みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
209.ジーン・ケリーを観るだけで元気づけられる、という人は結構多いのではないでしょうか。全身から醸し出される、底抜けの明るさ。マヌケとスケベが紙一重の、爽やかな笑顔。一見軽薄な言動の裏にある、誠実さと思いやり。深刻な現実がアホらしくなるような、シンプルで軽快なノリ。しかも、本作では、これまた愛すべきキャラであるD・オコナーが、これら要素をさらに一段とパワーアップ。『巴里のアメリカ人』同様、終盤で展開される「いかにもミュージカル」的な長いダンスシーンは、個人的には苦手。が、それを割り引いても、何度も繰り返し観てしまいます。で、観終わった後には、「気分がスカッとした!」という陳腐な言葉が、恥ずかしげもなくついつい口をついて出てきてしまう、そんな愛すべき作品です。 【アイアン・バタフライ】さん 9点(2004-02-22 14:56:19)(良:1票) 208.《ネタバレ》 ジーン・ケリーが画面いっぱい歌い踊る「雨に歌えば」のシーンは、やはり最高に素晴らしく感動的。あれは本当にいい。計算された演出とケリー&オコナーの超絶技巧を見るだけでも、この映画を観る価値はあると思う。個人的にはチャーミングで楽しい「Good Morning」が好み。特に「good morning~」と始まるところは何度観てもいい!白いドレスをたなびかせて歌うシーンや、無人のセットの中で歌うシーンもロマンチックな感じがして好き。マチャアキを思わせるギャグセンスは、さすがに古めかしさを感じさせるが、ケリー&オコナーのタップが始まれば全くそんなことは忘れてしまう。 【veryautumn】さん 8点(2004-01-29 00:52:35)(良:1票) 207.「アメリカが誇れる自国文化とはなにか?」と問われたなら、まっさきに「ミュージカルだ!」と、私なら答える。もっと誇れ、アメリカ人!軍事力よりも先に、政治力よりも前に、この素晴らしきOwn Cultureを!! 【給食係】さん 9点(2004-01-25 22:29:09)(良:1票) 206.いっこく堂の「あれ?声が、遅れて、聞こえるぞ?」のネタは・・・・・・本作の中の試写会のシーンをヒントにしている(へぇー)(へぇー)・・・・・・という真っ赤な嘘からレビューを始めるのはどうかと思うが、書いちゃったモンはしょうがない。んなこたぁどーでもいいとして、ミュージカルの代名詞とも言える本作、徹底して観客を楽しませよう、というサービス精神にあふれた、楽しい作品でした。個人的にはあまりにも有名な“Singing in the rain”のシーンより、ドナルド・オコナーの体を張った「笑わせよう」とか「モーゼはモーゼ」の方が楽しめました。ただ、ミュージカルが苦手、というより50年代のアメリカ映画特有の全編、笑顔にあふれた雰囲気がちょこっと苦手なので(だからといってずっと深刻な顔をしてる映画が好きってわけではないのですが)、ちょびっと点数は低めです。どうでもいい事ですが、悪役のリナを見て思わず「川崎カイヤ」を思い出したのは僕だけでしょうか? 【ぐるぐる】さん 7点(2004-01-05 22:08:10)(笑:1票) 205.古いタッチが実に良い風味を醸し出しています。オープニングで3人が黄色いレインコートを着て『Singin' In The Rain』を歌いながら始まるところなんかは楽しげで良いですね。 無声映画からトーキーに変わる時代の物語に上手くラブストーリーをのっけて作っています。 物語だけを見ると淡々と進行するように脚本されていて、ミュージカル部分を省くとおそらく1時間以内に収まります。が、そこにタイミング良く歌や踊りを盛り込むことにより娯楽性が格段にアップ。最後は気持ちの良いハッピーエンドになっています。 【おはようジングル】さん 8点(2003-12-19 17:57:49)(良:1票) 204. ミュージカルの中では一番好き!最高に楽しい。 【コウ】さん 8点(2003-04-04 22:54:40)(良:1票) 203.主題曲のSingin' In The Rainがいい!歌っていると楽しくなります。 【EJR】さん 9点(2002-12-31 15:25:12)(良:1票) 202.ミュージカル映画は食わず嫌いなところがありました、でもこんなに面白いとは。あの名シーンは何度でも見たいです 【w48】さん 9点(2001-06-02 04:49:30)(良:1票) 201.雨で踊る有名なアレ 無声映画の時代から移り行く映画を、 ミュージカル映画として仕立てた作品 ミュージカル調の踊りやタップダンス、 「動き」がとても視覚的に楽しかったです。 ラストもキレイにまとまってて良い映画。 さすが名作と呼ばれるだけはある。 【愛野弾丸】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-07-28 17:22:18) 200.《ネタバレ》 ミュージカルとしては名作でしょう、間違いなく。 洗礼された動き、キレ、タップダンス、魅了度は高い。 ただ、現代ミュージカル映画と比較するとストーリーに捻りが無く、単調。 ラブコメしかもベタ好きという方にはどストライクでしょう。 個人的にはドンの土砂降りの雨よりコズモのソロが良かった。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-26 14:45:27) 199.歌や踊りは頑張っているとは思うが、ストーリーが雑過ぎる。ミュージカルにストーリーを求めるのが間違いなのかもしれないが。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-07-26 02:26:47) 198.《ネタバレ》 突然、意味もなく踊り出すシーンは、インド映画を思い浮かべる。これはこれで楽しいが、同じ踊り映画でも、「死霊の盆踊り」とは大違いだ。(笑) ※デビー・レイノルズ、動きが人形みたいだ。 キャリー・フィッシャー、美形な親に似ず、ブサイクだったな~。一体、どっちの親に似たんだろう・・・ 【festivaljapan】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-01-20 21:38:47) 197.正直面白かったか言われるとそうとは言えない。でも印象に残る素敵なシーンも数多い。メイクラーフ、モーニング、インザレイン。ラストのキャシーのの笑顔。多くのエンターテイメントでこの作品をリスペクトしてる場面に遭遇してるのに気づき尊敬に値する。必ず一度は見ておかねばいけない作品。3人プラスジーンヘイゲンの素晴らしさ光る。 【タッチッチ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-09-01 17:38:12) 196.あの有名シーンをみるために鑑賞。 「雨に唄えば」はすごく好き。 ミュージカル映画としては、お手本となるような作品なのかもしれないが、退屈で眠くなった。 終盤のミュージカルシーンは長すぎだろ。 ラストは痛快かもしれないが、ちょっとかわいそうと感じた。。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-04-20 15:40:04) 195.《ネタバレ》 アメリカのミュージカル=MGMミュージカルで一番好き。ストーリーはどうでもいい。ジーンケリーの雨の中のダンスシーン。最高。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 9点(2019-01-29 23:01:17) 194.ダンスを見る作品。 軽快で卓越したダンスは見ていて飽きない。 年代を超えた名作の一つ。 気になったのはダンスシーンのタップ音が後付のせいで ちょっとずれてたり水たまりでのタップなのに音が水の中っぽくない。 もっとバシャバシャいいそうなんだけどな。 もう少し臨場感があっても良かったかな。 【Dry-man】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-11-12 01:01:25) 193.《ネタバレ》 この映画はジーン・ヘイゲンが支えていると言っても過言ではない。 MGM映画の最高作。人によっては『バンド・ワゴン』や『巴里のアメリカ人』 を選ぶ人もいるだろうし、『若草の頃』が最高作だという揺るぎない主張があっ てもおかしくないと思うが、私にはこの『雨に唄えば』が最高作だ。 「Singin’IN The Rain」の開放感や「Make’Em Laugh」の名人芸や「The Broadway Melody」という大プロダクションナンバーも素晴らしいのだが、この 映画の現代性(今でも決して古びない尋常でない荒唐無稽な映画らしさ)を如実 に表しているのが、「All Do Is Dream Of You」のシーンだろう。この大きな ケーキの中から飛び出したデビー・レイノルズが唄い踊りまくるシーンの常軌を 逸した可愛らしさといったら! 【ゑぎ】さん [映画館(字幕)] 10点(2017-03-28 05:45:46) 192.《ネタバレ》 本作を見ていると今の時代に映画を作る事が気の毒にさえ思えてきます。 大袈裟に言うとほぼ一通り出尽くした感がある創作表現の世界では、如何に今までにない話にするかで脚本や設定で裏の裏の裏までかいて奇抜なものにしなければ認めて貰えない様にも感じてしまいます。 まるで隅々まで発見し尽くされたこの世界で現代の冒険者と言われている人達がリヤカーを引いての世界一周やエベレスト登頂の最年長記録等、自らにハンディを与えたり、本質ではない所に拘ったりしているのと同じに見えます。(それらを否定している訳では有りません) 本作が作られた1950年代等は映画そのものに開拓の余地がまだまだ残されていたようにも思え、本作の様にミュージカルを真正面から撮る事が出来た余裕のある時代に感じられます。 それは大航海時代にマゼランやバスコ・ダ・ガマが「とにかく船を走らせろ、そうすれば見た事もないようなものを見せてやる」といった様な時代にも重なります。(彼等がそんな事言った史実は有りません) しかし勝利要因は時代に恵まれていたからというものだけでは決してなく作品そのものの質も非常に高く、それを裏付ける様に出演者達の表情や演技から「この作品は絶対に間違っていない、絶対に傑作になる」という自信が伝わってきます。 そんな自信に満ち溢れた彼等の演技が活き活きと表情豊かで魅力的になるのは当然です。 私自身も作中のそんな彼等に無条件で自分自身を委ねてしまいますし、その瞬間からG・ケリーやD・オコナー、D・レイノルズと一緒になって楽しむ事が出来ました。 作品を見ていて気が付いたのはハンナ&バーバラの初期のトムとジェリーに似ていると思った事でした。 勿論追っ掛けっこはしませんし、アニメと実写、猫とネズミと人間等違いは有りますが演出や音楽の使い方、音楽そのものが作品を通して結構似ています。 冒頭のレッドカーペットからドンがコズモとの捏造された下積み時代の回想シーンまではそれを彷彿とさせる演出(見せ方)になっています。 インストゥルメンタルの音楽等は同一人物がスコアを書いたのではないかと思う程そっくりです。 制作は何方もMGMなのでスタッフがリンクしていたのかもしれません。 何方が何方をマネをしたかどうかとかはどうでも良い事です。 大好きなトムとジェリー同様にお気に入りの映画が一本増えただけの事です。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-06-27 01:40:56) 191.ミュージカルって思ったよりも楽しい。この映画を見てそう思った。 これまで観てきた映画はどうにも違和感が先にあったが、この作品は自然に感じられる。ストーリーも分かりやすいし、とても好感が持てる。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-04 16:45:38) 190.《ネタバレ》 何度も見てきたが、今更ながらこのタイトルが素敵だ。トーキー時代に突入する映画界の舞台裏を舞台にした本作。彼らのダンスは誰かに見せる、もしくは一緒に踊ることで成立しているが、この「雨に唄えば」は主人公一人だけだ。吹き替えを思いつきお互いの気持ちを確かめ合ったあとでキャシーと別れたあとのシーン。それは主人公にとってどれほど嬉しかったことだろう。急に流れてくるBGMは感情移入している観客にとっても全く違和感がない。心から嬉しく最高の表現に昇華した瞬間だ。さらに雨が嫌なものでない、という捉え方も素晴らしい。このシーンを作品のタイトルにするセンスは今も見習いたい。全体の雰囲気を匂わせるタイトルが多いなかで、このネーミングは秀逸だと改めて感じた。そして今更ながらもう一つ、この作品のヒール・リナ役のジーン・ヘイゲンは実際はとても美しく穏やかな声の持ち主。キャシーによって吹き替えられた声も実はジーン本人によることを後に知る。この映画を名画たらしめる要因はジーン・ケリーたち主役陣によるものと思いがちだが、同じジーンでもヘイゲンもそれと同様の功績があったと思う今日このごろ。 【やしき】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-09-20 21:43:01)
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