みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.《ネタバレ》 2012.08.25鑑賞。前後左右女性に挟まれ鑑賞。隣の女性の唾を飲み込む音が何度も聞こえてくる映画は後にも先にもないでしょうね。笑 肝心の映画の方は、冗長な感じがします。ここで終わってもいいのでは?と思うところが2、3回あり、焦点がぼけた印象です。 【かんちゃんズッポシ】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-08-26 14:52:45) 8.《ネタバレ》 ○エリカ様拝みにわざわざ映画館へ。○まずきれいな体だな。まさか映画館で大勢の他人とAV紛いの映像を何シーンか見るとは。シュールな体験だった。○内容に関しては原作未読だが、稚拙な印象。今まで何度となくテーマとされてきた内容。映像も幻覚シーンなど狙いすぎた感じもするし、オリジナリティも感じなかった。○自身を投影した今作出演の沢尻エリカにとっては良い作品にはなったと思うし、女優としての階段を上ってもらいたい。ただ、黒髪でナチュラルメイクが一番かわいいんだよな。 【TOSHI】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-08-22 23:20:03) 7.原作未読。思ったよりひどくない、というのが第一印象。ただ大森さんのクサいセリフは本当に何とかしてほしかった。これは大森さんが大根ということではない。彼にそれを言わせた脚本及び監督の責任である。あれを真面目に言わせているのだとしたら、もう真剣に観るには値しない。陳腐でクサいどうしようもないセリフだ。「タイガー・リリー」とか良くわからないし、「これ以上羽根を傷つける必要はない」とか「漆黒の闇」とか聞いてるだけでこちらが恥ずかしくなる。監督があれに恍惚とするのであれば、それは監督のセンスの限界である。また、平面的なシーンが多いのが気になった。映画なのだから、様々なシーンがあるかと思いきや、写真を中心としたいかにも2次元的なものばかり。これは「さくらん」から予想したことではあったが、いかんせん奥行きがない。映像の美しさ、沢尻エリカのハマり具合はその通りだと思うが、映画は映画であって二次元のレベルではない。美しさより見せなければならないものがあったのではないだろうか。 【Balrog】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-07-23 02:14:56) 6.《ネタバレ》 この監督の専門である写真撮影シーン(空虚な成功というものの記号)が5割くらいは占めているように感じた、これはちょっと多すぎでワンパターン。原作に忠実な形式であるとかはともかく、映画のコンテキストではオーソン・ウェルズの『市民ケーン』や『上海から来た女』を想起した。そう思うと親しみが湧いた、が、『市民ケーン』における映画の語りの余剰部分としての「ローズバッド(バラの蕾)」のようなもの、つまり視点からこぼれ落ちるもの、を『へルタースケルター』も追求してもよかったのではないか。もっとこぼれ落ちるべきなのだ。だから、ラスト近くで渋谷の交差点で進行役的な人物(大森)が作品を包括的に説明するかたちは不要であろう。 【ひと3】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-07-21 22:24:09) 5.《ネタバレ》 岡崎京子の漫画が好きなので、どのような映画になるかと期待半分不安半分だったが、概ね原作には忠実に作られていたと思う。特にリリコ役の沢尻エリカは、彼女以外には考えられないほどの絶妙のキャスティング。予想以上の脱ぎっぷりの良さとセックスシーンの多さには驚いた(しかし、岡崎作品でセックスは重要なモチーフなので、これは外せないところ)。吉川こずえ役の水原希子も、沢尻との対比という意味では非常に効果的だった。ところが、男優陣が揃いも揃ってひどすぎる。窪塚と大森の気の抜けた演技は一体何だ?特に大森の役はかなり重要で、原作では「ツイン・ピークス」のクーパー捜査官のような役回りなのに、神秘的な雰囲気がすっかり抜け落ちている。彼とリリコは精神的に感応し、夢の中で共鳴し合うのに、そのシーンを省いたのも疑問が残る。だが、原作でも衝撃的だったラストショットがきちんと撮られていたのは良かった。タイガーリリー(=沢尻エリカ)の冒険はまだまだ終わらないのだ。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-07-20 21:39:50) 4.眼福でございました。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-07-19 15:46:06) 3.《ネタバレ》 予想を上回る程でもなく、下回る程でもなく、予想通りの内容。 確かにショッキングな映像は多いが、ダイレクトにそれを捉えてはおらず、間接的に映像化しているので、そこまでキツくはない。 この内容で、直接至近距離で撮ったらR-18になってしまうだろうから、おそらく意図的だろう。 沢尻エリカが、撮影後に境界型人格障害(ボーダレス障害)になったとも言われるが、文字通り“体当たり”の演技をしている。 他に光ったのは、メイク役を演じた新井浩文と、マネジャー役を演じた寺島しのぶ。 沢尻エリカには失礼だが、主役を食うほどの演技力。 他にも、味のある出演陣が脇を固める。 沢尻エリカが演じた「りりこ」の役柄は、決して突飛とは言えない。 美を追究するあまり、整形手術地獄にハマった女性という設定は、むしろ容易なキャラ設定である。 誰もが予想する破綻への道筋。 それを2時間以上もかけて描くもんだから、全体的に間延びしている。 終わらせ方にも疑問符がつく。 破綻してアッサリおしまいの方が、かえってキレ味が増したようにも思う。 又、性描写が多すぎるというクドさも感じられる。 その一方で、極彩色で彩られた映像の数々は、蜷川実花監督の真骨頂を堪能できる。 重そうでいて意外と重過ぎもなく、大衆受けするイメージがする一方で性描写が多過ぎて、リアルな設定でありながらどこか在り得ない感じもして、「全体的にアンバランス」というのが個人的雑感。 そういう意味でも、ヘルタースケルター。 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-07-18 22:49:12) 2.蜷川監督は映像作家として才能があるのだろうか?奇麗に整っているだけでコマーシャルフィルム以上のものは感じられない。原作をすでに知っているものとしてはそこを超えるものが何もないので意外に退屈だった。セックスシーンや、幻覚を見て錯乱するシーンとか、そういう派手な場面はともかく、大森南朋演じる検事との静かだが重要な対決シーンなどになると、本当にアイディアが何もなくて、底の浅さが露呈する。映画とは派手な見せ場があればいいというものではなく、シーンとシーン、シークエンスとシークエンスの有機的な結びつきが映画だと思うのだが、そこにかんしても「段取り」以外はなにもない。ただのPVの寄せ集めにしか見えないのだ。たとえば「ブラックスワン」と比較してみれば、どんな素人にでも、これが映画として、りりこの肉体と同じ、「まがい物」でしかないと分かられてしまうと思う。 【ウェルテル】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-07-15 06:35:56) 1.沢尻エリカが再起をかけての作品だと思いますが、沢尻エリカ終焉の作品だと感じました。監督はリリコと同じようなタイプ(と思われる)の沢尻エリカをキャスティングしたと思うんですが、これがかえって新鮮味なくしているような気がします。イメージまんまですから・・・(メイク役の新井浩文とマネージャー役の寺島しのぶはよかった)内容はストーリーがあってないようなもので、音楽も無駄なクラシック使用で全然マッチしていませんでした。以前ブラックスワンという作品を観たが、あっちはバレエという舞台で、内容の意味不明さを音楽をカバーしている所があったが、この作品はカバーする所か雰囲気を壊しているだけ。ただセリフは面白かった。カメラマンのセリフなんか思わず笑ってしまいます。世のカメラマンはいつも撮影の時あんな事言っているんでしょうか。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 3点(2012-07-14 18:28:07)
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