みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
126.「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ監督ではないですか。トム・ハンクスの熱演は素晴らしいです。偏見は本当に恐ろしいものです。しかし「アカデミー作品賞を取っていない主演賞受賞作品は名作ならず」の法則で、まじめな良い作品だけれど、心に残るものというか、全体の印象がちょっと希薄なのが残念です。 【ジャッカルの目】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-08-14 09:14:24) 125.再見です。もう少しメリハリの利いた内容かと記憶していたけど、案外そうでもありませんね。法廷のシーンがあまり見ごたえなかったのが残念。 【noji】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-08-03 23:18:32) 124.《ネタバレ》 本作品のテーマであるHIV、同性愛は、私の身近にはありません。受け売りの情報により、異質なもの、特殊なものとしか判断していないので、私の心の中にはそれらの人々に対して、偏見があります。勿論、他の方々と同様に、表面上では普通にしていますが、内の内には偏見がくすぶっています。デンゼル・ワシントン演じる弁護士のミラーと同様に、です。ミラーは、ベケットと接しているうちに、その偏見に対する自分の姿勢、考え方のようなものがミラー自身の中で変化していきます。その過程を見ているうちに、私も考え方が改まってきました。勿論、リアル社会で同様な局面に会った場合に、1%の偏見も無しに接することができるかどうかなんて、少しも自信がありません。でも、ほんの少しだけでも、私の中の何かが変わったような気がしました。トム・ハンクスの壮絶な演技、デンゼル・ワシントンの人間味の有る演技が、とても際立っていました。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-11 21:26:34) 123.《ネタバレ》 今では考えられない偏見が当時にはあったと思わされます。Dワシントンが握手しただけで、早退して病院に行ったり。一番印象に残った場面はワシントンが買い物中に、応援してる若者と話してたらいきなり誘ってき、「お前みたいな奴が偏見を増やしてるんだ」とワシントンが怒る所。ゲイ差別は良くないと思いますが、こういった人間がいるからこそ未だにゲイバッシングが無くならないと思います。 【カップリ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-24 10:16:14) 122.トム・ハンクスの痩せっぷりが凄い、ゲイとエイズの偏見について描いた法廷ドラマ。 テーマやメッセージはヒシヒシと伝わってくるし、おしつけがましさもなく、素直に見れるのでこの映画の意義は充分に果たされていると思います。ただ、そこらへんをさっぴいて映画単品としてみると、魅力が今一歩薄いかな、と思いました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-09 11:20:20) 121.自分が持っている偏見を、残らず消すために、どのくらいの努力が必要なのでしょうか。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-05 18:54:54) 120.《ネタバレ》 原因不明の新種の疾病発症が確認された時、いつの時代も人はその恐怖に無知であったことを歴史に刻む。チフス、天然痘、肺病、脚気、ジフテリアや肝炎・・・いずれ画期的な医学的進歩で投薬がなされ不治の病も治る病に。93年時にデンゼルとトム・ハンクスで作られたこの作品を私は、HIVが治る病になる日が来るまで観ずに待っていた。倦厭とも言える。嫌う人は嫌う題材で認めたくない部分もいくつかはあるが裁判ものの中でも最高傑作だと思っている。印象に残ったシーンは3つ。冒頭の出産シーンで敏腕弁護士のデンゼルがカメラを上手く扱えず、妻がさっさと用意できるところ。そして献身的なケアワーカー。そしてMRサンドマンの曲。あまりにきれいなコーラスでウッときた。1000人の弁護士を・・・ってセリフも素晴らしい。 【成田とうこ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-04-16 10:02:55) 119.15年も前の作品。エイズへの偏見と不当な差別を描いた作品はいくつかありますが、原因が同性愛であり、それによる差別をも受けなくてはならないという、より重い感じの作品です。15年の歳月が流れ、当時よりは偏見や差別は少なくなったかもしれないが、その反面、当時より身近な存在になってきているのも確かだと思います。私たちに求められるのは正しい知識を持って差別、偏見をなくすこと。そして、これ以上感染者が増えるのを防いでいくことだと思います。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-22 23:46:37) 118.《ネタバレ》 こういう題材を真摯に映画化したことは評価できるものの、映画としてバランスが悪い。まず、途中からのデンゼルの活躍に少々トムが消され気味。かといって、頭がおかしくなっているのを表すかのようなわざとらしいオペラのシーンはさすがにやり過ぎ。更に、法廷のシーンも中途半端なところでぶつぶつ切り過ぎ。話としても少々飛びすぎではないか。トムもアカデミー賞主演男優賞受賞と言うのは、やはり病人を演じたからと言う感じしかせず、納得のいくものではない。最終的に家族と言う原点で話がまとまっているのは良いが、作り方次第ではもっと良い作品になったのではないか。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-11-10 00:04:54) 117.迫真の演技です。トム・ハンクス。 【ジダン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-17 18:31:39) 116.エイズに対する知識がまだ世の中に浸透してない頃のアメリカを舞台にはしているとはいえ、とても深く考えさせられた。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-08-01 04:51:51) 115.《ネタバレ》 下の方もおっしゃってる通り、この映画から14年しか経っていないにもかかわらず随分時代が変わったことを感じさせる映画です。今ではエイズが握手や会話などで感染するわけがないことくらい小中学生でも教育を受け理解している社会なのに、この頃は弁護士という職の一人前の大人でさえもそのことを知らなかったんですね。平成の時代を生きてい私たちには少々衝撃でした。この映画が当時の世間のエイズに対する理解に一役買ったんだろうと勝手に想像しながら観ていました。しかしエイズに対する理解が深まったとはいえ、エイズの方々に対する差別や偏見が完全に拭い去れたとは言えない昨今、これからもこういった真摯な姿勢で作られた映画が広く観られることを望みます。肝心の内容の話ですが、法廷劇特有の一進一退の駆け引きが見られ、見応えある作品にし上がっていると思います。一審の判決が出た直後にすぐに上訴の手続を、と吐いた被告側の弁護士のセリフが何とも現実的でリアルな、血の通わない社会を如実に映しているような気がしました。もう少しパンチのある描写と、無駄を省いた展開、またはデンゼル・ワシントンがエイズに対する理解を深める過程が丁寧に描かれていたらよかったと思いますが、普通に満足です。 【Thankyou】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-04 23:41:58) 114.《ネタバレ》 トム・ハンクスとデンゼル・ワシントンでないと見なかったかもしれないテーマでしたが、思ったほど暗くなくHIVを考えさせられました。今では一般知識もだいぶ浸透してきてドラマなどにも見かけるようになったけど、この作品は先駆け的な感じがしました。 【うさぎ大福】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-02-08 18:33:03) 113.《ネタバレ》 もはや時代が変わったからなのか、あんまり印象に残らないですが、ただ、やっぱり、こういう映画がHIVに対する見方を少しずつ変えてきたのだなぁ、という感慨はあります。 そして、社会に一石を投じたという意味でもその価値は高いと思う。 でも、ゲイに対する偏見との闘いってのまでは、どうでしょう。 公開当時は、「HIV=同性愛者」という構図がほとんどだったため、こういう設定になったんでしょうけど、現在の感覚では、それを同列に考えるのは少し違うでしょうね。 「HIV感染者の人権」と「同性愛者の人権」とは、別次元で論じられるべき問題になってきましたよね。 トム=ハンクスの役作りに加点です。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-14 11:37:33) 112.この作品は法廷モノでありながら、比較的淡々と進む。そして偏見を持たれがちなエイズ問題とその訴訟に真っ向から挑戦している、当時としては非常に画期的な作品だと思う。主演の2人、トム・ハンクスとデンゼル・ワシントンは静かながら確かな演技力を見せ付け、豪華な共演が堪能できる。特に2人の「目」や表情の演技力は本当に凄く、あれだけで訴えかけてくるものがある。 エイズを何となく対岸の火事と思っている私には、過度な泣きの演出も押し付けがましくもないこの作品を余計に客観的に観る事ができたが、これが逆にもう少しお涙頂戴モノになっていたら、イヤらしくなってしまいかねなく、そこらへんの加減具合にジョナサン・デミの演出の巧さも感じた。125分という決して短い尺ではない映画だが、展開や人物描写の丁寧さから思わず魅入ってしまうのであっという間に感じた。私見だが、この作品を観て無理にエイズ問題やHIVの方に同情をしたり深く考えない方がいいかもしれないと思った。むしろ苦境に追い込まれた時の人間の絆、逞しさ、潔さを微笑ましく感じられたら、それでいいのではないだろうか。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-11 12:01:29) 111.トムハンクスが病気の影響でやつれていくにつれて、透き通るような存在に見えていくところと、デンゼルワシントンの名演技が印象的だった。トムハンクスが裁判中にゼンゼルワシントンに全幅の信頼をよせている様子と、その期待に充分こたえたデンゼルワシントンの活躍、その関係がうまく描けていたと思う。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-10 11:09:33) 110.音楽がよかった。ゲイ、エイズについて少し分かった。 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-04 12:52:07) 109.重い映画だと思うが、ドロドロした法廷ものではないし、主人公もある意味さわやかだと思った。後半になるに連れて息が詰まるような感じがしてなんとなく感動した。この映画のころはまだゲイやエイズについての認識不足で偏った考えが多くを占めていたことがわかる。(主人公に触れることを恐れている所や、図書館でのシーン等)。それを打破するために作られた作品かもしれないと思った。多くの人々は自分とは違う、または従来と違う意見、状態、の物事に直面したときそれを敬遠してしまうのはしょうがないのかもしれない、しかし、その物事についての多くの、または正しい知識を得ると偏見の気持ちも薄れてくると思う。そのために例えばこの映画自体や主人公のような社会への訴えが必要であるのだと思った。特に思ったことは、デンゼル・ワシントンのトム・ハンクスを見つめる表情と正義感が良かった。それから、相手の女弁護士に少しイライラしたけど途中でこういう裁判はつらいということをちょこっともらしているのを見て弁護士も大変だと思ったし、普通の感情の持ち主であると思ったのでなんとなくホッとした感じがした。 【スワローマン】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-05-14 21:34:00) 108.《ネタバレ》 さてこの作品は「羊たちの沈黙」でアカデミー賞を総ナメにした、 ジョナサン・デミ監督作です。 そのときに犯人がゲイであるという演出に、 ゲイ=偏執殺人鬼というイメージを与えると誤解されると、 ゲイ団体から抗議があったのです。 同映画の特典でそのことを話していたのですが、 だからこの「フィラデルフィア」を謝罪のために作った。 ・・いやぁだからって作ってしまうんだからすごいです。 この年の作品賞はじめほとんどの賞はスピルバーグ作品でした。 「シンドラーのリスト」のほうがやはり暗いですよね(爆) いやぁ私は何度観ても泣けますよ。 あれと同年で比べるのはマズイ。 「運命の瞬間(とき)/そしてエイズは蔓延した 」が医学の立場から、 真面目に描かれているのに対し、 弁護士の立場から描いた異例の作品です。 しかしよく似てはいるのです。 1993 劇場未公開ということからもかな~りな損をしている作品。 しかもこちらは実話を元にしているのですよ。 科学者のひとりが実は感染していたというのも、 フィラデルフィアでは弁護士が実は感染していたという・・ 職場の解雇が病気が原因だったかどうかというサスペンス的な面白さは、 さすがにデミ監督は演出がうまい。 私はなぜか年寄り弁護士団体の発言が気になって、 これは語り部役をこの悪役(わかりやすく言えば)連中にさせているんだ。 エイズという病気を実にうまく語らせています。 輸血(薬害も同じですね)での感染は同情するが、 性行為での感染は・・ このセリフは同感しましたがこの時代が予防策とか知られてなかったのかも。 旧約聖書と新約聖書に書いてある・・ 反対の意味でこれもよくわかりますね。 アダムとイブ以外の行為は書いていないということです。 こういった訴えられたほうの側になぜか共感してしまう。 それが差別の理由に結びつくということなのですが・・ 死のふちにいる隣人の怖さと自分の周りのいとおしさ・・ マリアを聴くトムを見たあとのデンゼルの表情がよかったです。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-02 13:25:37) 107.偏見という事を考えさせられた、エイズ等の知識が無かった頃に観たらどう感じたのだろうかと思います。 トムハンクスが、それほど好きではない事からこの映画とか観てなかったんですが、これも一種の偏見のようなものですよね。 これからは、○○だから観ないという選択肢は、選ばない方向で行こうと思います。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-09 18:16:23)
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