みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
27.《ネタバレ》 「リンダリンダリンダ」のあの娘がねぇ…、というのが一番の感想。複数の物語が全体として一つの話を…というのはときどきあるタイプなわけですが、この映画は、6つの物語の温度差というか毛色がまるで違う上に個々のストーリーの関連性も薄い(というかほとんどない)…そのくせ全体として一つのテーマを語っているというものすごく難しいタイプの映画になっています。ある物語の中で別の物語を比喩する形で「ソイレントグリーン」ネタを口走らせたり、ほとんど関係ないようで微妙に話をからませるという付かず離れず感が絶妙で、個々の話をとりあげるとありがちで平凡なストーリーばかりなんですが、その6つが組み合わさる事で無類の面白さを発揮させています。 しかもこの映画はスターシステムを採用していて6つの物語に出演する役者は基本的に共通なのですが、その配役がすごい。あえてやってるんでしょうけど、人種差なんかおかまいなし韓国人→白人役、黒人→ユダヤ人役とか普通。性差の壁すら越えて男性に女性役させちゃうとか、ある物語の主役を別の物語の劇中劇で別の人に演じさせるとか。この映画の魅力はこのスターシステムのおもしろさをおいては語れないでしょう。 とにかく「よくこんなの撮ったよねぇ」というその心意気に8点です。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-18 16:38:44) 26.いやもう、何度も挫折しかかったので、最初の約4分の1は5回くらい見たんですよ、実は。ぼーっと見てるってことをこの映画はゆるしてくれないんですもの。なので、とうとうwebで6つのストーリーのあらましを頭に叩き入れてから、再度見始めました。あら、そしたら、なかなか面白い。そりゃそうかも。何しろ予習しまくりですから(笑)。それでも、最後のほうのあるシーンなんて、アワアワアワでしたから、予備知識なしに見た方は、最後まで到達できても、疲れだけが残ったかも? 私は一度「最後まで見る!」と決意したら、まあ楽しめました。映画ってそれでいいのでは?と。あ、しかし、近未来のソウルって設定の場所が、一部は日本、一部は中国みたいで、韓国らしさはほぼないじゃん、と感じたのは私だけ!? あれ見て、韓国の人は怒らないのかしら・・。 【おばちゃん】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-09 23:07:58) 25.《ネタバレ》 時代、ジャンルの垣根を越えたオムニバス・SFドラマ大作。“紫紺の欠片”のごとく散りばめられつつも同時進行する6つの物語。トム・ハンクス、ハル・ベリー、ヒュー・グラント、スーザン・サランドンら豪華キャストが一人で何役もこなします。まるで別の映画に出ているようです。それぞれの物語の印象は薄くつながっていくわけでもなくただ長いだけに感じてしまった。「今までにないハリウッド映画」、「初めての体験」―撮っている側、演じている側はそうかもしれないが観る側としては必ずしもそうではない、ただそれだけのコト。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-01 02:27:15) 24.どういう映画か全く知らずに観たので、何故トム・ハンクスが何度も出てくるのだろう?といういらぬ謎が話を余計にややこしくさせた。 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-12-22 03:43:57) 23.監督の自慰映画なんですよ。内容が難解だとは思いませんが、映画としておもしろくなかったです。作者の死生観とか宗教観が色濃く出ているものと思いますが、それを一つの作品にできる。この贅沢は映画人にしか味わえないものと思います。ただ、これは極めてパーソナルな経験、価値観を反映した作品だと思います。そして観るものに考える余地を与えない。だから、わかる人だけわかればいいと言う突き放した内容と感じる人もいるのでしょう。マトリックスもそうでしたが、もともと、頭の中がわからない人が作る作品なんです。ただそれだけのことだと思います。日本なら社運をかけた映画が大コケして、会社が傾くなんてことになりそうな作品です。 【たかちゃん】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2013-12-07 21:52:49) 22.《ネタバレ》 1849年、太平洋諸島、奴隷商人の青年がひょんなことから一人の迫害された奴隷を助けようとしていた。1936年、ケンブリッジ、同性愛者の青年が高名な老作曲家の指導のもと荘厳な楽曲を書き上げようとしていた。1973年、サンフランシスコ、正義感の強い女性ジャーナリストが原発を巡る醜聞をスクープしようと奮闘していた。2012年、ロンドン、冴えない編集者が借金のせいで悪辣な老人ホームへと監禁されようとしていた。2144年、ネオ・ソウル、クローン人間の少女が自由と愛を求めて立ち上がろうとしていた。崩壊後、106度目の冬、悪魔の幻影に脅かされる男は一人の女性を女神の神殿へと案内しようとしていた。輪廻転生をテーマに、一見、全く関連性のなさそうな6つのお話が同時並行的に描かれる壮大な群像劇。ほとんど予備知識もないままに観始めたのですが、複雑怪奇なそんな世界へと圧倒的な映像美と壮麗な音楽とで観客をぐいぐい引き込む冒頭部分から、「これはもしかしたら凄い映画になるかも!」といやが応にもテンション上がっちゃいました。綿密に考え抜かれて構成されたであろう編集は本当に見事で、3時間という長い作品なのに最後まで退屈させずに一気に見せ切るこの監督たちの手腕は素直に素晴らしいと思います。トム・ハンクスを初めとする実力派の役者陣が織り成す、怪演といってもいいくらいの芸達者ぶりにも楽しませてもらいました。ただね~、ここまで大風呂敷を拡げたお話をどう纏め上げてくれるのだろうとワクワクしながら観ていたら、「え、これで終わり?」というラストを迎えてしまい、ちょっぴり肩透かし感は残念ながら否めなかったですね、これ。最後、クラウド・アトラス六重奏が荘厳に鳴り響き、6つの物語が互いに共鳴しあう、壮大なラストを期待してたんだけどなー。うーん、なんとも竜頭蛇尾。とはいえ、この唯一無二とも言えるスタイリッシュで壮大な世界観には素直に圧倒されました。よって7点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-11-28 08:37:50) 21.《ネタバレ》 短く切り取られた断片を紡いでいくうちに、壮大な時空の点と点が次第に結びついて行く構成は、終わって久しい『LOST』を見るような、好奇心くすぐる面白さでした。僕はトム・ハンクスの底の浅い善人役な感じが苦手でしたが、この映画ではそんなふうに感じませんでしたし、卑しい役やワルな役も演じていて「気の抜けたフツー感」を感じずに済みました。ほとんど期待していなかったけれど、終盤は泣けました。顔メイクのバリバリ作り物な感じがなかったら、もっと作品世界に入り込めた気がします。そこだけちょっと残念でした。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-11-01 23:07:28) 20. 観終わってまず口から出たのが「疲れた~」の一言でした。長い、とにかく長い。途中で寝た「2001年宇宙の旅」より30分も長いとわ。まだDVDだから途中で自由に休めるが、映画館で観るのはかなり勇気がいったに違いない。さて、何から語ればいいのか。とにかく、ペ・ドゥナの魅力が光る映画だったと思います。(ただ、私がファンなだけだろう)あの名作「リンダリンダリンダ」では26歳にして違和感なく女子高生役を演じきった彼女である。初のハリウッド進出作でどんな演技を見せるのか。監督は「空気人形」を見てオファーしたそうだが、確かにドゥナで正解。感情を持ち合わせた人造人間という難しい役どころを巧く演じていたと思います。彼女は顔の演技が素晴らしいですね。最初は無表情だったのに、段々と感情の起伏が激しくなり、やがて愛に目覚めて行くという過程を見事に表現していました。そして、特筆すべきは、大胆な濡れ場を披露している所だろう。これまでの役柄からは全く想像がつかなかっただけに、その衝撃度は・・・・。今後ペ・ドゥナは何処へ向かうのか、益々楽しみでもあります。 と、ここまでダラダラ書いてきて・・・・ほぼ、ペ・ドゥナの魅力についてしか語って居ないじゃないか。これでいいのか?他のレビュワーさんは「火の鳥」や輪廻転生などを交えて鋭い考察を繰り広げているというのに…。 だって、話が複雑すぎてあまり理解できなかったんだもん・・・。すいません。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-10-29 21:44:34) 19.翌々考えるとチープな話もあるのだけど、飽きさせない構成は見事。地球崩壊の話と施設脱走の話が良かった。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-29 17:53:57) 18.長い映画ですが、飽きることなく見れました。個々のエピソードは単独で始まり、単独のまま終わるのでストーリーはみやすかったです。配役もよかった。映像もキレイですね。ただし、1人の俳優がいろんな世代の人物を演じる輪廻を感じる映画……自分は、「愛と哀しみのボレロ」がやはり傑作と言わざるを得ません。繰り返し調の代表曲であるボレロを引用したのも際立ってますしね。クラウド・アトラスの曲には傑作性を感じなかったので。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-07 21:13:03) 17.長い上に情報量がすさまじく、ストレスを覚えました。 【K】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-09-21 11:15:37) 16.《ネタバレ》 1回目から面白くて2回目を観ると新しい発見があるような映画は大好きだが 1回目ではよくわからず、2回目を観ないと理解できないような映画は評価できない。 この映画は長すぎる&難解すぎてアホな自分は全くついていけなかった。 自分は歩いてたのに相手は走っていってしまい、完全に置いていかれた。 時代も順番もムチャクチャ。もうちょっとわかりやすくなるような工夫があれば・・・ 【虎王】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-09-06 04:24:57) 15.昔の長編映画のように、途中で休憩挟んでえぇぇ~~。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-08-29 23:06:24) 14.《ネタバレ》 壮大な物語。3時間で6つの話が並行していて、最初は混乱するが、最後に向かってまとまっていくのは圧巻。 ■さまざまな物語があるが、通底するメッセージは分かりやすい。自由と抑圧、そして自由のために戦うこと、正しきことを行うこと。端々もまたつながってきて面白い。 ■映画通だと細かいシーンがいろいろとオマージュになっていたりして楽しめる。「ソイレント・グリーン」は老人ホームで突然出てきたが、いうまでもなくネオソウルの伏線。老人ホーム脱出直前の「ローレンス・オリヴィエとマイケル・ケイン」発言は恐らく「スルース」の「実は死んでないよ」の暗示。ネオソウルの戦闘シーンは「リベリオン」のガンカタを彷彿させられたし、ペ・ドゥナはもろに「空気人形」。70年代の移民の仕事場で犬が殺されるのは「吠える犬は噛まない」を意識してか。音楽家が「お前は撃てない」っていってたら撃たれて、でも死んでないというのは「ブラッド・シンプル」のオマージュかな、等々 ■俳優も1人6役やっていて、エンドクレジットで明らかになるけど、さすがにこれは分からん。解読サイトもあるので気になる人は調べてみるのが吉 【θ】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-08-17 01:07:50) 13.とても美しく難解な映画。個々のストーリーは単純なのですが話しがこま切れに折り重なるので頭を整理し、追いつくのが大変でした。 【Kの紅茶】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-08-16 22:12:46) 12.長い映画でした。 【黒ネコ】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-07-14 17:58:25) 11.日本人なのでやっぱりこれ「火の鳥」だよね!と言いたくなるんですけど、「火の鳥」ほどは人間という存在のはかなさや残酷さは描かれているわけではなく、むしろ時代を行ったり来たりしていろんな事柄が関連しあっていることが徐々に明らかになっていくゲーム的な面白さのほうを感じました。最も未来の話の時代背景が、セリフで所々触れられはしますが今ひとつよくわかりませんでした。 【とと】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-14 05:17:54) 10.《ネタバレ》 壮大な物語で久々に映画の深遠な世界に引き込まれた。複数のストーリーを時間軸を交錯させながら進行する映画は多いが、この映画は見事に繋がっていた。正直完全にはストーリーを理解できていないが、観賞後の違和感はない。 ただ登場するアジアの国が日本ではなく韓国だったことに一抹の寂しさを感じた。世界ではホンダ、ソニーからサムソンの時代になったということでしょうね。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2013-07-13 00:37:39) 9.テーマは普遍的でありふれたもの。それを伝えるためのエピソードをちょっと広げ過ぎな感じ。観る側の意識が内容把握にとらわれ過ぎてしまうのでは。もう一度観ると感想は変わってくるだろう。 【noji】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-06-29 23:00:03) 8.鑑賞後わかった風なことヌカす自分がすごく嫌。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-25 04:40:33)
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