みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
16.奇しくも製作年が同じでテーマも酷似している「博士の異常な愛情」と比較されがちだが、こちらは電話のやりとりによるサスペンスで占められており、ほとんど室内劇といって良いほど。なので地味な印象はぬぐいきれない。米大統領がとった苦渋の決断は、いくら大統領でもその権限はないんじゃない?と思ってしまった。真面目なつくりで緊迫感はあるが、娯楽性は劣ってしまう。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-09-22 01:54:56) 15.《ネタバレ》 「12人~」に続き、この監督とヘンリー・フォンダに感銘を受けました。シンプルでわかりやすいのにインパクトがあります。「博士の~」の強烈な個性も好きですが、こちらも素晴らしい。 もちろん、両国のやりとりが現実にあればこんなものではないでしょうから、バリバリのコメディである「博士の~」に対し、本作がリアリティがあるかというとそうではないと思います。 ただ、何とかすれば止められそうなのに、どんなにあがこうが水爆投下を止められない・・・人間の愚かさが物凄くにじみ出ていました。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-15 20:35:15) 14.博士の異常な愛情でキューブリックがブラックユーモアたっぷりにコミカルに表現したものを、この映画ではクソ真面目にやっており、その様に乾いた笑いが出てしまった。しかし大統領役のヘンリー・フォンダの切迫した演技は素晴らしかったので彼に3点献上。 【陽踊り小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-08-13 10:22:55) 13.《ネタバレ》 過失によりアメリカの編隊がモスクワに水爆を落としに行ってしまうという恐ろしい話。 序盤、話が始まるまでが退屈で心配したのもつかの間、いざ話が動き出してからは、終始凄まじい緊張感。世界戦争を回避するために米大統領が下す決断に寒気が生じた。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-09 14:27:11) 12.《ネタバレ》 戦争をすることの恐ろしさがひしひしと伝わってきた映画。モスクワに原爆が落ちた後、大統領がNYにおあいこの原爆を落としますが、これこそ、人間を数でしか数えない(死者数しか気にしない)戦争の愚かな面を表しているのだと思いました。ほとんどの人が戦争など望んでいなくても、それを止めることができなかった。それも理由は人間のミスではなく…。あるいは、軍隊を備えていること自体がミスであると言えるのかもしれません。しかし、冷戦時には米ソでこのような緊張関係があったわけで…。今もまだ第3次大戦が勃発していないことに感謝しつつ、軍を持つこと、核兵器を持つことの危うさをひしひしと感じました。 【まいった】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2009-12-10 13:47:02) 11.《ネタバレ》 十二人の怒れる男、博士の異常な愛情、その他、スクリームやらアナコンダやらチャイルド・プレイなんかも大好きなんさという そうアナタ。きっとアナタは私と同じ感性をお持ちのはずなんです。きっと未知への飛行だって好きになられるはずです。既にDVD化されていますよ。ぜひともチャレンジを。 前半、ほんと睡魔が襲ってきますが、そこは我慢です。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2009-12-07 23:55:49) 10.なんという恐ろしい映画でしょう。今観てもこれだけ怖いのだから、より現実味の濃い公開当時はパニック並の恐怖だっただろう。CGはもちろん大がかりなセットも予算も軍の協力も色彩すら無し。そんな無い無いづくしでこれだけの作品を作り上げた制作者の方々には心からの敬意を表する。どんな状況下でも知恵と努力次第で見事な作品を作ることができるというお手本ですな。やたらCGを使いまくり、なんの工夫もない紙屑のような映画を量産している最近の制作者に見習っていただきたい。 【ふじも】さん [地上波(字幕)] 9点(2009-05-30 22:19:23) 9.あまりに真面目すぎて、決して好みの作品とは言えないが、ラストに至るまでの緊迫感が尋常でなく、“隠れた傑作”と言われる所以を理解できた。 ヘンリー・フォンダの熱演も素晴らしい。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-26 23:19:24) 8.《ネタバレ》 大都会に住むのもリスク高いな。 こんな名作が日本未公開とは。驚きました。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-17 23:24:18) 7.《ネタバレ》 場所はほとんど3ヶ所(会議室・司令室・通信室)なのに、この緊迫感は何!軍の協力が得られなかったらしく、それが原因だろうが、見えないことによる恐怖がすごい。電話のあのキーンという音で背筋が凍りました。 ヘンリーフォンダの苦渋の決断。重い、重すぎる。今の大統領にはとてもじゃないが無理ですね。 【θ】さん [DVD(吹替)] 10点(2006-12-19 08:36:46) 6.実際の爆撃シーンはなく、スクリーンに映った一昔前のコンピュータゲームのような爆発で(このたとえが適切かどうかはよくわからないけど)攻撃されたことを知る。それでも緊迫感は伝わってきて、ぞっとする話である。 【HK】さん 7点(2004-12-26 00:12:09) 5.「博士の異常な愛情」を真面目な監督が「冗談抜き」で撮ってしまうとこうなります。シリアスすぎて、観てられない。冷戦当時に観た人は、きっと2~3日寝られなかったかも。不謹慎と思えてもジョークにしたキューブリックの方が「正解」か。 【STYX21】さん 8点(2004-09-18 10:54:19) 4.《ネタバレ》 特にこの映画が見たかったという訳ではないのですが、自分がこないだ買った5枚組DVDボックスの中にこの作品があったので見てみました。 私もこの映画は前評判通り必見の映画だと思います。人に薦めることのできる一作ですね。S.ルメットの隠れた名作ではないでしょうか。 私はモノクロ映画が好きでよく見るのですが、モノクロで撮って大正解ですね。映像面での技巧さは本当に素晴らしい。カメラの角度や光の当て方、カットやズームのしかたなど、非常にメリハリのあるセンスの良い映し方で画面に引き込まれてしまいそうになります。 キャスト陣もみんな迫真の演技でどの人もいいのですが、一人挙げるとしたらやはりH.フォンダでしょう。さすが4回も大統領役をこなしてきただけあってとても味のある貫禄たっぷりの振る舞いを見せてくれます。ファンからH.フォンダを大統領にとの声が上がるのもよくわかります。 また、個人的にはグロテシェル教授役のW.マッソーが好きですね。彼はこの映画を面白くさせるのに大変重要な役割を果たしています。こういうキャラがいなければこの映画はここまで面白くならなかったはず。このグロテシェル教授と周りの人とのやり取りが見ていて本当に面白いです。映画の序盤で限定戦について語っているところなどは、何気なく聞いているとたいした内容ではないように聞こえるかもしれませんが、結構ドキッとするところがあります。 ストーリーの前半はやや退屈気味で余計なシーンも混じっているような気がしますが、後半あたりからの緊迫感は見事としか言いようがありません。爆撃機が目標に刻一刻と迫っている中、水爆を落とすまいとする両国の懸命の努力とその努力のために自国の軍事機密を提供してしまうことに自問自答する切迫感とが重なり合い、巧妙な駆け引きを繰り広げています。また、大統領の最後の命令を学友ブラッキーに指示するところなどは、皮肉というか何と言うか・・・。 副音声の監督の解説では、低予算だったことを繰り返し喋ってそれを自分で笑ったりしていますが、そんなことは全く気にならない優れた作品であると言えます。 あえて欠点を挙げるとすれば、あまりのリアルな緊迫感のため気軽に見れないといったところでしょうか。 私は「博士の異常な愛情」をまだ見てないのですが、見たらこのレビューを更新をします。 【もっつぁれら】さん 9点(2004-06-18 19:45:03) 3. 【nizam】さん 9点(2003-12-11 18:50:45) 2.ERのファンなのでジョージクルーニーとノアワイリーだけを楽しもうと思っていましたが、素直に面白かったです。近年の戦争映画はCGを使うことで迫力・緊迫感を出していますがこの作品は俳優の演技と効果音そしてモノクロという設定だけで雰囲気をだし非常に良い作品だと思いました。 【yamato】さん 9点(2002-11-13 15:00:05) 1.米ソ間のホットラインの回線が熱で溶けて切断された瞬間が核攻撃を受けた証という、血も凍るようなしかし実にリアリティのある核戦争勃発の恐怖を否応なしに感じさせてくれる作品である。ひたすらブラックでシニカルな笑いで人間の愚かさを茶化したS・キューブリクの初期の傑作「博士の異常な愛情」に対して、これは緊密度と切迫感を徹底的なリアリズムで描ききったポリティカル・サスペンスのもう一つの傑作である。 【ドラえもん】さん 8点(2001-09-17 10:36:14)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS