みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
41.《ネタバレ》 ○製作が1933年というのが信じがたい出来栄え。ストップモーションといえば「ターミネーター」のイメージだったが、多少荒い画質も手伝ってほとんど違和感なく見られた。○ストーリーとしてはコングが街に連れてこられてからがミソだが、少し物足りないかな。コングとアンの間にもう少しドラマがあればもう少し感動できたかもしれない。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-02-10 00:08:49) 40.《ネタバレ》 1933年の公開当時は、衝撃的な映画の出現だったに違いない。 ただ今観ると、さすがに特撮技術のレベルはいかんともしがたく古く感じる。 動きがカクカクしてるのもあって怖さや凄さよりもひたすらかわいく、時に滑稽にさえ見えてしまう。 それでもアイデアとストーリーは秀逸で、だからこそ繰り返しリメイクされる名作となった。 オリジナルはコングの殺戮が容赦なく、アンがコングに好感を持つこともない。 全般的にテンポが良く歯切れがいいが、テンポが良すぎてジャックのアンへの愛の告白が唐突に感じた。 ラストは驕る王者が倒される悲哀がたっぷり。 製作年やエポックメイキング的な価値を加味すれば評価は高くなるが、そうしたことを考慮に入れなければリメイク版のほうが見やすくて好き。 先にリメイク版を観ていたのでインパクトが薄れてしまったし、特撮技術の差はあまりにも大きく、コングとアンの交流も欲しかった。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-06-23 00:16:40) 39.ゴリラをデカくするというアイデアだけで有名なのかと思っていたが、思っていたより面白かった。巨大感の表現が秀逸な、よくできた娯楽作。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-29 06:17:15) 38.《ネタバレ》 現代ではさすがに特撮レベルが古過ぎて、その映像は「映画史の資料」的な見方しかできませんでしたが、1933年ということを考えると、かなり頑張ってるなと感心しますし、スカル島の巨大ゲートのセットは『イントレランス』を思い出すような雰囲気がありました。僕にとってのキングコングはジョン・ギラーミン版が最初で、それはつまらなく思い、その次がピーター・ジャクソン版。ピーター・ジャクソン版が好きになり、今回オリジナルを見てみる気になった次第。美女にかかっては野獣も骨抜きになってしまうというテーマはオリジナルが最も分かりやすく作られているなと思いました。デナムやドリスコルの人物像もオリジナルの方が好きです。船でのテスト撮影シーンでアンを高く見上げさせ叫び声を上げさせ、それを見物していたドリスコル(オリジナルは船乗り)に「何を見せるつもりだ?」と言わせるくだりも気に入りました。そのうち巨大ゴリラが出てくることは分かっているし、しかも現代となってはお粗末な巨大ゴリラであっても、こういうシーンが作り出す雰囲気作りって大事だなーと思いました。 コングはオリジナルはあくまで野獣なんですね。リメイクのようなヒューマニティは見せないし、アンはコングに愛着なんか持ってない。男性性の負の面のみを強調したメタファーで、そいつを退治して最後アンとドリスコルを2ショットにする。美女が野獣を骨抜きにする・・・といっても、男性の中にある野獣の側面だけを抜き去っているというならいいけど(この映画ではドリスコルをして女嫌いな無骨な男から、優しい紳士に変えたということかな)、でも男性そのものを骨抜きにしてはいないのかなぁ? よくよく考えてみれば、今の流行は中性的な(というか女ぽい)男性だったりしてない? 「こんなのばかりもてはやされて、もし戦争とか原始的生活が余儀なくされたら大丈夫か?」とか思わなくもないんですが、そういう風にしてしまってるのはなにも美女のせいではないよーな(美女って少なくなった気がするー)・・・男を骨抜きにしてるのはアニメやメディアだったりして? 【だみお】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-12 04:41:39) 37.時代を感じさせてくれる作品。たぶんこれが特撮映画の元祖なのだろうが、 当時はやっぱり凄い衝撃を与えたのではないかと思う。 コングや恐竜のシーンなどは子供の頃に観た古い人形劇のようで面白かったが、 この映像なら、このストーリーで十分。昭和8年の製作かあ、う~ん、凄い。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-07-30 17:11:00) 36.映像トリックもそうですが、テーマの奥深さがこの作品の非凡なところなんだと思いました。翼竜は壁じゃ防げないんじゃ…なんて。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-10-16 21:42:32) 35.個人的にハリーハウゼンのコマ撮りによるストップモーションの特撮ものが好きなので、その先駆となる本作も当然のことながら好きな作品です。コングのみならず恐竜も登場させていて相当な力作。以後の特撮に与えた影響は計り知れないのでしょう。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-07-24 00:07:20) 34.私はずっと勘違いをしていました。キワモノ映画で、初めて本格的に特殊効果を使っているから、歴史的に価値があるのだと。確かにこれらの要素もありますが、内容的にとてもしっかりした、とても楽しめる映画です。だからこそ、歴史的な価値も生まれたのでしょう。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-03 23:49:33) 33.《ネタバレ》 カクカクしているキングコングの動きによって、逆に恐怖が増した。単なるホラーでも、冒険ものでもない、奇想天外なストーリーがこの映画の最大の魅力だろう。久しぶりにワクワクどきどきする映画を見た。なぜキングコングが生贄の少女を守り続けたのか、なぜ高いところに登らなければならなかったのか。単なる名作を超えて愛される理由がここにある。 【mhiro】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-28 22:00:58) 32.さすがに改めて見ても、カクカクしていてコマ送りで間抜け面のコングちゃんや恐竜達には親近感は覚えても、恐怖を覚えませんでした。しかし人間を撮っているシーンや、大掛かりなセットは今見てもなんら物足りなさは感じず、33年のクオリティの高さに驚かされます。 それにしても、あんなに仲間が死んでるのに主人公達ヘラヘラしすぎだろ・・・。死体や、流血もないのが不自然だなぁ。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-24 18:42:34) 31.1976年版を映画館で観た世代ですから、「キングコング」といえば美女とラブラブなのにその恐ろしい容姿のために悲恋に終わるラブストーリーというイメージを持っていたのだが、オリジナルを観てビックリ。全然違う。初代の『キングコング』がこんなにも面白い作品だったなんて!!まずなんてったって怖い。その怖さは最後まで変わらない。そしてアップになったときの顔が怖い。顔が面白いって人もいるみたいなんだけど、たしかにちょっと間の抜けた顔なんだけど、それがかえって怖い。コングのやることなすこと全部怖い。怖いというか獣として自然な振る舞い。けして擬人化されない。崖のくぼみに隠れた男を手探りしてるとこなんか妙にリアルでめちゃ怖い。1933年という時代を考慮せずとも面白いと思う。惜しむらくは、パニックを盛り上げる演出でもあるのだろうが延々とかかる音楽が耳障りな点。音楽無いほうが絶対怖いのに。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-22 14:17:50) 30.この時代にこの映像。当時の衝撃は推して知るべしだろう。間違いなく映画史にその名を残し続ける名作。 【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-03-22 16:33:20) 29.《ネタバレ》 コングの動きがよかった。それと恐竜の倒し方もいい。観ている間に何度も今の技術は発達したなぁと思った。そういう意味で感動した。でもなんとなく後味が悪かったので1点減点します。 【かくちゃん】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-04 18:23:56) 28.う~ん…この時代に生まれたのがいけなかったのか…。全く面白くない。話が退屈で、途中眠くなる。あのカクカクしたキングコングや恐竜の動きがいい。当時の作り手の頑張りがまじまじとみえる。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-10-06 22:36:52) 27.《ネタバレ》 恐竜やニューヨーク好きの人におすすめです!コングの表情が、とってもおもしろいですね。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-04-17 23:39:02) 26.1933年ってっ!!もうちょっとで100年前の映画じゃないかっ!! 【bokugatobu】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-03-25 10:46:38) 25.合成やキングコングの表情に限度があるのは、あの時代だから仕方がない事だけど、今人気のクレイアニメなんかはこういう映画の撮り方から真似ているわけだから、あの時代でこの手法を持ちえたってことがすごいし、そういう点で評価したいと思う。 【c r a z yガール★】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-03-08 01:02:59) 24.公開当時この作品を見た人々はそれは度肝を抜かれた事だろう。今でこそCGが主流となって、より滑らかに、そしてリアルに表現できるのかもしれないけど、例えば木につかまってる人を恐竜がでかい口を開けて食べようとする場面や、T-REXとコングの闘いや、コングが奥から手前の方に歩いてくる場面など、実際の人形を動かして撮影しているからこその“存在感”というか、妙なリアリティがある。ストップ・モーションの動きがどんなにぎこちなくてチープに見えようが、やっぱりこのリアリティだけは、CGには出せないと思う。ストーリーの方も長すぎず短すぎずちょうど良いし、何よりもコングの最期の表情が、物悲しそうでなんともいえない。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-22 04:02:13) 23.さらった小人ガリバーを手に屋根の上に登る巨人の国の大猿がモチーフともいわれる初代コングは、20世紀前半のセンス・オブ・ワンダーに溢れ、「メトロポリス」と並び圧倒的な完成度を誇る。だがカール・デナムに言わせる「美女が野獣を殺した」との台詞には疑問を覚えるし、フェイ・レイの悲鳴に後半飽き、コングの顔も怖すぎる。製作費43万ドル。 【レイン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-29 10:31:13) 22.《ネタバレ》 突っ込みどころ満載! 展開が速すぎておかしすぎる強引さ。 ストップモーションアニメーション。 レイ・ハリーハウゼンのカクカクした動き、 ヒトコマヒトコマを秒撮りする手法なんですが、 この動きが好きなのでシンドバッドシリーズは好きです。 そのハリーハウゼンが影響を受けたのが本作「キングコング」 まずはその愛らしい動き・・ 人間だと格闘になるのがいやなんですが(プロレス系は苦手) これを恐竜やキングコングがやったら、 もうおかしいというかかわいいというか愛らしいとなります。 まあ白黒なので細かい残虐性はわからずそれがよいのかも。 ただしコングのアップの顔は白黒だと不気味でした~! 次に評価できるのがカメラワークです。 こんな古い時代にうまいこと撮ってるなぁと感心。 合成の色違いはおいておいて、 高いところや広い場所を当たり前のように臨場感たっぷりに描いている。 そして最大に評価したいのは緩急の見事さ。 冒頭からテンポよくおかしいセリフ&場面で笑えて、 島に上陸してからのドタバタ劇が冒険映画のお手本のような楽しさ、 そして本土に上陸してから大袈裟なほどの面白さ、 ラスト付近最大の見ものがエンパイアステートビルの有名なシーン。 そこだけわずかにゆっくりと時間が流れているようで、 この映画って・・単純な冒険パニックだとバカにして見ていなかった、 そんな自分が恥ずかしくも感じたくらい感動しました。 ・・たぶんカラーで丁寧に作られた最新作を観たら泣くでしょう。 でもこの最初の作品を見てよかった。 この作品がなければ生まれていない正月映画ですから。 ピーター・ジャンクション監督はこの作品を観て監督業を志したらしいです。 もしまだこの最初の作品を見ていない人で最新作を見ようと思ってる方は、 このオリジナル版をぜひ見てほしいと思います。 100分ほどの短い作品ですが、 リメイク版はこの原作を忠実に再現しているらしいのですから。 【アルメイダ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-23 14:15:06)
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