見てくれのせいでもなく、性格のせいでもなく、ローから捉える異質なカメラアングルのせい。アングルだけでなく、空っ風を吹かせることで、さらに画栄えし、卯之助の特異性も匂わせています。そして、アングルと空っ風の演出は、ラストの対峙シーンでも発揮。これがもう圧巻の一言。閑散とした町の中、対峙する三船敏郎と丑寅一派。ジリジリと距離をつめる両者をそれぞれ正面からのショットで捉えます。そして、距離をつめる彼らの動きの「静」と、土煙と音を立てて吹き荒れる突風の「動」とが対比となって、息を呑むような緊張感を生み出しています。この映像の引きの強さがたまらない。加東大介のコメディリリーフは全然ありと思います。 Jar_harmonyさん [DVD(邦画)] 7点(2015-05-14 21:29:18)

178.《ネタバレ》 主人公が人を騙しまくるのが、好きになれない。
あっちにいい顔して、こっちにいい顔して、人を騙して、裏切って、逆恨みして人殺し。
そもそも、こんなに強いのになんで人を騙すんだろう。
人を騙す事に喜びを感じる、そういう侍なのかな〜。
まぁ、それなりに楽しかったけどね。 ぽぽ☆ぽんた (^-^)vさん [DVD(邦画)] 6点(2015-04-26 03:56:08)

177.《ネタバレ》 登場人物のキャラクターや話の設定はかなり自由ですし、脚本もギャンブル的な展開の所も有りますが良く出来ていると思います。
総じて面白くてカッコ良い娯楽映画に仕上がっています。

ハーフのチンピラ浪人が居たり、木槌を持った大男が居たり、マフラーを巻いてリボルバー拳銃を持ったヤクザが出てきたり、芸妓がみんな醜女で座敷に上がった彼女達がノリノリのラテンビートを奏でたり、話の舞台は周りから隔離された無法地帯のカオス的なシャッター通りと化した宿場町だったりと、問題だらけのチャンバラテーマパークのようです。
そんな所に行く先も名前も適当で、滅法強くて、お節介で、照れ屋で、天邪鬼で、情に厚くて、頭が切れて、物事に拘らなくて、ぶっきら棒で、掴み所のない浪人が来て、テーマパークのメインキャラクターになってしまいます。
この浪人を中心に、街は回り始めます。
正直この映画、この人で成り立っています。この人と言っても黒澤明の作った桑畑三十郎なのか、三船敏郎という人間なのかと聞かれると困ってしまいます。
本作で黒澤監督の描いたヒーロー像は他に例がない位にカッコ良くて魅力的です。
そんなキャラクターを、熨斗をつけて具現化出来るのは三船さん以外に思いつきません。
このコンビには毎回痺れます。
水を貰ったおじさんに嫌味を言われると困った顔をしたり、下衆な八州廻りを見て爺さんと笑い合ったり、女房を取られた悲観的な男を見て怒鳴ったり、でも結局助けてお金まで上げちゃったり、爺さんが捕まったと聞くと後先考えずに助けに行こうとしたりと、中二病を患っている様なハードボイルド映画の完全無欠の主人公ではなく、人間味に溢れている所に物凄く惹かれます。

 また、ほぼ全編で効果的に使われているガチャガチャした音楽が世界観を重たすぎるものにせずに、調度良いテンポをつけ軽妙な作品にしています。

大満足の作品でしたが、ラストシーンの三十郎の後ろ姿も「金は全部やっちゃったし、途中で死ぬくらいボコボコにされたけど、タダ飯は食えたし、悪い奴は沢山切れたし、味方をしてくれた爺さんも救えて結構楽しかったなぁ。」と、私と同じくらい満足しているように見えました。 しってるねこのちさん [DVD(邦画)] 10点(2015-04-25 18:18:14)

176.《ネタバレ》 今更ですが面白いですね。二転三転、新たな人の乱入によって思わぬ方向に事態が転がっていき、最後は親子の情にほだされて袋だたきにされる三船敏郎。軒下を這いつくばって敵地から抜け出し、最後は泥臭く復讐を果たす。名作の誉れが感じられました。映画を見ながら誰かに似ていると思っていて、ようやく思い当たりました。この飄々としてひょっこりしたおっさん具合はロバート・ダウニー・Jrそのもの。リメイク作品を作るならぜひロバート・ダウニー・Jrを主演にしてもらいたい。 kirieさん [DVD(邦画)] 8点(2015-01-03 22:45:20)

175.黒澤映画はやっぱり時代劇より現代劇のほうがおもしろい。 aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-24 01:24:39)

174.黒澤作品で最初に見たものです。三船さんの追悼放送でした。今まで見た映画はなんだったのかと言う気持ちになりました。 maguroさん [地上波(邦画)] 10点(2014-06-15 21:23:43)

173.黒澤作品としては「七人の侍」には遠く及ばず、娯楽作としても「椿三十郎」のほうが好き。
レオーネの「荒野の用心棒」をオリジナルより先に観てしまったからだろうか。
スケール感が不足してみえたが、それは狭い日本ということで仕方ないのかも。 飛鳥さん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-16 00:21:24)

172.《ネタバレ》 二大ヤクザを引っ掻き回す三十郎のキャラクター、一瞬の抜刀劇が面白い。
冒頭の「水の恩」をさらりと返す三十郎は本当カッコイイ。
殺伐とした世界をコミカルに闊歩するキャラが良いんだよなあ・・・。
終盤の一瞬で決着する破壊力。三船敏郎の太刀は早すぎて最初良くわからない。二回目見るとそのべらぼうな速さに度肝を抜かれてしまうワケです。

レオーネの「荒野の用心棒」も好きだ。
でも一瞬の破壊力はやっぱり「用心棒」が上だぜ。
見た目は冷徹な殺し屋、本当は飯を美味そうに食ったり捕まったりと人間臭い三船敏郎、ニヒルな悪党仲代達矢(後3回三船さんに斬られます)。

特に戦前から山中貞雄を始めとする時代劇で活躍していた加藤大介!
「市川莚司」時代劇から活躍し続けた時代劇には欠かせない名優。「人情紙芝居」「西鶴一代女」「元禄忠臣蔵」「血槍富士」などシリアスな役柄が多かったですが、今回は本間先生に匹敵する憎めないキャラクターに(笑)。黄門様とのやり取りも楽しくてしょうがない。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2013-12-17 11:49:51)

171.《ネタバレ》 練られたストーリーもすごいですが、三船敏郎が刀を抜くシーンは
実は少なく3ヶ所です。最初の腕を見せて棺桶3つの場面と隠れ家で家族を逃がす所とラストだけです。それでもアクションが印象に残るのは三船敏郎の凄さでしょう。 nao3さん [DVD(字幕)] 10点(2013-09-09 00:09:58)

170.どうしよ・・・すいません、そんなに面白くなかった・・・。苦笑 ケンジさん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-29 20:16:50)

169.《ネタバレ》 それまで、どちらかというと芸術性の強い娯楽作を主に撮っていた黒澤明が、肩の力を抜き娯楽性に重きをおいて作られた傑作。とにかく三船敏郎のかっこよさに尽きる。その外見、台詞、刀さばき、飄々とした姿勢、そして時折り見せる弱者に対する優しい視線。侍はやはりこうじゃなくっちゃ。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-16 17:26:19)

168.世界を自戒に陥れた観念的傑作羅生門、ヒューマニズムの最高峰といわれる生きるから七人の侍、日本刑事サスペンスの金字塔天国と地獄までオールジャンルに傑作を世に出した黒澤明。対してこの作品は決して名作とか呼ばれる部類ではないただの娯楽時代活劇だが、斬新な視点とスリルのがある中にもコメディタッチでユーモアを交えて描かれたエンターテイメント作品。ハリウッドのオールジャンルのヒットメイカービリー・ワイルダーしかり、名監督にして名脚本家はこのようなセンスが問われる作品でこそ真価を発揮する。その視点で言うと黒澤の真骨頂はこの作品とも言えるだろう。 Arufuさん [DVD(邦画)] 9点(2012-04-17 17:15:32)

167.黒沢監督の放つ痛快娯楽劇。三船敏郎演じる主人公の、
飄々として抜け目がなく、それでいて情に厚いキャラが面白い。「椿三十郎」同様、
コメディータッチを含んだストーリーものだが、こちらのほうがややストーリー色が濃いかな。
三十郎が情を見せ始めたあたりから、お話自体はちょっと甘くなってしまった感はあるけれど、
クライマックスで再び盛り返した。緊張感溢れる映像はもちろん、音楽が効果的に使われ、
ゾクゾクくるようなカタルシスを与えてくれる。このシーンは何度観ても飽きない見事な演出。
相手役の仲代達矢も良かった。言うまでもなく、娯楽時代劇を代表する作品の一本。 MAHITOさん [DVD(邦画)] 8点(2011-11-20 06:17:13)

166.《ネタバレ》 実は幼稚園のころこの映画を見ていたことが発覚。
先にいた用心棒が出入りのときに逃げちゃうシーン。ここだけ鮮やかに覚えてました。何の映画のどのシーンか覚えてなかったんだけど、この映画だったとは。。。。

人を切りあうシーンより、こういうシーンのほうが、幼子には衝撃が大きかったようです。 ひであきさん [DVD(邦画)] 6点(2011-07-20 23:37:06)

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【点数情報】

Review人数 225人
平均点数 7.97点
000.00% line
120.89% line
210.44% line
310.44% line
473.11% line
573.11% line
62511.11% line
73816.89% line
84218.67% line
94821.33% line
105424.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review18人
2 ストーリー評価 8.40点 Review25人
3 鑑賞後の後味 8.88点 Review27人
4 音楽評価 8.34点 Review23人
5 感泣評価 6.27点 Review11人

【アカデミー賞 情報】

1961年 34回
衣装デザイン賞(白黒)村木与四郎候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1961年 19回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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