みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 原作は17巻まで読みました。明朗快活な千早を初め、それぞれのキャラクターをうまく再現していると思います。アクションもとても迫力があり、皆が抱える葛藤も共感できるものでした。カルタの魅力を伝えて夢中にさせる原作より、少し青春ものの作りに思いましたが映画向きの良い解釈だと思います。千早が初めからある程度強いので、家庭で疎外感を感じ何もなかった千早が苦しみの中から自分自身を得たというエピソードは入れて欲しかったです。千早より机君の印象が強かった気がします。「上の句」(前編)なのに「下の句」(後編)にしか出ないライバルを劇場ポスターやパンフレットのキャラ紹介に普通に載せたり、パンフレットに「下の句」のライバルの場面写真も紛れて豊富に掲載するのはやめて欲しかったです。 【DAIMETAL】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-04-09 00:48:49) 4.《ネタバレ》 よくできた青春映画。アニメしか見たことがなく原作コミックは未読だけど、大幅な改変を加えているのに、原作のエッセンスがうまく活かされている。うまくアニメ化された作品が実写で駄作になってしまう例は多いが、本作はそうした例には当てはまらない良作。【ネタバレ注意】アニメ(おそらく原作も)を知っていると、オリジナルな展開や会話に驚かされる面はある。それくらいストーリーや設定は大幅に改変されている。しかし、(前後編の2部作とはいえ)“映画”という作品として完結したもの、あるいは現代的・現実的なものに作りかえられているのであって、それぞれの人物の性格付けや立場は変わらない。原作エピソードの“いい場面”はちゃんと再現されている。あえて言えば、片手間だった顧問が大会に行くなら「練習を見て気が変わった」というシーンを入れてほしかったというくらい。あと、エンディングでPerfumeはちょっと。「下の句」が楽しみ。 【mohno】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-04-08 21:53:15) 3.《ネタバレ》 広瀬すずがとてもキレイに可愛く撮れていて、それだけで正義、みたいな映画。 ただ、既にこれまでたっぷり存在しているこのテの「寄せ集めがみんなで頑張りました系」な邦画、それらに比べてこの映画が特に秀でた出来だったかというと、んな事はないんじゃない?って感じで。 冒頭から結構ひっかかりどころがあって。画面いっぱいの桜の花、学校名を見せるための校門のショット、生徒達が一斉に教室から廊下に溢れ出してきてから鳴り出すチャイム、眠りに堕ちたヒロインの白目など、毎度の記号的表現の羅列に、「成績優秀、運動神経抜群、その上イケメン」をセリフで説明しちゃう安直さ、マンガ原作の安易な映像置換でございます感が充満していて、ああ、この映画もそこに止まってゆくのだなぁ、と。それは結局最後まで続いてゆきますし。 それに、このテの映画ってメンバー一人一人に愛着を抱いてこそ、だったりするのですが、これ一作では完結せず、次回に続いてゆくが上に最後まで愛着を抱けないままに終わってしまう感じなんですよね。前後編ものゆえの盛り上がりきらなさ、物足りなさがどうしても残ります。 なので自分の中で現状ではこの辺。 『リンダ リンダ リンダ』『シムソンズ』『書道ガールズ』『ガールズ・ステップ』『ロボコン』『スウィングガールズ』『フレフレ少女』『シコふんじゃった。』【『ちはやふる 上の句』】『恋は五・七・五!』『ウォーターボーイズ』『うた魂♪』『あしたになれば。』『おっぱいバレー』『ブラブラバンバン』『ソフトボーイ』『綱引いちゃった!』 ね、このジャンルいっぱいあるし、私もいっぱい見てるでしょ? 個人的にはもう少しロケーションを活かした表現と、百人一首にシンクロした和の情緒があったらな、と思いました。とりあえず後編に期待。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-04-04 21:00:48) 2.《ネタバレ》 校舎の屋上で振り返る広瀬すずの髪が舞う。その舞わせ方とか、スローで捉えた競技カルタのショットとか、目のクロースアップとか、 モーションの造形と編集はアニメーションに近い。決勝戦で、森永悠希目がけてカルタを弾く広瀬のアクションのスローモーションに 漲る高揚感は出崎統演出のそれを思わせたりもする。 ところどころに挟まれるCG処理ショットもそうした印象を補強するのだが、ヒッチコックの『下宿人』的な床の素通しショットまで 登場するに至っては、そこまで実写の制約を取り払ってしまう必要性・必然性があるのかとも思ってしまうけれど。 この競技の(映画的)面白さが主として静から動に一気に切り替わる瞬発性にあるのなら、その瞬間を持続的なショットの中で アクションの速度の美しさとして提示して欲しいところだが、編集のリズムに頼ってしまっている場面が多いように思う。 と言いつつ、決勝戦での逆転の契機を、肩に触れる仲間たちの手と視線で処理していく流れはこちらの気持ちをよく映画に乗せてくれる。 雨天から晴天への変化を光と音のそれに変換し、映画序盤から地道に演出してきた広瀬の呼吸音をクロースアップさせて印象深い。 五人の個性もバランスよく描写してあり、クライマックスの盛り上げもしっかり出来ている。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-03-19 23:35:14) 1.《ネタバレ》 原作未読。はい、すいません。広瀬すず目当てです。それ以外ありませんです。が、結構見れた。競技かるたの体育会的なノリもよく伝わった。広瀬すずの天真爛漫なキャラクターが、千早と言うありえないくらいにポジティブなキャラクターに良く被っている。お話はおそらく相当改変して2時間に入れたと思うが、ストーリー的にはまだおさわり程度だ。後編まで見なくては分からないが、前編として一応の起承転結は押さえている。ただ、端役のキャラクターが画一的に過ぎるのがちょっと気になった。肉まんとか完全にバカじゃないか。それは確かに団体戦の鉄則だが言っちゃいかんだろ?口に出しちゃ。そこで減点しようかと思ったが、広瀬すずが思いの外良かったのでやはり6点で。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 6点(2016-03-19 16:55:48)
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