みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
69.《ネタバレ》 ただひたすら切なくて物悲しい。ただ大統領候補の話は少し納得がいかない。目的の為には手段を選ばずという感じがする。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-23 17:47:35) 68.《ネタバレ》 カナダの寒々しい風景の中を、今にも消えそうなくらい儚い姿のウォーケンが歩く。その絵面に乗せられたストーリーが「望まない超能力を手に入れた男の孤独な戦い」なのだからこれはもうピッタリではないか、と。原作の(心情から背景からグロい部分まで)丁寧すぎるほどの描写が削られたのはちょっと寂しいですが、アレをすべて詰め込んだらとんでもない上映時間になるのでこれくらいでちょうどいいかもしれない。「もし若い頃のヒットラーに会ったら、あなたは彼を殺すか?」「ああ、殺すさ」このセリフがとても印象的だった。 【なな9】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-23 00:31:13) 67.《ネタバレ》 大統領候補の話は最後ほんのちょっとだけなんですね。なんか単発の話をくっつけていった感じで、面白い設定をいかしきれてない感じがする。 【θ】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-12-18 18:12:31) 66.無駄なく引き締まった進行の序盤中盤もなかなかですが、物語上のすべての要素を一気に解決してぴたりと着地するラストにはびっくりしました。すでにたくさん書かれていますが、主人公の憂いを漂わせた演技が何ともいえない印象的な雰囲気をつくり出しています。つまり、大活躍してヒーローになることなく、独力できちんと前に向かっているのがいいのです(だからこそ、最後の切なさが増幅されています)。なお、原作も読みましたが、やや冗長な部分もある原作に比べ、重要部分にきちんと焦点を絞り、さらに原作にない部分を巧妙に加え、綺麗に映像化していると思いました。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-18 17:03:56) 65.スティーブン・キング特有の物語性とクローネンバーグ演出が絶妙ならマッチングにより出来た傑作。ウォーケンのベストアクトだと思います。 【カイル・枕クラン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-17 22:02:50) 64.悪い映画ではなかったけど、それほどいい映画だろうか。 ラストについても、訳の分からん政治家のためというよりも、ストレートに元恋人のために自分の身を犠牲にした方がよりよかったかもしれない。 それにしても、ストーリーと演出がどうもたんたんとし過ぎている感じもする(それがよいのかもしれないが)。子どもを救う等のために超能力を使い、超能力を使う度に好きな人と離れなくてはならないという孤独をもっと描いてほしかった。あの医者のおっさんに聞くというよりも、ラストももうちょっとウォーケンに苦悩が必要か。 【六本木ソルジャー】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-23 23:46:24) 63.哀しくて切ない。「特異な能力」、「孤独」は「シックス・センス」にも通じるところがある。でもこっちには救いがない。だからよけい切ない。クリストファー・ウォーケンが見事。哀しい表情がいつまでも心に残る。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-17 18:01:35) 62.《ネタバレ》 クローネンバーグに詳しくないのですが、私が知る限りのクローネンバーグの個性があまり無かったように感じる。初の原作小説の映画化というのが個性の発揮の障害となったのでしょうか。ところがこの作品、彼の作品の中でも高い評価を得ているというのはなんとも皮肉ですね。ウォーケンのまわりにたち込める哀しみのオーラが他のクローネンバーグ作品にも通じる雰囲気を持っています。ある議員候補者の恐るべき未来を見てしまった主人公がある決意をし実行に移すという物語の過程で様々な自らの能力に対する葛藤が描かれていって、主人公の深い哀しみに説得力を持たせてゆくのですが、連続殺人事件のエピソードが中途半端に感じた。それからあの議員候補者!どう見ても当選確実な人気者には見えないし、実力者にも見えない。子供を盾にする様はやりすぎでしょう。いくらバカでも。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-28 14:29:32) 61.「君には5年前でも僕には昨日だよ」・・・切な過ぎる。 クローネンバーグの演出も良かったが、あの時代の雰囲気がちょうど作品に合っていて、いい空気感を出していたと思う。 心に残る作品。 【BROS.】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-25 23:23:28) 60.殺人事件を解決したり教え子を救ったり・・聞いてみると単純明快なヒーロー物?と思われるだろう。しかしかつての恋人は他の男と結婚し子供を儲けてたりしてひっそりと孤独への道を突っ走る主人公。最後は愛する元カノのためにあくまで独り、テロじみた行動に身を投じる。全編通して漂う寂しさがウォーケンの演技とシンクロしちゃうんだなぁ 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-02 00:13:04) 59.《ネタバレ》 TVドラマ版に影響されて映画版を見てみました。超能力なんて持つもんじゃないなあ…そう思いました。 【鈴都丸子】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-07 14:13:16) 58.《ネタバレ》 スティーブン・キング独特の、恐怖がありながらもちょっぴり苦味のある哀しき映画でした。身につけたくない能力を身につけたジョニーの苦悩が痛々しいです。愛するモノが5年後に違う人生を歩み、忘れる努力をしながらも目の前の悲劇を防ぐために、暗殺を試みるまでで、涙が出ました。みんなの命を守るため、結果、廻りからみれば変な行動をしているようにしかみえないのって、つらいですよね。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-22 17:16:41) 57.サイキックスリラーなんですが、とても切ない恋愛映画です。ラストは泣いてしまいました。まさかクローネンバーグ作品で泣かされるなんて・・・。C・ウォーケンの名演に一本取られました。昏睡から覚めて他の男性と結婚してしまった彼女に「君には5年だけど、僕にとっては昨日のことなのに・・・」というセリフが切ない。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-14 12:26:59) 56.ラストには捻りがあって面白いのですが、各エピソードがてんでばらばらで有機的に結びついておらず、構成に甘さを感じます。 【K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-05 23:40:10) 55.「この映画が言わんとするのは、要するに、運が悪い奴は、死ぬまで運が悪いってことだな」そんな感じ。あぁ、あの時やっときゃ良かったーっ。 【paraben】さん 5点(2004-12-29 20:48:22) 54.作品の全体的なインパクトに欠けるのが痛いものの、映画としての質は高いでしょう。それにクリストファー・ウォーケンやマーティン・シーンら豪華俳優陣の説得力のある演技力も良く、スティーヴン・キングの秀作な原作に忠実な脚本もGOOD(◎)!あと、この映画は特に「最近のキングの映画、チョーつまんなくない?」とか「SF映画で面白いの見たことないんだけど、何がいいの?」といった考えを持ってる方にみていただきたい。もしかしたら『デッドゾーン』が貴方のマイベストになっちゃうかもよ?保障はないけどね。ホラ、恥ずかしがらずに認めちゃえよ!オイオイ!!(笑)ちなみに僕は残念ながらマイベストにはならなかったけど、間違いなくキング作品のホラー映画では5本指に入ることは確実ですね。8点献上。 【ピルグリム】さん 8点(2004-12-22 22:22:41) 53.「で?結局彼は何がしたかったの・・・」という終わり方は本当に観終わった後言葉に詰まってしまった。他人の人生を変えてしまうという能力は存在しうるべきか?それとも否か?。普通に生きてても人は人に影響しあって存在している。それをもちろん人々は知らず知らずに行っていて、もしその”人の繋がりにおける時代の流れ”を知っている者がいたとしたら・・・。実際こういう人がいても多分大成せずにこの作品みたいに地味に生きてると思う。例外がビル・ゲイツみたいに”成功者”として名を挙げていることもある・・・のか。 【tetsu78】さん 8点(2004-06-19 22:13:59) 52.古き良き時代のクローネンバーグ作品。キング原作の映画は、どうしても採点が辛くなりがちだが、それでもこれは良い出来でした。息子が殺人犯だった母親に「どっちが悪魔だ!」と、結構本気で突っ込んでました(若かったのかな)。 【マックロウ】さん 7点(2004-06-14 17:54:48) 51.「アタリ」「ハズレ」の落差が大きいスティーヴンキング作品の中でこれは「アタリ」の部類。これもデヴィッドクローネンバーグとクリストファーウォーケンの賜物。ウォーケンの演技もあいまって最後のどんでん返しは切なく愛おしい本作。クローネンバーグお得意のグログロ系描写はありませんので、純粋な一級サスペンスとして楽しんでいただけると思います。 【tantan】さん 8点(2004-05-27 22:14:04) 50.サスペンス、ホラー、SFを期待した人にはちょっと期待ハズレかも。この作品は、「サスペンスタッチのラブ・ストーリー」だと思います。そういう意味では、キングやクローネンバーグが苦手な人、個性的な味付けが苦手な人におすすめ。ある意味、万人に好まれる作品になったかと思います。 それにしても、キャスティングがよかったですね。主役をウォーケン以外の人がやっていたら、陳腐な話になっていた危険性・大です。役者として彼のもつ透明感、常人とは違う”あっち側”っぽい危ない雰囲気が、主役の特殊能力と孤独をより深く表現していると思います。冬景色と共にウォーケンの瞳の色が焼きついています。美しくもせつない話だと思います。 【りりらっち】さん 8点(2004-05-24 23:32:37)
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