みんなのシネマレビュー

転校生(1982)

1982年【日】 上映時間:112分
ドラマコメディファンタジー青春もの学園もの小説の映画化
[テンコウセイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2017-11-26)【イニシャルK】さん
公開開始日(1982-04-17)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督大林宣彦
助監督内藤忠司
吉田多喜男
キャスト小林聡美(女優)斉藤一美
尾美としのり(男優)斉藤一夫
佐藤允(男優)斉藤明夫(一夫の父)
樹木希林(女優)斉藤直子(一夫の母)
入江若葉(女優)斉藤千恵(一美の母)
宍戸錠(男優)斉藤孝造(一美の父)
志穂美悦子(女優)大野光子
加藤春哉(男優)校長先生
鶴田忍(男優)団体客の幹事
中川勝彦(男優)一美の長兄
大林千茱萸(女優)連絡船で8ミリカメラを回す女性
薩谷和夫(男優)エクセレントな英語の先生
原作山中恒「おれがあいつであいつがおれで」
脚本剣持亘
撮影阪本善尚
大林千茱萸(8ミリ撮影)
本田茂(撮影助手)
製作佐々木史朗〔製作・1939年生〕
ATG
日本テレビ
プロデューサー多賀祥介
大林恭子
森岡道夫
林昌平(仕上げプロデューサー)
配給松竹
美術薩谷和夫
白組(タイトル)
録音林昌平(音響デザイン)
その他IMAGICA(現像)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報 心に残る名シーン
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
12345


50.ふと“尾道”へ行こうと思いたち、「それならば大林監督の映画を観なければ!」と思い、初めてあまりにも有名な今作を観た。
いやー、スゴイ映画だと思う。知名度の高い映画なので、内容を知っていた分、今まで敬遠してきたことをうらめしく思う。
大林監督の、まさに郷里への愛情溢れるノスタルジー。可笑しくそれでいて切ないストーリー性。郷里の美しさ、感情の美しさ、過ぎ去った時間の美しさ、あらゆる美しさが合わさり、また違う美しさが映画いっぱいに溢れている。
それにしても、何よりスゴイのは、この映画に主演した“新人”俳優二人の発見である。この映画の、特に主人公の二人の間での台詞がいちいち完璧なのは、もちろん脚本の素晴らしさもあるが、演じる二人の俳優のチカラに他ならない。ほんとに「天才じゃないか」と感嘆してしまう。
良い役者というものは、そのキャリアの発端から“巧い”ということをつくづく感じた。 鉄腕麗人さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-08 02:30:23)

49.「 坂の町 心と体が 入れ替わり 異性にとまどう 初心な青春 」 詠み人 素来夢無人・朝 スライムナイトのアーサーさん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-13 08:10:50)

48.私が思うに「入れ替わり」というプロットが多くの人々を惹きつけるのは,それが常に「秘密」とセットになっているからだ。いやむしろ,そのような「秘密」こそが魅力の源泉で,入れ替わりは「秘密」を物語に導入する単なる手段に過ぎないといってもいい。秘密でない入れ替わりなど面白くともなんともないに違いないのだから....。そう考えれば,この映画の舞台は断じて尾道でなければならないし,季節は夏でなくてはならないし,主人公は尾美としのりと小林聡美でなければならない。きっと,このうちのどれが欠けても「秘密」の魅力は半減していただろう。いってみれば,奇跡的な結びつきの化学変化によってもたらされるきらめきと匂い,そして「秘密」の総和がこの映画なのだと私は思う。例えば想像してみて欲しい。季節が夏でなかったら...主人公が尾美と小林という新人でなかったら...舞台が尾道でなかったら...あのムッとするような,だが爽やかな生命力溢れる草いきれの懐かしい匂いを映像から感じとることができただろうか?そして,ひいてはそのような「匂い」から想起される観客個人の甘酸っぱい「秘密の体験」を,この映画の2人の「秘密」と重ねあわせてみることができたろうか?私が言うまでもないが,名作には何らかの奇跡が起こっている。この映画がこれほどまでに人を惹きつけて止まないのなら,この映画にもやはりそういった類の奇跡が起こっていたのだとはいえまいか。 veryautumnさん 9点(2005-03-04 13:37:10)(良:1票)

47.『転校生』とは、一夫と一美の「入れ替わり」というファンタジックな状況を設定することにより、思春期特有の男女の様々な心の揺れ、その微妙さをデフォルメした形で鮮やかに、そしてシリアスに取り出した青春物語である。。。と一般的に考えられているが、同時にこれは、当時、役者とも呼べないような普通の男の子と女の子、そう尾美としのりと小林聡美という2人のリアルにさざめく表情と彼らが演ずることを通して仄かに立ちのぼる何がしかの違和を克明に捉えたドキュメントであり、作品というテクストを超えた2人の演者の「実像」を捉えた記録そのものだったのではないか、と僕は思う。もちろん、2人の「実像」というのは、これが真実の姿というわけではなく、あくまで僕が鑑賞中に感じ続けた「実像」である。僕らは作品を超えて、演者としての小林聡美の像を観ており、そこから立ちのぼる違和のさざめきを感じているのである。だからこそ、この作品は、僕らにある感動を届けるのではないだろうか。おそらくこれは大林監督の意図でもあるだろう。ある意味で、アイドル映画のように、アイドルとしての像という作品としての外部の像を軸として映画が成り立つことに僕らが得も言われぬ違和感、作品としての破錠を見るのと同じように、というかそれを全く逆手にとって、最初から確信犯的に、作品の破錠を覚悟で監督はこの映画をそのように撮っていると感じるのである。
久しぶりに『転校生』を観て、僕はこのように感じたが、それは同時に演ずること、装うことに対する最もエッセンシャルな感慨を僕らに届ける。それを簡単に言えば、「恥ずかしさ」と「その乗り越え」「新たな不安」である。当時の全くアマチュアたる彼らの演技から立ちのぼるさざめきの表情と揺れこそは、役柄を超えた彼ら自身のリアルなものとして僕らに共感を伴う感慨をもたらすのである。 onomichiさん 9点(2005-01-09 17:05:40)(良:1票)

46.ストーリーはよくある話だけどいい映画ですね。日本人にしかわからない「日本的な」ところが大林の良さなんでしょうね。 たかちゃんさん 6点(2004-12-02 14:18:58)

45.言及されてる方もいますが、私も最初入れ替わる前の一美は明るくて活発という感じだったので、尾美としのりの一美がいやにナヨナヨと女々しく、一夫もさほど男っぽく乱暴という感じでなかったのに小林聡美の一夫は思いっきりバンカラ風、
というのに違和感を感じてしまう。まぁ男女の入れ替わりネタという話自体が面白く、小林聡美が体当たりで男の子を演じて楽しいのでそれはそれでいいんですけどね。元に戻った一美は尾美としのりの時の一美を演じて(ややこしい、、)表情も仕草も
女の子らしくなって、この変身ぶりも鮮やかだった。
キリコさん 6点(2004-11-11 23:28:45)

44.大人の世界と思春期を迎えた少年少女の世界の間に「見えない壁」を作ることによって、二人の間に起こっている重大な出来事を「甘酸っぱいファンタジー」で、囲いきり、二人の主人公と鑑賞する者の間で物語の中心を担う「秘密」を共有することが出来たのが、この作品を成功に導いた大きなポイントの一つだと思う。 そしてカメラはその二人だけの世界にそっと降りて行き、尾美、小林の熱演と、叙情性ある尾道の景色とを絡めて丹念に描くことにより、淡いラブストーリーは見るものを引き込む説得力と、強いオリジナリティーを持つことになった。 やがて二人のファンタジーは終焉を向かえ、カメラもそっと現実の世界に戻る。 そしてちょっぴり成長した二人の感動的なラストシーンは、この作品の「傑作性」を決定的なものにした。 いつまでも心に残る甘酸っぱい青春を描いた名作だ。 Berettaさん 9点(2004-07-26 15:33:53)

43.夏!夏!夏!って映画ですね。この映画で尾道っていう町を知りました。何故か懐かしのテレビ番組特集じゃ触れられないけど、「金八先生」の一番の出世魚は実は小林聡美じゃないかって気がします。既にこの頃から根性座った演技みせてますもんね。学校の屋上での志穂美悦子先生とのやり取り、二人で連絡船に乗ってどっかの島に行くシーン、良かったなあ。 放浪紳士チャーリーさん 8点(2004-07-10 17:36:20)

42.小林聡美が文字通り「身体を張って」いた。バスタオル、ガバー、のシーンには感動すら覚えた。 マックロウさん 6点(2004-06-14 18:11:51)

41.この映画を観た時は登場人物とほぼ同世代でした。その頃観れてよかった。 ロイ・ニアリーさん 9点(2004-06-10 22:03:47)

40.この作品を見たおかげで大林監督の尾道三部作と呼ばれる,他の作品も見ちゃいましたもんね~。他の作品を先に見てれば,この作品も見てなかっただろうな~。この作品を最初に見といて良かった。。。 北狐さん 9点(2004-06-10 11:50:48)

39.自分の中では大好きな映画。観た時期が主人公とほぼ同年代だったからに他ならない。このテのファンタジー作品は観る時期によって評価も大きく左右されるので、小学校高学年~中学生の間に観るのがベストではないだろうか。小林聡美の下着姿にもドキドキしていたのが懐かしい。ちょっとHな興味、異性へのはにかみ、成長過程にある気持ちの複雑さなど誰もが思い当たる思春期特有のエッセンスが詰め込まれている。思いやりと情緒に満ちた良心的な映画といえる。 やすたろさん 8点(2004-05-03 17:21:17)

38.《ネタバレ》 楽しいんだけど、それでいてすごく切なくなる作品。何回も実写化(TVドラマ含む)された「おれがあいつで あいつがおれで」の中で、一番の出来。大林監督は尾道を舞台にした作品を多く作ったが、この作品の尾道が一番だと思う。別にどこが舞台でもいい内容なんだけど、妙にはまっているんだよねぇ。小林聡美も、最高にキュート。演技の面でも、一美と一夫の使い分けが上手。ラストの「さようなら、わたし」って台詞、やられました。 なおてぃーさん 9点(2004-05-01 23:55:05)

37.おかしく、切なく、甘く、ほろ苦い・・・。尾道の町並み。良きセンチメンタリズム。青春。すべたがいとおしい映画。10代の少年少女に見て欲しい。 性教育にもってこいだ。これを見たら、男の子も、女の子も、お互いを大事にしあうんじゃないかな。 ひろみつさん 10点(2004-04-05 23:59:50)

36.男女が入れ替わるというSF的ファンタジーと尾道を舞台とした日本的ノスタルジー。一見ミスマッチと思われるこの組み合わせを思いついた大林宣彦監督の発想を高く評価したい。主役コンビに美男美女を配さなかったことも本作がより多くの観客に感情移入させる大きなポイントとなっている。もちろん、その大林監督の期待に応えた尾美としのり・小林聡美の好演も素晴らしい。未見のかた、是非観てください。こんなに笑えて、それでいて胸が張り裂けそうなほど切なくなる青春映画はそうそうないですよ。 恭人さん 9点(2004-01-05 13:53:07)

35.当時、同じような時期に“転校生レナ”っていうのがありましたよな。全然題材が違うみたいだったけど。 3737さん 2点(2004-01-05 10:15:17)

34.私も、大林作品の中では、これが一番好き。主役二人を選んだ時点で、成功したといえるのではないでしょうか? タイトルのシンプルさもいいですね。シナリオやスタッフももちろん大切とは思いますが、部分的な変更が可能な分野ですよね。最終的に観客に愛される映画になるかどうかは、キャスティンク、タイトルにかなり左右されるのではないか、ということを思いました。 おばちゃんさん 7点(2004-01-04 23:11:09)

33.男女入れ替わって云々のところはまあ面白いです。最後に尾美としのりがトラックで去ってくところ含みがあってよかった。 スルフィスタさん 5点(2003-12-26 01:56:26)

32.洋画被れしていた頃に邦画も観るようになったきっかけの作品。小品ながら素直な作りで小気味も良い。邦画も暗い作品ばかりじゃないんだと嬉しくなった。暫くは大林作品に嵌りました。いつか尾道を訪れてみたいと未だに思ってます。 じふぶきさん 7点(2003-12-19 10:35:25)

31.大林作品の中でも素晴らしい映画。原作は山中恒著の「おれがあいつで あいつがおれで」だが、「転校生」というタイトルが見事。小林聡美と尾美としのりの力演も見応えある。特に入れ代わった後の一夫を演じる小林聡美が、こんな事が出来るのは何故?…と思う程のインパクト有る演技に驚いた。あの自転車で坂道を一気に駆け上がるのもスゴイ! …それとは対照的に尾美としのりの一美は好演ながらも、やはりキモチ悪いのがこの映画の痛い所。ラストは感動的で見終われば深く印象に残る。尾道に行く事があれば、一美と一夫が転がり落ちたあの石段のロケ地となった御袖天満宮へ行ってみたいものだ。 _さん 8点(2003-12-13 18:54:13)(良:1票)

別のページへ
12345


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 90人
平均点数 7.54点
000.00% line
100.00% line
211.11% line
300.00% line
422.22% line
577.78% line
61011.11% line
71820.00% line
82426.67% line
92426.67% line
1044.44% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review3人
2 ストーリー評価 8.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.60点 Review5人
4 音楽評価 7.20点 Review5人
5 感泣評価 6.75点 Review4人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS