みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
68.《ネタバレ》 いや、いまテレビで見てきたので^^; う-ん、、、山本周五郎原作なんで話の筋は実は読めてしまう所が有るんですよね。この映画。 確かに最初の宴会シーンは秀逸です。老人が夜鷹に食って掛るシーンや 即興でトンチキ始める貧窮の人々。これはかなりグッと来ました。 また、寺尾聡の剣術家もハマリ役ですしそれを見守る宮崎美子も良いんですが。。。 なーんでしょうねぇ。あまりに話の筋がスタンダード過ぎて印象に残らないというか。。。 いや、山周小説知ってる人はかなり退屈だったんじゃないかと思います。。。 あと私が違和感有ったのは主人公が町道場の連中に襲われてやむなく峰打ちでやっつけるんですが 主人公が切り付けて来る敵の刃先を避けた拍子にその刃先が向こう側に居た者の首をを切ってしまう。 つまり敵同士の同士討ちにしても1人死んでしまいます。 それに対して人の良い主人公は何のリアクションもしない。 無表情で死んだ者にも一瞥もぜずに立ち去ってしまう。。。 これにはどうにも違和感が最後まで付きまといました。 このキャラなら「しまった!!」と言う表情をするのがお約束だと思うんですが。。。 その他どう見ても素人っぽい棒読み演技の殿様とかはちょっとアレでしたね。。。 ただ御前試合の殺陣とかはさすがに黒澤監督のスタッフさん達が演出しただけ有ってかなり素晴らしいです。 所々見所は有るんですが見終わった全体的な印象が薄い。 それが残念な所でした。 【一般人】さん [地上波(邦画)] 5点(2006-03-13 22:23:11) 67.《ネタバレ》 『見た感じ爽やか~、なるように』とは、巨匠の、お、こ、と、ば、なのだそうだが、 はたして、どうだろ、な?。。。どちらかとゆえば、爽やか~からは、遠~い感じなのだが、な? クラクラする程の善人てのは、(もしいたとしたなら)ムカムカさせるものなのだなぁ、鼻高は言うまでもなくヒトをムカつかせるもんだが、才能有りで腰低すぎ、てのも嫌味になりかねぬな、(殿サマ怒るのムリね~かぁ~旦那も嫁はんも出来過ぎ、いい人過ぎて無気味だぞ)とか、そのような事をフト、、、。 ともあれ、いわゆるチャンバラシーン(アクションシーン)は、跳んだり、だの、空中歩き(ワイヤーアクション)ナシ、バクハツしたり(片腕ドラ、、)も、ナシ、で、オーソドックスタイプなのだが、コレがかえって新鮮。 カメラワークもやたら凝るより、爽やか~な感じであった。 得に、対群集シーン、武道間合いを表現できぬ安易チャンバラシーンで襲えるのに足踏みして待っている連中が、うじゃ~、とゆう、あの、まったるい感じナシでグッド! ま、なかなか、爽やか~、な、アクションシーンだった。 【斜藥】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-11-09 20:11:30) 66.単純明快!見終わった後すがすがしい気分になれます。どうやら僕は風景が綺麗な映画が好きみたいです。 【TK of the World】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-29 00:28:20) 65.今は亡き黒澤明が書いた脚本だが、『影武者』や『乱』に比べるとずっとシンプルでまとまった脚本だったと思う。普通に面白い映画だったんだけど、延々とカメラ目線で素振りを続ける伊兵衛になんか違和感を感じました。もっといろんな角度から撮ればいいのに。ま、違和感と言えばやはり殿様ですけどね。 【とかげ12号】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-10-27 23:41:41) 64.簡潔にまとめられたさっぱりした映画だった。ただ、最近の回りくどい映画になれていた私には、いつストーリーが始まるんだろう?って感じのまま終わってしまった。物足りない映画でした。 【kaneko】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-15 08:46:25) 63.タイトルが出た瞬間の音楽に、おお、武満徹がよみがえったのか!と一瞬思いました。ホントに一瞬だけですが(笑)。でも、この映画、意識的にちりばめられた黒澤テイストが、楽しい作品ですね。なんと言っても登場人物のコギタナさ。いやはや汚い。いやそうじゃなくて、あの、主人公がひとり森に入って行くシーンの、草木の強烈過ぎる緑色。これはもはや、鮮烈というよりは、グロい・・・。そうそう、こういう色を見ないと、黒澤カラー作品を観た気がしないもんね。そしてストーリーがまた何とも楽しくて、後から思えば少々作為的なストーリーのような気がしないでもないけど、観てる間は気にならない。最初の方で得体の知れない宴会を延々と見せられて、「何じゃこの映画。うーむ、どこに着目して楽しむかねえ」と迷っていたら、喧嘩の仲裁をきっかけに突然物語が動き出し、結局は物語にひきつけられちゃう。語り口はやわらかいんだけど、物語の中に潜んでいるのが「優しさの持つ罪」みたいな、一種残酷な面もある。寺尾聡が意外に(?)軽い身のこなしを見せながらも、素朴な侍を素朴に演じきることで、逆に人間性というものの深みが表現されているように思います。一方、殿様の方、イヤ実は三船ジュニアが演じてるとはツユ知らず、「エラく三船敏郎を意識した演技だなあ(あまりうまくないけど)」と思いながら観てたんですが、冒頭で三船何とかさんという名前がクレジットされていたことをフト思い出して、合点がいった瞬間、ニヤリとしてしまいました。というわけで、まあ、いろいろ批判もあるかもしれませんが、私にとっては、観ててうれしくなってしまった映画、でありました。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-26 23:16:50) 62.爽やかだね!だけど大根が多かったような気がする。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-26 22:53:11) 61.淡々と進んでなんとも退屈な映画。黒澤に思い入れがない世代にはホント退屈な映画だと思います。寺尾はいい役者なんでしょうか?最近いろんな映画に出ていますがイマイチ線が細いですね。 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 3点(2005-05-08 18:52:07) 60.見終わったときの爽やかさが本当に雨上がりのようでよかった。ただ、三船史郎に灰汁があって、それさえなければもっと良かったと思う。この監督でしかできなかった映画だと思う。 【さら】さん 7点(2005-03-28 18:21:29) 59.こういう単純な構成の場合、核となるべき主人公がピリッとしてないと締まらないものだが、ちょっとさらっとしすぎかな。寺尾さんは。悪い役者ではないがアクが少ないのでグイグイと見るものを引っ張り込む力は不足している。今ひとつ締まらないまま終板でやや間延びしてしまうのが残念。 後味は良いのだが次の日には忘れてるっていうお刺身のような味わい。 三船史郎はちょっとひどすぎか。黒澤監督へのオマージュとしての本作では登用する必要があったのかもしれないが大根役者というかまるで素人。 【kazu-chin】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-02-24 03:07:47) 58.良き時代の日本の原風景と、人としての生き方の融合が根底のモチーフだと思うが、黒澤監督と共に映画を作って来たスタッフが総出で手掛けただけに、落ち着いた印象の美しい映像を味わえる。寺尾は不器用ながら心優しい凄腕の武士を、宮崎美子は聡明で凛とした強さを持つ妻をそれぞれ奥深く好演している。ろくでもない役者をしゃあしゃあと使うぶざまな作品が横行している昨今、この二人のキャスティングはけだし正解であり、応えた二人は非常に良かったと思う。ストーリーはいかにも単純であるが、随所において静寂と躍動感を巧く対比させて描き出し、それが淡々とした話の進行の中においてほど良い厚みを持たせており、興醒めすることがなかった。惜しむらくは終盤に、やや間延びした感を受けてしまったことである。殿様が馬で駆けるシーンなど入れずに、早めに切り上げてしまったほうが良かったのではないだろうか?その後をいろいろ想像できて、むしろ雨上がりの綺麗な風景もいっそう楽しめたと思うのだが・・・。本作品をどのようなオマージュとして捉えるかは人さまざまだろうが、敬意は充分汲み取れる佳作だと思う。 【なんだかんだいってもやっぱり色即是空(VF-154)】さん 6点(2004-12-09 14:38:10) 57.黒澤明の、四十九日、あるいは一周忌などの法要のための映画に思えました。、、、、、最初にでてくる川どめになる川は三途の川、ラストでそれを渡った寺尾(黒沢)は、もはやこの世には戻らない。最後に舞う鷹は、天界で自由に飛翔する黒澤の魂を表現。、、、そして、色々と評価はあるかもしれないが、とにかく黒澤が庶民を楽しませてくれたことは確かではないかというメッセージを宮崎美子に語らせる。、、、、三船史郎は、歩き方もせりふ回しも大根だけど、おそらくそんなことは本人も十分承知しているでしょう。三船がでて、黒澤の魂に合掌しているということ自体がメチャクチャ重要です。もし彼がでていなければ、もっとしぼんだ作品になっていたかもしれません。、、、、、比較的短い映画ですが、そのあいだじゅう、ずっと読経の音の中で、黒澤の遺影に手を合わせているように錯覚してしまいました。、、、、、、、、映画の評価は、黒澤の遺影に手を合わせるときの気持ちの重さによってきまるのでしょう。強いていえば、最後に寺尾が素晴らしいと感嘆する風景は、天界で黒澤が見ているこの上ない景色なのだから、俗界の我々には想像に任せてくれればよいのに。センスのない監督だ。 【王の七つの森】さん 7点(2004-12-09 11:54:33) 56.屋外の大自然の場面だと、すごくいい絵になってるんだけど、屋内の場面(特に、宿屋)になると、なんか軽い感じがしたのが気になった。宮崎美子はすごく良かった。 【夏目】さん 6点(2004-12-08 09:02:25) 55.いい映画だ。しっとりした、やさしい、心温まる作品だ。 試合の殺陣は過去にあまり記憶の無い、静と動を含んだもので素晴らしい。 '07.1/7再観賞。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-12-07 22:16:15) 54.邦画なんてと思ってましたが、これはとてもよかった。有能でありながら人に優しく、それでいて人に好かれるっていうのは難しい。「座頭市('03)」に続いて観た侍映画でしたが、いくら強くても人格が崩壊してちゃーねぇ(笑)。評価はこっちのほうがちょっと上。 海外メディアもサムライのこういう姿に注目してくれていればよかったのに。「キ●ガイに刃物」じゃなく。 【あなたのはレビオSir.】さん 9点(2004-12-04 12:06:15) 53.確かに、三船さんの殿様は酷すぎる、変な所に力入っちゃってて、寺尾さんの絶妙な間の演技が落差をさらに広げちゃってて見てて恥ずかしくなりました。後、吉岡さんの少年っぽい雰囲気とかあんまり権威を感じなかった城中シーンでした。個人的には着物の薄汚れた感じとか、くたびれていても刀を差すと背筋がシャンとする感じとか雰囲気はいい感じだったと思います。地味なら地味なりに重みがあればラストの絶景の晴れ晴れしさに繋がっていったと思うんですけどね。 【SWORD】さん 5点(2004-09-17 11:39:24) 52.寺尾聰の静かなたたずまいの中に一瞬背筋の冷たくなる殺気を感じました。でも、むやみに人を斬らないのがいいですね。命の重みのあるチャンバラは、たとえへっぴり腰でも緊張感があって好きです。ラストの5~6分のもたもた感はもっと何とかならなかったのかなと思った。あそこをもっとすっきりと描けばもっと評価が高くなってたはず。宮崎美子の良妻ぶりが光っていた。まさに天然記念妻。トキより貴重。しかし仲代達也はいいですね、ほんのチョィ役でもみんな持って行っちゃう。大きな役者です。 【Beretta】さん 6点(2004-06-20 02:12:53) 51.ほのぼの時代劇…。日本風景は綺麗だった。あの映像をずっと観ててもいいくらいだった。主役の二人の夫婦も「いいな~」って思った。殿様の三船史郎はもう少し芝居をうまくしてほしかったけど。とにかくほのぼのした観た後にホワ~ンとなれれるようないい映画でした。 【Syuhei】さん 7点(2004-06-19 19:07:26) 50.《ネタバレ》 ストーリーは悪くない。ただ殿様の棒読みで点数半分。 【ムート】さん 4点(2004-06-16 00:56:21) 49.気は優しいけど力持ち。貧乏だけど奥さん美人。ありがちです。だんだん説教臭くなる周到さもありがち。もっとさり気なく伝わるようにしてくれたら、高得点になりえたかもしれない。悪い映画じゃないけど、とにかく山場がない。立ち回りがゆるく、覇気もないです。 【VNTS】さん 5点(2004-05-27 19:57:06)
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