みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
170.この映画嫌い。どの時代でも眉間にしわを寄せられて気がめいる。登場する女性たちに共感は充分できる。特にJ・ムーア演じる専業主婦の鬱屈ぐあいは鬼気迫るリアル感、わかるよ、わかるけどだからこそわざわざ映画にダメを押されたくない。スクリーンから言われなくたって現実は充分つらいんだよ。自分が生きるために捨てた息子が長じてあんな最後を迎えるのか。やりきれない。私にとってこの映画、救済が示されずなんだか自分勝手に鬱を撒き散らしたようにしか感じられない。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-08-10 18:24:46) 169.わからない!深い!難しい!が最初に見たときの感想でしたが、皆さんのレビューを読んだりしてようやくなんとなく理解できました。ローラの旦那のような気持ちの無い言葉には気をつけたいですね…。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-31 21:24:01) 168.《ネタバレ》 ヴァージニア・ウルフのことも「ダロウェイ夫人」も知りません、何年か前に録画したビデオを見かけたことがあるけど、重そうで断念したことがあります。そして気まぐれにこの度観ることになりました。 オープニングのクレジットが出ている時点でこれから何が始まるのかが暗示されてるようで、それがわかるということにこの作品の質の高さを感じました。 これはそれぞれの時代のヴァージニア・ウルフを描いていると私は思います。 そうなるとですね、ローラのバージョンがいちばんキツイんです。あの時代の専業主婦なのにケーキを焼くのも初めてのようでしたし、見事なまでに母性を感じない女性、家族を捨てた根拠はこれで充分理解できました。そして家族の誰よりも長く生きているローラ。 ダロウェイ夫人と同じ名前のクラリッサは同性愛のパートナーといることで安らぎを得る。このように少しずつ変化がつけてある部分が見事です。 ローラもクラリッサもいつも死を予感させながら、何かを背負いながらもちゃんと生き延びる術、手段を手にする。ヴァージニア・ウルフの変化形ともいえるローラとクラリッサがついにめぐりあい同じ場所で同じ時を持つ、ロマンですね。 作者のヴァージニア・ウルフへの愛情を感じてしまいました、もしかしたらこれは案外ハッピーな映画なのかもしれない。 俳優たちの演技も見事でした、この脚本にみんな惚れ込んだのかなぁなんて思いました。しかし私としてはやけにワイルドな雰囲気で登場したジェフ・ダニエルズに目を見張ってしまいました、カッコイイじゃないですか!! やはり映画は脚本が大事なんですよねー「それぞれの時代のヴァージニア・ウルフ」を描いたというのなら、その完成度はとても高い作品だと思います。 ヴァージニア・ウルフの小説、経歴、人となりなどよく知っている人ほど興味深くたのしめる作品だと思います。 【envy】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-10-14 16:52:17) 167.予備知識無しの状態で観ました。難解です。 1923年、1951年、そして2001年に生きる3人の女性たち。彼女らの複雑な心境が痛々しいほどよく伝わってきました。各々の時代に生きる3人の対比や密かなる繋がり、そして彼女らの葛藤を見事なまでに交錯させて描いたこの作品は、まさしく”めぐりあう時間たち”です。 二回観たのですが、一回目と二回目では抱く感情が違いました。監督さんもおっしゃっていましたが、これは観れば観るほどいい作品だと思います。しばらく時間をおいてまた観てみたいですね。 何より邦題が良すぎる。大好きな一本になりました。 そして何よりピアノがとてもきれい。サントラ欲しくなりました。買います。 【ピンフ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-03-05 02:04:47) 166.《ネタバレ》 自身の内面と向き合う描写が多く、女性特有の感情が根底を流れている(らしい)ので、いまいち理解に難しい部分もあったのだが、見応えのある作品ではあったと思う。ただ、ヴァージニア・ウルフについて描かれたシーンと「自死」という行為の間には、まだ距離があるように感じられ、彼女の決断に共感できるか否かは観客によって意見の分かれる部分ではないかと思う。 【wood】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-08 13:23:08) 165.《ネタバレ》 まるで寄木細工のように重層的な見事な脚本でした。ヴァージニア・ウルフや「ダロウェイ夫人」について何も予備知識なく観たので、始めは三つのエピソードにつながりがあるなんて夢にも思いませんでした。中盤以降の展開で「あっ、そうなのか!」と驚かされましたが、まるで上質のミステリーを見せられたような気分です。三人の女優とも凄い演技を見せてくれますが、特にジュリアン・ムーアが良かったと思います。また、ジュリアン・ムーアのエピソードでは、「ダロウェイ夫人」がまるで「デス・ノート」みたいに彼女を翻弄するのがちょっと怖かったです。そしてこの映画を観て、人間の顔にとって鼻の形がいかに重要な要素であることを再確認しました。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-10-03 02:13:09) 164.原作の本は未読です。監督も意図しているようですが、かなり難解。ジュリアン・ムーアが美しかった。好みではありますが、映像だけでは理解に苦しい部分も多かったので機会があれば本も読んでみたいですね。 【civi】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-13 20:26:37) 163.《ネタバレ》 うーん・・・かなり難解で重い内容ですねぇ 映画としてのクオリティはかーなーり高く、映像・音楽・各年代ごとのセット(+時代考証)と、そして素晴らしい各俳優の演技・・・この前に邦画を観たのですが、あまりのレベルの違いにがく然 ホント今の日本の映画ってダメですね なんでこうも違うのか(溜息) 全ての役の人がホント素晴らしい! 難しい女性的な心情をよく表している内容であるとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-05 10:37:13) 162.《ネタバレ》 映画でありながら、映画を超えていると思う。色々な感情が沸き上がってくるのだ。特にジュリアン・ムーアが素晴らしい。異なる時間の3人が見事に交差し、最後に2人が同じ時間に対面するシーンでは、不思議な感動を覚えた。ジュリアン・ムーアとメリル・ストリープが交互にアップになって語り合う場面が忘れられない。全編を通じて、映像がとても美しい。そして音楽も印象深い。今回2度目だったが、また観ると思う。監督も言っていたが、観るたびに何かを感じるような気がする・・・私はこの映画に心を動かされる人が好きだ。 【ブタノケ2】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-04-20 02:46:18) 161.よく時間軸をずらしたり、シチュエーションをずらして最終的にばらばらの糸をひとつに・・・・ってお話はあるけど、こんなにも秀逸に巡り合わせたものはない!とても面白かったです。でも、ちょっと難解すぎかも。もうちょっと分かりやすく‥もったいないー。 【まりんこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-16 22:20:42) 160.序盤は難解だと思って見ていたのですが、人物の心情が分かるようになってきたあたりで三人がリンクしてきました。めぐりあう時間たちってタイトルが効いてますね。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-12-04 07:27:25) 159.この心境を理解できる人でないとまったく理解できない作品。 理解できれば秀作。経験がなければ超駄作。 後世に残るべき作品。 鼻はどうでもいい。 【馬】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2008-09-21 17:21:57) 158.《ネタバレ》 久しぶりの重く難解な映画。 その複雑な構成に最初は付いてゆくのがやっと。 時代が違う3人の女性のお話と分かってからは、それぞれが抱える悩みの内容をトレースするのがやっと。 それぞれの悩みの共通項が見えてきたら人が死に始める(って、大量に死んだ訳じゃないけど、そんな印象なんだよね)。 1回観ただけでは、ずーっと乗り遅れている感じだった。 女性が持つ悩みの本質を理解できない♂の自分は、まぁいろいろあるでしょうが落ち着いて話そうよ…、くらいしか言えなくて情けない気分になる。2回観たら少しは気の利いたことを言えるかもしれないけど、2回観る気にはなれない映画でした。 この映画のニコール・キッドマンの鼻は、メリル・ストリープの鼻をモデルにしたのだろうか? 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-09-11 03:02:39) 157.私は常々美人か否かを左右するのは鼻である!と考えているのだけど、今回この映画でニコール・キッドマンが付け鼻で登場しているわけなのです。変えてるのは鼻だけですよねぇ??果たして本当にニコール・キッドマンなのか判断できかねますってくらい違う顔でした。 【きむねぇ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-27 00:36:29) 156.ジュリアン・ムーアの老けメイクに感心した。素顔の地を生かしながら、ちゃんとメリル・ストリープより年上になっている。ニコール・キッドマンの鼻よりこっちの勝ち。話としては、幽閉からの解放が一つのテーマか。ウルフは田園に幽閉されて自ら命を絶つ。ムーアは平凡な日常に幽閉され、命を絶ちかけるが逃亡する。現代では幽閉されているのは男、心配しているのが女と、ウルフの時代から逆転した。女性解放の歴史であった20世紀だが、しかしそれはまた何とうら寂しい輝きのない場所に至ったのか、と思う。女と男が入れ替わっただけで、幽閉の被害は消えてないということか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-05-24 12:21:24) 155.内容が深過ぎて、なかなか難しかったです。 もう一度見たら、印象が変わるのでしょうか? 見ている間も、見終わってからもちょっと重苦しい印象が残りました。 【sachi】さん [地上波(字幕)] 5点(2008-01-14 01:11:35) 154.確かに心の闇を時空を越えて共感できそうな3人の女性。でもだから何?と言われたらそれまでかもしれないなと思った。出演者は主演3人以外も皆卓越した演技力を見せ付けてくれた。少し人生に疲れた女性が見たら共感できるのかな?私は男性だし、平凡でもそんな毎日が幸せなんだと生きているほうなので、中々全体像を掴んで涙するといった感じにはなれませんでした。1ヵ月後にはあらすじを人に語れなくなってそうな・・・。しかしメリル・ストリープは上手いですね。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [地上波(字幕)] 5点(2008-01-05 21:22:41) 153.《ネタバレ》 死のうとしている人たちを精神的に病んでしまった人として扱ってしまったのが共感のしようのない作品になってしまった元凶なのではないでしょうか。 これでは精神破綻者の登場するエピソードを寄せ集めてちょっと繋げただけでしかなく、この人たちは精神的に病んでしまった特別な人として捉えられてしまう。 人間は必ず死ぬ。 そして、突発的な事故にでも遭わない限りその終末には他者の幇助を要すような心身ともに苦痛を伴う生活が待っている。 このふたつの事柄を事前に知っている以上、それ以前に見切りをつける決断をするのは至極自然なことだと思う。 「生」に見切りをつけた人間とその近くに居合わせた人間の物語というのであれば理解しやすかったのでは。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 1点(2008-01-04 07:53:28) 152.さすがは「リトルダンサー」の監督!と思うけど、一言二言でまとめるのはむずかしい。生きることに悩んでいる渦中の人にはつらい作品かもしれません。 【おばちゃん】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-12 11:04:38) 151.よくわからない。何度か見れば、わかってくるのかな。。。 【コスッタルイ】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-10-25 12:23:29)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS