みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
89.中途半端で消化不良を起こしそうな映画です。前半はおもしろいですが結末や過程など 説明不足だと思います。もしかしたらその部分は観客に想像させる意図かもしれませんが。 【ミッド】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2009-07-04 02:41:50)(良:1票) 88.シャープな映像感覚、ユーモアと社会風刺に富んだ流れるような台詞回し、全編通してスパイク・リーらしい映画世界には中だるみなく引き込まれる。伏線をおおいに孕んでいそうな“強盗計画”の展開により、その吸引力はさらに強まっていく……。 が、最後の最後でどうも乗り切れないというか、今ひとつこの作品が持つストーリーとしての「解放感」を得ることができなかった。ストーリーに説得力がないとも言えるかもしれない。 たぶんそれは、主要人物たちの掘り下げ方がどこか中途半端で、軽薄だったからだと思う。だからラストの顛末に、明確な「意思」や「ドラマ性」が生まれていないんだと思う。 ものすごく映画としてレベルの高い雰囲気を出していただけに、残念だ。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-06-24 15:24:33) 87.ラスト10分前までまではとっても面白かった。どんなサプライズあるんだろうかとワクワクもした。なかったけど。ただ結末にかけて尻すぼみ感は否定できないなあ。もう一ひねりあったら傑作になったかもなんだけど。 惜しい! 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-06-07 14:19:37)(良:1票) 86.物語の骨子は悪くないんですが、演出の弱さ、展開の遅さ、すっきりしない結末などで点数を下げています。それでも、アイデアやなかのキャラクターちょっとしたユーモアなど十分楽しめました。 もう少し展開や演出を良くし、背後関係をもう少し語ってくれたら化けたと思われ。 【ぬーとん】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-03-22 15:41:50)(良:1票) 85.《ネタバレ》 どこかで見た事があるような作品。もしかしたら一回見たのかもw結局は犯人も刑事も最後には得をして終わるという独特な感じです。盛り上がりが少ないのが欠点。 【映画】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-10 21:03:44) 84.《ネタバレ》 スパイク・リーがクライムアクションを撮るとこうなるんですね。NYなんだから不特定多数を人質にとれば多様な人種がいることは自然なことで、彼としてはこのネタが本来の意図だったのかなと思いました。というか、エスニックネタが少々しつこすぎて、肝心の銀行強盗のディティールがいま一つだったのが残念です。皆さんが指摘の通り、「結局インサイドマンは誰だったの?」というのが率直な感想です。デンゼル・ワシントンの演技は最高でした。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-28 23:49:52) 83.《ネタバレ》 いまいちスッキリしない。人質に犯人と同じ格好をさせるってのもどこかで見たアイデア。単純に犯人VS警察の構図で鮮やかに犯人が人を食った計画を成し遂げるって感じの方が楽しめるのではないか。そこに権力者達が深く関わってくるのにはその裏事情の描写が足りなかったと思う。惜しい作品である。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-18 12:05:13) 82.《ネタバレ》 人が死なないところが良かった。そして一斉に同じ服を着た人質がわらわら散って行くところも印象的だった。突っ込みどころも多々あった気もしてがそれを含めても、良かったです。 【にう】さん [試写会(字幕)] 7点(2008-10-17 19:21:54) 81.《ネタバレ》 銀行強盗の手法のアイデアとしては、いままでになかったオリジナリティーを評価できる。で、監督がスパイク・リーなので、ついつい裏の意図まで読んでしまうのだけど、結局、だれがインサイドなのだろうか?もちろん銀行の中の強盗たちもそうだけど、ほかならぬすべての登場人間が、金銭で動く社会のインサイドにいて、そのなかで役割を演じるしかないということを言っているのではないだろうか。最後にデンゼル・ワシントンが昇進したのは、かれが取引を受け入れたのではないとおもう。たとえ銀行の会長がナチとつるんでいたとしても、その銀行を行政としてつぶすわけにいかないから結局だれもその会長を裁けないという事情による。それが今のアメリカの現状であるということを、リー監督は言っているような気がして、その辺の風刺の効き具合も考慮して6点献上。絶対外せない名作ではないけど、見たら結構楽しめる映画だと思う。 【wunderlich】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-20 09:29:00) 80.《ネタバレ》 内容も音楽もよかった。 普通に休日にみる映画としては合格点でていると思う。 でもなんかすっきりしないよね。それはあの警官が 取引して昇格したから。全員が悪者になったら救いよう がありません。 【K2N2M2】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-07-14 14:21:45) 79.《ネタバレ》 アメリカ映画ってよりアメリカ文学(スリック誌系)を思わせる知的な作品。とにかく観ていて楽しかった。スパイク・リーはお堅い政治的な告発から距離を置いて、「こりゃもうダメだわ」的な、開いた口が塞がらないってなスタンスでカメラを回していく。だから本当に楽しめる。 まず冒頭7分目にして銀行強盗開始、っていうスピード感が楽しい。 画面にシンクロしまくっているトボケた音楽が楽しい(『サブウェイ・パニック』を意識してるね)。 そして最近食傷ぎみな感じもする「日常で勃発するイラク的状況・グアンタナモ的シチュエーション」の描き出し方。この映画では他作と一線を画して、この映像表現の他人事っぷりが可笑しくてならない。犯人の出したクイズで、バカみたいに熱くなって激論するあたりなんか、まさにアルカイダを巡るマスコミの右往左往を見事に戯画化してますな。金庫室でのゲームや、終わり近くのジュリアーニ市長ネタもキレがいいです。 イラクを巡る状況に酷似する場面がいくつもいくつも意外なアレンジで登場する本作だが、白眉はやはり「それから60年後」の状況まで詰め込んである点だろう。今は看過してしまうような悪事の横行も、半世紀後には実を結んで花が咲き、その悪臭が当事者たちを苦しめる。今起こっている問題より、複雑で根深くて、社会の根幹に食い入る話だと思う。ここのパートの探偵役にジョディ・フォスターを当てた監督の慧眼には頭が下がる。当人も嬉々として演じてたみたいだしね。 映画発表当時から時代は下り、今はこの映画を「サブプライム的状況が画になった」と観る事もできる。怪しくても裁けない…損切り不可能な社会状況のやるせなさも、この映画の独特の苦味だろう。 やはりこれは、屈指のシナリオの良さが魅力の大きな部分を占めているんだな。久々に(スリック誌の)ニューヨーカー的インテリジェンスを画面から感じましたです。 【エスねこ】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-04-05 17:12:43)(良:2票) 78.《ネタバレ》 皆さん期待が大きいせいか辛口ですね。私はそこそこ楽しめたけど。が、皆さんおっしゃるとおり、自分の弱みとなるものを処分しないで、大事に保管しとくってのはちょっとありえないような気もしますが、自分の今の成功の原点という「記念品」でもあるので、処分できなかったのかな?単純に被害届けの出せないダイヤ目当てで、そっくり頂くならスッキリするんだけど、最後に指輪残して正義感ぶるのはどうも好かないな。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-24 01:33:50)(良:1票) 77.長くて中だるみもしましたが、まあまあ楽しめました。スパイク・リー監督なので色々、メッセージ性もあるのかもしれませんが私は単純に洒落た?会話(やりとり)を楽しむ位しかできませんでした。 【より】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-22 02:58:28) 76.結局何がしたかったんだー!壮大なリハーサルを観せらた感じです。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-03-04 23:59:43) 75.《ネタバレ》 スパイク・リーだったんだ、スタイリッシュでした。キャストも良いです。この人だけは誰がなんと言おうと清廉潔白といえる人皆無というのが結構良いわ。 もうね、クリストファー・プラマーが会長役で登場したとこから普通の銀行強盗VS警察の話じゃないことはわかりました、怪しすぎるもの(笑)でもナチスが出てきたときにはちょっと過去に遡り過ぎのような感じがしないでもなかったですが、ただあの老人はユダヤ人ですよね?ラストに車の後部座席にも乗ってましたよね?そしてダイヤ。因縁めいたものを感じ、ニヤっとできました。ところでインサイド・マンは誰??ん~~これは流血無しの復讐が目的ってことですか。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-21 18:49:46) 74.《ネタバレ》 私も一見した後では疑問が残りました。ここのレビューと他サイトをいくつか見た結果、大体下記のような内容なのではないかと思いました。 首謀者:銀行内に隠れていた犯人を迎えに来た車に乗っている老人が首謀者(インサイド・マン)、おそらく会長が銀行を創業する前からの片腕的存在ではないでしょうか?(だから会長の過去を知っている。) 狙いはダイヤのみ、書類と指輪は会長に事件を追及させないための保険。但し、何故 今更なのかという点が疑問(証拠の隠し場所が最近ようやく分かった?、最近仲違いをした?) 弁護士:会長に雇われたが、犯人から会長の過去を聞かされ 逆に会長をゆする。(会長は忌々しげに小切手を渡し、イラつく。) 会長:証拠を握られているので犯人を追わせる事が出来ず、警察に事件を埋めさせる様 圧力をかけざるを得ない。 刑事:犯人からは結婚資金用のダイヤ、会長・弁護士からは過去の事件(濡れ衣?)のもみ消しと昇進を得て、会長告発を強く訴える気を削がれる。 大体納得はいきましたが、何故今更という点と会長は何故証拠を破棄してしまわなかったのかという重大な点の説明がなく物語として弱いと感じました。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-01-20 21:46:45)(良:1票) 73.痛快 【NIN】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-10 04:17:08) 72.ちょっとうまくいき過ぎじゃない? 【ジダン】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-17 18:50:07) 71.《ネタバレ》 逃亡プランは最初からネタバレしていますし、獲物の持ち出し方も、冒頭で示唆されています。ですから事件の外観はよく分かる。でも真相は不明な部分が多い。そこで自分なりの想像を含めて、事件の全貌を整理してみます。犯人の狙いは現金ではなく、会長のお宝でした。貸金庫に眠る大量のダイヤモンド。ナチスの資料は、立て籠もりとダイヤ窃盗を刑事事件にさせないための保険。弱みを握られている会長は、秘密保持のために事件にさせないはず。ただし人質が死んだら話は別。そのためのモデルガン。倉庫に隠れる発想は面白いですが、行員に気付かれる可能性は高い。にもかかわらず実行に移せたのは勝算があったから。トイレをつくる余裕まである。その自信の源こそが「インサイドマン」。貸金庫の存在と中身を知る人物で、計画の立案者。古参の会長側近で要職にある人物と推測します。彼の力があれば、倉庫は安全なスペースに変わります。ちなみに実行犯は4人。お宝を持ち帰った車の中は5人。多い1人が“彼”。会長のもう一つのアキレス腱は指輪です。「指輪を追え」は、会長の過去を追えということ。このメッセージを警察に送った理由。そこには“復讐”“制裁”の意味が垣間見えます。証拠を手にした犯人と、秘密を探る警察からの挟み撃ち。会長の精神的苦痛は甚大です。犯人の安全を確保するだけなら、ここまでする必要はありません。もっとも会長は、こんな日が来るのを待っていたのではないかと。書類や指輪を捨てられない。つまり自分の行為を割り切れていない証拠。そこに会長の良心が見える。なお、犯人が指輪の秘密を託す相手は“知りえた事実をマスコミに売ったりしない”真面目な警官でなくてはなりません。秘密が公になったら切り札の価値が無くなってしまう。そのお眼鏡に適ったのがデンゼル。結果彼は、スキャンダル回避と昇進と一粒のダイヤを手に入れます。彼が直接要求した見返りではないと思います。でも予想していなかった訳でもない。会長もジョディも、人の弱みに付け込んでのし上がった人間。残念ながら正直者はバカを見るのが現実です。デンゼルが受け取った報酬は正当とは思えません。でも彼ら“成功者”よりは随分マシ。インサイドマンの顔が明らかにされないのは、物語の欠点だと思います。でもその分解釈に幅はある。例えば“神”や“良心”と呼ばれる心の内にあるもの。それもまた、インサイドマンと言えないでしょうか。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-11 19:32:36)(良:3票) 70.焼いて塩コショウだけすれば普通においしいく食べられるもんを、色んなもんまぶして、いじくり倒して、最後には、わけわからん味にしてしまうというのが、スパイク・リーらしいっちゃらしい。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-09-26 01:39:41)(良:1票)
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