みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
102.《ネタバレ》 この物語が彼の夢であろうがなかろうが、そこはこの物語では些事な問題と思う。ある人にもし語るとすれば、ドニーのみたビジョンは幻であり、夢である。私が語られたとしても、そのように判断すると思う。 が、ドニーは孤独な存在であり完全に個である為、他の誰がこのビジョンに干渉しても意味がない。彼にとっては生や死、あるか分からないいくつかの過去、転落が真実であり、虚構でもあり、美であったと思う。彼は彼の世界の最後を完全なものにする為にあのビジョンを見たのではないか。展開、世界観、漂わせる雰囲気、悪趣味なうさぎ、私のツボです。 ドニーが最期に笑ったのがとても印象的。 【まりんこ】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-18 21:37:41) 101.《ネタバレ》 80年代に、なんとなく世の中と違和感を感じながら青春を送っていた人たちにはすんなり入れる世界かもしれません。音楽もいきなりエコバニ?と思ったらJOY DIVIJONまで・・・アメリカンなハイスクールライフとUKロック系のミスマッチが妙にひっかかる映画ではあります。残念だったのはそれを映像にのせるセンスが・・・。CGのエクトプラズム(??)、最後のリバース映像もちょっと説明的で冷めてしまいました。せつないSFっぽい話はすごく好きなんですけどね。 【ETNA】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-15 02:33:32) 100.ん・・??うさぎかこれ?(笑)ジェイク・ギレンホールのキャラがよく懐かしきパトリック・スウェイジがボロクソにやられなんか面白かった。社会への叫びは自己の考えの押し付けとしか見えないけども1回だだけですべてを理解するのには結構難しいかと思います。まぁドリュー・バリモアが目がつけたところがスゴイな感じだけどあまりリバースムービーと宣伝しすぎると映画の最後は最初に戻るってことがばれる恐れがあるからあんまりしないほうがいいと思うけどなぁ。。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-13 11:11:42) 99.《ネタバレ》 わははははははは。夢オチか? 時間が戻ってやり直しか? パラレルワールドか? 実は見ている者を混乱させるだけの意図か? なんでもいいけど、久しぶりに見る人の頭にはてなマークつけさせてくれる映画。デニーロのでてたあの映画とストーン嬢がでてたあの映画以来さ。監督のどうぞ皆さん頭を惑わせてください、ひひひという笑い声が聞こえてきそう。しかも、本当は一つしか解釈はないのよ。それは調べて頂戴。盛り上がって頂戴。そんでもって、カルトムービーになるのよ、って。ハンソロ君が出ていたあの映画のように。こっちは、そんな手にのらないもんね。そんなエンドはそのまま受け流すもんね。右から左に。でも、全体的に楽しめたけどね。 【K-Young】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2008-01-14 22:02:14) 98.ジュリアンムーアだと思って見ていたらドリューバリモアでした。 【はるこり】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-11-26 00:49:00) 97.地味ですね。ですが、画面から目を離せない、奇妙な魅力がありました。最後まで見て初めて、この映画を理解することができます。一瞬たりとも気の抜けない映画です。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-22 19:29:52) 96.《ネタバレ》 ヒロインを救った、16歳の男の子の物語と解しました。 キャラ作りもとても巧いし、台詞もいい。 のっけから、デブの女生徒の扱いがあからさま過ぎて吹いてしまった。 この映画の全てがツボ。大したこと書けないのが悔しいです。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-04-28 09:30:14) 95.《ネタバレ》 アメリカSF小説の黄金期(1950年代)近辺の作品を若い頃に読みあさっていた私としては、この映画はかなりハマりました。SF的/哲学的なセリフにしても、「π」のような「難しい単語ってカッコいい」というノリだけの無学丸出し系では決してなく、それなりに我慢できる程度には(SF的に)文脈がまとまってますし、こういう類の変な話が好きな人がハマるつぼをけっこうピンポイントでおさえているのではないでしょうか。まあ、個人的には、銀色のウサギとジェイク・ギレンホールの妙ちくりんな演技と学園ものというだけでかなりツボにはまっていて、あとは正直どうでもいいかも。最後のタイムスリップがちょっと無理矢理すぎて、別になくてもいいかも、と思ったので、1点ひいて9点。 【あおやん】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-02-14 03:15:44) 94.最初から話では聞いていたので難しい系、一言で言えば「もう1回見ないとって気にさせる」系なんだろうとは思ってたけど、ジェイク・ギレンホールが好きだからって理由で見た自分としては、ま、いっか。って感じでそそくさとレンタル屋に返しに行きました。つまらなくはないですよ。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-29 20:30:37) 93.《ネタバレ》 ここのところたくさんリバース・ムービーを観ているので、 たいして目新しく感じなかったのが残念。 先にコレを観ていたら・・ リバース=タイムスリップとも取れるんですが、 その世界を見事に描いているなぁと感心しました。 この映画ではタイムトラベルというマジックは、 人間が産まれる前にまで遡ってやがては存在が消滅するまで。 そのブラック・ホールは黄泉の世界へと続いており、 もちろん生きている人間は行ったことのない未知の世界。 帰ることのない片道切符。 だから今の時代の人には二度と会うことができない・・ とても不安でひとりぼっち。 そう、タイム・トラベルという手法はただのたとえ。 逝く前の不安や恐怖はテラピストの講習を受けても消えない。 消える未来に逝くのではなく消える過去に逝くのだとしたら、 もしかしたらその道や時間は不安ではない。 道連れの映像は自分が生きてきた道だから。 その世界だけ堪能して、 あまり内容のややこしさは考えずに観ました。 ややこしいのは当たり前で、 あるステージをきっかけに内容はわけがわからなくなります。 過去に戻ろうとしている記憶と今の自分に有利な記憶が、 ごっちゃになって客観的に観ているものには理解は難しい。 鍵は結構たくさんあるので、 この作品にリピーターが多いのもうなづけます。 冷蔵庫の扉やら家族の会話やら死神オババ・・ 案内人は「不思議の国のアリス」のように、 ウサギです。 しかしこのウサギがかわいくはありませんので・・ 穴、郵便受け・・自分探しの旅と、 「ソフィーの世界」も入っていますね。 「死霊のはらわた」と「最後の誘惑」の2本立ての映画を主人公たちは観るのですが、 この2本ともホラー2本立てというのは??(最後の誘惑も?) 死霊のはらわたはご存知サム・ライミのゾンビ・ホラーですが、 最後の誘惑はスコセッシのイエスがもしも生きていたら?という、 こっちの映画のほうがかなりドニー・ダーコに近い世界があります。 イエスが自ら望んで処刑され、 息絶えるまで(もし生きていたなら)という夢を見るかなり私はお勧めの映画。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-23 13:11:04) 92.ジェイク扮するドニー・ダーコが時折浮かべる上目遣いの薄ら笑いに、「サイコ」(1960)のラストシーンのノーマン・ベイツが何度も重なって映りました。この映画を観る限りじゃ第二のアンソニー・パーキンスっていう方向選択もあったような気もするけど、そっちに行っちゃわなくて良かった良かった。神経脆弱なドニーにすっかり感情移入してしまったゆえ、オーラスのオーラスでドニーがようやくみせてくれた無防備な笑顔がたまらなく痛ましかったです。巧いなあ、ジェイクって! 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-17 13:56:27) 91.ダークヒーロー好きです。やるせない怒りをセコく解放するあたりも好きです。わけわからんタイムスリップ理論も好きです。簡単に説明できない魅力が満載。人にお勧めすることはないけれど、自分の中では高評価。そんな映画です。 【ひで】さん [DVD(吹替)] 10点(2005-10-30 23:23:12) 90.劇中、主人公の少年の社会に対しての叫びは非常に納得できるものがあるんだが、映画としてどうかというと、全くもって大したことない。独特の世界観を持った作品なのに魅せ方が不十分でもったいない。 【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-09-19 21:18:49) 89.海外でカルト的な人気を誇っているので見てみたが、これが結構な掘り出し物だった。少なくとも「マルホランド・ドライブ」が好きな人には受けると思う。不気味な雰囲気作りだけでなく、所々ユーモアも効かせているのが小気味いい。劇中でjoyとfearに説明していたファーマー先生のjoyからfearへの転換もお見事。ドニーの周りで起こる不可解な出来事。ラストで伏線を鮮やかに回収していくが、それでもどこかしら謎が残る。幻想小説の読者が自分なりの世界を想像するように、見るものによって解釈が異なるように出来ている。個人的には「ドニー・ダーコ、ヒーローみたいな名前ね」というセリフが印象に残っている。これはある意味青春の心の闇を題材に扱ったシュールレアリスムともいえよう。見る人は選ぶだろうが、やはりラストのオチで全てが綺麗に解決、という映画ばかりではないだろう。独特の世界観を作り上げたリチャード・ケリー、ドニー・ダーコの不安を体現したジェイク・ギレンホール、この作品を発掘したドリュー・バリモアの3人に乾杯。 【マイカルシネマ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-17 16:29:03) 88.《ネタバレ》 世界が終わるといっても自分の世界が終わるだけで、終始エロな事しか考えていない自分勝手な主人公に共感出来るはずもなく(まぁ彼女と「死霊のはらわた」見に行くあたりとかは面白くもあるが)単なるメンヘル兄ちゃんの妄想ストーリーで終わってしまった感あり。「実は死んでいた!」的ネタ(実際にはタイムトラベル)はチョット斬新ではないかも。でもドリュー・バリモアってかなり才能がある人だと思うし、他の出演者(死神おばばや時々登場するブーちゃん)も良かった! 【わーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-31 01:38:09) 87.こういう感じの映画は好き。でもこの作品は眠かったな。 【ゆきむら】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 15:18:39) 86.意味がわからないのでネットで調べました。こういうシュールでドライな話は大好きですごいすごいと思うのですが、難しすぎて自分ではわからず、映画としてちょっとどうなの?(負け惜しみ)と思うのと、もうちょっと若いうちに見てたほうが、より好きだったかなぁと思うので7点。 【るいるい】さん 7点(2005-01-08 23:51:51) 85.SF的な事は良く分からなかったけれど(まあ別に僕はそういう物語の整合性やツジツマは割とどうでも良いと思ってるので。そういうのは柳田理科雄先生にでもお任せします)、何だか切ない青春映画でしたね。なんつうのかなあ、「“健全”な世界に対する“狂気”の反撃」とでも言えばいいんだろうか。僕は高校時代あそこまで自意識過剰ではなかったと思うけど、あの体育教師や胡散臭いセミナー講師をやり込めるところなんか「そぉだそぉだ!人間はそんな単純じゃねえんだよ、なめんな!」と喝采したし。・・・あ、映画とは関係ないけど今急に思い出したこと。昔中学生位の時「新人類」って言葉がやたら流行って、すっげえムカついたんだよな。当時オトナが、自分には理解できない若者の言動に対して「いやー、新人類のことは我々には分かりませんねー」とかのたまってるのを聞くと「ぶぁっかやろぉっ!アンタに若いやつのことが分からないのは旧人類だからじゃなくて、人間を誠実に理解しようとする努力が足りないからだぁ!それを“新人類”なんてコトバでカテゴライズして、納得してんじゃねぇぞう!(あ、当時はもちろんカテゴライズなんて単語は知らなかったけどね)」とか、よく思ってたものでした。だから、ドニー・ダーコの気持ちがちょっとだけ分からなくもなかったです。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-10-06 19:32:24) 84.多分Dのかいた本を先に読んでたからかもしれないけれど、深くて良かったと思う。でもなんでこうまで言葉が汚いんだろうな。 【トナカイ】さん 8点(2004-08-22 21:55:41) 83.マルホランドドライブもそうだったけど、あたしゃ頭が悪いせいかこう言う映画好きでは ありません。観ている途中ずっと眠かった。 【sokrates】さん 2点(2004-08-17 16:04:53)
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