みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
196.《ネタバレ》 攻撃力&防御力は霊長類最強。ただ、捕獲するのは恐竜で良かったような。先住民の存在が不自然に消えていたし、コングが都会に行ってからは、あの古代島もフルムシしているのがどうもねぇ~。ようするに私はコングが暴れるシーンよりも巨大蟲や恐竜とのアクションシーンが楽しかったです。コングとヒロイン以外の人間との絡みは爽快感というより、可哀想という感情が湧いてしまい全然、楽しめない。ラストの時代を感じる閉め方は嫌いではないが決して、後味の良いものではない。CGアクションと涙ものを同時展開するとどうも中途半端になりますね。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-02-04 23:41:17)(良:1票) 195.大迫力の映像は凄いですね。お話そのものは陳腐ですし、ヒロインのアンが何故あそこまでコングに肩入れするのか理由付けとなる描写が不十分だと思いました。 【もんでんどん】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-02-03 15:18:48) 194.ナオミ・ワッツの美人だけどどこかB級っぽい雰囲気がこの映画にはぴったりでした。ただ、島のシーンが強烈すぎて、一番の見せ場のはずのNYのエンパイア・ステート・ビルではおなかいっぱいに・・・。それにしても欧米のアドベンチャー作家って巨大昆虫好きですね。かのシーンは見てられないので、はるか昔に流行った(アメリカ発の)ゲームブックでも定番だったなあとか関係ないことを思い出して気を逸らしてました。あそこを削って、NYのほうにピークをもってくればよかったのにとは思いました。でも、それでは、「ピーター・ジャクソンのキングコング」にはならないんでしょうね。あえて偏執狂的に島の恐竜やら昆虫やらを描くジャクソン監督のオタク魂こそ、この映画の真髄であり、魅力なのでしょう。何となく、アメリカの学校のクラスに1人か2人はいる目立たない男子が、この映画の押し寄せるモンスター描写に狂喜している様が想像できます。 【ころりさん】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-01-22 16:39:16)(良:1票) 193.《ネタバレ》 映像の美しさや迫力は数年前のVFXとは思えない出来で、一体どれだけ金を掛けたのか邪推してしまうほどです。しかしピーター・ジャクソンが苦手なのか、未見のオリジナルでもそうなのか分かりませんが、キャラクターの個性の付け方がとっても淡白です。唯一まともにキャラが立っていたのがプロデューサー(監督も兼任?)でしょう。乗組員の一人一人なんか何の為に微妙な設定を付けたのか分かりません。ジミーと黒人さんの件なんか心底どうでも良い。 一番気に入らないのはヒロインであるアンの描き方です。自然保護というテーマの映画だと思えるので、彼女が自然の象徴であるコングに惹かれていく事が話の筋になるのは分かるのですが、どうも彼女が自然を愛する女に見えないんです。夕日を見て「美しいわ……」とか言ってますが、そんなこと台詞で言われてもねえ。そもそも、どんな女性だって普通はあんな化け物見たら逃げ出すでしょうし、アンは始めに攫われた時に頭がおかしくなったとしか思えなかった。 映像9点、お話3点、で間を取って6点くらいが妥当かと。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-13 11:14:30) 192.《ネタバレ》 エイドリアン・ブロディの顔に惹かれました。3匹の恐竜に囲まれた時のキングコングの力強さと頼もしさは目を見張ります。島の巨大な生き物たちはキモい・・。。美しい夕景。と、さらに美しいのはナオミ・ワッツ。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-10-28 23:30:11) 191.一時間に凝縮してたらすごくいい映像として後世に称えられただろうに。。という感じの映画でした。 【コダマ】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-10-24 23:13:56) 190.劇場でこれを観たとき、すぐに、”ジュラシックパーク”を劇場で観たとき感じた事と同じことを思った。あーあ、やっぱりねー!と。これから、”アルゴ探検隊”のときに戻るのもひとつの手だな。それにしても、人間サイズのムシ、むし、無視、蟲、連中は最高最悪!!力強そう!動き早そう!ヘタすると空想死できそう。しかしあんなのに殺されたら、アッタマくんなあ!(死んでるって!)また、ごりらのイチロウをおもいだす。それにしても、なおみわっつは、スゴイ!!全く凍死するケハイもないし、それに、とび職できるよ!(エンパイアのシーンではホント、足がすくみました) 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-10-17 22:17:43) 189. 超ド級のおバカ映画なんですが、見ているうちに引きこまれてくるからアラ不思議。おすすめできるかどうかまでは定かではないけれど、少なくとも私は見てて面白かった。勘違いされると困るので、念のために言っておきますが、感動的な作品ではありませんよ。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-10-06 16:21:45) 188.《ネタバレ》 監督はキングコングではなく、恐竜島を描きたかったんだろうなあと感じられる映画でした。確かに恐竜島での恐竜大乱闘は迫力があり、見応えも十分でした。力の入れ具合も解ります。その反面、あまりに恐竜島を描くのに力を入れすぎで、島までの航海とNY編が力みすぎた蛇足と感じられ、最後のほうではもういいよ。と胃もたれしていたのも事実です。だれだれですね。幾つかの筋、すべてに力を注ぎすぎて主題が埋もれてしまったような印象でした。 【kirie】さん [地上波(吹替)] 4点(2009-10-03 15:03:32) 187.《ネタバレ》 ハリウッドの超娯楽大作のお手本のようなもの。次々と映し出されるスペクタクルに心奪われ、息つく暇もありません。主題はコングとアンの心の交流。コングがアンに惹かれてゆく様子は丁寧に描かれています。このときの表情豊かなコングは必見。アンも何度もコングに助けられた経験から感情移入してゆきます。つかの間のスケートの場面は実に見事な演出です。悲劇で終ることを知っていますから、泣けますね。島で一緒に眺める夕焼けとニューヨークで見る朝焼けは二人の愛の象徴で、本当に美しい。映像の美的センスが随所に光ってます。コングが町であばれているのを知ったアンが自らコングの前に姿を現すのは、コングを留められるのは自分しかいないことを自覚しているから。コングが最後にアンを降ろすのは、死を覚悟したから。よく出来ていますが、アンがもっとコングに語りかけた方が、より感動的になったでしょう。また、コングがアンを助けるために暴れだす脚本にすればもっとよかったでしょう。さて人間ドラマの方ですが、こちらは中途半端です。アンとドリスコルの愛が微妙。なのでドリスコルが生命をかけてアンを救出に向かう坑道に説得力がありません。元来この俳優は表情が乏しい上に生気がなく、愛とか冒険とかに向いていません。完全にミスキャストです。その点カールの表情の豊かさはどうでしょうか。欲望にとりつかれた現代人を憎いほど自然に演じていますね。バクスターはもっと悪者キャラにすれば物語にメリハリができました。ヘイズとジミーの友情はカットできます。原住民の扱いがひどいですね。孤島に住んでいれば争いがなく、平和に暮らすはずですが。途中から出なくなるのもマイナス。そもそもあんな恐竜や巨大昆虫、蝙蝠などが大量にいては人間は絶滅すること間違いありません。いくらなんでもやり過ぎです。登場するのはTレックスだけで十分です。他にも岩がコングの顔になっているとか、バクスターのポスターがいたずら書きされるとか、不要なものがある。あの船でコングをどうやって運んだか?大事なとこがカットされてましたね。普通ならコングの他に、原住民、巨大な骨、恐竜、昆虫などどれかを運ぶでしょう。どれもこれも大発見ですから。コングの島での暴れようがすごすぎたので、ニューヨークの場面では、スケールダウンの感が否めません。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-10 04:12:31) 186.《ネタバレ》 結末はお馴染みなのでそこに至るシークエンスを映像作品として楽しませてもらいました。最近の視覚効果は凄いですね。ジャクソンの悪趣味ぶりが垣間見れるのも良かったです。虫のシーンはもう二度と見たくありません。でもやっぱり最後の集団リンチは見ていられませんでした・・・。あまりにも可哀想で。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-02 01:30:51) 185.《ネタバレ》 ヒロインの生贄台まで五輪の聖火台なみに派手な、ピーター・ジャクソンのワンマンショー。ナオミ・ワッツの2代目アン・ダロウは不死身の肉体と母性愛を併せ持つが、どこか存在感が薄い。ジャック・ブラックはここでもマイペース。恐竜や巨大昆虫にも力を注いだためコングの特殊性が薄れ、重力を考えれば身のこなしも軽すぎる。エンパイアステートビルの空中戦は上空の空気感さえ感じさせ、大都会の唯一の自然である大空の描写はコングの存在の小ささも強調し哀しいほど美しい。コングの落下後すぐジャックの出番!ていうのは旧作にならっているのであっても醒めるし、オリジンに忠誠を誓ったデナムの台詞も両刃の剣。「33年版はコングとアンの心の触れ合いがあったが76年版にはなかった」って…ホラ吹くんじゃないっ!製作費2億700万ドル。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-08-15 06:56:17) 184.《ネタバレ》 島についてからはテンポも良くて恐竜や巨大虫の迫力に驚きっぱなし。アンとキングコングの感情の移り変わりも丁寧に描かれていて良かった。 中だるみも特に無いけど、それでも3時間は長い。ニューヨークに戻ってからが延々と感じて「いつ終わるの?」って思ったんで-1点。原住民のシーンは本当に必要?? にしても、フィルムに固執し続けた監督カールに特別な仕置きが無いのは納得いかん。 【ちびまり】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-05 14:18:57) 183.《ネタバレ》 キングコングが出てきて、ジュラシックパーク顔負けの怪獣や巨大生物で画面が忙しくなってきてからが面白いです。さすがピーター・ジャクソンと思ってしまいます。ナオミ・ワッツの美貌には、獣も虜になっちゃう、、、ってか!人間と獣の三角関係・・・何なんでしょう、これ。アンは気持ちが獣に傾いたり、ドリスコルに戻ったり。ズルい女。あと、コングと夕陽によるちょっと哀愁漂う場面で、「美しい」ことを共感することに固執してるアン・・・あれも何なんでしょう。良く分かんないけど、とにかくUMA(未確認動物)の迫力は無茶苦茶あるので、一見の価値ありです。にしても3時間は長過ぎw 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-04 20:55:17)(良:1票) 182.映画史上余りにも有名なキャラクターであり、“怪物映画”の原点とも言うべき「キング・コング」を最新テクノロジーを駆使してリメークしたのが、P・ジャクソン版の本作。ここまで徹底して映像化してくれれば、リメークした意義があろうと言うもの。SF映画の古典のリメークとしては、スピルバーグが「宇宙戦争」に今日的な味付けを施し、その独自の切り口と驚愕の映像で我々を魅了したのが記憶に新しいが、本作はあくまでも正攻法で描ききった、見所満載の超一級品と呼ぶに相応しい作品だと言える。ストーリー・ラインも然ることながらデティールにおいてもオリジナルと大差なく、また数々の名場面はそのまま踏襲されているが、CGでダイナミックに再現された映像は、古き良き冒険活劇としての味わいを些かも損なってはいない。計算され尽くした画面構成の巧みさと映像表現に於ける技術力とセンス。そして得意の長尺ドラマの組み立て方など、P・ジャクソンの魔法のような演出は冴えに冴える。こういったド迫力の超大作を撮らせたら、今まさに“旬の監督”と言えるのではないだろうか。特筆すべきは、やはりオリジルをも超越した言ってもいいほどの、野性味溢れるコングの仕草の数々。いかにも密林の王者らしいふてぶてしさとその雄叫びの凄まじさ、時折見せる物憂げな表情など、息づかいまでも感じさせ、CGとは思えないほどの完成度の高さである。ただ、恐竜たちの描き方は迫力あるものの、画一的で面白みに欠けるし、また谷底での巨大化した無数の虫の襲撃シーンはインパクトがあり過ぎ、恐竜たちの存在を霞ませてしまうだけで、少々余計な気もする。時代設定に拘りを見せているのは、夢とロマンが溢れていたあの時代だからこそ成立し得たオリジナルへのオマージュともとれるが、やはりエンパイア・ステートビルでのクライマックスの攻防戦に焦点を絞っていたからだろう。それはコングを攻撃するのはあくまでも複葉機でなければならないからであり、蝿を追い払うかの如く叩き落とされる複葉機に対し、ビルの頂上で雄叫びを上げるコングという構図が「キング・コング」という映画の最もシンボリックな部分である以上、最新のジェット戦闘機では絵にならないのである。エンパイア・ステートビルの向こうに広がるパノラマは“カラー作品”ならではの鮮やかな色彩設計で、コングとアンを包み込むように束の間の至福感を見事に描出している。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-07-14 23:34:43)(良:2票) 181.《ネタバレ》 …長いよ、ピーターさん。これは史劇じゃなくてコングなんだよ。気持ちはわかるけど、三時間かけて語る内容はないんですよ。ゾンビみたいな原住民とか、むしむしうねうねなんか完全自己満足の世界でしょ。削れるとこ多すぎるよ。 それにしてもあの唐突なアクロバットな演舞シーンはなんだったんだ?意味わからなすぎて笑ってしまいました。 ほんと無邪気な監督だなー。これだけやりゃ、もう満足したでしょ? さぁ、そろそろスプラッター映画を撮っておくれ。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-14 15:00:54) 180.これは心に響く良い映画だと思います。例えば、私の家の玄関チャイムは、通常は「ビン・ボゥー」と聞こえるのですが、今は「キン・コーン」と聞こえる位には心に響きます。 【あげどん】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-08 12:51:09) 179.疲れた! 【たくわん】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-02 16:22:00) 178.この映画は紛れもなく1933年の「キング・コング」のリメイクなわけだが、実のところ肝心な部分が大いに違う。それは、劇中の登場人物、そして映画を観る観客の“コング”に対する感情の相違だ。1933年版には、コングに対する“情”はほとんどない。終始「空想冒険活劇」が貫かれ、それが結果として製作者らも含めた人間の素のエゴイズムを表現している。 逆に今作には、コングに対する情が溢れている。いやむしろそれメインに描いていると言っていいだろう。そのこと自体は別に良いと思う。現代の時代性を考えても、コングをただの“怪物”として描くことは、良識的に不可能であろう。 ただしかし、あれほどまでにコングが、動物的な愛らしさを携えているのはどうなのだろう?あそこまで感情豊かに描かれては、そりゃどうやったって感情移入するし、悲劇を迎えればジワリと涙腺はゆるむ……。 果たしてそれでいいのか?やはりもう少し、“キング・コング”という“怪物”に何故か生まれてくる“情”を巧く描き出してほしかったように思う。 まあそれでも、これだけの容量で大スペクタクルを見せられては、娯楽映画として満足するしかない。ただ、ある種仕方のないことかもしれないが、全体的に“大味”な感が残ってしまったことは否めないだろう。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-18 15:30:16) 177.《ネタバレ》 見るに耐えずに本気で「ウプ」と吐き気を催した映画はこれが初めてかもしれません。恐竜の島で生きたまま巨大ワームに腕の先から頭から食われていくシーン、四捨五入でオミソの歳になって新たなトラウマが、こんなハリウッドヒット作から与えられようとは予想だにしていませんでした。CGの進化ももうこの辺でストップさせていいのではないだろうか。終盤アメリカでのワッツとゴリラ(ごめん)のスケートシーンに妙な嫉妬を抱いたのは私だけではないはずです。ゴリラのくせに……。 【らいぜん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-06-13 14:18:30)(笑:1票)
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