みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 夜の一軒家を主な舞台とすることで、屋内の構造も全面的に披露される訳ではない。 いずれのショットも黒い闇の領域が大きくとられ、それが複数にカラーリングされた限定的な照明効果と共に追うものと追われる者の関係を 立体的に浮かび上がらせる。 闇の中にスポット的に当てられるライティングは次第に傷を負い消耗していく若者らの表情の痛々しさをより強調し、 しかるべき伏線となる小道具に対し要所要所で効率的に視線を誘導する。 天窓に入った亀裂が小さく音をたてていく、硬質な物質感と音のサスペンス。 引きのショットで二つのシルエットが組んづ解れつ格闘する様も、人間を素手で連打する打擲音の地味な生々しさと共に真に迫る。 二転三転と考えられた後半のサスペンス釣瓶打ちもいい。 【ユーカラ】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2017-04-04 14:34:16) 7.ホラーを期待すると微妙だった。 まず、主人公2人がクズなのでどうなろうと知ったこっちゃない。むしろお爺ちゃんを応援したくなる。 アメリカ映画にありがちな田舎のデカい家に入ったらとんでも無い事になっちゃった系映画。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-04-03 14:00:10) 6.絶賛されていたのでそれなりに期待したが・・ 座頭市(勝新)のほうが面白いかも。でも全体的な設定はよく出来ている、いや出来すぎていて、それも気分が乗れなかった理由かもしれません。 それから、全てのギミックを解消させるために最後まで色々詰め込みすぎて、、ご都合主義感丸出しだったのも残念な感じです。全体的に出来栄えが良くて花マルなのに、なんか好きになれないいった印象だけが残りました。ちょっと頭がイイ人が理詰めで作ったような映画で、決して芸術としての映画にはなっていないという印象です。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-04-03 12:15:15) 5.《ネタバレ》 主人公(?)の女性の言動がクソ過ぎて、お爺ちゃんを応援する映画。予告動画で期待し過ぎたか。 【キノコ頭】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-04-02 03:41:13) 4.《ネタバレ》 おじいちゃん大ハッスル! 若い泥棒達が選んでしまったのは最悪の家。目が見えないその代わり耳、鼻、筋肉がやたら発達し、家を知り尽くしたおじいちゃんと唾が汚いワンコが待ち構えるこのおじいちゃんハウスは彼らにとって最高のバトルフィールドなのだ! 様々なアイテムによる伏線、二転三転する展開、ただ怖いだけではない、お互いの長所を活かしあった駆け引きは見ていてドキドキハラハラの連続!一戸建てなのにめちゃくちゃ広く見えてしまうのはやはりそう簡単に動けないからだろう。しかも暗闇になったら強いのはあのジジイだぞ! そしてこの映画の目玉である、おじいちゃん!もう動き出したら止まらない、気付いたらそこに居る、そして一般的倫理観に囚われない己のルールで愚かな泥棒達に鉛玉と鉄拳をブチ込んできます!ヒェー! ヒロインのロッキーも現状の生活を変えるためイリーガルな方法で抜け出すという、同情を誘うが結局金な女という微妙な立ち位置がこの惨劇の不公平さに拍車をかけてくれますね。いや、でも盗みはイカンよ。 結末は一人は生き残り、お互いバレちゃマズイ事を黙っておくというオチですが、おじいちゃんの執念深さが、逃げ切ったのにも関わらず恐ろしく感じさせる後味もなかなか嫌らしい良い映画でした。 【えすえふ】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-01-01 23:17:38) 3.《ネタバレ》 君キミ、その爺さんはクオリッチ大佐だよ! と言う事で 家の外でも大活躍は当然 (笑) 【crushersyu】さん [インターネット(字幕)] 5点(2016-12-31 21:34:35) 2.《ネタバレ》 若者3人の中のひとり、女は、幼少期親から虐待を受けていたと序盤吐露する。「車のトランクに閉じ込められたのよ」などと。 で映画後半、イヌに追いかけられた女は、車のトランクにイヌを閉じ込めた。 このとき、女はかつての自分をフラッシュバックしないだろうか。閉じ込められたイヌに、幼い日の自分を重ね合わせ、見捨てることができず、トランクのふたをあけ放ち、イヌは最初は女に襲い掛かるけど、じきに仲良くなり、イヌはおとなしくなって自由の身になりデトロイトの道をちびちびと去っていく・・・ そんなことを想像した。映画自体は、観客を楽しませる(=驚かせたり怖がらせたりも)ためにありとあらゆる工夫が凝らされているので、満足。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-12-30 22:35:35) 1.《ネタバレ》 寂れた町の一軒屋にすむ盲目の老人の家に強盗に入る男女三人組。仕事は楽なはずだった、という舐めてた相手が実は凄かった系のお話。面白そうな雰囲気はあったけど色々と雑だった。タイトルが「呼吸をするな」なので呼吸が肝になるのは分かりますが呼吸にこだわったのが難点でもあった。家に侵入して廊下でアレックスが歩いてきた老人をやり過ごしたシーンがありましたが、絵面的には良い演出のつもりなのかもしれないけど老人が無反応だったので「あー、感性鈍いんだなこの人」と激しく萎えました。視覚が失われた代わりに嗅覚、聴覚、触覚なんかが研ぎ澄まされているのかと思ったらそんなコトも無く、たまに思い出したように侵入者たちの足音や物音に反応して銃をぶっ放し捕まえたら殴るか首絞めるだけの演出もワンパターンで凄さも恐怖も感じなかった。地下室に加害者の娘を拉致監禁して自分の娘を生ませようとしていた辺りの話は尺稼ぎの蛇足でしかないし丸々カットで良かったな。戦争で失明し妻には先立たれ愛する娘は事故死という不幸の塊のような老人が、あの地下室での狂人じみた行いのせいでどっちつかずになってしまった。老人側に立って観ていたた客もどうしよう?って思っただろうな。まあ超感覚の持ち主の盲目老人がヤラれる側になる可能性を考えてない若造どもを締め上げる映画なんて思っちゃった人はガッカリでしょうね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 4点(2016-12-27 23:20:12)
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