みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
21.《ネタバレ》 まずはじめに、主役のベイビードールちゃんがキュートで可愛らしい。これ、凄く重要。そして脚本。ロボトミーとか、自由を欲する為に脱走を図るとかそれ自体はありふれた要素だが、設定が凄く斬新なのだ。ザック・スナイダー監督の真骨頂は、やはりあのアクションにあるわけで、それをとことんまで披露するために考えだされた、実にオリジナリティあるシナリオだと感じる。単なる妄想じゃなく、それによって彼女が見事なダンスを踊りだせるというその組み合わせが素晴らしい。そして数々のアクションシーン。これでもかという怒濤の映像を見ていると、スナイダー監督の一人の作家としての信念を感じずにはいられない。それはすなわち、「これが格好いいんだ」「格好いいものは素晴らしいんだ」という彼の考えがとことんまで貫き通されていて、それが観る者にビリビリ伝わってくるわけだ。私は、恥ずかしがることなく、直球でその信念を見せてくるスナイダー監督を素直に賞賛せずにはいられない。思えばこの作品のメッセージは、全てを決めるのはあなただ、ということである。このストレートなメッセージは、この強い信念を持ってして表現される映像だからこそ説得力を持つのだろう。余談だが、邦題とDVDのパッケージが、よくあるZ級まがいものムービーにしか見えないのは凄く残念である。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-08-30 20:45:22) 20.《ネタバレ》 好きですね~このハチャメチャさ。300はイマイチ受け付けなかったスナイダー監督ですが、今作品は個人的にツボでした。カナリ早めの段階で開き直って観るべきだと思います。そうです、誰がなんと言おうと「思い切り」が大切です。他のレビューワーさんも良心的とお見受けし、なんだかホッとしました(笑)ラストはロボトミー手術が出てきたりと、なんだかシャッターアイランドと被りました。まぁそこだけですけどね。 【西川家】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-08-16 23:56:29) 19.《ネタバレ》 今までに観たこともないような映像で、吃驚しました。新しい映画の世界なのかな・・ と思い、今後の発展を期待したいと思います。しかし、米人にとっては日本は理解しきれない、不可思議の世界なのでしょうか?ゲーム感覚で観ろというご意見もありましたが、爺にはテンポが早過ぎて思考がついていけ無かった場面も多々ありました。 でも、金髪の少し小さめの女優さんは、可愛くて好みです。これからも可愛い女優さんが次から次へと、一杯出てくるみたいで、楽しみです。あとはピラニアをはじめとした、怪獣も目白押しみたいで、楽しみです。VV 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-13 00:39:12) 18.《ネタバレ》 とにかくベイビードールが、ものすごーく可愛い! 戦闘シーンもスカッとする。ただそこだけ見ていれば何も言うことなし。 だが、実は脳内戦闘というのが少しがっかり。でも斬新的で悪くはない。 未来を変えるのは自分次第だというメッセージが、現代社会に訴えかけてる作品。 【ひまわり】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-05-19 19:25:29) 17.《ネタバレ》 IMAXにて鑑賞したのも理由かもしれないが、とても迫力のある映像で楽しめた。精神病院を舞台とし、内容は最初は重く、深いように感じたが、あんまり深く考えないで見た方が楽しめる、というか考えちゃいけないような気がした。かわいい?女性のアクションを楽しめばそれで。内容をあまりほぼ知らずに女性と一緒に見に行ったが、ちょっと後悔。しかしエンジェルウォーズという邦題はまったく合ってないと思う。 【ほかろん】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-11 21:29:32) 16.《ネタバレ》 2011.05.09鑑賞。精神病棟、売春宿、戦国時代、第2次世界大戦と次々に舞台が変わるので、ザック・スナイダー版「インセプション」かと思った。しかし、「インセプション」ほど引き込むストーリー構造でもなく、厳格なルールも設定されず、不明なため、置いていかれていってしまうし、アクションにカタルシスを感じられない。やはり見てくれ的に地味になろうとも売春宿のフィルターは通さず、アイデアを駆使して精神病棟をベースに描写して欲しかったところ。でも、劇中の台詞にこめたザック・スナイダーのメッセージは十分すぎるほど伝わってきました。 【かんちゃんズッポシ】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-05-11 20:07:56) 15."戦う美女たち"という男にとっては目の惹き付けられるコンセプトは、やはり無視することができません。将来のスター候補が多く登場するこの映画は、奇想天外なアクションシーンが目立ちますが、実の物語はシリアスであり、現実的なものであります。ただ映画として、実の物語が弱すぎます。もう少し仲間の絆などを描けたら、面白い映画になったでしょう。それと、映画館で見たので楽しめましたが、TV画面では迫力が伝わるか、保証できません。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-05-07 20:43:54) 14.《ネタバレ》 妄想なのだから、架空のカメラワークでも、物理法則無視でも、誇張アクションでも良いのだが、その肝心のアクションにいわゆる「ツメ」「タメ」といったアニメーション的ケレンもハッタリのセンスも衝迫力も感じない。 手垢塗れのスロー・クイックモードを濫用して奇を衒おうとするのだが、動作の中で施すべき箇所を取り違えているように見える部分が多々ある。だから、殺陣アクションがメリハリも快感も伴わない。 というより、そもそもシチュエーションに危機感もなければ痛覚の演出もないから、どうでも良くなってくる。 当然ながら、ヒロインがコックの喉元にナイフ一本を突きつける厨房シーンのほうがまだアクションとしてのスリルがある。 意匠とイメージ先行で、デジタルエフェクトの陥穽に嵌っているというべきだろう。 図面を必要とする程の複雑構造の病棟なら、その建築物の空間的ディティールをアクションや芝居場に活かすべきだろうに。 火炎も脱走経路も印象が極めて薄い。 【ユーカラ】さん [映画館(吹替)] 4点(2011-05-07 16:34:52) 13.映画として傑作かと聞かれると、うーんとなるし、結末は好きかと聞かれると、うーんとなるが、きっとブルーレイ買って繰り返し見ることでしょう。 【とと】さん [映画館(吹替)] 6点(2011-05-05 19:57:59) 12.《ネタバレ》 ベイビードールの空想なのだから荒唐無稽で奇抜な世界観のバトルも納得。 とにかくすごい量のCGを多用しているが、今の時代ほんと何でもできるようになったなぁと改めて実感した次第です。監督自身カミングアウトしているようにバトルシーンの数々は、日本の有名なアニメやゲームからヒントを得たということですが、アクションシーンのカット割りなんかみてると確かにそうでしたね。やっぱりこの監督は映像センスあります。あとBGMも使い所&選曲が最高。そうそう、映像に関してちょっと思い出したが紀里谷監督の「キャシャーン」や「GOEMON」。勿論、映画のガジェットは断然こっちが上ですが、後者の「GOEMON」然り、監督が好きなことをやりたくてオリジナル脚本で挑み、愛情を注いだという点は一致してるかなぁと。俗にゆう傑作ではないけれど愛くるしい作品。後世に残るカルト的な位置付けになるかと思います。 日ごろ、アニメやゲームで慣れ親しんでる世代にとってはすんなり作品の世界へとけこめると思うけど、目新しさはないので期待せずに鑑賞しましょう♪ 【シネマブルク】さん [映画館(吹替)] 5点(2011-05-05 13:41:04) 11.《ネタバレ》 童心に返ったザッ君が「見て見て!俺こんなん作っちゃったんだ!すげーっしょ?かっけーっしょ!」と、はしゃいでいるような無邪気な作品。 ミュージカルならば歌って踊るところを本作ではバトってみました、的なイメージ。その世界観を楽しめばいいだけの話なんだが、その切り替わり方が雑で脈絡がない。そんなんじゃテンション上がらない。もっと過程を大事にしてほしい。過程があってこそバトルシーンが盛り上がるんじゃないか! その結果、本来見せ場である筈のバトルパートが、むしろ話のテンポを崩していて、回りくどく感じてしまったのも難点かもしれない。バトルパートより現実パートの方がスリリングで面白いんだもの。現実パートの方の映像センスのがカッコ良いし、むしろそっちの方を丁寧に描いてほしかったくらい。 まあ、そういう大味な感じでゴリゴリ最後までズガーンドカーンってやってくれるなら、それでも良かったのに、最終的には妙に上手におさめちゃったのもどうもなぁ・・・。 ゲーム的にしたら最強のボスキャラが出てこないとダメじゃない? あ、なんか貶してばっかみたいなんだけど、充分楽しかったのであります。 ツボの突き方がもうちょっと巧みだったら、かなりの絶賛作品になったと思うので、色々言いたくなっちゃうのでした。 名作とは言い難いが、なんとも愛くるしい作品。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-05-05 12:12:20) 10.《ネタバレ》 この映画を見て最初思ったのは、「ロッキーホラーショー」を思い出した事だ。そして、彼女が冒頭でクイをやられそうになったような展開は、まさしく「未来世紀ブラジル」を思い出した。最初、エンジェルみたいな少女が魔物と戦う話だと思って入ったが、全然違った。心の中を描いたとても難しい話だった。こういう映画は、観客を選ぶと思う。私は嫌いではない。ただし、やっぱりセクシーダンスはちゃんと見たかったし、たぶん母親も殺したであろう継父(妹を殺し、その罪を主人公に負わせた)をなんとかしてほしかったと思う。ただ、監督は「世の中はこんな風に理不尽な事ばかりさ」と言いたかったのだろう。それよりも誰かの為に戦う勇気を持つことが重要だと思っているのだろう。僕なら、やっぱり「ロッキーホラーショー」くらいのエロさを演出するし、助かった彼女に女忍者ばりの活躍をさせて、継父を抹殺してほしかった。確かに、この映画の邦題は間違っていると思う。僕なら「未来世紀ジャパン」かな? 【matan】さん [映画館(吹替)] 8点(2011-05-05 07:54:50) 9.この映画はプロレスだ。本物の、リアル“プロレス”だ。現役プロレスファンは勿論のこと、かつてのプロレス者も是非劇場へ足を運んで欲しいと思う。プロレスについて長く考えた人、深く考えた人は、この映画の意味がよく分かると思う。私たちが何故プロレスを愛したのか、愛しているのか、その答えがこの映画の中にある。惜しむらくは、自分が40歳目前のオッサンだということ。出来ることなら20年前に本作に出合いたかった。限りなく満点だが、満点は付けられない。それが私の20年の道程だ。マイナス1点の大人の自尊心。それが悲しくもあり、嬉しくもある。 【目隠シスト】さん [映画館(吹替)] 9点(2011-05-01 22:50:23) 8.《ネタバレ》 嫌いなテイストではなかったが、「300」「ウォッチメン」の方が好きなので、評価としてはこの程度となる。 鑑賞する前は、5人の美少女が協力してキーアイテムを強奪しながら脱獄するようなストーリーが描かれるのではないかと思っていた。 実際の脱獄を描いても面白くはないので、空想的に見立てられていると思ったが、現実の世界と空想の世界があまりリンクされていなかったのが意外。 もちろんそれなりにリンクはされているのだが、結局彼女はいったい何と戦っていたのだろうという感想も出てくる。 仲間を助けることが出来れば、彼女にとってはそのようなことはどうでもいいことなのだが。 世界観については、ザック・スナイダー監督らしさが炸裂しており、彼のファンならばより楽しむことはできるだろう。 むしろ過去の原作が存在するような作品よりも、伸び伸びと自分らしさを発揮できていたような気がする。 そのため、一般向きというわけではなくなり、好き嫌いが分かれそうだ。 個人的に嫌いな作品ではないが、キャスティングがそれほど好みではなかったことが難点。 5人の美少女という設定かどうかは分からないが、肝心の5人が自分の好みとはやや異なるので、ハマるような感じではなかった。 微妙にアダルト過ぎたかもしれない。 また、5つ目のキーアイテムの謎が本作の“キー”となってもいいとは思うが、その“キー”を盛り立てるようにはなっていない気がする。 姉を助けようとするロケットの行動、仲間を救おうとする余りに取ったブロンディの行動を鑑みると、自ずと答えが導かれるようにはなっているが、“5つ目のキーは何か”ということをもっとアピールしてもよい。 ラストの頃にはすっかりと忘れかけていた(そういう演出だろうが)。 ストーリーを追う必要はないが、カメラワークを追う必要はある映画。 意外と凝った動きをしており、カメラの動きを追うのは楽しいが、しょせんCGなので深い関心はしにくい。 こういう映画こそ3Dの方がよかったような気がする。 3Dならば本作の印象ももっと変わったかもしれない。 冒頭にセリフなしでガンガン進めるような展開はユニークなので、空想世界だけではなくて、ミュージカル要素なども取り込みながら、全体的にもうちょっと自由自在に遊びまわってもよかったかもしれない。 パターン化されてしまっている。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-04-23 11:54:42) 7.面白かった!ただ戦闘シーンにもう少しバリエーションがほしかった。あとは義父に、なんらかの形でいいから仕返しをしてほしかった。それ以外は完璧! 【Dream kerokero】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-04-18 00:36:48) 6.考えなくていい映画は苦手だ。この映画も、観ながらずーっと何が現実で何が非現実なのかを考えてしまい、あまり爽快感が得られなかった。結果的に、これは考えなくていい映画だったんだと気づいたときには、時既に遅しだった。頭を空っぽにして観ると気持ちが良いだろうと思う。 大筋としては女の子はセクシーで悪役はいやらしくて最高。オスカー・アイザック演じるブルー・ジョーンズが特に良かった。加えてアクションシーンでは、ドイツ軍やらドラゴンやら巨大武士やらロボット兵やらも出てきて終始ハイテンションなまま、ストーリーが突っ走っていく。ほんとスナイダー監督は好き勝手やったんだろうな。楽しかったろうな。 映画の最後のメッセージで、何が現実なのかも含め、観客に丸投げされた(と思う)ので、僕はこの映画を全部非現実と断定させていただくことにしました。だって受け取り方によっては無茶苦茶悲惨な話よ、これ。 【枕流】さん [映画館(吹替)] 6点(2011-04-17 20:14:57) 5.《ネタバレ》 簡単に感想を言ってしまうと、画作り先行映画といいますか、こういう画が撮りたいから、こういうストーリーにしたって感じでした。多分監督は「あーあー、次の作品どーしよーかな。セーラー服の美少女は欲しいな。そうなるとポン刀とマシンガンは必須だよな。でもナチスも出したいな。ドラゴンも出したいな。ロボット兵も出したいな。あと……(以下略)」と思っていたのだろうと邪推してしまいました。まあ映像に拘るザック・スナイダーらしい制作姿勢と言えば納得できますが。個人的に言うのならば、こういう監督の趣味全開の映画は嫌いではありません。寧ろ、ゴスロリ少女がゴシックメタルに乗って仮想世界を半裸の服のまま暴れまわるという画は、バカバカしくも爽快感があり私は楽しめました。イヤだなーと思ったのは、仮想世界のキャラクターの不死身性が悪い矛盾を発生させてしまったことです。仮想世界内の美少女達(一部悪役も)は敵に何十メートル吹っ飛ばされようが、何十メートル上空から地面に飛び降りようが、傷一つ負いません。その癖、終盤で仮想世界の暴走爆弾列車を止める任務の時には、ロケットが列車から飛び降りようとしない。あれだけ不死身なら飛び降りても軽傷くらいで済むんじゃないの?と思ってしまう。一応半現実世界とリンクしているからという良い訳が立つのでしょうが、それなら仮想世界の物理法則をもう少しキチンと描写してほしかった。ラストのややどんでん返しに近い展開はそれほど驚く程でもありませんでした。でも最近この手のラストが増えてますよね。そろそろ止めにしてほしい。あと蛇足ですが、昔から可愛いと思っていたエミリー・ブラウニングが更に可愛く育っていたことに大満足いたしました。貧乳好きの方は是非是非。 【民朗】さん [映画館(吹替)] 5点(2011-04-17 18:15:14) 4.メタ構造を面白がれる程、私はナイーブではない。 【まぶぜたろう】さん [映画館(吹替)] 0点(2011-04-16 23:32:47) 3.《ネタバレ》 勤務先で女性の同僚にこの映画を観に行くと言ったら「やっぱり男はあんなのが好きなのね」的な反応が返ってきた。自分としてはザック・スナイダーの絵を観るのが楽しみだったんだけど、世間の視線は違うようです。主人公にとってつらい現実があって、そこから逃避した妄想があって、その妄想からさらに踏み込んだ世界で戦闘が展開する。言葉にするとそんな構成ですが、やっぱり最深部の虚構世界の戦闘シーンを見せるための映画です。鎧武者、ナチスゾンビ、ドラゴン、アンドロイドと色んな敵を相手に戦う少女たちがアンバランスに強い。戦闘の重量感とか体技への細かい拘りがエッセンスです。ストーリーに言及するものがないのでこの点数だけど、映像的見応えは期待通り。最後に現実に理屈を付けて終わりますが、そんな言い訳しなくていいから、終始あの戦闘シーンの世界で物語が展開した方がスッキリしたと思いますね。主人公が意味不明にセーラー服で戦いますが、特にロリ趣味やパンチラで非難されるような作風でもなく、ストイックに作っている印象さえ受ける。羽目を外して品格を落とすようなことが無いのは私には好感でした。この程度で制作者の趣味性が言及されるなら、日本でアニメを作ってる人の大半は同類だと思いますよ。反対に、映像作家はみんな、この監督くらいに個性を主張すべきでしょう。ちなみに私が通うシネコンでは吹き替え上映だけでした。人気女性声優ユニット(そんなものがあることに驚く)の着ボイスキャンペーンとタイアップしているからなんだけど、やっぱり洋画は字幕で観たかったですね。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(吹替)] 5点(2011-04-16 23:07:47) 2.《ネタバレ》 ドラゴンとかロボットとか戦闘機とか飛行船とかのワクワクするモノを・・・いや、もっと正直に。ブロンドでツインテールのヘソ出しセーラー服少女が日本刀振り回すよーなワクワクするモノを、あにやん初日に見に行かないワケない!のですが、一方でスナイダーですよ。過去作の私の評価が8点、6点、0点、6点な、平均5点なスナイダーですよ。モンスタージャパンの店先でポスター見て「ぎゃー!何コレ?絶対見る!」状態だったのがスナイダーと知って「・・・微妙か?」って。結論言うと「あーあー、スナイダー、やっちゃった」って。微妙なんてモンじゃない、これはかなりアレだわ。毎回ビジュアル(だけ)が凄いスナイダー、今回も色々と見せてくれます。どこかで見たよーな映像ばっかりではありますけど(ゲームが多いかな。『ギアーズ・オブ・ウォー』的映像世界で、ロボットは『サクラ大戦』の光武みたいだし、ナチ風ゾンビって『バレットウィッチ』っぽい)、どうだとばかりに見せつけてきて。列車バトルでのCG使いまくり長回しアクションなんて笑っちゃうくらいに。ベイビードールはたまに顔がアレだけど、ちっちゃいコってところがビジュアル的にイイ感じで。だけど、もう完全なオタク趣味のみで構成されたアクションに対して、ドラマ部分はまるでスナイダーが延々と自分の趣味の言い訳をしているような状態で。『インセプション』みたいな入れ子細工構造で描かれるのは映画という表現媒体そのものにまで及ぶ虚構性のハナシ。こんな物語じゃ見ててポカーンだわ。いやいや、スナイダー、判ってますって。心配しなくたって私達同じ病を患う人間はベイビードール達をいつだって自由に甦らせ、新たな活躍をさせる事ができるのですから。まあ、だけどやっぱり『ウォッチメン』は認めないし、この映画を誰かにお勧めする気には一切なりませんけどね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-04-15 21:35:29)
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