みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
48.《ネタバレ》 良いシーンも色々あるし、なかなか面白い映画だとは思うが、所々に都合が良すぎるストーリー(思い出す記憶、母の鍼灸ケースを拾う)とか、貧乏な割には母の服装が草原、汚い場所をうろついても、余り汚れていないとか、ニセモノの作り話だなと感じる部分が目に付いた。題名である母なる証明について、結局、何をこの監督は伝えたいのだろう。単なるアホな息子がしでかした殺人をかばって人を殺し、息子を小さいときに殺そうとした負い目を感じている。で、最後は途方にくれて踊って逃避している。この母親に人を殺すことに対する良心の呵責は余り感じられなかった。つまり、エゴイズムで生きている。それが、「母なる証明」って言うのも何なんだ??? 【cogito】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-03-06 14:28:21) 47.最近、韓国映画を観るにつけ、韓国映画にはジャンルのカテゴライズを決められない映画が多いなーと思います。これはある意味、ハリウッドの作品にならされた僕なんかは、観ていて、どーいった感情で観ればいいか決めかねて、居心地を悪くさせる傾向にさせます。特にその傾向が強いのが、ポン・ジュノ監督の作品でありまして、「殺人の追憶」も「グエムル」も観ていて、戸惑うばかり、でも作品自体のレベルが高いのか、結局は面白いと納得してしまうとこがすごい監督さんだなーと。そんな監督の作品ですから、ある程度覚悟はしていたんですが、今回のは特に、なんじゃこりゃああ!でした。そのジャンル越えはもうすでに冒頭から始まっていて、草が生えた広々としたところで踊る年配の女性、笑っていいのか、すがすがしい気持ちになっていいのか、しかし、かすかに蠅の飛ぶ音がしており、禍々しさも感じるのです。それは特に印象に残ったシーンである、ウォンビンの携帯パカパカシーンも同じで、生々しいリアルな仕草で、めちゃくちゃ怖くも感じ、知恵おくれとゆう背景で切ない気持ちにもなり、笑ってしまいそうにもなるのです。どんなモードで観ていいかわからなくなり、思考停止で冷めた目で引いて見てしまった部分がかなりありました。でも、かなりドキドキするシーンもあります。母がある部屋からこっそり抜け出るシーン。とにかく、全体的にすごい作品であることはなんとなくわかります。観てる間は、前のめりでした。でも、観終わってから、どんな気持ちになればいいのか理解できないのです。あ、そうか、ただ狂ったように踊ればいいんだ。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-08 03:46:44) 46.なかなかいい映画。でも少し疲れる。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-22 23:24:37) 45.久々に韓国映画を観たけど、私が見た韓国物って知的障害者をネタにしたものが多くて、正直「またか…」って感じでした。監督の「殺人の追憶」に似たカラーが出ています。これって「どんでん返し」なんでしょうか? 不完全燃焼の終わり方に納得いかなかったです。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-08-15 22:59:05) 44.大量に張られた伏線を全て回収した脚本が凄いね、衝撃的な名作 【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-04-06 01:37:38) 43.《ネタバレ》 私はバカなので、トジュンは無実なのに逮捕されたって思っていたんです。潔白を証明できず目撃者を殺しちゃったけど、でも優しいトジュンは釈放されたのだからすっきりしたって・・・でも犯人なんだってあとから気がついて、この映画すごいなって思いました。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 9点(2013-08-31 02:59:44) 42.見ててイライラした。僕には合わない作品。後半は面白かったけど。 【黒ネコ】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-06-08 16:42:55) 41.韓国映画から若くて綺麗な女優を引いたら何も残らないだろうとバカにしてたけど、考えが甘かった。 この作品は見た後にどんよりとした嫌な記憶を残す。 こんな後味の悪いシナリオをよく思い付いたなと、脚本家の精神構造が心配になるほど嫌な話でした。 少なくとも面白いという種類の作品じゃないことは確かで、僕はこの作品を誰かに薦めようとは思わない。 どう考えても嫌な思いしか残らないんだもの。 まあ、見た後で記憶を消すということなら、害はないのかも知れないけど。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-13 17:25:08) 40.知的障害を持つ息子の殺人の容疑を晴らす為に奔走する母親の姿を描いたサスペンス映画。こうしてあらすじだけ書くとなにやらハートウォーミングな雰囲気だが、その実体は近親相姦ギリギリの母子関係を延々と見せられるという嫌がらせの様な変態映画である。なんで映画を観るのにこんないたたまれない理不尽な思いをしながら観なきゃいかんのか、と被害者意識に苛まれながらも最後まで観賞。これを純粋にエンターテイメントとして楽しめる人って相当に歪んだ性向の持ち主だと思うのだが、そう考えるとここでの異様な高評価っぷりは薄気味が悪いとしか言い様がない。「母の愛は海より深し」とはよく言うが、海より深い愛というのはもはや狂気と紙一重という事なのか。ラストの“ええじゃないか・エンディング”には驚愕。こんなんアリかよ。傑作であるかどうかはともかくとして、少なくとも日本のメジャー資本では絶対に作れない映画である事は間違いない。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-06 20:41:10) 39.《ネタバレ》 母性が理性に勝ったという映画。それだけではなく、きれいごとでは済まされない母性の本質をえぐり出した問題作。世に氾濫する勧善懲悪の御都合主義映画などとは無縁。「母の愛は永遠」などと考える楽観主義者にビンタを食らわせるような衝撃があり、実に見ごたえがある。単純にサスペンスとしてみても面白い。知恵遅れの息子が殺人の冤罪、ど素人の母親が探偵役で、容疑者が次々に登場、遂に真相にたどり着くが、そこには悲劇が待っていた。どんでん返しの妙があります。しかしこの作品の主題は母性。正直母親は怖いと思いました。愛は盲目の箴言の通り、母にとっては知的障害の子供はどうしても過保護になりがちで、自分と同一化してしまう傾向にある。自分が辛くなったときには殺してしまおうと考える。これが心中未遂。息子の冤罪を晴らすためには、全てをなげうって一心不乱に邁進する、その姿には心打たれる。息子が真犯人だと判った瞬間、逆上して目撃者を撲殺し、証拠隠滅の放火までする。総て母性のなせる業、愛こそは全て、善も悪も超えている。しかし因果応報の理あり。息子が心中未遂事件を思い出して、「母が僕を殺そうとした」と復讐される。息子が焼け跡から針道具を回収してきて、罪の意識が決して逃れることがないことが暗示される。母と子の関係が一生消えることがないのと同様、罪の意識は永遠に母親を苛む。そして真犯人にされた無実の男との対面。男は息子と相似で、軽い知的障害がある。しかし母親はいない。そのことに涙するのは、男はこの先、誰の愛も受けられれず、殺人の汚名を着て生きていかなければならないことを知っているから。この男への罪の意識も重い。これから二重、三重の苦しみが待っているが、母として息子のために生きていかなければならない。夕日の中の踊りは、苦しくとも、明日に向かって生きる勇気を振り絞る決意の表れだろう。◆警察の杜撰すぎる捜査や堕落しすぎている弁護士など、リアリティに欠ける部分があるのは惜しい。「ゴルフボールだけで逮捕」はありえない。伏線の回収は見事でした。息子はバカと言われたら暴力で立ち向かうように躾られていた。被害者は常日頃から鼻血を出しやすい体質。屋上に置かれた死体の謎。廃品回収の人は善い人。ゴルフクラブの血というミスリードもナイスショット。息子の悪友の容疑者から捜査協力者への転換なども見事、映画の勘所を心得ている監督です。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-09-10 18:20:29) 38.面白すぎる、凄すぎる。この監督は悪魔と契約でもしてきたのか。全てを忘れようとして踊り狂うあのラストカットは映画史に残る出来。 【bolody】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-08-09 23:58:26) 37.文芸作としてもミステリーとしても超超一流。我が国では実写でもアニメでも「考えてるふり、意味のあるふり」でごまかす悪癖が蔓延しているが、本作にはそんな甘えは微塵もない。描きたい深い内容があり、しっかり構築された物語があり、落語のようなちょっと笑えるオチまである。特に、なにげないエピソードに重大な伏線が隠されている無駄のない脚本は悪魔的な周到さだ。中盤以降のたたみかけるようなダイナミックな展開は圧倒的で、「この話まだ転がすことができるの!?」という驚きの連続でした。素晴らしいとしか言いようがない。 【皮マン】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-05-16 09:00:31) 36.評価が高かったので、観ないといけないと思い、やっとBSで観ることに..予想していたストーリーとは違いましたが、なかなかすばらしい出来です、映画として完成度が高いですね~ 監督の才能を感じます..って、「殺人の追憶」の監督じゃないですか(知らずに観てしまった)..どうりで、一味違う訳だ... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-27 12:53:46) 35.オープニングのオバチャンのダンスからして、わけがわからない。 序盤なんか、少し退屈なくらい、話がどう進むのか、予想もつかない。 でも、中盤からは、どう話が進むのかわからないまま、一気に緊張感が出る。 そういう意味では、サスペンスとしてよく出来ている。 ただねえ、見てて楽しいわけじゃない。 「頭が悪いから、人に騙されて、人に嫌われて、貧乏で」って、それじゃ見ているほうは救いがないじゃん。 それがこの映画のウリなのかもしれないけど、自分にはどうにも。 だから、見終わったときの感想は、「お前ら、子供が5歳のときに死んどけ」だった。 邦題を「母なる証明」ってつけた意味もわかった。 これは、角川映画「人間の証明」のオマージュでしょう。違うかな?雰囲気はよく似ているから。 ただし、映画としての出来は、こっちのほうがはるかにいい。 でも、もう一度見たいとは絶対思わないっていう意味では、同じようなもん。 【まかだ】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-07 16:37:40) 34.久しぶりに自分が求めるイヤ~な韓国映画(褒め言葉)が見れて嬉しかった。中でもこの映画は、誰一人感情移入出来ないところも特徴か。イヤ~な事が淡々と綴られていき、少しづつ、少しづつ、裏切られ、また明らかになり、そして少しイヤな結末。。。こういう映画は時間が経つとまたもう一度見たくなる・・・かな。 【masaov】さん [インターネット(字幕)] 7点(2012-01-05 01:24:07) 33.《ネタバレ》 母が息子のためなら何でもする。 それが殺人であり、しかもその殺人が勘違いによるミスだったとしても、大して気にはしない。 つまり、息子のためなら、関係のない人間を殺しても、「まあ、仕方ないわね」程度なのだ。 この描き方が実に明快で分かりやすく、障害を持つ息子を溺愛する母親の心情が、ストレートに語られている。 話はテンポよく進み、飽きさせないが、何だかテレビでサスペンスドラマを観ているような感覚に陥ってしまったのが、個人的には大きな感動を得ることのできなかったマイナス要因。 一方で、テンポがいい、どんでん返しがある、ドキっとする演出があるなど、誰もが楽しみやすく、入り込みやすい作りになっており、興行成績や口コミ評価を高くすることに一躍かっている。 いずれにしても、同監督作品『殺人の追憶』ほどの出来ではなかった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-28 23:50:16) 32.ポン・ジュノは凄い。ジンテは成宮に激似。 【ベルガー】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-11-02 20:35:50) 31.母の原っぱで途方にくれている姿が印象的だった。 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 6点(2011-10-31 20:53:13) 30.《ネタバレ》 ストーリー巧者の韓国映画らしい展開の速さ、意外さ。一時停止して席をはずそうという気にならない。殺人者に堕ちた後の目の暗さが見事。けど心中未遂の負い目があるとはいえ息子への入れ込みっぷりにはひく・・。母性愛などというつるんとした言葉を粉砕するもはや妄執。息子はウォンビンより可愛いですが一緒には寝ません。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-12 12:59:19) 29.以前見た殺人の追憶と同じジュノ監督作品とは知らず見てしまった。途中何度も殺人の追憶を彷彿させる雰囲気があり、似てるなあと思ったがやっぱりそうだった。かったるい内容だなと出だしは思っていたがだんだん進むにつれドキドキしてきてストーリーも捻っていたしとても面白かった。しかし、この後味の悪さはなんだろ。やっぱり殺人の追憶と同じ気持ちになってしまっていた。 【将】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-08 00:16:51)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS