みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
148.すごい。バッラバラな展開にみえるけど、どのシーンもつながってる。おもしろい。でも、長いから集中力いるし、テーマは暗いので、娯楽性はないかな。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-21 19:22:57) 147.アメリカでは麻薬はすでにお酒やタバコと同じように嗜好品としての地位を築いているのではないかと恐れてしまう映画だった。タバコやお酒には中毒性がある。やりすぎると危険なのは誰もが知っているが法律で禁止しようとはしない。なぜ麻薬だけが法律で禁止されるのか? 麻薬を禁止するから、それを利用してアルカポネのようなマフィアが莫大な利益をあげようとする。抗争で死人も出る。 このような開き直りともとれる言葉が映画の登場人物を通して、麻薬取引をしている人間の口から当たり前のように出てくる。 つまり、昔アメリカが行った禁酒令と同じように麻薬撲滅はすでに不可能に近い状態になりつつあると言いたいようにもみえる。 本当はアルコール中毒患者も世界には多く、お酒の害は誰もが知っているが、法律的には認められている。多くの人は適度にお酒を飲んで楽しんでいる。 だからそのうちドラッグも体には悪いが、適度の使用ならば認められるようになってしまうのではないだろうか? それで治安は少しはよくなるわけだし。 とにかく日本では考えられない現状がアメリカにはあるみたい。そのような絶望性がちらりと覗いて見える。 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-01 13:39:23)(良:1票) 146.90年代に泣かず飛ばずだったソダーバーグ監督だが、本作は久々に「ソダーバーグの本領発揮」とも言うべき作品になっている。無理に娯楽性を追及せずにドキュメンタリー・タッチに徹したことが良かったのだろう。冒頭の「笑えないジョーク」や毒殺オチには参ったが、主要キャラ3人の顔合わせをさせないという設定が話をわかり易くさせ、普段の「ゆれるカメラワーク」もかえって作品にリアリティを持たせている。メキシコの2つの組織の対立と、アメリカとメキシコの刑事が共に相棒を失うところは興味深かった。ラストの盗聴器も終わりなき戦いを象徴していて余韻を残してくれる。ただ、ヘレーナの変貌が理由・結果という安直な描かれ方なのが残念。キャロラインが家出するシーンもどうせならオリジナルどおりロバートに追い出されるほうが良かった気がする。それにしても、次回作「オーシャンズ11」以降の失速振りをみると、どう考えてもソダーバーグは「セックスと~」以降の失敗から何も学んでいないとしか思えない。ソダーバーグの次の「復活」はいつになるだろうか。 【マイカルシネマ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-11 23:18:09)(良:1票) 145.構成の試みとしてはなかなか面白いのだが、とにかく長い。いや、長いのはいいのだが、行けども行けども同じようなことを繰り返しているばかりで、話が少しも前に進んでいかないので、見ていて気が滅入ってくる。途中、30分くらい抜いても分かんないんじゃない?俳優たちの役作りはなかなか気合が入っていて、その部分で作品を何とか成り立たせている。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-09-09 02:34:47) 144.淡々としすぎで退屈だった。 【リーム555】さん [DVD(字幕)] 2点(2005-08-22 12:48:11) 143.他のビデオの冒頭で散々宣伝してたので、よほどの傑作なのだろうと期待したら、騙されました。ただ、ベネチオ・デルトロがかっこよかったのが救いです 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-06-12 07:05:32) 142.デルトロのお色気大作戦に鼻血出そうになった! 【paraben】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-07 17:48:13) 141.意味がよくわかんないところがあった。ベネチオ・デルトロが誰かに似ている気がして気になって気になって仕方なかった。誰だっけ誰だっけ?と思っているとますますストーリーがわかんなくなる。 【しょりちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-06-03 12:44:08) 140.《ネタバレ》 な・・難解です。そしてわかりやすい。 この両極端な作品です。 きっかけは、アカデミー作品ということと、あのベネチオ・デルトロの助演男優賞。 そして、マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの競演。 この作品はドキュメンタリービデオみたいなつくりで、 まず最初はその手法にとまどいます。 しかし慣れてきます。その手法とは・・ メキシコ領に入ると(最初ここから始まる)セピアっぽい色で、 ベネチオ中心のお話です。 変わってマイケル・ダグラスこの人の場面では最初普通の色、 ところがその子供の場面に関連すると青い画面へ・・ 子供の世界が青い画面で父親がドラッグにおぼれた娘を探しに行く。 その青い画面にダグラスが入ることで子供の居場所の近さがわかります。 メキシコも国境を越えるとセピアから普通の画面に戻る・・ そういえばと気づけば、この監督のデビュー作、だいぶ昔に見ました。 理解できずに忘れていました。「セックスと嘘とビデオテープ」 ジェームズ・スペーダーのファンで見たのですが・・ あと「カラーパープル」も変わっていました。 撮影手法が変わっていることと、ドキュメンタリー出身ということも面白い。 ベネチオ・デルトロ・・そんなにうまいとは思わなかったことと、 (ユージョアルサスペクツのほうがよいと・・)すごい太ってて予想してたのと違い、 ああでも古谷一行に激似だと再確認(もっとセクシーだと思うんだが・・) ダグラスよりゼタジョーンズのほうが食っていた。 しかしこの作品、実にまじめでストレート、立派な社会派映画です。 が・・長すぎる。もちろん無駄もなくわかりやすく親切なのですが、 映画としての娯楽が色分けくらいしかない。 日本人がこの問題を映画として見るのは難しいものがあります。 私は途中から面倒になり、青い画面中心に考えて見ていました。 嫌いではないのですが、深すぎる問題ですね・・ 最後にセピアのメキシコの場面で、この国の子供らにはドラッグの世界はなく、 ドラッグを輸出する(というか・・)国のほうはまともで、 買うアメリカ側の色は病んだ青のままなのかと想像してしまう。 この余韻が深いのです。 もう一度見たいとは思わないですが、残る作品ではあります。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-20 05:08:52)(良:2票) 139.質の高いいい映画。しかし、重い・・・腐りきったメキシコ警察&麻薬組織の癒着。南米なんかほぼどこの国もそうなんでしょうな。無知な子供から食いつぶす麻薬使用環境の構造。 潰しても潰してもゴキブリのようにわいてくる密売組織。まさしく無限ループ。ため息。 こういう映画が緊張感をもって見られるのも役者陣のおかげ。ベニチオ、ドン・チードル、ルイス・ガスマンがいいっす!日本人にもこういう役作りの出来る俳優がいたらなあ・・・しかし、タバコでさえやめられんのに麻薬がやめられるわけないやね~。 【ぱぴんぐ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-13 17:58:28) 138.盛り上がりそうで盛り上がらないストーリー。エンディングも肩透かしをくらったような感じ。 【ucs】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-04-06 15:24:17) 137.編集のせいで正直目が疲れた。 【ゆきむら】さん 6点(2005-03-11 08:08:33) 136.《ネタバレ》 いやあ見応えありましたよ。スティーブン・ソダーバーグ作品は嫌いなのが多く、敬遠していたのですが、これは凄い。話がすぐ切り替わるのでよっぽど集中するか2回観ないと訳がわからなくりますが展開や会話が面白く、役者達の演技も素晴らしいので見入ってしまいます。特にベニチオ・デル・トロはうますぎます。サラサール将軍やラストのドン・チードルの表情も良かった。ヒョろっとした殺し屋がショボイのと毒入り朝食等不満な点もいくつかあるが減点にはできない程満足でき、気持ちよく疲れた作品です。 【やっぱトラボルタでしょう】さん 10点(2005-01-23 11:14:30) 135.ドキュメンタリータッチの独特な映像の効果で、映画全体にリアリティとスリリングな緊張感があり画面から目が離せなかった。娯楽性が薄く内容が複雑、と言われるが、シーンの舞台によってそれぞれの映像を色分けした手法は、複数のストーリーを上手く区別出来てわかりやすくて効果的だった。メキシコのセピアカラーは印象的。ブツ切りの編集など、監督の才能が際立った秀作。ラストも素晴らしい。麻薬大嫌い。BSハイビジョン大好き。 【カワサキロック】さん 8点(2005-01-18 20:24:24) 134.「麻薬事件」ものだという予備知識だけで見ました。オープニングは音楽もクレジットもなく、まだプロローグなのかと思っているうちに実はどんどん物語に深く深く入り込んでいきます。音楽らしい音楽が無いだけでなく、爆破シーンでも映像のみで、画面の上では静かに静かにドラマは進みます。しかし画面の静かさと逆に、物語の緊迫感はすさまじく、全く目が離せなくなりました。マイケル・ダグラスの抑えに抑えた演技も良かったし、ロドリゲス役の俳優さんも渋かったです。2人組の捜査官も良い味を出していました。実はアクションものと勘違いして見始めたのですが、今年1番、良い意味で裏切られました。 【秋山】さん 10点(2005-01-03 09:28:21)(良:1票) 133.新年早々、なんとも評価しずらい映画を観てしまった。「麻薬」を扱う映画である以上、ドンパチものと想像してたら、そうでもなかったし。なんかえらく静かなアクションものでしたね。でもよく考えてみると、それはそれで正解だったのかも。「麻薬の完全撲滅」を求めるのは、もはやムリなのだろうと思います。なんかそれが見てて一番恐かった。妙にストーリーにリアルさを感じた。でも正直オスカーをもらえるほどの演出だったのかといえば、それはそれで疑問です。3つのストーリーそれぞれを別な映画で見た方が面白かったのかも。ドン・チードル、ベニチオ・デル・トロは非常に良かった。 【C・C・バクスター】さん 6点(2005-01-03 04:52:09) 132.誰かが「この映画の演出は良いよ」と言えば確かに良いと思うかもしれないが、誰も何も言わないで全くの先入観ない状態で見れば、たぶん面白くない映画と感じるだろう。 しかし様々なストーリーをごちゃまぜにしつつも、観客にあまり混乱を与えずに一つにまとめあげた点は確かに評価は出来る。 この映画に何かが足りないと感じるのは「感情」じゃないかと思う。 恐らく大抵の人が麻薬に対して「怒り」を持っていると思われるが、この映画には「怒り」が静かすぎて伝わってこないのである。 その見つめる眼が静かで冷静すぎるのではないか、もう少し感情的になっても良かった気がする。 麻薬戦争の巻きぞいになりチードル、デルトロは相棒を失い、ダグラスは娘を失いかけているのだから。 確かにあの感情は人を失った哀しさというより虚しさなのかもしれない。それがこの映画の狙いなのかもしれないが。 この麻薬戦争に終わりはないのかもしれない。そして勝者も敗者もいない。 解決する方法はあるのか、ないのかよく分からないが、ダグラス家族は娘の自主性に任せるよりも、家族が一つにまとまりこの問題に向き合うことで、デルトロは社会全体で野球や公園といった安全に明るく遊べる空間を創ることで、この問題に立ち向かおうとしていた。 高校生も言っていたが、「毎日誰かがやって来てクスリがあるか?」と言われ続ければ誰もが売人になろうとする。そういう社会や黒人に対する接し方に問題があるとも提言していたような気がする。 麻薬という社会問題が身近でない分、自分の捉え方が甘いとは思うがなんとも評価が難しい映画だ。 【六本木ソルジャー】さん 6点(2005-01-03 02:20:49)(良:2票) 131.見応えがありました。独特な雰囲気の作品でしたね。豪華キャストにも驚きました。もう一回見たほうが楽しめるかな。 【ギニュー】さん 6点(2004-12-02 23:23:00) 130.《ネタバレ》 ドラッグにおぼれるマイケル・ダグラスの役の娘に注目してみていた。そこは興味深かったけど他の部分で意味不明なところがあって全然集中できない映画だった。 【Gene】さん 3点(2004-11-19 11:19:25) 129.《ネタバレ》 全体に散漫な印象でした。 でも暗殺の恐れのある重要証人を裁判所玄関から歩いて駐車場まで連れて行くなんてそんな馬鹿な。車ぐらい回せよ! 【かじちゃんパパ】さん 5点(2004-10-01 12:29:57)
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