みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
118.《ネタバレ》 泣いたわー。 澄んだ青空に黄色いハンカチがヒラヒラ舞ってるラストではアタシもご多分に漏れず大号泣! これはまさに映画史に残る名シーンね。 妊娠した時みたいに1枚だけでもいいものを、運動会の万国旗なみにたくさん飾った女心がカワイイわー。 …序盤はウザすぎる武田鉄矢とイモっぽくてカワイイ桃井かおりにどうしても目が行きがちだけど、島さんの過去が明らかになる後半はやっぱり健さんの独壇場! 渋くて影のある雰囲気と存在感はサスガよね。 倍賞千恵子の幸薄い感じもピッタリだし、寅さんの人情味溢れる警察官っぷりも良かったわー。 それにしても…アタシは女優(キャラ)「桃井かおり」の完成度にビックリ! 姐さんったら若い頃からホントにあんな喋り方だったのね。 オホホ。 【梅桃】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-11-26 13:27:59)(良:1票) 117.《ネタバレ》 単純なストーリーと言ってしまえばそうだか、男を待っていたハンカチのシーンは心にしみる。 そして、この二人の経緯と成り行きを見届けた若い二人も、本当に心通わせるようになるのだろうと、思わせるラストシーンも素晴らしい。 DVD特典映像の監督インタビューで言われちゃったので、言うのためらわれるが、ラストの男と嫁のシーンで、抱き合ったりセずに、泣き崩れそうになる女を優しく抱きすくめて、家にいざなう男が、またカッコイイ!直前まで若者が女に抱きつこう抱きつこうとしていたから、ここは余計この方がいい。 『黄色いリボン』を観た時に知ったのだが、原作国のアメリカでは、女が出征する男に渡す黄色いリボンには、愛する男の無事な生還の祈りがこもっている、そういう思いを込めたものだという。リボンは日本でハンカチになったが、オツトメから戻ってくる男にこれ以上意義ある目印はないな。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-10-11 07:17:34) 116.《ネタバレ》 ハンカチが見えるシーンでかかる音楽がどうしても男はつらいよに脳内で切り替わってしまう。それは置いといて。。。ストーリーもさる事ながら脚本のバランスと配役が素晴らしいと思います。映像的には、健さんが帰ってきた事に気付いた倍賞さんの、昔の日本女性らしく感情を抑えた喜びの演技を遠方から撮っているシーンが好きです。健さんも昔の日本男性らしく感情を抑えた感謝の演技で、妻を抱擁するでも笑顔を見せるでも頭を下げるでもなく、控えめに妻に近づき、堪らず嗚咽し出す妻にただ困る。このシーンは最高です。当時に観れていたらもっと高い点でしょう。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-09-02 02:54:38)(良:2票) 115.ベタな言い方ですが笑いあり感動ありの最高のロードムービーでした。結構昔の作品ですが観始めちゃえば古さは感じません。3人の個性が皆際立っててとても魅力的に感じました。北海道の風景も今でこそ観るとどこかノスタルジックで素晴らしいです。それにしても健さんってかっこいいなぁ(笑) 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-08-06 22:57:36) 114.《ネタバレ》 いわゆるロードムービーってヤツですよね。 邦画でもこーゆーおもしろいの撮れるもんなんですね。 三者三様キャラクターが活きてて、とても良かったです。 なんだか自分も一緒に赤いファミリアに乗ってるような錯覚をおぼえた頃には、どっぷり感情移入完了で、さぁユウさんハンカチ見に行こうぜ!ってなモンです! 映像こそ懐かしいものを感じますが、なにか旅の持つ普遍的な楽しさが凝縮されていたような気がします。 あーどっか行きたくなってきた! 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-07-21 00:03:49)(良:1票) 113.《ネタバレ》 久しぶりに観た。 真っ赤なマツダのファミリアが懐かしかった^ ^ 結末は分かっていても見入ってしまう日本の代表的なロードムービー。 【KINKIN】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-03-24 06:46:13) 112.《ネタバレ》 古さを感じるが日本を代表する名作。前半が喜劇だからこそ健さんが黄色いアーチをくぐった時の感動が大きいんですね。終始落ち着いた雰囲気を押し出した高倉健渋すぎ! 【獅子-平常心】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2012-02-22 22:02:30) 111.この映画と比較的よく似た「遥かなる山の呼び声」を見るまでは感動的で大変良い映画だと思っていた。しかし、「遥かなる山の呼び声」を見てからは、「幸福の黄色いハンカチ」がずいぶんつまらない映画に思えてきた。高倉健はよしとしても、お供の二人がどうしても鼻についてしようがない。倍賞さんの出番も少ないし・・・。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-02-10 21:42:37) 110.山田洋次監督で、高倉健、倍賞千恵子コンビ+武田鉄也といえば「遥かなる山の呼び声」があるが、「遥かなる~」の方が高倉健の使い方としては正しい気がする。こちら「幸福の黄色いハンカチ」の高倉健は欽也から「女々しい」と説教されるくらい煮え切らないところがあって魅力は劣る。欽也もいけ好かない奴だが、だからといって車に乗せてもらっている立場で、態度がでかいのも何か違う気がするし。まぁ、何だかんだでハンカチには感動させられたんだけども。倍賞千恵子の幸薄女役は本当に上手いな~。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-09-20 20:31:38) 109.ロードムービー形式のラブストーリーもの。 武田鉄矢のキャスティングが良かった。彼がコミカルでいい味を出しているので、 "黄色いハンカチ"という、およそ健さんとは似つかない臭い演出を随分と和らげている。 映像が古臭く、全体的にセンスの良さも感じない。 脚本も演出も完成度は高くないのに何度も観てしまうのは、単純に面白いから。 山田監督らしく、ラブストーリーに人情劇をうまく絡めたお薦めの逸品。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-08-14 07:40:31) 108.《ネタバレ》 子供の頃に見て「面白い!」という記憶があり、最近観てもかなり面白かったです。やはり高倉健の演技力・存在感はすごいですね。細かいところの演技も印象に残りました。冒頭の食堂でビールを飲むシーンの時、少し震えるところや、旅館のふとんで寝るシーンで、刑務所を出たことの喜びを実感させる演技は、子供心にも「役者ってすごい!」と思わせてくれました。途中、昔の歌声喫茶にいたような人達が「銀座カンカン娘」を演奏するシーン、あれはいったい何の目的があるのか、未だにわかりません。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-07-20 22:24:09) 107.《ネタバレ》 子供のころ、映画館で見たことがあり、最近DVDが出たので、借りてみました。 みんな、若い。けんさんもてつやもかおりも。 それに面白い。こんなに面白かったっけ。 子供のころには気がつかなかった「にやり」がけっこうてんこ盛りでした。 ちょっとくさいけど、それも含めて、昭和コメディ映画の傑作。 こういうテイストの映画、もっとみたいなあ。 【ひであき】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2011-07-11 03:54:38) 106.もうこれは健さんのカッコ良さにつきます。 【noji】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-04-23 09:36:28) 105.一言で言うと、B級ロードムービーでした。 武田鉄矢はノリが軽い若僧、桃井かおりはそのままの印象、高倉健も不器用ですからのそのままの印象(この作品で不器用な男キャラがついたのでしょうか)でした。 この3人が、北海道で知り合って、一時旅行するという話で、高倉健が喧嘩して人を殺していて、刑務所から出てきて別れた奥さんに合うという話でした。作りが全体的にあまいが、かるいのりで見る分には、ちょうどいい映画だと思います。 高倉健は、喧嘩が強いのはいいが、相手の頭をもって車や地面にぶつける癖が5年たっても、抜けていません。またいずれ人を殺すでしょう。人を殺したのに、5年で刑務所をでれるのが案外不思議でした。こんなもんなのでしょうか。 ばいしょうちえこはきれいですが、肌がきたないのが気になりました。 ラストシーンの黄色いハンカチのシーンが、感動するのだと思って期待して見ていましたが、全く感動せず。やっぱり作りのあまさがあるせいだと思います。 【杉下右京】さん [地上波(邦画)] 5点(2011-04-17 07:57:56) 104.《ネタバレ》 予想と違ってほぼ前編を通して北海道を舞台にしたロードムービー。 軽いノリの武田鉄也の存在でB級映画っぽい前半が終わり、 次第に高倉健の深刻な背景が浮き彫りになってくる後半、 そしてラストの爽やかさで後味の良い作品。 倍賞千恵子の寅さんシリーズとはまた違った女の部分を見られたり、 少しぶっとんだ桃井かおりがいい意味で高倉健との対比で良さを出している。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-04-14 22:37:19)(良:1票) 103.《ネタバレ》 一番素晴らしいのは、現在の倍賞千恵子を最後まで見せないという演出。それと、最初は新品のファミリアが、段々と汚れていくところ(登場人物の成長を象徴している)。武田鉄矢は、演技は素人同然だが、必死さと懸命さは伝わってくる(この映画の時点で、彼は、「『母に捧げるバラード』で一発当てて即座に消えただけの一発屋兄ちゃん」にすぎず、生活はアマバン時代よりも悲惨だったのです)。桃井かおりは、前半は変に力が入っていて鬱陶しいだけ、後半は良い。あと、全体的に、方言の統一がまるでなされていないのが難点。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-25 01:23:26)(良:1票) 102.鉄也、百姓を馬鹿にしすぎ!!! 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-01-12 02:18:19) 101.高倉健と倍賞千恵子のコンビに武田鉄矢と桃井かおりの共演は、個人的にちょっとなじめなかった。 山田洋次監督とのトリオなら「遥かなる山の呼び声」の方が好きです。 【きーとん】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-07-21 22:51:38) 100.《ネタバレ》 70年代初頭のトニー・オーランド&ドーンの「幸せの黄色いリボン」という全米№1の大ヒット曲(これがいい歌!)を聞いた山田監督が本作のアイデアを考え出されたそうですね。 この曲は刑期を終えた男が故郷で待つ女の元へ今でも自分を待っていてくれるなら目印に樫の木に黄色いリボンを結んでおいてほしいと手紙を出す。故郷に戻るバスの車中、目印の黄色いリボンを怖くて自分の目で確かめられずにいたら樫の木に数え切れないほどの黄色いリボンが結ばれており、バスの中が歓喜に包まれたというアメリカで語り継がれる実話に基いた3分ちょっとの歌。 これを山田監督は人生の行くあてをほんの少し見失いかけた若い男女を登場させ見事に日本流のストーリーを創り上げました。国民性や価値観は違っても人の心に響くモノは万国共通なんですね。台詞なんていらない、車中で見守る若い2人と同じ目線で再会する様子を遠くからそっとカメラが捉えるラストも何度観ても感動します。 ムサ苦しくて脚が短くてダサくてカッコ悪い青年を演じた武田鉄矢(武田さんゴメンなさい!)、これもアクが強い人物像を見事に演じた桃井かおりの二人。健さんの存在感に負けていない素晴らしい演技でした。 【とらや】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-06-22 21:12:12) 99.《ネタバレ》 確か 部屋の壁や天井には真っ赤なランボルギーニのポスターがびっしりと貼ってあったのに、現実的には真っ赤なファミリアで満足している鉄矢の姿が現実感を与えてくれて なんだかホッとする。しかも新車って事になっていますが、既にしょっぱなから新車に見えない 既に中古に見えてしまったフェンダーミラーの真っ赤なファミリアが なんだか愛おしくもおかしいですし、このファミリアの発進こそが この物語を小気味よくスタートさせてくれるのです^^ 正直、健さんの大失態的な過去には同情できませんが、そんなことはお構いナシにファミリア号は勝手に幸せ方面へと加速してゆくのです。ナビゲーターは鉄矢です。 鉄矢ファミリア : 鉄矢桃井ファミリア : 鉄矢桃井高倉ファミリア : 高倉鉄桃ファミリア : 高倉倍賞合体 : 終点鉄桃?。バランスでいうとこんなとこでしょか。 【3737】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-01-04 21:01:12)
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