みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
53.姉のドナーとなるべく遺伝子操作によって子供を産むという発想にそもそも嫌悪感があったので映画の中の当事者たちへの共感は今一でした。原作は読んでいませんがあらすじに目を通した限りでは後味の悪さの残る小説の結末の方が人間臭くて自然な感じを受けました。この映画のラストの方が好まれると思いますが、回りくどい展開に違和感を感じました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-17 13:45:24) 52.《ネタバレ》 主人公が、アナからケイトに変わっていくと物語の側面が変化していく。 訴訟ものではなく、終末医療の問題だった。物語は多少冗長なところがあるが、余韻は悪くない映画。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-28 12:51:46) 51.《ネタバレ》 姉を救うためのドナーとしてこの世に生を受けた妹が、法や人間の力を信じて必死にがんばる母親に対して問題を突きつけるという映画…。母親はアメリカそのものなのか…。初めは、訴訟社会のアメリカなら在っても不思議ではないストーリーだが…と訝しく思いながら観ていた。けどとんでもない。最後はすべてのことが納得できる。というより何一つ余すところなく、深く大きな結論に、観る者をも巻き込んで到達する。 妹が最後に一人で語る次の言葉。「なぜケイトは死に、私たちは残ったのか。その答えはない。死は死、誰にも理解できない。私は姉を救うために生まれたが救えなかった。だがそのことは重要なことではない。重要なのは私にすばらしい姉がいたということ、いつかきっとまた会えるということ…」。死んでいったケイトに自分たちがいっしょに一つになって繋がっていることに気づく。 世に終末医療の問題といわれるものが、深く解けない問題をわたしたちに突きつけているのだということを、改めて考えさせてくれる好い映画だった。それにしても、この「シネマレヴュー」ってありがたいですよね。あらかじめ高得点の映画だけを録画予約できるから…。 【柚】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-10 20:24:35) 50.アナが主役とばかり思っていたら、実はケイトでした。ケイトの過去が語られるわりに未来の生について触れられなかったのはそのためなんですね、納得。ただ、アナが本心で移植等を拒否した場合の物語も最後まで見てみたかった気がする。姉のスペアとしての生、それを疑わない母親サラとの関係。こちらも語るべきことが多いテーマです。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-03-04 11:39:39) 49.《ネタバレ》 何の予備知識なしで鑑賞、弱点を突かれる家族愛ものでやられました、突飛な設定ではありますが、ドラマティックではなく割と淡々とてていい感じです。泣くポイントではなさそうな家族が仲良くしているビーチのシーンで切なくて泣けてきました。 【ないとれいん】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-03-20 09:48:27) 48.いい家族。全員が自分の役割を把握して助け合っていることに感動。 【たこちゅう】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-11-28 19:27:24) 47.《ネタバレ》 スゴイことを言わせちゃうスタートから結構ビックリ、、、アビゲイル大きくなったね~撮影当時11歳ぐらいなのに芸達者だなぁ。出演の皆様の高レベルな演技力は素晴らしい。子どもが両親を提訴するというショッキングな展開にドキドキ。ある意味反則技気味な内容だけど、ドナーとして子どもをつくるか??ちょっとその選択を選んだ時点で倫理観念が崩れてるよ。結果的なドナーと、狙ったドナーとはまるで意味が違う。そこらへんがどうも引っかかってノレない。裁判でどうなっていくかと思いきや、段々方向性が変わってきて・・・。しかし、尊厳死という難しいものに挑んだ製作者の気持ちは十分理解できました。人が人を想う気持ち、、、忘れたくないですね。いつか必ず訪れる「死」。それを大きく迎えられる充実した人生を送りたいものでアリマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-03 09:44:02) 46.とても感動しました。最初、見たときは憎み憎まれるような愛憎ドラマ化と思ったけど、 実際見ると大変思いやりを感じた。家族に突然の不幸が訪れたとき自分ならと考えさせられる内容。登場人物には悪人はいません。とてもよかったと思います。 【将】さん [地上波(吹替)] 9点(2012-07-04 16:50:40) 45.《ネタバレ》 それぞれの家族が家族思いで皆が皆を思いやる。誰が悪いとかでなくそんな思いがとても痛くて泣けてきました。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-11-13 17:54:40) 44.対立する二つの意見があってもどちらかが正しくどちらかが間違っているというわけではない。それぞれに納得し得る言い分がある。ニック・カサヴェテスはいつもそこを丁寧に描く。けして誰かを悪者になんかしない。こういう描き方ってもう古い。古いけども、こういう優しさというか甘さは嫌いじゃない。ただ、この作品は物語自体が涙に溢れているので余計に甘っちょろくなっちゃってる。テーマに則した緊張がない。死の恐怖がない。親子のドロドロがない。ないないづくしで平坦。演技はみんな最高。そこだけで見られる映画になってる。もちろんその演技を引き出した監督の功。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-27 11:42:24) 43.この映画を観て二つの話を思い出した。「夫の死で救われる妻たち」という本と聖書の(私個人は無宗教) 「子を失った母親がイエスに「奇跡の力で子供を生き返らせて下さい」と懇願する。イエスはあるものを持ってきなさい、と言うが母親は果たせずイエスの元に再び来る。その時イエスは母親に 「あなたは子供が生きていないと愛せないのですか?」と尋ねた」という逸話。 アナの行動に「私も姉を愛しているが母と同じ愛し方はしない」という決意を感じた。 裁判という形にしたのは、第三者が介入する必要があったからだろう。 サラのケイトへの愛は疑いようがない。彼女がいなければ、ケイトはあれ程充実した「生」を生きれたか分からない。 しかし「依存」になっていたのも事実。結局サラは最後までケイトの希望を聞かなかった。 私はケイトほど強くないのでサラのような母親はちとキツイ; 生命の死亡率は100%だ。「いつ死ぬか」より「どう生きるか」が大切なのではないか? これは「家族愛」ではなく「生・健康=(イコール)正しい・善」とした社会風潮に疑問を投げかける社会的映画だと思う ※「夫の死で救われる妻たち」は超お勧めの書籍です 【果月】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-23 00:49:07) 42.自分なら果たしてどういう選択をするか? 問題提起とともに、家族の絆、命の在り方をテーマにした作品。 奇抜な初期設定を回収させることと、起伏のあるストーリー性を持たせようとしたためか、 作り過ぎと思えるほど回りくどい展開になっており、同様に母親のキャラもかなり極端に。 お姉さん役の女優さんだけは良かったけど、お父さんは相変わらず役に立ってないんだよね。 シナリオの出来はいいとは思わないけど、考えさせてはくれる作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-07 08:25:20) 41.《ネタバレ》 難病持ちの娘に臓器を提供させるために子供を作り臓器を提供させる。なんて哲学的なテーマの映画なんだと思ったが、ストーリーが進むにつれテーマがじょじょにずれていき最後は尊厳死がテーマにすり変わってしまった。これも哲学的なテーマなんだがありふれた題材。 重くなっても、感動できなくても良いので最初のテーマを突き進んで欲しかった。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-01 10:50:13) 40.《ネタバレ》 本作のテーマは、中盤まで「子供の自己決定権」についてだと思っていたが、終盤では「尊厳死」にすり替わっており、少し肩すかしを食らった感じだ。とは言え、言い映画だと思う。 キャメロン・ディアスの母親姿も新鮮だった。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-06 00:42:18) 39.《ネタバレ》 ネタばれしますのでご注意。 こういうネタの取り上げ方は、社会派らしくていいと思う。 しかし、子供を的にしてしまったために、固定観念を破れなかったところが…さしもの鬼才も限界ということかなあと思った。 それはなにか。 というと、「姉のために腎臓を惜しむような妹はいない」という筋書きだ。 そんな利己的な意地悪な妹は居ないんだぞ、と。 …そういう終わり方をしてしまうと、この映画そのものが否定されてしまうのではないのかなあ。 作り手は、そういう11歳の妹を描くことが、どうしてもできなかったということだ。 それが固定観念だ。 それなら、こういう映画を作ってもあんまり意味はない。 そのくせに、最後に判決文を持ってこさせて「君の体は君のもの」と言わせるなどとは、言い訳もはなはだしい。 それは「どっちも欲しい」という作り手の欲張り。 どっちかにしないと。 「自分の体は自分のもの」と本当に思っている妹を描くのか、もともとそうでないか。 「本当は心優しい妹だったんですよ~」とか、そういう持って行き方はズル。 テーマは良かったのだが、「モメているわけではなくて、みんながみんなを思うゆえ裁判に…」とかそういうのは、私が見たかったのとはちが~う。 そら、こういう筋書きにしなかったとしたら、大批判を浴びて、あの子役の子も嫌われたかもしれないね。 でも、そういうことを気にするがゆえのストーリー運びなんて、私は見たくないね。 こういう話は、はっきり言って、TVドラマ(海外)並みだと思う。 それを、子役の子が嫌われてでも、そうでないものを作れれば、「映画」になる。 これは「TVドラマ」でしかない。残念。 ケイト役の子はドラマ「ミディアム」に出てレギュラーで子役をやっています。そこでは金髪のロングヘア。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-30 23:47:55) 38.《ネタバレ》 いい映画だと思う。キャメロン・ディアスの“思い込み母”っぷりが、よい。【ネタバレ注意】予告編から予想できそうな筋書きではあるが、変などんでん返しもない。わざとらしいハプニングもない。登場人物の愛情にあふれているという言葉がふさわしい。この状況に直面している人が見たらどう感じるかはわからないし、そういう行為への批判が含まれているのかもしれない。ただ、母親が「勝てるの?」と聞かれたときに「判例がある」といっていくつも判例を挙げたことは気になる。子どもが嫌がるのに、兄弟を助けるために臓器提供を強制することを肯定する判例が本当にあるんだろうか。それはそれでちょっと恐ろしいのだが。 【mohno】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-15 15:57:11) 37.《ネタバレ》 シーンシーンが美しく、切なく、哀しい映画。決してお涙頂戴的な感じもない。ある意味尊厳死というとてつもない大きく難しい問題を、白血病の少女にあてはめるて、きっちり作品に仕上げているところは感服する。いい映画だ。ベッドで少女がお母さんに送るために作ったアルバムをめくるシーンは涙で霞んで見えなかったよ。つかの間でも恋が出来て良かった。キャメロン・ディアスも好演だと思う。お父さんの目が優しいのも救われる。 久々にいい映画に出会えたと思う。 【カボキ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-07 02:05:17) 36.出来すぎでお洒落すぎだけども、いい話ではある。 生々しさなど無しに、綺麗に感動したい人向け。 【Sugarbetter】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-21 21:15:40) 35.もちろん良い映画です。私は人一倍涙腺がもろいんですけど、この映画では不思議と涙は出てこなかったです。お話に集中するあまり、泣くのを忘れていた感があります。それだけ私にとっては求心力のある内容だったんでしょう。 【sava1100】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-15 13:21:41) 34.デンマークのスサンネ・ビア監督が好みそうな実に重たくて難解な問題を扱った良作。キャメロン・ディアス演じる母親役は今までの彼女とは全く違う良い意味で新境地を見出したような凄さを感じられ好演。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-29 23:40:07)
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