みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
64.あの日の出来事を忠実に再現しているわけではないという点を差し引いても、この映画の衝撃はなかなかのものでした。同じ人物を様々な角度から追い、さらに複数の人物のエピソードを幾重にも重ねることで、本当にごく普通の高校の日常風景にしかみえなくなる。そしてそんな中に突如、しかもごく自然に侵入してくる実行犯。ハッキリ言って何のメッセージも主張もない映画ですが、この映画自体が「ある日常の断片」であることを考えると、それはそれで正解だったのかもしれないです。 【とかげ12号】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-06-09 16:34:30) 63.レベルの高い映画だと思いますが、本当にあったことっていうのが恐ろしすぎる 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-29 21:36:26) 62.それなりに雰囲気はあったけど、どうも展開がダラダラしてたような気がする。思い切って一時間ぐらいのノンフィクション映画でも良かったと思う。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-10 20:29:10) 61.ガスバンサントがやりたいのだろうただ流れる時間の描写がこれは良い塩梅で効果を発して、淡白なのにはっきり緩急付いた良い出来だった。ゆっくり色々その場面について考えながら見られる映画。 【Vanilla】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-11-25 00:31:43) 60.永遠と退屈な時間を観させられた後の衝撃な事件。平穏な日々に潜んでいる恐怖、明日我が身に襲い掛かるかもしれない。そこら辺のホラーよりも遥かに怖いです。 【憲玉】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-09-22 23:13:08) 59.正直にいえば退屈だったけれど、これだけ殺伐とした気分にさせられる作品も珍しい。強い主張を感じるわけではないし、例の事件の実像を描ききれているとも思わない(そうであれば犯人の少年たちのバックグラウンドの書き込みがどうしても必要だろう)。ただただ絶望的な空気だけがあり、その意味では映画にしかできない表現だろうと思った。 ほとんどが普通の学校の映像なんだけど、日本のそれに比べると病院っぽくて温かみがない。最初から最後まで、日常生活という名の荒涼とした風景を見せられた気がする。殺人犯の二人の少年が「キスしたことがない」といってお互いの唇で感触を確かめる場面はどうしようもなく哀しい。 岡崎京子の作品で引用されている詩を思い出した。「ぼくらの平坦な戦場」ってやつ。 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-03 13:15:06) 58.エンドロールが終わっても、しばらく放心。最初に撃たれた男の子が撃たれる瞬間、犯人にカメラを向けたシーンが頭から離れない。 【ヴィン】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-22 01:47:49) 57.背筋がぞっとしました。リアルすぎて観ていてつらい。心の闇、などという簡単な言葉で片づけてはいけない。 【longsleeper21】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-30 19:12:58) 56.歩行する登場人物を後ろや前から延々と追うという撮り方とザッピングによって、実際にそこにいるような感覚や日常感は確かに高まっている。この事件を、見るものの感性任せの手法で撮ったことはおそらく正解でしょう。感じて考える映画。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-19 19:21:59) 55.《ネタバレ》 ひたすら淡々と進むストーリーと美しい映像・音楽が、事件の陰惨さを際立たせています。 仰々しいBGMや感情の描写が無い分、非常に空虚な恐ろしさが伝わってきました。 観る前にDVDのジャケット写真を見て、いろいろストーリーを想像したりしたんですが、全然違ってましたね・・・・・。 「エリーゼのために」の美しい旋律と雲の流れる空が、とても物悲しく世の中の無常さを表すかのように映し出されてていたのがとても印象的でした。 【TM】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-05-18 13:00:52) 54.これ、丸投げですね。見せ方が上手くて、引き込まれ引き込まれのめり込みのめり込み、最後に気持ち悪くなった・・・あそこにいた気分。 【ジマイマ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-01 23:34:03) 53.《ネタバレ》 すごくおもしろいわけではなかった。でも淡々と進む映画は好きです。カップルが見つかってしまって悲しかったですね。ボウリング・フォー・コロンバイン見ようと思います。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-03 06:15:01) 52.《ネタバレ》 うーん、狙いがわからない。「普通すぎるほど普通の日常」の中に突然訪れた「異常」。この「異常」を際立たせるための演出であろうか。「あっけなさ」を表現したかったのであろうか。ダイアンキートンの製作はわかりにくいなあ。3Dのゲーム感あり。「淡々と」。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 21:14:17) 51.映画としては確かに退屈。「フォーンブース」と同じ81分なのにもっと長く感じた。でも確かに今の時代って昨日までそんな兆候もない奴が、突然こういう事をする世界だから逆にリアル。色使いとかにこだわりはあるものの、説明も台詞も派手な構図も全く無い最初の1時間は眠い。でもこれが事実に基づいているという前知識があるから目が背けられない。ラストの「どちらにしようかなー」というシーンに恐怖のあまり鳥肌が立った。ゲームで人を殺す事に慣れている痛みを知らない世代の一部が巻き起こした事件を、ガス・ヴァン・サントはリアルに描いたのだと思う。学校生活なんて誰しも楽しいばかりじゃないし退屈。それをリアルに描くとこうして展開的には退屈になるのだと思う。犯人の視線での発砲も怖かった。だてにパルム・ドールを獲っていないと思う。でも何度も観返したい映画でもない。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-14 12:18:56) 50.生徒役は実際の高校生を使ってて、役名もほとんど本名だし、セリフはほぼ即興。 あんなに痛切な「エリーゼのために」も現場でアレックスが弾いてたのが良かったから採用、という具合にかなりラフな撮影現場だったみたい。しかも意味深なタイトルも同名映画から拝借したものらしい(DVDの特典映像より)。 でも要所要所で監督さんのこだわりが見えます。黄色いTシャツ、赤いトレーナー、青い空、などの色の使い方も好きです。 「観客に色々考えさせる作品にしたかった」ために、あえて”単調で退屈”な映画にした監督さんの意図をくみとれるかどうかがこの映画の評価の分かれ目だと思います。 日本でも同じようなありふれた高校生活(目立たない子を目立つ子がいじめる、というのも含め)で、あんな惨事が起きてしまうっていうのは、やっぱりあんなに簡単に手に入ってしまう銃の問題は相当なものだと思いました。 【69】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-07 15:47:04) 49.この事件に関して個人的に深い関心を持っていたのでかなり期待していた。結果として劇場で二回観た。ストーリーはただ淡々と進むだけ。そこにメッセージは存在しない。ただ、終盤の展開は事件を知っていても知らなくても誰もが見入る強烈な映像の連続である。ボウリングフォーコロンバインは「銃社会」をテーマにしたイデオロギーの提示(押し付け?)だったけれど、この作品はその対極。全てをこちら側に丸投げである。どちらが好きかと問われれば断然こっち。メッセージ性がないというのは逆を返せば、観た側に思考する余地が存分にあるということだから。劇場に二回も足を運んだのは、もう一度観て、考えたいと思ったからかも。この映画を鑑賞後何も感じない、考えない人はいないと思う。思考強制の作品。中盤に少年の弾く「エリーゼのために」はあまりに儚く、美しい。 【スペクター】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-02 01:01:54) 48.自分の考えを押し付けずに淡々と事件をカメラで追うだけという姿勢は評価すべきだと思う反面、“映画”として撮ったからには何かを意図して作られているわけで、ただの再現映像ではなく監督の伝えたいことを盛り込むべきではなかったのかと強く感じた。 【和狗】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-28 12:28:39) 47.絶望感 【やっぱトラボルタでしょう】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-23 14:16:02) 46.《ネタバレ》 何の予備知識も無く見てしまった。 メメントみたいな感じですれ違う生徒達の行動が追える場面が続き、どんな展開にもって行くんだろって楽しみにしてたら銃乱射だね。描写は良かったけど空気の味はオレには分からん。 【lllだりlll】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-10-09 17:48:48) 45.観ていく内に次々と断片的に映し出される各生徒の風景。映し方はおもしろいのだが、執拗に顔をアップにする意味は何だろう。冒頭部分から中盤にかけて映し出されるのは高校生のごく普通の日常生活のようだ。ただ、ある生徒が映し出された時から違和感というか、何か不純物が混じったなという感じがした。そしてどうもその辺りからこの映画の内容が大体つかめてくるのだが・・・。 まずこの映画には主人公というものは存在しない。監督の視点がそれなのかというとそうでもない。後ろから追い続けるカメラはあくまで我々の視点なのであって、どうやら何がどうという事ではないらしい。そして見終わって気付くが、映画の冒頭で感じた、「何故顔を執拗に撮り続けるか」という疑問に対して意味はないのだ。後に死にゆく者の言動でさえも意味は無い。この辺りが実に本作の憎らしい所だ。一見何気ないようで、ん?っと思ってしまう場面(カフェテリアでの女生徒達のいざこざや、写真を撮らせてくれと頼む場面等)は本当に何気ないだけなのだ。だが撮り方が巧いだけに、ぐっと見入ってしまう。 要するにこの映画は、良く言えば実に良く出来た再現VTRなのであるが、悪く言ってしまうと、あまりに手放し過ぎるのだ。一応、コロンバイン高校という所で起きた事件について、再現VTR巧く撮れたから、後は勝手に見といて、なのだ。もう感情がなければ思想も伝わってこない。これで何かを感じとれという方がおかしい。あ、感じ取らなくていいのかね、、 【ホーラン℃】さん [DVD(字幕)] 2点(2005-07-26 01:18:47)
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