みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 大浦くんが新聞配達していて、佐和子が二階からその姿を観ているシーンでは、「耳をすませば」みたいだなと思い、大浦くんがいきなり死んでしまうとこなんかは「パッチギ!」みたいだなと思った。無理やり死なせて、感動を誘おうとするのはずるいよ。北乃きいの魅力がよくわからなかった。芝居がうまいとも思えなかったし。ラストに佐和子が歩いている長いシーンで、アイドル映画みたいになっちゃったなと思った。 【Syuhei】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-02-03 15:51:47)(良:1票) 4.お兄ちゃんの魅力が物足りない。もっとお兄ちゃんを前に出して欲しかった。作りが安っぽくて、流れが悪かった。荒々しく貶すほどのものでもないけど。 【ぷりんぐるしゅ】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-02-03 06:39:58) 3.みんな不器用だけど、慎ましく一生懸命生きていて、シミジミといい映画だなぁと観ていたのですが…、後半は涙が止まらなくて、終わったら兎目になってました。 人の想いが心に沁みる実にいい映画でした。 【MID】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-02-01 20:41:21) 2.《ネタバレ》 この作品を観終わってから、じっくりと時間を掛けてこの作品が何を伝えたかったのか考えてみた。自分なりにではあるけれど、うっすらと見えてきたものが一つあった。それは、“家族の再生”、あるいは、“人生の再出発”ではないでしょうか。中原家の少し異質で感情の欠落したようなファーストシーンからそれらは始まっていたように思います。遺書まで残し、家族を捨ててまでこの世を去ろうとした父は「父さん、父さんを辞めようと思うんだ」なんていいだし、それに対してお兄ちゃんは「あらまぁ」で軽く流すような発言をしている。これがふつうな筈がない。正しい家族のあり方や間違いのない人間になる為に、それぞれがそれぞれのやり方で修正しようとするけれど、それは簡単な事ではなかった。過去を忘れようとしても、忘れられるものではない。でも、振り返ってばかりいては前に進めない。さまざまな苦しみを受け入れて進まなければならない。しかし、中原家の中で、彼女以外のみんながそれから逃げていた。ラストシーン、主演の北乃きいさんが、土手の道を歩く長いシーンがある。僕の記憶にはなぜかあのシーンばかりが鮮明に残っている。この作品の中で中原家だけでなく、多くの登場人物が悩み、苦しんでいるその葛藤があのワンシーンに集約されていると感じた。何度も後ろを振り返り、何かにすがるような目をする。そこには彼女の心の内にある忘れらない想いと忘れたくない想いがあるのがわかった。そして、一つのカットを挟んだ後、彼女はもう後ろを振り返ることなく、前だけを見て歩いていた。彼女の中でどういう心境が働き、変化したのか、その全てを理解することは僕にはできなかった。ただ誰かに支えられ、また時には支え、そして彼女は向かったように思います。彼女をいつも見守っていてくれる家族の待つ食卓へ。 すばらしいラストシーンだったと思います。 【ボビー】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-01-31 13:02:35)(良:1票) 1.《ネタバレ》 この子は強い。主人公に降りかかるさまざまな困難。それを 知性、品格、ユーモア、そして冷静さで乗り越えていく。このヒステリック な世の中で、徐々に削り取られた素直さを探し出して、見せてくれた映画でした。唐突な事故は少々ベタさを感じさせました。これがなければプラス1点。 北乃れいは全盛期の坂井真紀を感じさせる崩れそうな可愛さがある。 この映画は微妙な表情・話し方が上手いなと思っていたら、監督は、かの名作TVドラマ「結婚できない男」 の演出をしていた人だったんですね。この映画では「おぅ」、TVでは「それじゃ」が男女の心を通わせる口癖キーワードです。相合い傘など、小物もくすぐります。 【チューン】さん [試写会(邦画)] 7点(2007-01-31 03:18:48)
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