みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.《ネタバレ》 もしTVの相棒を全く知らないで見たら8点くらいは付けたと思いますが、なまじ数々の傑作を知っているだけに、どうしても辛口気味でしょうか。何だかいろいろ詰め込みすぎな印象がありました。動機があんなに深い、真面目なものなのに、チェスで殺人をゲームみたいに扱っていいの?…とか、テレビでちょっとコメントしただけで殺しちゃうってことは、自分達の信念を通す為に殺したテログループと大して変わらないんじゃない?…とか(右京さん、いつもはどんなに同情出来る犯人に対しても厳しいのに、今回はやけに穏やかだった…)、落ち着いて考えると疑問がいろいろ沸いてきます。まあ、話に勢いがあり、時間があっというまに過ぎてしまったので、映画として考えれば決してハズレではないと思うんですけどね。でもこれが普段の相棒だと思って欲しくないです。 【selene】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-05-15 17:10:35) 9.《ネタバレ》 ドラマ版が面白かったので見に行きましたがかなりハズレでした。 下の方でいろいろ指摘されているとおり脚本が破綻しています。 右京さんは相変わらずかっこよかったので右京さんに2点。 【A.O.D】さん [映画館(邦画)] 2点(2008-05-12 19:42:41) 8.《ネタバレ》 TVの『相棒』を観ていて、人間関係がわかっていて、好きな人には7点。 TVの『相棒』を観たことがなくて、本作を独立した映画として観る人には6点。 人間関係を知ってる人には「この人も出てるのか」という楽しさがあります。 知らなくても、人間関係の「空気」みたいなものはわかると思います。 犯人の最終目標に至る手順に、やや違和感は残りますが… 全体的には、TV版が好きな人には楽しめる内容ではないか、と。 観たことがない人であっても、邦画では許せる内容だし、観て損はないか、と。 わたし個人的には、この流れだと途中に「閣下」が絡んでたらおもしろいのにな、とは思いましたね。 【伊達邦彦】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-05-11 23:02:17) 7.《ネタバレ》 TV版はたまたまやってたらちょっとだけ観るって感じで、あんまり興味もなく誘われたので鑑賞。TV版をちゃんと観ていたら、この人はあの時の…って楽しみ方もできたのかもしれないが、観てない人にもちゃんと楽しめるように作られてます。犯行が逮捕されてから、その背景をちゃんと丁寧に描いていたのが良かった。色々と考えさせられる部分もありました。しかし、最初の方で「4f」やら「5d」やら出てきた時に16進表現やなと思ってしまった私は立派な職業病…。 【いっちぃ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-05-04 22:49:59) 6.《ネタバレ》 水谷豊は好きな俳優なので【相棒】は放映当初からすべて見てます。テレビシリーズを見ているファンにとっては、巧みに配置されたキャラクターたちの競演が映画化と相まって嬉しく、各エピソードに出たあの人が見られ「相棒オールスター勢揃い」と言っても過言ではないかな。 実際にあった事件は置いておいて、相棒らしい考えさせられる内容。ただ衆人環視の場、世間の目が集まる場で白日の下にするという趣旨は分かるが、殺しはあまりに残酷でショッキングだったかな。主犯と実行犯とはいえ、あそこまでやるなら実行犯だけでも狂気をはらんだ完全なる悪の存在の方がよかったと思う。塩谷の自殺あたりも一工夫欲しかった。娘もいる意味ないし、無駄にヒクヒクはいらないでしょ。 結局、売り(?)のマラソン爆破関係も陽動っぽくはなっているが新規ファンへの右京の頭脳お披露目でしかない。でもそれらをすべて準備し仕組んだ木佐原はどんだけ凄いんだという。 ノベライズを読むとよくわかるんですが映画は全体的に端折ってる場面が多い。犯行の回想シーンなども無く、なぜ大事な場面を入れてないのか不思議。 証拠隠滅の爆破、避難した右京を救い上げる薫、二人の固い相棒としての絆っぽさを見られたので良いかな。しかし片山雛子は真っ黒クロ助ですな。どこまでいくのか見物だわ。 まぁテレビ版も含め単純な勧善懲悪の物語が好きな人には【相棒】は向いてませんのでご注意。ちょっとでも良いかな?と思った方はぜひテレビシリーズを見てやってください。名作多数です。 それにしても昨今いろいろな事件・事例がありますが、マスコミや周りの人に流されず、踊らされずに本質を見抜く目を持たないといけないですね。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-05-04 17:48:14) 5.あまりにもテレビで宣伝するもんで、今までテレビシリーズまったく観たこともないんやけど、ついつい観にいってしまいました。ご年配の方がかなり多いのにビビりつつ鑑賞しました。正直、ストーリーは後で考えるとダメダメかもしれません。矛盾してるし。でも観てる間はかなりおもしろかったです。主役の二人の演技がよかったです。特に右京のキャラはツボです。頭きれすぎ。冷静。でも熱い。ありがちですけど、なんかいい。その相棒の亀山のストレートな熱さも、右京にぴったり。もちろん他の脇役の方々も好演。意外な隠れ俳優も、おお!ってテンションあがりました。ストーリー的にはアレでも演技に最後泣かされましたしバッシングに安直に走りすぐに風化してしまう自分を含めた世間を考えさせてもくれました。テレビドラマのいきは出てないし、役者をサービスでぎょーさん出しすぎてるし、宣伝から想像するよーな期待を大きく裏切っててるので、オススメはしません。トリックも犯人もお客を楽しませよーとしすぎて全然整合性がない。でも、テレビシリーズをかなり観てみたいってゆう気持ちにさせてくれたので、この映画、俺の中ではあたりです。ちなみに小泉元首相をモロにパクってるキャラもニヤリ。 【なにわ君】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-05-03 23:37:36) 4.《ネタバレ》 あ、マラソンはほとんど関係ないです。ダミーの爆弾がしかけてあるのみ。 犯人は何故そんなことをしたのかは最後まで不明です。 犯人の目的は表彰式で拳銃を持って元首相に近づき、逮捕されることだからです。 相棒二人はマラソンが狙われていることを知りながら、何故か、たまきと美和子に出場させました。(愛情ないのかな) あ、岸谷吾郎が妙なところに出てきますが、これはご愛嬌。 右京が犯人とチェスの試合をして、その終了棋譜でマラソンコースを発見しますが、これは不可能です。(ちょっとやりすぎですね) 前半はネットの処刑リストによる連続殺人事件ですが、犯人が判明した後半はお涙頂戴ものになってゆきます。 主犯にどんな動機があるにせよ、三人を殺し、一人を殺人未遂し、実行犯を爆死させたあとでは、何を主張しても遅いです。 脚本家は、犯人が病死することでバランスが取れると考えたのでしょうか。 犯人の最終目的は裁判での外務省の機密文書の暴露ですが、それが一ジャーナリストの手によって簡単に入手されていまします。(ご都合主義な展開) 殺された三人は機密文書の存在を知らずにテレビで発言しただけですから、処刑される理由がありません。 主犯の動機と行動に整合性がないのが脚本の最大の欠点でしょう。 豪華出演者と演出がうまいのでうまくごまかされてしまうのでしょうね。 冷静に観ればだめだめ映画です。 最初の「無差別劇場型連続殺人事件路線」でゆけばよかったのです。 【よしのぶ】さん [映画館(邦画)] 2点(2008-05-03 09:48:29) 3.《ネタバレ》 水谷豊はやっぱりいいですね。2時間ドラマで始まった時からTV放送は欠かさず見てきたので、最近のシリーズを重ねるごとのエピソードの質(トリック、動機、ドラマそのもの)の低下に少し寂しい思いをしていたところに、映画化と聞いて大きな期待と若干の不安を胸に、極力予備知識を入れずに劇場へ。結果は微妙。。。面白くないわけではないけれど、やはりドラマの質(相棒としての)は高いとは言えない。映画=壮大なスケールと考えるからなのか、やたらと話をでかくしすぎであり、その割にトリックはいまいちだし、犯人も庶民だし、あれだけの仕掛けで人殺しをする動機にも無理がある。相棒は、杉下右京が天才犯罪者とIQを駆使した頭脳戦を繰り広げ、途中で少しだけ薫ちゃんのアクションがあって、そして最後は熱い魂の叫びがあればそれでいい。スケールを広げなくても、劇場で十分に鑑賞に耐えうるものは作れると思う。最後の片山議員の発言も、TVシリーズからすると最後はうまく裏切るのだろうとその女狐ぶりに期待していれば、なんとそのままストレートに正義の味方だったので拍子ぬけでした。次回作に期待しています。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-05-03 01:09:31) 2.《ネタバレ》 レビュー第一号と思ってたら1分遅かった・・・。私は相棒ファンでして、公開初日に見に行ってきました。 1回目のレビューではベタ褒めしたものの、この前のテレビで観たり評価を見てると案外そうでもないなと・・。 やっぱり詰め込みすぎ感はあったし、テレビドラマ版と比べるといまひとつ。 面白かったですけども、最近の邦画の悪いところがこの映画にまで出てたのが残念。 しかし、なんで亀山はずしたのやら。。この二人あっての「相棒」なのに・・・ 最後に、ちょっと過剰評価してました。すいませんでした。。。 【ラスウェル】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-05-02 23:25:33) 1.《ネタバレ》 テレビを殆ど見なくなって久しく、この基となるドラマも、この間スペシャルをチラリと見ただけだったりするのですが、ドラマの知識がなくても問題なく楽しめました。テレビドラマの劇場版となると、前例からどうしても、どうせこの程度、ってモノサシができてたりしますが、途中までは、そのモノサシを大きく越えて、日本映画でもここまで出来るんだねぇ、ってレベルまで高まった、硬派な社会派娯楽サスペンスになっていました。脚本に難アリで、途中で醒めてしまったのが残念です。事件の核心に迫ってゆくサスペンスの糸が、やたら都合のいい電話によって唐突に解決に向かうという展開によってプッツリ切れてしまうんですよね。それまでの積み重ねがほぼ無意味、「なんじゃそりゃ!」みたいな。犯人の掌で踊っていたにしても、せっかくの時限サスペンスの緊迫感が台無し。後から思い返すと、おかしな部分も多々ありますし。犯人の動機と、実際の犯行内容の嗜虐状態とが結びつかないとか。犯人に寄り過ぎて被害者が殺されたのが当然みたいな状態になっていたりとか。でも、映画が描いていた、マスコミやネットが政治に対する抑止力として機能せず、無自覚なままにいいように利用されコントロールされ、世論形成の増幅装置となっているという面は、現実にあると思いますし、それをハッキリ打ち出してみせる点、評価します。基となった事件の真実と違う!ってヘンなツッコミする人もいるようですが。何はともあれ、魅力的な登場人物と、がっしりとした演出で見終わって結構面白かったなぁ、と。ちょっとテレビシリーズの方も見てみたいと思ったり。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-05-02 23:24:36)
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