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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 最近気が付いたのだが、ヴォルデモートという名前である。私はサッカーファンなので、トットナムに入ったファンデルファールトという選手を知っている。中継をみていて、イギリス人の解説者が彼を「ヴァンデヴォー」と言っていたのだ。私たち日本人は、外国語のニュアンスと音感を大切にする文化がある。これにカタカナがぴったりであり、すばらしい。しかし、ほとんど同じローマ字を使うヨーロッパでは自分達の発音を使う。だから、ファンデルファールトは、「ヴァンデヴォー」なのだ。だから、ヴォルデモートは、本当は「ファンデルモールト」だと思えるのだ。つまり、オランダ系イギリス人という事だとわかったのだ。昔、アメリカに語学留学した時、カナダ人(フランス語をメインにしていた)と親しくなった。彼があるとき、アイ・アム・アングリーとしきりに言ったのだ。何に怒っているのだろうと思っていたが、なんの事はない hungry をアングリーと発音していたのだ。(フランス語では先頭のHは発音しない!)だから、彼は「腹減った!」といっていたのだ。ところで、今回のハリーポッター。私はダークさは嫌いではない。もっとドロドロしていても良いと思ったほどだ。次のような展開を期待したが、子供向けのハリーではちょっと無理か? ハリーとハーマイオニーはダンスの後、熱いキスをし、お互いを求めるようにSEXをする。彼女がいくときに、思わず小さい声で「ロン...」と言ってしまう。この声をハリーはしっかりと聴いていた。しかし、何も言わず眠りにつく。しかし、その声をロンはある酒場で聴いていた。純愛と現実主義(感じやすい体や生理など)にゆれる女心、それらをするどく描く作品になっていたら言うことはなかった。 【matan】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-11-25 21:52:32)
2.《ネタバレ》 原作は「炎のゴブレット」までしか読んでいないのですが、原作の中身が薄っぺらな感じがまさかここまで見事に映画に反映されるとは、と感心しました。もっと短く出来る気がします。大仰にやっている割に全然話が進展しなかったり、周りが知っている事でも、ハリー自身の知らない事がやたらと多かったりと、やっている事は全然変わらない訳で、ある意味”お約束”と考えてしまえばそれで良いのかもしれないですが、あたしにはマンネリとしか見えない訳です。 先にレビューされた御二方は、ハリーとハーマイオニーとロンの関係について言及されていますけど、「秘密の部屋」を映画で観た時点であたしはこの三人の関係が完全に構築されたのが分かってしまったから、分かりやすくはあるけど、裏を返せば先が読めすぎて面白みも何も無いという事になりますね。その関係を今更蒸し返したところで、修復するきっかけは単純であるのが容易に想像が出来て(実際にその通りになっているし)、あまり物語の面白みにはならないと感じました。多分、この関係性は指輪物語をモデルにしていると思いますが、指輪物語の様な緻密さが無いから、このような事になったのだと思います。少なくとも映画ではそれを手直しする機会はいくらでもあった筈だけど、多分してませんよね?そう判断したので評価を下げています。 あたしが一番評価したいのはやっぱりロン役のルパート・グリントかな。彼の上手さで二人が演技を引き出されているように見えて仕方が無いんですよね。映画その物の評価は変わらないけど、こうした役者の力っていうのが映画としては生きていると思います。 最後に予断だけど、オープニングのサイドカーでの逃亡シーンって多分、ラピュタのフラップターでのシータ救出シーンのオマージュだよね。ちがうかな? 【奥州亭三景】さん [映画館(字幕)] 5点(2010-11-24 12:31:21)
1.《ネタバレ》 『ハリー・ポッター』最後の物語の前半部分。当然、この一作だけで理解できる部分は一切ない、完全にファン向け映画。そのファンとして、これまでの感慨にふけり、そのドラマの行き着く先に胸を締め付けられる思いをする・・・のも最初のうちだけ。原作が見せ場→ダラダラとしたドラマ→見せ場→またダラダラを繰り返す、あまりデキのよろしくない状態だったものを、映画の方も今回は前後編に分けて余裕があるものだから原作通りに見せ場→ダラダラパターン。どう考えても引っ張り過ぎ、2時間以内にまとめられます。この前半部分はシリーズで唯一物語がホグワーツから離れ、ほぼハリー、ハーマイオニー、ロンだけを追うという特殊な展開なのですが、その3人だけのドラマはテンションを持続できてないなぁ、って。全体的にゆっくり過ぎる一方で、とても大事に思えたハリーとダドリーのエピソードをバッサリと。ほんの数十秒で描けるであろう部分を切るセンスがよく判りません。ヘドウィグもマッドアイ・ムーディの描写もあっさりし過ぎ、ドビーだけはさすがにキッチリ描きますが。でも、続きにどーん!と引っ張りきれずに、それで終わりかい、って感じの幕になりますし。まあ、原作がアイテム探し中心の下手なロールプレイングゲームみたいな物語になってしまったゆえに、映画はそれでもまあまあ頑張ったと言えなくもないのですが。『不死鳥の騎士団』以降、トーンが統一されてまとまっている感があるものの、初期のわくわくするようなファンタジーの世界は影を潜め、ひたすらダーク。みんなが望んでいたのって、こういう世界だったのかなぁ? もちろん、これまでずっと好きで10年間追ってきたものを頭から否定するつもりは毛頭ないですけど。なんだかんだ言ったって、愛着がありますしね。あとは最後の一作を残すのみ、シリーズに対する結論はそれまで保留ですね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-11-20 00:30:02)(良:3票)
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【点数情報】
Review人数 |
43人 |
平均点数 |
5.44点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 2.33% |
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3 | 1 | 2.33% |
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4 | 7 | 16.28% |
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5 | 13 | 30.23% |
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6 | 14 | 32.56% |
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7 | 5 | 11.63% |
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8 | 1 | 2.33% |
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9 | 1 | 2.33% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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