みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
343.小学生時代に読んだ宇宙戦争の児童向け翻訳本(白木茂 訳 1967年)が出てきたので、それと合わせてスピルバーグ版を再鑑賞してみました。スピルバーグ版を公開当時に見た印象としては「あまりぱっとしない」といった印象でしたが、今回鑑賞し直してみると「ほほう、映像的には非常に良く出来ているじゃないか」と思いました。 好意的に書けば怪物機械のおぞましさや大多数の一般庶民の不安、襲来時の空気感や雰囲気などは大変よく映像化されています。昔見た時よりはずっと良かったと感じました。賛否ある結末ですが、120年も前の有名古典文学なのですから、ラストを変更してしまうともう別の作品になってしまうということを理解すべきです。むしろ1898年にこのレベルのSF小説を書いたウェルズの偉大さを再認識すべきです。(白木茂版のあとがきには手塚治虫のコメントも掲載されていて、自身の価値観にも多大な影響を与えたと記されています) 小説をかなりリアルに映像化している部分がある反面、問題なのは僕(=父=トム・クルーズ)と、その子供たちの物語です。なぜここまで家庭不和を話の本筋に据えてしまったのか。見たいのは怪物機械のほうなのにこれでは火星人に集中できない。また、娘(ダコタ・ファニング)がとにかく癇に障るくらいうるさくて邪魔なのです。お兄ちゃん(ジャスティン・チャットウィン)が妹をなだめる姿もなんだか滑稽で、父の馬鹿さ加減を描きたいのか何をしたいのかよく判らなくなってしまっています。 終盤に向けては父も大人の対応を見せますが、全体的に運が良かっただけといったシーンが多く、いまいち小説版の壮絶なる15日間は再現できていません。やっぱ、名作本は活字で読んだ方が面白いなといった感想が一番に出てきてしまう残念な映画化と言わざるを得ないでしょうか。序盤の雷シーン、怪物機械(トライポット)出現シーン、船のシーンなど素晴らしい部分も多いだけに少々残念。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-08-27 11:01:30)(良:1票) 342.《ネタバレ》 巨匠の凄みとボケが同時に味わえる名作中の迷作。いや言わんとすることはなんとなくわかるんですよ。 この映画は確かにスピルバーグの911に対するアンサーだ。文字通り青天の霹靂のカタストロフ。無情に蹂躙される人々。 「あいつらをぶっ殺したいんだよ、行かせてくれよ」と戦いにはやる息子、「気持ちは分かる、だがやめろ」と必死に引きとめる父親。あるいは監督自身。 そして、お互いボロボロに憔悴しつつも、生還した息子と父親は最後に肩を抱きあう。 まァなんとなくわかる。そこまでは。 が、しかし、なぜ例の長男はあんなアホで狂ってらっしゃるんですか。 基本的に彼は(父親と違い)人助けのために動ける性格であり、義憤のために宇宙人に立ち向かおうとするのだが、 ことごとく「今それ言わんでもええやん…?」としか思えないタイミングで興奮し始めるため、ジャージャービンクスよりもうざいのだ。 戦場の真っただ中に裸一貫で突撃した彼は、一体何がしたかったんでしょう。(モブが一斉に戦火に向かって走ってるのも不可解) これに比べりゃ宇宙人がお腹壊して死んだことなんて微々たる問題ですよ。一応SF的決着だし。 かといって駄作かというと、そうとも言い切れない面もあって。 全編に渦巻く、無邪気ともいえるような旺盛な破壊欲は、ちょっと認めざるをエナイ。 すなわち、スピルバーグの「怪獣映画作りてェ」という欲望が一気に開放されたのがこの映画であると。 恐竜やトラックでは出来なかった大量破壊に,911を踏まえたリアリティを加え人間どもを蹂躙しまくりなわけだから、なかなか良い意味でタチが悪い。 長男の延長線上のキャラと思われるレッドネックっぽいおっちゃんを、主人公が××してしまうシーンも、黒いスピルバーグの面目躍如でした。そこまで手を汚すか! 個人的に中盤から終盤にかけての方が悪夢的でおもしろかった。 が、突然の尻すぼみ感はやはり否めないか。トライポッドもけっこう脆いしもうひと味何か足りない。 初視聴のときは、腰が砕けるようなハッピーエンドと、俺の中でジャージャーをも超えた愚息の衝撃に2度と見るかと思いましたが、再見したら評価上がりました。 次回作を考えると、スピルバーグはちょっとヤバい時期だったかもしれない。しかしやはりこのゴミはもう少し評価されるべきだ。 【ユビオフル】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-03 00:38:07)(良:1票) 341.《ネタバレ》 スピルバーグらしいと言うか、スピルバーグの嫌な所がビシバシ出てくる映画。スピルバーグという監督は、映画の観せ方は上手い。とくにサスペンスやスリラーの観せ方は「凄い」とさえ思う。しかし、映画として思想的なものが入ると、途端に如何にもアメリカ人らしい似非ヒューマニズムや浮っついたモラルが、不愉快なまでに鼻につく。まあ、どこがどうと数え上げるとキリがないので止めますが。 それにしても、容易に予想は付いたが、あの全く可愛げの無い、ただただ反抗的だったバカ息子は生かしておく必要があるか? あれだけの人々が殺された大惨事に、一人も欠けること無く再会を果たす主人公一家…………。別れた嫁さんとその彼氏に加え、爺さん婆さん、途中で勝手に軍に付いてどっかに行ったアホ息子まで。ナメとるな。 【TERRA】さん [CS・衛星(吹替)] 2点(2014-12-05 18:00:27)(良:1票) 340.戦場を経験したことのなかった国が、9・11の同時多発テロを受けて、それなりのアンサーをした作品なのではないか。武力で抵抗することの限度を越えた敵に、どう対処すればいいのか、という問題。本来テロってのは、武力が不均衡のとき劣る側が抵抗する最後の手段だが、それをされる側から目に見える形にすれば、こういう宇宙人の姿になってもおかしくない。とにかく今持ってる武器が無力になってしまう敵なのだ。群衆が同一方向を見上げるシーンって、この監督の映画でしばしば見てきたような気がするが、そういった無力感と通じあっているようでもある。火星人の登場シーンが素晴らしい。穴の底での鳴動、走るひび、それが垂直に建物にも上がっていく。陥没してから吹き上げられる車。奥と手前とのつながり。車での脱出。高架からの列車の転覆、そのスピード感。こういうのやらせると、ノリにノッてしまう。一方、森の中で服が落ちてくるのなんかもいい。小屋での探索が次の見どころ。にゅーっと動き回る「目」の不気味さ。見られることの恐怖。アメリカはボストンからやり直そう、という決意のラストでもあろう(これの映画化はいつもその同時代になってしまうが、原作・19世紀末の英国を生かしても面白いと思う。第一次世界大戦もまだ経験していない時代で、自転車で逃げ惑う人々が馬車に踏み潰されたりする。怖いもの見たさの群衆ってのが小説に現われた最初のころではないか)。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-01-29 09:39:31)(良:1票) 339.《ネタバレ》 奥さんはイケメンに魅かれて結婚し子供を二人産んだけど、旦那の癖が強くて一緒に居られなくなった。至って普通の離婚でしょう。その普通の離婚家庭に全く異常な状況をぶつけてくる。オープニングから最初のトライポッドが動き出すシーンなどは体が硬直したまま動かせない程のスペクタクル。破壊の量感と質感の作り込みが圧倒的な迫力で絶対的な戦闘力を演出する。トライポッド1体の破壊力を見せつけた後に大軍を進軍させて絶望感を深めて行く。従来の作品に類型するなら、その破壊描写との落差を感じる離婚家族の普通さも、物語のリアリティ演出だと考えると納得しやすい。子供たちを愛していてもコミュニケーションが上手く取れない不器用な男が、不器用なりに揺るぎなく子供たちを愛し続ける。だからと言って子供たちのヒーローに昇格する訳でも無く、最後までダメ親父のままで終わる。このままならない悲哀の残酷さが現実味を醸す。オリジナルを踏襲するしか無かったと解釈できるウィルスのオチですが、あれは警告なんじゃないかな。よく考えてくださいよ。1950年代の人たちはウィルスで納得したかも知れないけど、今の時代に納得する人がいますか? 光年でしか測れない距離を征服している奴らがそんなに迂闊なことをしますか? 誰が見ても突っ込みどころ満載のエンディングで、そこだけがリアル描写から大きく逸脱している。つまり、もし現実に征服者が現れたら「絶対にこの映画のように終わらない」って事です。「未知との遭遇」や「ET」で楽観論を展開しすぎたスピルバーグの反省映画ですかね。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-29 00:25:31)(良:1票) 338.《ネタバレ》 違和感が強い。人類と宇宙人との戦争を描いたSF娯楽大作の筈が、離婚別居中の父子が破綻しかけた親子愛を取り戻すシリアスドラマになっていて取り合わせが悪い。路線は斬新だが娯楽性は薄れる。肝心の人間ドラマが薄っぺら。父は子供たちに関心がなく高圧的だが、彼なりに愛情はある。泊りに来る子供達に食料も用意していないが、仕事は断った。息子は反抗期で、娘とは心が通じない。そこへ宇宙人襲来。父が命がけで自分達を守る姿を見て、子供達が心を開く。その企図は分るが、息子は心を開きかけたが、勝手に戦場へ行ってしまう。娘は恐怖に震えるのみ。ラストでも娘は母と抱き合う。息子と再会しても、彼がどう過ごしたか不明なので感動に至らない。父子関係に大きな変化がなく、感情移入ができず、何とか助かって欲しいとは思えない。宇宙人が劇的に倒れたのと同様に人間ドラマも劇的な変化が欲しい。父が娘のために人殺しするのは本末転倒。◆トライポットの攻撃シーンは迫力あり。地割れや火だるま電車シーンは秀逸。軍との戦闘場面がほとんどないのは残念。空を飛んだり、宇宙船がいないのも不本意。空襲による圧倒的な軍事力を見せれば、人類の絶望感が表現できたのに。1家族の視点で描く弊害だ。大統領も軍司令部も学者も登場せず、群像劇もない。地球規模の戦闘が局地に留まっている。その象徴が、家族が潜む地下室に宇宙人が侵入するシーン。田舎の廃屋に侵入して何の情報を得ようとするのか。宇宙服もなし、武器も持たずに。◆遥か昔からテトラポットで地球を観察していたという設定は不用。何のために何万年も待つのかという解けない疑問を抱かせるだけ。最初は光線で人を蒸発させていたが、後半では人を捕捉、集血。一貫性がない。赤い植物は宇宙人の繁栄に必要なもの(テラフォーミング?)なのだろうが、地球環境で生息できるかの実験を怠っていた。◆有名なオチは変更のしようがない。だから視点を変えて家族愛を描いた。だがもっと説明のしようがあるだろう。宇宙人をおばかさんにしたのでは台無しである。映画を否定するようなもの。宇宙人なりに高度な対策を練ってきたが、地球の細菌やウイルスには彼らの科学を越えた神秘の性質があり、それに破れたという風な後づけが欲しい。あっけないのが悪いのではなく、説明がないのが悪い。ちなみに父がクレーンを操縦する姿はトライポットを操縦する宇宙人に擬していて興味深い。 【よしのぶ】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-09-25 20:19:08)(良:1票) 337.《ネタバレ》 先週録画したTV放映版だが一週間遅れでやっと見れた。昔の映画を見たことがあって、彼らが何にやられちゃうのかは、知っていたが、今回はひょっとしたら、新しい趣向なのかなと、思っていた。特にオープニングの、生物の進化を表したっぽいカットがあるからね。あの弱点は克服済みだったりするのかな?なんて。 で、はじめに思ったのは、この映画も離婚親と子供なんていう、アメリカの社会事情を背負っているのか、という事。最初のシーンで既に、元の親が子に会う権利なのか、子が親に会う権利なのか知らんが、あれがホントに良い事なんだろうか?なんて思ってしまった。やれやれコレ、「宇宙戦争」なんだよな? 昆虫を観察するように、地球人を観察していた高等生物が、地球人を壊滅させるには、随分と個別的な攻撃をするんだなと思っていたら、戦いがどんどん局所的になってきて、今までさんざん「皆殺し的」攻撃をしていた宇宙人が、廃墟のガラクタを壊さないように、偵察機機を送り込む意味が不明だし、その偵察も目視かよ!熱感知とか考える自分も古い気がするが、もっと高度なテクノロジーなんじゃないのか?人の血を吸うというか何らかの目的で人血を欲している相手が、微生物にやられちゃうのも、どうかと思うよ。そういったものの塊なじゃないの?人の血って。 とか、考えてしまって、どうも、ノれないなァ。 映像的には文句ないんだけど、自分勝手に前線に行く兄にも、妹の兄である自分には、理解しがたい思いしか無いし、わがまま放題な妹にもウンザリ。そいつらが皆んな最後に結果オーライで、メデタシメデタシって、なんだよコレ。最後兄が出てきて抱き合ったときに、本当にビックリした。いいのか?コレで? 【Tolbie】さん [地上波(吹替)] 4点(2011-01-29 11:52:26)(良:1票) 336.《ネタバレ》 現時点でのスピルバーグの最高傑作でしょう。映像言語のみで押し切る手腕に感服させられました。絶望的な状況と詩的な映像とのコントラストが印象的です。特に川に死体が流れてくる場面が凄絶に美しい。恐怖でたたみ掛ける展開の中、『シンドラーのリスト』や『プライベート・ライアン』よりもさらに深く戦争の本質がえぐり出されていきます。ラストは悲痛。主人公が辿りついたのはボストンなのか、それとも、、、 もうひとつの解釈の可能性が映像でほのめかされていることがわかったとき、この作品の衝撃力に震えました。 【藤堂直己】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-01-27 00:13:49)(良:1票) 335.《ネタバレ》 地下に隠れているときに敵がやたらしつこく探しているのが気になった。もっとすぐに見つかる人間ぐらいたくさんいるだろうに。大阪で倒した方法がすごく気になった。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-17 00:34:26)(良:1票) 334.《ネタバレ》 「また、なんで今さら“宇宙戦争”をリメイク?」と言う疑問はありましたが、観てみるとなるほどスピルバーグが撮っただけあってなかなかの出来です。トム・クルーズ一家が体験する視点にこだわったのは正解だと思いますし、徹底してローアングルからのショットで全編通したところも良かったです。その効果は、この映画まるでSFというよりも怪獣映画だと感じられるほどです。そう言えば、私は本作を観て『クローバー・フィールド』に似た雰囲気があると思いました。きっと影響を与えたのでしょうね。トライポッドが暴れまくるシーンはとくに悪夢のようなショットが続き、大地が真っ赤に染められるシーンはトラウマになりそうなほど強烈。それにしても、トム・クルーズのガキふたりはほんとバカでうるさかったですね、観ていてマジでむかついてきました。スピルバーグって本当は子供が嫌いなんじゃないでしょうか・・・。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-07 20:47:29)(良:1票) 333.《ネタバレ》 「マイノリティー・リポート」もコレも、トム・クルーズがスピルバーグに持ち込んだんじゃなかったですかね。どちらもけっこう裏側にネット社会を意識したところを感じます。「マイノリティー・・」のクモ型ロボットも、一度疑心暗鬼になったら救いようがなくなる環境とかそうだし、本作はもちろんリアルなウィルスもあるけどネット上のウィルスとかハッカーとか非常に意識している気がする。で、本作の宇宙人は原作通り地球のウィルスにやられるんだけど、この宇宙人自体がウィルス的な体質なんですよね。発現するかなり前に既に潜伏していたりして・・・。地下室に侵入して興味津々で写真を手にとり嘲笑ぽい反応したり、これはもうハッキングの暗喩だろうと思う。でも、そういうスパイウェアやコンピュータウィルスを意識してみても、その撃退法がウィルスでは、メタファーとしてみてもオチはどうにも救いようがない。日本で宇宙人を撃退したのは大阪じゃなく秋葉原が良いと個人的に思ったり。原作発表当時には鋭い結末でも、この時代にウィルスに無知な宇宙人はいただけない。ウィルスの存在しない星に暮らしていたとしても、ポッドを凄い昔に潜伏させておいたり密かに監視していたなら、気づかなきゃバカでしょ。この時代に原作オチのままなら、時代設定も何もかも原作に忠実にやってくれた方が良かった。点数はトライポッドの登場の出来に対して献上。 【2011-6-11追記】娘のアレルギーを知らないほどの父親なら、もっとスゲー無責任で子供にこれっぽっちも感心ないと思うし、父にあそこまで冷たい子供もちっとも魅力がないし反抗動機も見えず共感し難い。単に血のつながりだけで愛情なんて持続できない僕の場合だと、いくら我が子でもあんな感じ悪いガキは「宇宙人に殺されちまいな」と思うし、必死で助けようとは思わないし、困ったことになればここぞとばかりに「ほらみろ」という態度を見せて傍観する気がします。【2016/2/19追記】レビューを読んでいて、H.G.ウェルズの有名な原作小説を知らない人たちが一杯いることにビックリ! 原作を知らない人にとってあのオチはまさに免疫なくて堪え難いでしょうね。原作小説は産業革命による搾取をモチーフにしていると聞いたことありますが、そういう背景知らない人はこの映画が911に対するどうたら言ってて面白い。で、僕はといえば原作に対して「産業革命がなんたらの以前にアメリカ大陸侵略の歴史があるじゃん。アメリカの原住民を大量に虐殺した上に、持ち込んだ病原菌で原住民が激減し、しかもインディアンに毛布を配って天然痘を流行らせるという卑怯な細菌戦までしたんでしょう?」と突っ込みたくなります。アメリカ大陸侵略をモチーフに考えたら、この物語で細菌によって滅びるのは人間の方だ。宇宙人は映画『アンドロメダ…』並みの未知の恐ろしい細菌をばら撒いて人間を絶滅させる話にできる。人間は自分勝手でワガママ放題だから生きる価値なし、広大な宇宙の自然が作り出した微生物によって、身勝手地球人は淘汰された…という話にできる。今回の映画化における家族の体たらくを描くなら、そうしてくれた方がスッキリする。でなければ、気分悪い兄妹をもっとまともなキャラにして欲しいし、かくまってくれた者を殺しちゃうというのもナシだよ。内容的にはほんとは0点にしたい。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 2点(2009-12-16 01:40:02)(良:1票) 332.《ネタバレ》 ここまで「宇宙戦争」をやってくれるなら、エイリアンではなく、あの「タコ型宇宙人」を見せて欲しかった。いや、マジで。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-10-18 15:24:38)(良:1票) 331.《ネタバレ》 観終わって、「ああ、ほんまによう切り抜けたなあ。おとうさんもちゃんと責任を果たし息子も生きてたし、尊敬も得たみたいで良かったなあ」と素直に。 それ以外に何か言いたいことがあるとすれば・・・「大阪では何匹か倒したらしい」という情報。素でびっくりして「ええっ!!」言うて、直後爆笑。そら励まされるわ!!言うて。「何持って戦ったんや!?」言うて。もう、なんか道頓堀川をグリコの看板とか破壊しながらやってくるトライポッドに、「いてまえ~!!」とか言いながらバットとか持って飛びかかるおっさんとか想像したらもう…。。って考えたら大阪で自衛隊が攻撃したんでしょうね。冷静に言うと(笑)でも面白いから大阪の通行人のおっさんとかがやったということで是非(笑) そしてなんとかそのシーンも撮って欲しかったです(笑) 【air】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-06 03:00:25)(笑:1票) 330.《ネタバレ》 やられました。見所は、あの学校の怪談でおなじみの“ろくろっくび”です。そしてインディペンデンスデイに匹敵する、衝撃のラスト!。映画館で観なくてよかった。宇宙戦争といううんくさいタイトルがすべてでした。やっぱり予防接種は大切だな、未開の地に行くときにはワクチンをうっておかなくちゃ。現代人的には、宇宙人から未知の凶悪ウイルスがばらまかれた!って方が恐怖でしょう。ろくっろくびや三脚、タコチュウは”妖怪大戦争”のノリです。ラストはどちらも椅子から転げ落ちそうになれます。 【杜子春】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2009-05-25 12:50:02)(良:1票) 329.本当のエイリアン知らないけど、なんか嘘っぽい。 【ジダン】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-11-04 11:36:17)(笑:1票) 328.《ネタバレ》 宇宙人の襲来も怖いが、カージャックする人たちが一番怖かった。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-27 14:25:33)(笑:1票) 327.《ネタバレ》 観てたと思っていたら、ありゃりゃ観ていなくて、DVDをレンタルして観賞。話題にもなったし、宣伝もバンバンやってたし、何で観なかったんだろう?年をとるといけませんね。すっかり観てた気分になってて。ほんでもって、ちゃんと観てみると、面白いじゃないの。もっとドンパチを想像してたんだけど、そんな場面はなく、ただただ逃げ回る一般市民をこれでもかとくどいくらいに描いています。地中から出て来た時点で、こりゃかなわんわ、なのでしょうが、圧倒的に強い様をみせつける序盤はさすがスピルバーグ。街の壊れっぷりはパニック映画のテキストみたいにしっかり見せてくれます。だらしのない親父のトム君の動揺ぶりもよくて、ハラハラドキドキ。ただ、戦争というタイトルの割には、先に想像していた異星人とのドンパチがなくて、迫力には欠けます。でも、この映画、逃げまどう人間を上から目線でとらえていて、何かしら神の啓示っぽく見せています。弱い人間。知恵はあるだろうに、逃げるというその一点のみにしか考えが及ばない人間。実際そうなのだろうけど、文明を築き上げた地球人としては遥か銀河の彼方からやって来たものからしたら、たいしたことないんだ。なんて、簡単にやられちゃう場面が、ものすごく怖かった。宇宙は広い。地球人が最高なんて思いを木っ端みじんに砕いてみせる、思い切りのいい作品でした。最後は、むむってな終りだったんだけど。 【映画小僧】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-12 17:36:14)(良:1票) 326.《ネタバレ》 微妙に期待して多分、失望も大きかったです。あんなに暴れまわってた割には、あっけない最後。変な親子愛みたいのもいらなかった。隣で見てたアメリカ人の友人は、やたら興奮してたけど。。。 【コスッタルイ】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-08-01 17:55:33)(笑:1票) 325.《ネタバレ》 もう、出だしから心臓を心配した位ドキドキしました。もう迫力満点!そして主人公が超人ではなく普通の・・いや、父親としてはダメダメなおじさんだったのもとても良かったのですが、まずどの車も動かなくなってあちこちで立ち往生しているのに、トムは一台だけちゃんと動く(ガソリンもバッチリ)車を見分けた事や、子供たちに「一分で走れ」と言ったこと等で、もしかしてトムも宇宙人が地球人に姿を変えているのだろうかと思って見ていました。(で、宇宙人としての記憶はその時は封印されていて、ラストで驚愕の事実・・ってパターンかなと。)数々の奇跡も彼が実は宇宙人だったんだろうと思うと特に気にならず・・いや、気にしないようにしていました。 スターウォーズでイウォークたちを攻撃していたアレみたいなトライポッドも最初は人間を瞬時で粉にしていたのに、途中から食用になったのもきっと何か裏があるに違いない、偵察班?があれだけ動くトムたちを見逃したのも彼が仲間だからと。 そしてティム・ロビンスのシーン。なにしろモーガン・フリーマンとのある意味共演という事で、ついティムが賢い人だと思い、さて今度はどんな頭脳的な反撃をするんだろうとワクワクしていたのにあっけなかったのは、スピルバーグ氏にしてやられた気分になってちょっとニンマリ。だけど内容の割にはあそこらへんは長すぎに感じた。そして子供たち。「アイアムサム」のあの子、大きくなったなあと思ったのも束の間、トムは良く耐えた。あんな異常事態の中、いつでも反抗期真っ盛りの息子、ただキャーキャー喚く娘。キレなかったのはすごい。そしてある意味驚愕のラスト。原作がそうだったという事は理解しつつも、ドリフのコントを観た気持ちになった。「チャンチャン」という音が相応しい。それとあれだけ街中をズタボロにされたのに、元妻の実家は綺麗に残っているし、中にいた人たちも風呂に入ってた感じ。反抗息子が何故か先におばあちゃんちにいるというのもな。結局トムの家族は綺麗に生き残っているし、やっぱりトムは宇宙人が化けた姿なんだと思って無理やり自分を納得させた。キャストが豪華だという事と、音がとても良かったのと、死者の衣類がふわふわと舞い散るシーンに鳥肌が立った事、心臓バクバク作品は久しぶりだったのでこの点数。ああ勿体無い。 【ジェイムズ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-19 15:33:43)(良:1票) 324.そらパラマウントから、三行半突きつけられるわ。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-01-17 06:00:24)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
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