みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
29.いや、何よりもまず黒澤作品をリメイクしようという森田芳光監督らを評価したいですね。ただでさえリメイクはオリジナルに絶対に適わないうえに、時代劇なんか誰も見向きもしない今の時代に(公開初日だというのにガラガラ、案の定観客の平均年齢は高かったです)黒澤作品をリメイクしようと言うのですから評価してあげたいですよ。叩かれることうけあいですしね。 で、問題の織田裕二ですが・・・思ったより悪くなかったと思います。三十郎が織田裕二と聞いたときは、ねーよと思いましたが観てみれば、そんなに酷くはありません。そりゃあやっぱり三十郎=三船というイメージが頭の中にあるので多少の違和感は感じずにはいられませんでしたが・・・。他にも2,3言いたいことはありますがこの辺にしておきましょう、この後は批判の嵐が続く予感がしますし・・。 まあ、何ですか、小難しい話は一切無い娯楽作品なんです。殺陣かっけええ!室戸との対決すげえ!押入れ侍おもしれえ!とかそんな簡単な感想でも抱ければそれで良いんじゃないでしょうか。 それとせっかくリメイクされたのですから、もっと多くの人に観て欲しいですね。日本人に生まれて「ラストサムライは知ってるけど黒澤時代劇は知らないよ」・・・そんなのはちょっと悲しいじゃないですか。モノクロは受け付けないって人もせめてこのリメイクぐらいは観てみてください。 【ケ66軍曹】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-10-09 22:18:30)(良:2票) 28.《ネタバレ》 友達が「面白い映画があるよ」と連れて行かれてこの映画とわかった時はどうしてくれようかすら思ったが単純に言って、もともとの脚本が良かったからか結構楽しめた事を告白しておく。三船と織田を比較すること自体野暮ってもんだろうし、松山や佐々木、そして豊川もそれなりに良くやっていたのではないか。ラストの殺陣、ありゃぁ無いだろうという声もあったが元々オリジナルの衝撃を超える事など不可能なのだから仕方のないところか。ただし三十郎に力のコントロール・侍としてのあるべき姿を問う殿+奥方に主水&玉緒というキャスティングの方が個人的には致命傷。愚鈍であるように見せながら実は侍のあるべき姿・本質を突く台詞を述べさせ同類であるはずの三十郎と室戸半兵衛の違いを際だたせるはずだった映画上重要なポイントにも関わらず、その効果がむちゃくちゃ薄れてしまったのではないか。これでは「危ないから気をつけてねー」位の感想しか持てずオリジナル版の馬面&化け猫コンビから得る感慨はすっかり無くなってしまった、こっちの方が主役のイメージより致命傷なのでは。「用心棒」のリメイクでは、気を付けてもらいたい。 【Nbu2】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-03 19:47:08) 27.織田三十朗も悪くはないと思いますが、やはり三船はいい役者だったなあ。と改めて思います。何が違うんでしょう? 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-03 14:33:05) 26.かなり笑いました。(いい意味で)やっぱりよく出来ていると思うのは、原作、脚本の上手さでしょうか。それでも、大物俳優がこれだけ揃い、織田祐二・トヨエツ・松ケンと見事にハマッてましたよ。個人的に佐々木蔵之介に注目でした。 【西川家】さん [試写会(邦画)] 6点(2008-08-02 12:52:52) 25.これほどの作品を過去の遺物として眠らせておくのは もったいない。どうせ若者は黒沢作品をみないだろうし。 よって方向はよし。あとは出演者。織田裕二はちょっと なかったと思う。そのギャラでもっと違うことできたろうに。 内容はいいのだから世界にむけてリメイクするぐらいの 勢いがほしい。 【K2N2M2】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-14 14:15:37) 24.なんだかな~ オリジナルより緊迫感が足りない..三船敏郎のような無骨さ、野性味が欠けている分、織田裕二の演技(台詞回し)はモノマネにしか見えない..(元々系統が違うから、無理しないで織田裕二らしい三十郎を演じれば良かったのに..) しかしながら、殺陣に関しては合格点です、予想以上に頑張ってます!特に中盤の大立ち回り、三十郎が肩で息をしながら相手をバッタバッタと斬り捨て、ふらふらになりながら戦うあたりは、とてもリアルでした..(真剣勝負、斬り合いというのは見た目以上に体力を消耗し疲れるもの..) ただ、あのラストの名決闘シーンが忠実に再現されていないのは、如何なものか..(黒澤監督がこだわりにこだわったシーンなのに..) 作品全体のコミカルさが強いのも頂けない..さらにミスキャストが多すぎる、中村玉緒、あの役は天然じゃなくておっとり、上品系でしょ..藤田まこともイメージじゃない、馬は馬でもなんか違う..松山ケンイチは顔が目立たないから、時々見分けがつかなくなるし..等々、オリジナルを知っているだけに、どうしても比べてしまいます..(逆に知らない人は、楽しめるのかも..) やはり、オールドファンを満足させる域には達していませんでしたね~..残念... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-20 17:19:03) 23.現在平均点6.52か・・・・内、5点はきっと脚本に対してだろう リメイクに対して黒澤さんだったら・・・とかは反則だろうけど タイトルバックに神社に迫る菊井の手の者とか、 寝起きが良すぎて爽やかに登場の主人公とかは、絶対に入れないだろうなぁ >>25 記憶が正しければ、3人共お亡くなりになられてます 【2円・南】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-06-13 15:45:54) 22.《ネタバレ》 やはり、脚本力がものを言った。脚本は面白い!これがそんなに昔に書かれていたものをそのまま使っている、なんて言われなくては分からないくらい、時代を超えて生きているのは「脚本」だったなあ。オリジナルは見た記憶があるけど、オリジナルより少し長いですね。織田三十郎も、思った以上に好演。9人の若侍が稚拙で笑えるが、それが「本当にいい刀は鞘に入っているもの」につながる辺りが上手い。今時のキャストになっているが、ぞれはそれで評価できると思う。ただ・・・、オリジナルの記憶が忘却の彼方だから何とも言えないけど、9人の若侍がでて来ると、皆を画面に入れる為の苦労がありあり。そんなに並ばんでも(笑)。黒澤のオリジナル脚本力に、プラス1点。 【ロボット】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-06-09 16:25:56) 21.時代劇特有の緊張感がありながら、笑える部分もあり、織田の演技も両方兼ね備えていた。コミカルな部分が多いと、緊張感が無くなってしまうものだが、室戸役の豊悦がそこをカバーしていた点が大きい。角川作品にしてはなかなかの出来。エンターテイメントに徹する姿勢は評価できる。演出も良いのだが、なんと言っても脚本だろう。菊島、小国、黒澤とかいう3人組らしいが、邦画にも期待できる人材がいるようだ。こいつらの次回作が楽しみである。 【パセリセージ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-05-25 14:45:35) 20.《ネタバレ》 オリジナルをそのまま現在の技術や役者で映画化したっていう印象で、追加点などはほとんどありませんでした。 ストーリーや演出がリメイクとしては驚くほどオリジナルに忠実なので本当にビックリしました。オリジナルが面白いのでこの映画も普通に面白かったです。 ただ残念なのは、オリジナルは戦闘で血しぶきが流れていたのに今作では血がほとんど流れないということです。映画なんだからもっと遠慮なくやって欲しかった。いろんな意味で・・・ 【のび太】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-02-12 18:04:21) 19.《ネタバレ》 いじりすぎず、忠実すぎず、いい線だったのでは。三船敏郎が演じていたギラギラした荒々しさはさすがに出ていなかったが、「おもしろくなければテレビじゃない」以降の明るさを感じられた。血しぶきを使用しなかったのはR指定を避けるためか。押入れの捕虜は、荒川良々に演じて欲しかった。小林桂樹の味を出せるのは彼しかいないのでは。 【チューン】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-02-02 20:50:44) 18.《ネタバレ》 織田裕二の椿三十郎、なかなか良かったと思います。途中の見せ場である斬り合いも迫力有りましたし。 ●いろんな人がレビュー書いておられますが織田裕二はどうしても「さわやか」ですよね。凄みのシーンは自分は良い演技をしてたと思います。ただ普通に喋ってる時が「爽やか」過ぎて「抜き身」に見えないんですよね。映画で使ってる意味とは若干違うと思いますが「抜き身」と言うのは絶えず刃が見えている状態ですから、普段の状態でも抜き身らしいギラツキを伝えて欲しかったなと思います。 ●血飛沫はあったほうが良かったけど、ちゃんばらシーンは迫力あって良かったとおもいます。自分は楽しめました。 ●最後の決闘は、アレはアレで良いんじゃないかと。。。ただスローモーション再生は個人的には要らないです。 ★色々書いてますが全部オリジナルと比較ですね(笑)単体で見る限り自分は面白かった作品であると言えると思います。 【AIRS】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-31 14:47:21) 17.オリジナルの良さは認めつつ、特段の思い入れも無いので、単純なリメイクとして若い世代に見せたかったという意図からすれば、及第点だと思う。 でもほら、なんたって織田裕二ですから。 【denny-jo】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-24 23:56:18) 16.オリジナルは観てません。まーまー、面白いかと。 ただ、なんか違和感というか物足りなさがチラホラと目立ちます。 なんなんでしょう?? 【ひで太郎】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-08 00:25:12) 15.《ネタバレ》 オリジナルは既に見ての鑑賞です。結論から言うと監督の技量差が出ています。映画のテンポ的には”織田三十郎”に歩があり、映画の表現では”三船三十郎”に歩があります。オリジナルを見ていなければ余計な「比較」をせずに見ることが出来たでしょう。時代劇エンターテイメントとしては上出来と感じますが、織田裕二が演じることで上品かつ幼く感じてしまいます。前提としている脚本、台詞をいじらないことが却ってマイナスになっています。そしてコミカルに描くならば徹底的な部分があっても良かったのでは。(やや中途半端)さて、ラストの決闘シーンですが面白い描き方と思います。好感が持てました。繰り返し別角度の映像がなければ。そして織田三十郎の背中は、少し小さく感じました。織田裕二はがんばっている(殺陣)ので+1です。 【プライベートTT】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-01-06 18:10:25) 14.《ネタバレ》 オリジナルは未見。“黒澤映画を知らない世代”である自分がオリジナルを観ずにリメイクを観ることで、他の人とは違う感じ方や、他の人とは異なったレビューができるのではないかと考えたため、鑑賞することとした。一言でいえば、“普通に面白い”というところか。角川映画の変なところにチカラが入った気合が、逆に新鮮に感じられる。 織田も相当気合が入りまくっており、彼のキャラクターには魅力を感じられた。 しかし、「ものわかりが良すぎる」のが欠点だろうか。 「鞘に収まらない刀」という設定の割には、彼は「いい人」過ぎる。 外見は粗暴であるが、中身はそれほど悪い人ではないというところまでは同意できる。 しかし、本質であるコアな部分は「鞘に収まらない刀」であるということをきちんと描いて欲しかった。 切りたくなくても人を切らざるを得ない性分、争いごとに巻き込まれて困惑するのではなく、争いごとにクビを突っ込まざるを得ない性分を描いてこそ、「鞘に収まらない刀」なのではないか。 残り9人に慕われるのではなく、最後の最後には残り9人から嫌悪されるようになってこそ、本作の深みが増すような気がする。 エンドクレジット中に背を向けて一人歩く彼の姿に、彼の孤独がみえない。 “狼”はいくら頑張っても“羊”や“兎”にはなれないという孤独があってもよかったのではないか。 単なるヒーローモノとしては“普通に面白い”が、“傑作”にはなり得ない作品だ。 気になったのは「織田と豊川の対決時の風の音」だ。 二人の対決時の効果音として、「風の音」「草木が揺らめく音」などが盛り込まれていた。 この演出自体は緊張感を高める効果としては悪くないと思うが、肝心の“風”がほとんど吹いていないのが問題だ。 なぜ“風の音”の演出が必要かというと、最大のクライマックス時に“まったく音がしない”という演出をしたいがためである。“まったく音がしない”という状況を効果的に描くためには、何かの“音”を立てる必要があった。そのため、何かの“音”を立てるという演出自体は、理にかなっていると思うが、プロとしてとことんこだわるのならば、きちんと“風を待つ”という姿勢が大事なのではないか。 人をいくら切っても血が出ないことにはまったく違和感を覚えないのだが、こういう部分には違和感を覚えてしまう。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-05 17:38:57)(良:2票) 13.織田が頑張り過ぎ。見ていてこちらの顔の筋肉がどうにかなりそうだった。もう、気合い入りすぎてスキャナーズみたいに顔破裂すんじゃねえかと。トヨエツはなんだか若いころの小林念侍に見えた。しかし、大嫌いな織田の映画の中では最高傑作かもしれんが、三船の存在感のかけらも表現できなかった。 【GO】さん [映画館(字幕)] 0点(2008-01-03 00:56:21) 12.《ネタバレ》 全く期待してなかったけど、面白かった。それは脚本が素晴らしいからに決まっているんだけど、現代にリメイクしても充分通用するんだな、と思った(「犬神家の一族」は古臭さが残ってしまってたからね)。確かに織田裕二や豊川悦司は三船や仲代には到底敵わないけど、これはこれで存在感を醸し出していたと思う。殺陣も迫力があったし、時代劇的なカタルシスやクスクスと笑える物語運びにはかなり満足。ただやっぱり、オリジナルを見てしまうと、決闘シーンの改悪は大いに残念。角川春樹は「血が噴出すようなものにはしたくなかった」って言ってたけど、それにしてもあれはないんじゃないだろうか。そういった不満はあるけれど、黒澤映画のリメイクという、ある意味“禁じ手”を上手く映画化したと思う。そして何といっても特筆すべきは大島ミチルの音楽。時代劇であんなに迫力のある音楽を流してもらっちゃ、もうたまらない。久々にサントラが欲しいと思わせてくれる素晴らしい音楽だった。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-01-02 01:56:56) 11. 織田裕二はなかなかいいと思いました。ギラついた感じも良かったし、殺陣も見事でした。でもできればリメイクじゃない時代劇を見たいですね。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-12-31 19:51:08) 10.《ネタバレ》 しかし本当にいい脚本ですね。リメイクでなく、もしくは三船敏郎が演じてなければ10点取れた作品になったのでしょう。日本映画製作陣にこのような練られた脚本を期待します。 【ジョウオンズ博士】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-12-29 17:54:05)
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