みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
320.《ネタバレ》 ストーリー的には、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」のSF版という感じで、特段目新しいものではありません。先住民ナヴィの風貌は、完全にインディアンそのものでしたしね。本作はそんなことよりも、「体感」することを目的としている。空中に浮く巨石とそこから流れ落ちる滝。巨大な動物と奇想天外な植物。美しく発光する精霊に、巨鳥に乗って滑空する圧倒的な世界。この広い宇宙には、こんな風に人間が知らない世界が数多く存在しているはず。それを観客に体験してもらいたくて作ったんだ、と。いわばキャメロンによって作られた、「衛星パンドラツアー」なわけですね。勿論、ハード的には3D映画の幕開け、という意味で記念碑的な作品でもありますけど、こういうSF映画としての魅力が詰まった作品が世界中でヒットしたというところが個人的に嬉しいのです。やっぱり人は皆、見たことのない世界、自分の知らない世界にロマンや憧れを抱いているんだなって。 【あろえりーな】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-12-22 01:25:26)(良:1票) 319.《ネタバレ》 キャメロンは強い信頼を置く数少ない監督の一人。12年間と言えば平均スパンで行けば2から3本は作っているであろう期間。その数作分の旨味を全て凝縮したのがこの作品。そのくらいパワーが違う。 予告時点では「いくらキャメロンでもこれは・・・」というチャチな雰囲気に焦りどころか落胆を感じていたが、実際観るとやはり馬力が違う。3時間弱であればどう考えてもダレるシーンがあって然るべき。しかしこの監督は観客をどう惹きつけておくのかをやっぱりわかっている。それは映像であり、ロマンスであり、全てが完璧なバランスでこちらに怒涛のように押し寄せてくる。そこに一切の迷いは無く、全て振り切った形だから最高に気持ちいい。実際一度も時計を観る事は無かった。 映像的には全く新しい次元へと突入してしまった。これは見て頂く他無い。お話の大枠は一般的。しかし、こちらを熱くさせるベッタベタな展開がいくつもある。それはエイワの助けや、「I see you」で頂点に。やはりドンパチの後の泣かせにまんまとハマらせて頂きました。 この作品を機に3D化は加速し、何年かかるかわかりませんが、おそらくこの「アバター」を超える作品が現れる事と思います。その間におけるこの「アバター」の位置づけは間違いなく「現代最高峰の映像体験」であり、キャメロンの作品を超えてしまうのはやっぱりキャメロンの作るものでしかないと思うので、何年後かはわかりませんが、また心底ワクワクさせて欲しいです。本当にすごい監督です。感謝したいです。 【HIRABAYASHI】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-09-29 20:58:39) 318.ストーリー的には驚くに値しない様な今までにどこかで読んだ様な観た様な展開だが、特筆すべきはやはりこの時点でのCG技術だろうか。新しいジャンルのエンターテイメントとして出来上がっている。『マトリックス』の時の衝撃に似ていた。あれと違うのは全編がほぼCG、ほぼアニメと言っていい所。しかしここから映画技術が進み過ぎて臨場感が薄くなっていくのかもしれないね。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-19 14:50:49) 317.友人たちから映画館で見ようと誘われたが結局行かずにDVDで鑑賞したのだが、行かなくて正解だったと思う。映像が売りの映画とは一体なんなのかと思う。 【pokobun】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-08-16 21:51:37) 316.《ネタバレ》 ジェームズ・キャメロンって、とことん男社会が嫌いなんだろうね。この作品も、「石油利権のためやったらイラクの子供たちが何人死のうがかまうものかー!」な、大佐を初めとする男どもの欲望をを徹底的に叩き潰す、異界の住人たちの窮鼠猫を噛むような破壊力といったら観ていてホント爽快。そして、アバターとなって彼らに手を貸す主人公の姿もオーソドックスながら、やっぱり格好良い。でも……、最後がいただけない。僕はずっとあの大佐をアバターな自分じゃなくて、足の悪い無力な自分が倒すんだろうと(そしてコンプレックスを克服し〝現実の人間〟としても強くなれるのだろうと)ずっと信じてたのに。これじゃネトゲ廃人の映画って言われても仕方ないじゃん。とはいえ、徹底的に拘りぬいた映像美はやはり映画の歴史をまた一つ塗り替えただろう革新的なもの。それだけでも素晴らしい。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-07 16:40:01) 315.《ネタバレ》 IMAXの3Dで見て、やっとこの映画の映像の真の実力が分かりました。この映像はやはり革命的です。 逆に言えば、この映像の真の実力もIMAXで見なければ分からないと言う事です。 これを見たらもう他の3D作品は見れませんね。 これでストーリーが良ければ・・・・。ストーリーは全くの「ダンス・ウィズ・ウルブズ」でした。 当時のケビン・コスナーは賞賛されるべきですが、同じ物を今見せられても評価できません。 返す返すもそれだけが残念です。点数は全て映像のみの評価です。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-18 21:15:31) 314.《ネタバレ》 驚嘆の映像美、素晴らしい世界観とイマジネーション。裏方のスタッフの方たちの力に脱帽でした。ただ中身のほうは、ちょっと期待外れでしょうか。私の周りの友人たちを始め、ネットでも高評価だったため、身構えてしまったのがよくなかったのだろうか。私が引っ掛かるのはジェイクが人間を裏切った動機。沢山の先住民を目の前で殺されたというより、五体満足で英雄的な地位を望んだように感じてしまった。(※ただし私は地上波放送のものを観たため、恐らくフルで観れていません) 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-04-17 01:27:01) 313.《ネタバレ》 映像は凄いし面白いとは思うけど、感情移入は出来ないな。 お互い和解に持って行く話なら良いのだろうけど、やっぱりどうしてもあの原住民に味方して、人間と戦って行くのは見ていて応援出来ない。 【miso】さん [地上波(吹替)] 6点(2013-02-20 02:55:49) 312.《ネタバレ》 素晴らしい! 唯一の3D映画アバター。それは感動の映像体験だ。 スピルバーグはたぶん嫉妬したであろう。 いや、恐らくすべてのクリエーターが嫉妬したであろう美しすぎる映像世界。 個人の芸術家はこの作品を前に何ができるのか。 この世界を創造したキャメロンはまさに天才である。 自分はこんな素晴らしい世界を見たことがない。 ファンタジー世界を崇拝する者にとっては最高の幸せだ。 完璧に構成された見事な一場面一場面に息を呑み、 圧倒的なスケール感と物凄い迫力にただただ感動するばかりだった。 震えるほど美しい場面がある。それはもう美の極致だ。 SFファンタジー映画はこの映画をしばらくは超えないだろう。 内容はエンターテイメントの次元をとうに超えている。 CGで作られた世界はFFなどのゲーム美術に共通するところもある。 しかしFFなんかよりも遥かに美しい。 いや、これはアメリカ版「ラピュタ」といっても良いくらいに幻想的な世界。 ネイティリはどことなくもののけ姫のサンを彷彿とさせる。 色彩的に青が非常に美しく神秘的。 まるで海のように深く静かに輝く幻想的なムードの青に癒される。 また水の表現が非常に美しい。 これはタイタニックやアビスを監督したキャメロンならではの成せる業。 この作品には人間の原始の美しさとエネルギーで満ちている。 この作品を見ると現在に生きる人類はどれだけ霊や自然との一体感を失ってしまったのかと思う。 ナヴィ族の生活は美しく生のエネルギーに満ち溢れる。 そこで生きる強さと逞しさが生命の強さを思わせていて美しい。 獰猛な獣や奇妙な植物たちが埋め尽くす森こそ正に「命」そのもの。 しかしこの作品で行われるのは人類がこれまでにしてきた残虐な行為だ。 軍人たちが神聖な巨大樹を焼き倒すとき神をも殺した。 巨大樹こそ自然の象徴で、それを欲しいもののために破壊する人間の姿がそこにはある。 そういった自分よりも遥かに大きな神聖なものを破壊してしまうことに「畏れ」のような感情はないのだろうか? 戦闘機をはじめとする背景には、キャメロン映画にあるメカデザインのカッコ良さがみられる。 戦闘機に描かれたドラゴンの絵にはドラゴンの霊が宿ってるみたいでカッコいい。 このアバターは映画史の中で唯一3D映画として語られる映画だと思う。 【ゴシックヘッド】さん [映画館(吹替)] 10点(2013-01-24 23:37:35)(良:2票) 311.素晴らしい映像世界です。もうこの世界を創造した発想力に脱帽ですね。確かにナウシカやもののけに似てる場面もありますが随所にオリジナリティを感じます。ただ映像に関していくらブルーレイとはいえ家で鑑賞するとどうしてもCGにしか見えない部分があるのでそこが減点箇所です。映画館で見れば評価はまた変わったのだろうと思いました。 【キリン】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-01-23 23:43:27) 310.戦争のシーンを初めて美しいと思った。単に映像や色彩がきれいというだけではこれほど感動することはない。ジェームズ・キャメロンの演出の仕方(音楽との融合やカメラワーク、テンポ)が、映像の美しさを何倍にも増幅させているように感じた。ストーリーもファンタジーとしては素晴らしいものだと思う。 この映画はエンターテイメントだ。一部の批評家を満足させることより、大多数の観客を感動させなければならない。本作品は何十年という映画の歴史の中で最高記録を叩き出した。それだけでも私は十分に作品賞に値すると思う。アカデミー賞のヒューマンドラマ好きにはいい加減うんざりする。 【ばかぽん】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2013-01-14 03:52:57)(良:2票) 309.《ネタバレ》 はっきり言って話の内容など、子供に聞かせる程度のレベルである。人類を裏切ってナヴィになったジェイク。村の娘に惚れたから?パンドラの美しさに魅了されたから?不自由だった両脚で再び自由に走れる様になったから?浅はかである。彼のおかげで、作中の言葉を借りれば「瀕死の地球」へ帰らざるを得なくなった人間たち。中には職を失うものもいるかもしれない。そしてその帰りを待つ家族…。自己中もいいところである。ジェイク(監督)はそういう事を考えたのだろうか?ま、映画に対してここで一人吠えても仕方が無いか。映像クオリティには目を見張るものがあるが、相も変わらぬご都合主義ハリウッド大作をまぁここまでストレートに描かれてはいい加減嫌気がさし、アホらしい。僕はどうしても『ナヴィ』には感情移入出来ず、大佐に「人類を裏切った気分はどうだ?」と言われ、ネコみたいに「しゃーっ!」って威嚇したナヴィ・ジェイクを見て、本気で「大佐、あの睡眠ポッドぶっ潰してやれっ!」って思ったよ。さて、この年アカデミー作品賞をこの『アバター』をおさえて『ハート・ロッカー』が受賞しましたね。「偽善」など描かず、ありのままのリアルな世界を表した演出が票を集めたんでしょうか。『アバター』が作品賞を獲らなかった事に関しては、まだまだアカデミーも捨てたものではない、という事でしょうかね。 【miki】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-11-28 16:50:27)(良:2票) (笑:1票) 308.この作品はもちろん3D企画が先にきて、とにかく映像革命を観てくれという映画でしょうから地上波で観賞した上で評価するのはちょっと筋違いかもとは思うのだけど、お話があまりにつまんなくてびっくりしたもんですから。2Dで観ても、映像の凄さはそこそこ伝わりましたが少なくとも私は映画を観るにあたって“飛び出す”ことは一切求めていないのですが世間は違うのかなあ。 【tottoko】さん [地上波(吹替)] 5点(2012-09-08 17:39:00) 307.映像凄かった!!!後の映像で売るタイプの映画はこの作品を超えなきゃいけないのか…。ハードル高いですね。 ただ映画としての完成度なら「第9地区」に劣り、娯楽性なら「シャーロック・ホームズ」の方が上かな。 【bolody】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-08-10 00:39:05) 306. アビスなどと比べてしまうとちょっといろいろツッコミどころが多いような気がします。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-07-14 14:32:16) 305.予告編を観ただけでなのに「この映画はくる」。「世界歴代興行記録」を塗り替える、思ったら予感的中!いや、本当に今まで予告編だけでスクリーンの隅々まで釘付けになった事も鳥肌が立つくらいた充分過ぎる高揚感と期待感をもらったことなど無かったものだから間違いないと思った。 そして待ちわびた公開初日。『最高!!!』この一言につきる。 3Dに対して色物的な先入観や不安がありましたが、 そんな懸念は吹っ飛びました。 アバターとなって自由にパンドラの世界を駆け巡るジェイクと 劇場でこの映画の世界にどっぷりはまっていく自分がシンクロ。 本当にその場にいるかのような疑似体験、折りしも自分がアバターとなって 映画の世界へはいったような気分になれます。この世界のパノラマ表現は凄いの一言。 そして個々の生物たちの躍動感は素晴らしい! ほろっと涙できるシーンもあり、とにかく感動がいっぱい詰まった映画。 まだの人は是非劇場で、そして可能な限り3Dで体験して欲しい。 この作品を基点に、今後映画の見方が変わること間違いない。 【シネマブルク】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-05-06 00:12:03) 304.取り立てて悪いところはないけど、面白くない。ストーリーがありきたり過ぎて、映像以外に見るべき所がないのが原因かな。 【もんでんどん】さん [地上波(吹替)] 4点(2012-04-25 14:10:17) 303.少なくとも、気分のいい映画ではありません(民放テレビによる「2D」視聴なので、映像的な意味ではない)。やっぱり、米国白人の選民思想と差別意識は強烈ですね。「黄色も褐色も黒もそろそろ飽きてきたので、次は青にしました」といったところでしょう。彼らの優越感をくすぐるべく、色の数だけ続編が作られるかもしれません。 余談ながら、前半に「地下にある鉱石を採れないと株主が納得しない」みたいなセリフがありました。つまり、この星への進出は地球の存亡とかいったレベルではなく、あくまでも営利目的のようです。それにしては軍隊だの研究施設だのと大袈裟で、コストは文字どおり天文学的でしょう。だとすれば、この時点で大きな疑問が3つ浮かびます。①それほど価値のある鉱石とはいったい何なのか。そもそも地球に必要なのか。②仮に採掘できたとしても、地球での販売価格もきっと天文学的。誰が買えるのか。③こんなリスキーな会社に、誰が投資するのか。以上です。 【眉山】さん [地上波(吹替)] 4点(2012-03-10 15:49:24)(良:1票) 302.まずこのページを見てあのおばさんがシガニーウィーバーだったことに初めて気づき、ショック。というのは置いといて、つまんないだろうな~と思って見ましたがけっこう楽しかったです。ストーリーはまあ普通でしたが、なんといっても映像がきれい。ちょっとナウシカにインスパイアされてたりもするのかしら。これは映画館で見てもよかったかも。そして私の好きなミシェルロドリゲスが相変わらずかっこいい女軍人として出ていてそれだけで満足です。あと大佐もイケメンで◎。 【CEDF】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-03-07 21:30:11) 301.《ネタバレ》 長尺3Dながら丁寧に世界観を描いていたとは思います。しかしこれだけサービス満点に人間をどうしようもない侵略者として描いてしまったことには違和感を禁じ得ませんね。主人公を含めた人間が先住民サイドにつきますが、それもそもそも悲劇のキッカケをつくった張本人なわけですし。人間を3D使ってまでクソミソに扱った作品が歴代興行収入で記録をつくるなんて…ね。続編も制作中とのこと、お金が埋まってるトコロに群がる劇中の侵略者精神は健在の様です。 【ろにまさ】さん [映画館(吹替)] 6点(2012-03-01 17:37:33)
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