みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
259.《ネタバレ》 ここまでベタを押し通せば、それはそれで芸ですね。 キャストも脇役に至るまで奮闘が光っていて、日本アカデミー賞を当時独り勝ちしたのも、今となっても頷ける出来。 CGやらVFXやらが、わざとらしいというか、恩着せがましくなるくらいの、俳優陣の演技でした。 映画に「技術」は大切なファクターかもしれませんが、 良い本と良い演技があれば、それだけで映画は成り立つ。 日本映画も捨てたもんじゃない。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-02-01 00:16:25) 258.《ネタバレ》 高評価を否定するつもりはない。でも、この作品は自分の琴線に触れたと多くの人に錯覚させることに長けた作品に過ぎぬ。それは「映画」として感動を享受しているとは自分には到底思えない。昭和33年、この時代はこうだった、ああだったというような表現(映像・小芝居)に終始し、掃いて捨てるほどある話の羅列がベタで恐ろしいほど貧弱であることに裏付けされている。これほど評価が高い割に内容が無い作品も珍しい。この映画の「話」で錯覚感動を認めるほどの度量を自分は持ちあわせていない。それでいい。 【monteprince】さん [映画館(字幕)] 2点(2012-01-22 01:08:23)(良:1票) 257.タイトルだけは知っていて、全く興味はなかったのですが、たまたまTVやっていて観賞。観れてラッキーでした。ベタな展開でもいいんです。演技もストーリーも素晴らしく久々に感動して心が洗われたたような気がしました。続編もやるみたいなので、ぜひ観てみたいです。 【N.Y.L.L】さん [地上波(邦画)] 9点(2012-01-19 09:19:36) 256.戦後のどん底から再び先進国へ、日々豊になる生活と、あらゆる可能性に満ちたある意味アメリカよりも「自由の国」であったあの時代の風景と空気を、東京の下町の庶民の生活を通して再現。庶民としての視点に自分が置かれるというのが最大の魅力で、家にテレビが到着するのを共に心待ちにし、冷蔵庫、洗濯機と生活レベルが向上していくのを共に体験、そして完成していく東京タワーを見ながら、劇的に成長していく国と共に伸びていく可能性を感じる。あえて三種の神器に感動する家族、長嶋の真似をする子供や、テレビに集まり力道山に熱狂する民衆といったある意味ではステレオタイプとも言える昭和感を時系列的に映像化してしまったことで、その昭和感は語り草から体感的なモノへと昇華されている。それにより実現した空気感、すなわち進行していく時代とそこに生きる臨場感は、実写の記録映像では逆に表現できない映画ならではのもので、そこにこの映画の存在価値がある。一方で当たり前のように街を行きかう都電、躍動感と重量感に満ち溢れる姿で鉄橋を渡る東北本線C62晩年の雄姿、東北人の郷愁の場として隆盛を極めていた当時の上野駅の賑わい(建物は現在と変わらないところが余計に感慨深い)を日本映画史に残る渾身のVFXで見事に再現し、発展で「過去のもの」となる対象への懐古まで想起する。これほどまでに画面が切り替わる度にワクワクさせられた映画はかつてなかった。戦後、昭和、高度成長期という「空気感」を表現するためベタベタな昭和人情的ストーリーがついているが、そのベタベタの古い日本的価値観の集大成のようなストーリーがまたほほ笑ましい。アメリカ的価値観の集大成であるアルマゲドンがアメリカ人を扇情させたように、この映画は日本人のノスタルジーをとことん扇情する。日本人でよかったとまで思わされる。これほど郷愁に満ち溢れる気分になったのは初めてである。どれほどストーリーがベタで臭かったとしてもこれは傑作と言わざるをえない。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-01-17 08:10:33)(良:2票) 255.《ネタバレ》 ベタだけど好き派です。前回観たときとは別なシーンで、またこみ上げてきました。前半、コミカルすぎる吉岡氏ですが、淳之介をひっぱたくシーンと指輪のシーンで挽回していましたね。 【なたね】さん [地上波(邦画)] 9点(2012-01-14 16:05:51) 254.どうしてこの映画を見ると涙が止まらないのでしょうか…いつから日本の歯車が狂っていったのか…もう一度、貧しかったけど明日への希望に満ちていた美しいこの頃を顧みたいと思います。昭和30年代以前の生まれの人はたぶん号泣すると思います。 【イサオマン】さん [地上波(邦画)] 10点(2012-01-13 23:10:40)(良:1票) 253.東京タワー建設に新幹線、そして東京オリンピックへと進みゆく昭和30年代、ラジオがテレビに変わり、洗濯機、冷蔵庫と生活が充実していった反面、六子さんのような集団就職もあった。そういったなつかしき時代の東京下町を実によく描いたドラマだと思う。素直に感動した。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-12-26 22:29:29) 252.この作品の子供に感動。東北から集団就職してきた女の子や親から育児放棄された子供など大変な環境下にありながらがんばって弱音を吐かない姿に涙涙。 【たこちゅう】さん [地上波(邦画)] 8点(2011-12-15 00:54:11) 251.昭和30年代の懐かしい匂いが画面から漂ってきて、 郷愁とレトロ感をたっぷりと刺激してくれる、ひと言でいえば人情映画。 もちろん、ベッタベタのシーンもしっかりと用意されている。 寅さんのような個性的なキャラはいないが、当時の家族の姿や生活様式がちゃんと描かれていて、 あくまで昭和の雰囲気を楽しむための映画、と割り切ればそれなりに楽しめるとは思う。 映画タイトルの通り、オレンジ色のイメージがやたら強い映画だった。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 3点(2011-08-10 18:44:22) 250.見えない指輪をはめた手をかざして「綺麗」とつぶやく小雪。 このシーンだけでもう感涙、感動、感激、胸一杯。 甘いと言われようが、クサイと言われようが、こういう純愛には目がないんです。 一歩間違えたら、陳腐な泣かせ映画になりかねなかったこの作品には、50年後の今にも通じる普遍的なメッセージが込められており、それが昭和の空気感にぴったり治まったのが多くの人の感動を与えた所以だろう。 それにしても蓮っ葉な役をやっても、ひたすら清らかに美しい小雪って、スゴイわ。 CGと懐古趣味が売りの泣かせ映画でしょ、などと、公開当時に劇場で観なかった自分をみっちり叱ってやりたい。 そして、こういう映画を観て、まだまだ感動できる自分を褒めてやりたい。 【poppo】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-08-02 14:01:37)(良:2票) 249.以前にも見た作品ですが、久々に見ました。以前は私に子どもがいなかったころに見ましたが、親になった今 見ると、前回とは違った意味でよかったです。すごくベタな映画で、ケチのつけどころはいくらでもあるけど、それでもノスタルジーに引き込まれるようにして見ました。このころは希望に満ちていたんだなあ、2011年には放射性物質の恐怖に日本中がおびえるとは考えてもみなかったんだろうなと思いました。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-06-09 21:57:11) 248.確かにベタなお話。しかし描かれている時代には日本人を惹きつける何かがあるようだ。VFXによる映像にも特に違和感はなく、すんなり入っていけた。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-05-09 21:03:29) 247.サンタさんのシーンが特に良かった。 ベタベタの感動モノであるが、俳優陣の演技力もあって、素直に泣けた。 堤真一、薬師丸ひろ子、三浦友和、小雪の演技が特に素晴らしかった。 VFXも過剰すぎず雰囲気があり良かったが、少しBGMの音量が大きすぎるかな。。 良作だと思います。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-28 04:11:56) 246.ベタでいいんです。人をちゃんと描けていればそれでも感動するんです。 【akila】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-02-21 20:37:00)(良:2票) 245.評価の高い作品ではありますが、あたしは非常に疑問。 この映画が評価される部分って映画そのものの良さというよりは、CGの出来だったり、泣かせの部分だったりする気がするのだけど、あたしから観れば胡散臭い感じが物凄く漂っていて嫌なんです。山崎自身が原作の漫画に対して、大体こんな感じだったんだろ?みたいな自身の受け取り方をそのまま映像にしたようにしか見えなくて、正直気分が悪かったです。原作を知っている人であれば分かると思うのですが、原作は別にノスタルジックな部分よりも、もっと当時の家庭の根本的な部分についてを描いていて、だから根強いファンがいる訳なのですが、この映画に関しては、そうした部分にたいしての掘り下げが浅いんじゃないかな?2時間ちょっとではそこまで掘り進めることが出来ないなんて筈はありません。そうした映画をあたしは何本も観てますから。そう考えてしまうと、この映画に高い評点はどうしても付けることが出来ません。 【奥州亭三景】さん [地上波(邦画)] 2点(2011-02-06 14:31:14)(良:4票) 244.この映画がどうしてここまでウケているのか理解に苦しむ。 自分は昭和37年生まれなので、この映画の時代をリアルタイムで感じた世代より少し若いが、それを差し引いてもこの映画を見て何の懐かしさも感じない。 これが「男はつらいよ」シリーズあたりだと確かに時代の「空気」を感じ、見ているうちに胸が熱くなるような郷愁の思いを抱くのだが、この「三丁目の夕日」はどうも嘘臭いのだ。 「男は・・・」シリーズは実際にあの頃に近い時代に作った映画だから仕方ないと言われればそれまでだが。 CGは確かに良く出来ている。当時の風俗も「見た目」はうまく再現されているので、「昭和博物館」といった趣はあるが、単にそれだけ。さっきも言ったように「空気」が感じられないのだ。一所懸命に作ったのだろうが、あの時代を知らない世代が資料だけ集めて仕上げた映画のように見える。 さらに、ヒチコックを真似たカメラワーク(この映画においては逆効果だったと思う)といい、やたら臭いストーリーに至っては、押し付けがましさまで感じて、不愉快にさえなってくる。 「な、この映画いいだろ?あの時代ってこんなだったよな。いい時代だったと思うだろ?この映画に感動しなきゃ日本人じゃないよな?」的な。実際、あの時代そんないいことばかりじゃなかったはず。そのあたりあの時代ならではの「悲哀」がもっとうまく表現されていれば少しは感情移入できたかもしれない。キャラクターもまるで漫画。 とりあえずCGに対して1点献上。 【Twitter: U1_Japan】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-02-05 21:56:15)(良:2票) 243.《ネタバレ》 心温まる映画ですね。直撃世代ではないので実感できないエピソードもありますが、昭和や子供時代へのノスタルジーは十分感じました。残念だったのが、ラストで吉岡秀隆の元へ淳之介が戻ってくる展開があまりに出来すぎで・・・。あと、堀北真希ちゃんの魅力に気づくのが5年遅れました。 【でこうさ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-18 15:34:20) 242.《ネタバレ》 『携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう。』 本作のキャッチコピー。文面通りに受け取るなら、現代の恵まれた物質社会へのアンチテーゼ といった所ですか。 して、この映画に描かれているのは何ですか?テレビ、電気冷蔵庫、楽になる生活に一喜一憂する人々の姿。結構。大いに結構。生活が楽になる。人々が喜ぶ。良い事じゃないですか。まぁ、いわゆる「三種の神器」の描写は高度成長期寸前の日本を描くのに最も簡単で適切なんでしょう。でも結局言いたい事は「あの時代、物は無いが心はあった」って事なんですか?あべこべじゃないですか? そもそも、当時の人々が今と比べて「心が豊だった」って本当ですか?旧式冷蔵庫なんか人に譲る選択肢も当然ある筈なのに、すぐにゴミ捨て場行き。心の豊かな人間ならもったいない精神を働かせてみてはどうですか? この一連の描写から読み取れるのは、日本人は昔っから物質依存だったんだねぇ、という事ぐらい。個人的には物質依存の何が悪いんだ、と言いたいですが。 描かれている世界観は陳腐な昭和で、そのままアニメの「妄想代理人」や「オトナ帝国」などに登場する"虚構の昭和"にそのまま当てはめられそうなもの。山崎監督は昨今の経歴から、当時少なくとも「オトナ帝国」は観ていたのだろうと推測するのだけれども、その上でなぜこのような映画を撮ったのか理解に苦しむ。 まぁ、紋切り型の人物設定も、全体的な演出が大げさ&甘ったるすぎなのも、すべて"ファンタジーの為に"狙ってやってるのだとしても、いくらなんでもキレイすぎやしませんか?「こういう時代があった」って言うのなら。 あとCGのデジタル美術、邦画では出色の出来なんでしょうが、映像で説得力を持たせられるレベルにはまだほど遠いんじゃないですか?単純に技術だけの問題でなくて。映像が凄いというなら、過度な説明台詞はせずに映像で語ったらどうですか? 端的に言えば、高い制作費の安いドラマといった印象。内容が嫌いというよりも、制作姿勢が嫌いです。 【¥$】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-12-17 18:38:14)(良:1票) 241.CG等の合成が綺麗で、見ていて違和感を感じることなく昭和ノスタルジーを描くことに拘った点は他の邦画のヒドさと比べると映えます。「昔はよかった」みたいな描き方じゃないのも好感。ほのぼの。それ以上でもそれ以下でもないです。 【reitengo】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-12-17 14:49:36) 240.建設中の東京タワーが前方にそびえる大通りがCGで再現されているが、物語の舞台となる街並みはえらく作りものっぽく、なんじゃこれ、と思っていたのだが、鈴木オートのぶち切れ演技でようやくこれはコメディなのだと気付き、そうなるとどこから見ても嘘っぽい街並みがこの大袈裟な芝居で綴られるコメディに妙に合うではないかと。むしろ時折挟まれる東京タワーを眺めるCG大通りのほうが浮いている。全体的な照明の暗さはこのCG部分との差に違和感を残さないためなのかもしれない。もしそうだとしたらこのCGのせいで映画はめちゃくちゃにされたことになる。薄暗い明度が合っていたのは三浦友和がたぬきに化かされたシーンのみ。コメディには不似合いだけどこの時代を描くにあたって眼をつぶるわけにはいかない戦争の傷跡をちゃんと入れていることを評価したい。またこのシーンが後のサンタクロースのシーンに深みを与えている。セリフ過多で進行する中、言葉少ない三浦友和が良かった。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-11-15 14:03:41)(良:1票)
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