みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
104.《ネタバレ》 うーん、長かった。それにやっぱりミュージカルは自分は得意じゃないなぁ。でもエンディング間近の蓄音機を聞くシーンがよかった。それにやっぱりハッピーエンド、Goodです。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-09 17:06:13) 103.みなさんおっしゃっているように長い。 これからはHを発音するときは息を吐かないとだめですね。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-06 14:36:25) 102.「世間でいう "名作" というものやらを、一度は観ておかないといけないだろう」 と、自分の趣味とはまったくの畑ちがいを観たのがマズかったかもしれない。観終わったあと 「いやぁ、よかった」 とか 「おもしろくなかったな」 という言葉が出るならまだしも、「つ、疲れた…長かった」 だから、映画の本質をどこまで掴めているのか、自分のことながら甚だ謎である。2時間以内にまとめれば評価も変わってくるだろうが、遅々として話も進まず、3時間も歌と踊りを見せられるのはやはりツライ。「もう一度観ろ」 と言われたら……お願いですから勘弁してください。 【マイケル・エリス】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-10-27 03:50:41)(良:1票) 101.《ネタバレ》 久々に見直したが、やはり映画史上に残る名作だと再確認。もうちょっと若い時期のオードリーだったら、なおよかったけれど、それでも彼女の魅力は十分に発揮されていた。自分が年をとったせいか、最後のシーンは涙が止まらない。また、なぜか「I could have danced all night」のところでも泣けてしまう。お金でも宝石でもなく、ほんの少しのヒギンズのやさしさに、天にも昇るほどの喜びを爆発させるイライザの健気さに胸がいっぱいになるのだ。 エンタテインメントとしてもよくつくりこまれた作品だけれども、社会文化論的な視点から見ても興味深い。社会の底辺に属していた娘が、一転して王族にも見なされるシンデレラストーリーは、いわゆる「階級変換」がテーマとなっている。舞踏会のシーンにおいて、イライザは他の上流階級を圧倒する。イギリス階級社会の空洞性がさりげなく告発される。また、ここで描かれる社会は男性優位の社会でもある。つまり、ジェンダー的にも格差があるわけだ。しかし、ヒギンズはイライザや母の前では、その威厳は微妙である。ラスト近く、母の家でイライザと口論になり、イライザが出て行ったあと、「マザー!」と叫ぶほかないヒギンズのありさまは、「教授」という社会の最高位にある人間とは到底思えないもので、わがままがきわまってどうしようもなくなった駄々っ子の姿そのものである。貧富や性差、制度的階層の矛盾といった伝統的な社会問題が娯楽性を損なわない範囲で、しかし、しっかりと取り込まれているのは巧み。 これらを図式的に見直すと、すべて既存の秩序が一度崩壊したあとに、新しい価値観が見出され、それによって初めて幸福が得られるという筋道になっている。つまり、「崩壊」と「新生」の物語である。イライザにしても「花売り娘」としての彼女は消滅し、「レディ」として新生している。「崩壊」と「新生」というテーマで、なおかつ「階級変換」が絡んでくるとなると、(作者が意図したかどうかわからないが)これはもうニーチェの思想そのものである。となると、一見、コメディ的要素も持ちながら、その実、きわめて深い内容をも含んでいる恐るべき映画と解釈することもできるだろう。 ま、そんな見方はともかく、40年前にしてすでに一つの頂点に達している感さえある忘れえぬ一作だと思う。9点也です。 【delft-Q】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-09 02:01:26)(良:2票) 100.《ネタバレ》 この作品を観るうえでは、イギリスの階級社会というものを理解していないと映画の意味がいまひとつ分からないかもしれません。イギリスは中流意識が強い日本などと比べるべくもないほど厳然とした階級社会であり、その階級により使われる言葉が違います。だから、話し方だけでその人の出身階級がすぐ分かる、それがイギリスの階級社会です。そういう目で見るとイライザが最初に話すのは単なる田舎なまりなんかではなく、下層労働者階級の言葉であることが理解できます。ヒギンズ教授により話し方から所作まで上品なしつけを受けますが、まさにそれをできることが上流階級の証なのです。原作は皮肉屋で有名な劇作家のバーナード・ショーによる「ピグマリオン」(操り人形)。物語のいたるところに原作者の皮肉ぶりがみられますね。原作では映画と少し違う展開が見られるので興味があったら読んでみるのもいいかもしれません。何はともあれ大好きなミュージカル作品のひとつです。 【kainy】さん [地上波(字幕)] 9点(2007-06-16 11:37:20)(良:1票) 99.イライザとヒギンズ教授の掛け合いがとても楽しかったです。ラストは結局どうなったのでしょう。やっぱり人間って自分に足りない部分を持っている人に男女問わず人間的に惹かれるんでしょうね。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-16 01:18:26) 98.ラストは粋だけど長尺すぎだし、粗野な花売り娘を演じてもやはりオードリーは汚れきっていない。どうせなら赤マジックでほっぺを描いたり、眉毛太くしたり、鼻水を垂らせば様になったかも。もはやコントだけど。 【丹羽飄逸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-09 20:11:51) 97.《ネタバレ》 ミュージカルはあまり好きではないが、この映画は面白い。ただしオードリー・ヘプバーンは吹替のようで残念である。オードリーが競馬場で絶叫するシーンがとっても好き。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-23 22:53:01) 96.《ネタバレ》 出演者が多いのに主演の2人以外あんまり目立ってない。前半は良かったのだが、後半がだれてしまった。ヘプバーンの歌は吹き替えみたいで少し残念。ミュージカルがあまり好きでないこともあるだろうが、あまり面白く感じなかった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-09-10 14:50:34) 95.個人的に本人歌唱じゃないミュージカルはそれだけで評価が低くなってしまうのですが、この作品については主演にオードリーを抜擢したプロデューサーの意図はなんとなく分かる気がしました。確かに彼女の歌唱力は(DVD特典のミュージカルシーンを聞く限り)お世辞にもうまいとはいいがたいのですがそれを抜きにしてもハスッパな花売り娘が素晴らしいレディに変わるシーンの変身振りはさすがと思わせるものがありました。ミュージカルの醍醐味である歌を重視するか、物語のカタルシスを重視するかの二者択一でこの映画の製作者は後者を選んだという事なのでしょうか。ミュージカルとしては個人的にはジュリー・アンドリュース作品のほうが断然好きですが、この作品のようなスタンスもまあありなのかなと思いました。 【MEL】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-27 17:06:47) 94.初めて見たのは淀川さんがお元気な頃の日曜洋画劇場でした。この方のおかげでビデオやDVDのなかった自分の子供時代でも、古今の名作を見ることができました。ありがとう淀川さん。 <変更>言葉の問題に集約しているが教育の問題なのだろう。貧民という経済格差があるだけで血筋といったものはナンセンス。経済格差が教育の格差を生み、教育の格差を血統の格差と勘違いしているというのが本旨なのだろう。つまり、ヒギンズ教授はイライザに教育を授けることによって逆襲される。教育とは人間を自立させるものであり、彼女は自立してしまった。そのことに思い及ばなかった教授は自分の中に芽生えてしまった恋心に困惑する。思い通りになる女を欲しながら、思い通りにならない女を作ってしまったのだ。フランケンシュタインの怪物と同質のものを感じてしまう。<付け足し>幕間のあるような長い映画をDVDで一気に観ると長く感じてしまう。映画の幕間は舞台の名残なのだろう。幕間の後はクールダウンのためのお話でトーンダウンするのが常道。興奮を冷まして劇場からお帰りくださいという心遣いだ。銀幕という言葉が生きていた時代の映画です。舞台芸術のひとつとして鑑賞するという観かたもあったのだろう。歌舞伎の幕の内弁当のように、幕間の間にアイスクリームを食べたりする時間の楽しいことよ。 【アホをどり】さん [地上波(吹替)] 10点(2006-06-09 13:24:45) 93.「スペインの雨」から「踊り明かそう」にかけてのシークエンスはミュージカルとして最高だと思います。僕もこの映画、アスコット競馬場のシーンまでは面白かった。オードリーのケープに包まれたような豪華な衣装、素敵でした。ただその後ガクッと流れが止まってしまったのが残念。しかもそこから結構長い・・・。皆さん当然の事ながら、吹き替えの歌声についても言及されてますが、「JUST YOU WAIT」の一部はオードリーの声ですよ!(追記)オードリーの生の歌声が特典で入っているDVDを鑑賞、久々に 本編も観ました。「素敵じゃない?」や「SHOW ME」辺りの音域なら、あくまで贔屓目かもしれないけど、オードリーの地声でも忌憚ないように思えました。昔観た時後半やけに長いなあって思ったんですが再見したらそうでもなかったです。いやむしろ後半もっと端折っちゃったら大変な事に。点数1点プラスさせて頂きます! 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-04-22 18:10:14) 92.イライザを演じるオードリーがもう数年若かったらもっと良かったとか、170分の尺は長いとか細かい不満をさておいても、後にも先にも唯一「銀幕の妖精」と呼ばれ、世界中で愛された彼女の偉大なるフィルムグラフィの1つに、このシンデレラストーリーが存在している事は本当にステキであり、「ローマ」「サブリナ」「ティファニー」と並んで彼女の魅力が存分に活かされている大作の1つだと思います。オードリーが好きだと、あのガラガラ声まで好きになってしまいます(笑) 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-03 16:16:13) 91.楽しみながら見ることができたので問題なし。後半が少しダレたけれど、まあ許せる範囲だった。オードリーのかわいさだけで見れてしまう。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-08 17:16:38) 90.「これは名作だよ、名作なんだよ」って自分に言い聞かせながら観ていた(^^; 3時間は長い。 2時間で見せ切って欲しい。 当時の感覚でこの映像を見たら、それはきっととんでもなくキレイだったんだろうな。 その映像と、素敵な音楽と、そしてオードリーの美しさ。 それだけで観る価値があるんだろう。 とは思うけど、やっぱり長い。 音楽を何度もリフレインしないでいいよね。 1コーラスだけ聞かせてくれた方が簡潔だし、印象にも残ると思う。 「男と女ってそうだよなぁ。。。」って微笑ましかったり、苛立たしかったり、悲しかったり、嬉しかったり、しましたけどね^^ シンデレラストーリーってのは、やっぱり夢があるしね^^ でも、男にはつまんないかもなぁ。。。(^^; 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-06 01:28:59) 89.ヒギンズ教授の、自分の専門分野に関しては自信に満ちているけれど、その自信が他の事には必ずしも通用するワケじゃない、そしてそれが判ってない不器用さが面白かったです。感情ですら理論で割り切れるモノだとばっかり思ってたのでしょうねぇ。あのトシなのに、いざとなるとお母さんに頼ってしまうあたり、かなりのおぼっちゃま。イライザを支配しているつもりで、きっとあの後、自覚もないままに支配されてゆくのだろうなぁ、と考えると、なんだか微笑ましく感じるのでした。あと、オードリーの声はとってもキュートで好きなので、下手でも全編彼女の声で見たかったなぁ。それにしてもスーパーパナビジョン70、テクニカラーで撮られたこの作品、当時のままのフォーマットで劇場の大きなスクリーンで見られたら、どんなにかきらびやかな世界が体験できたことか。公開当時リアルタイムに見られた人が羨ましいです。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-03 12:29:37) 88.この映画に最初に出会ってから20数年。今でも半年に一度は観てしまう映画です。歌もストーリーも芝居も、パーフェクト! 私的にはオードリーのベストです。DVDの特典映像で観ましたが、もうこの時代の映画はフィルムの損傷が酷くて、この『マイ・フェアレディ』も絶滅寸前だったとか。こんな素敵な映画を失くしちゃいけない。 【TERRA】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-26 15:41:19) 87.素晴らしい曲の数々がストーリーとマッチして3時間近い時間を全くだれることなく観られるミュージカル映画。ブロードウェー・ミュージカルの映画化ではサウンド・オブ・ミュージックのように屋外ロケを多用し映画ならではの作品に仕上げた物もありますが、本作は舞台の雰囲気をそのままスクリーンに再現していて、ミュージカル好きにはたまらない作品です。難点はオードリー・ヘップバーンがちょっと歳をとりすぎていること。せめてあと5歳(出来れば10歳)若ければイライザにぴったりだったろうと思います。あとオードリーの歌はマーニ・ニクソンが吹き替えてますが、ブロードウェー版のジュリー・アンドリュースの歌と較べると、あっさりしすぎていてどうしても見劣りしてしまいます。オードリーが全曲歌うのは歌唱力的に無理ですが、DVDに収録されている「素敵じゃない」は雰囲気があってなかなか良い出来なので、この曲ぐらいはオードリーの歌を入れても良かったんではないかと思います。まあ、オードリーが主演したことに伴う不満はありますが、繰り返し観ている好きな映画です。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-23 18:01:54) 86.自分には合わなかったです。世間の評価と最も差が出る作品となりました・・・。オードリーの吹き替えは声と演技が分裂していてシラけました。 【ダージン】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-09-17 22:58:27) 85.元は名作舞台ミュージカル。ミュージカル映画の欠点と言えば、ここは早くストーリーが進んでほしいというところでミュージカルが始まり話が止まってしまうこと。この映画も歌曲自体は名曲揃いなのだが、ストーリー自体も傑作なので出来ればもう少しサクサク進めて欲しかったかもしれない。この手のストーリーはリアルタイムにこれを見なかった人間としては、もう後の作品で何度も見ているので、むしろミュージカルな所が新鮮で評価アップポイントなのだが、やはり2,3曲、ここで止めるかよというシーンがあった。そこはカットしたらメリハリがある流れの良い話になると思うのだが、500万ドルで権利を取得したワーナーの命運を賭けた超大作なだけにやりたいことをすべてやるのはしょうがないか。ちなみに個人的には下層階級の言葉を吐くオードリーのほうが好きだ。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-31 17:05:46)
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