みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
176.《ネタバレ》 ヴァーホーヴェンは磔にされて復活したキリストのイメージをマーフィーに重ねていたそうです。でもそのキリストは、単に新しく生まれ変わったマシーンではなく、この世に残してきた妻子の記憶に苦しむひとりの男でしかなかったというわけです。マーフィーが空き家になった自宅を訪れるエピソードには何度この映画を観ても心が痛みます。 私には「こんな映画、今まで観たことない」と感嘆させられた映画の一本です。スプラッター度は製作当時ではハリウッド史上最凶だったのではないか、今観てもそのエグい描写は衰えていません。ルイス巡査のN・アレンもこの映画の時が最高に輝いていました。ヴァーホーヴェンの名を不朽のものにした映画史に残る傑作です。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2012-10-25 22:17:04) 175.ビジュアルは良く知っているのに一度も観たことがなかった作品。もはやコメディなのでしょうか?いちいちグロイのは気になったけれど全体的に楽しめた。当時の感覚ではどのように見られていたか分からないけれど、ロボットの動きのチープな感じも娯楽映画としてはよかった。 【なこちん】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-05-26 16:49:31) 174.意外に残虐グロシーン多め。意外に切ない展開。未来的なんだか古いんだかよくわからないデザインとロボットたちのギミック。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-11 04:23:43) 173.《ネタバレ》 何度見ても面白い。マーフィが殺されるシーンだけ、やけに残虐だが、その他は意外と穏やかなのもいい。初見時には私も若かったので、腕を撃ち落されるシーン、面と向かって頭を撃ち抜かれるシーンは、ちょっとショッキングで、「アメリカの犯罪者って怖い」と思ったものだ。 さて、公権力を民間企業に委託してしまうという、ちょっと考えられないシチュエーションだが、今の社会の富の偏りと、政府の財政状態を見ると、そんな出来事も近い将来起こり得そうで、空恐ろしい。 警察運営を委託されたオムニ社が、自身への不逮捕特権をこっそり仕込むという、不正に対しての、冗談のようなオチも許容出来る、ラストの爽快感がいい。 【Tolbie】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-11-14 22:02:47) 172.《ネタバレ》 上映当時映画館で見て、久しぶりにテレ東の吹き替えで見たのだけど、ずいぶん残虐な表現のある映画で、当時子どもだった私が、そういう場面を覚えていなかったのが不思議。最後の場面だが、重役(取締役)なんだから、会長の一言で解任することはできないと思うのだが。 【みんな嫌い】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-11-14 15:28:04) 171.理屈抜きで面白い映画。 設定は子供向けでとても漫画的なんだけど、主人公の苦悩や葛藤がよく描かれており、 下手をしたらスカスカになりそうな内容に厚みを与えている。 テーマは最初から最後まで一貫して、核がブレるということもなかった。 ラストの主人公のセリフが、この映画のすべてを物語っている。 たとえ娯楽映画でも、人間がしっかりと描かれた作品はやっぱりいい。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-07-17 18:53:29) 170.小さい時は銃撃シーンとかが怖くてしっかり見れなかったが、改めて見てみると設定からストーリーまでしっかりとした良作です。最近ではなかなかこういう映画に出合えなくなったなぁ・・・ 【zack】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-03-15 18:55:33) 169.ヒーローものにしてはちょっと地味かな。 【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-02-21 00:24:28) 168.いちいちグロくてドキッとする。アンルイスの名前にもドキッとした。 【さわき】さん [地上波(字幕)] 5点(2010-12-15 01:40:54)(笑:1票) 167.かなりグロイ映画だけど面白いです。少し古臭いところが味を出していると思います。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-09-23 21:18:23) 166.《ネタバレ》 資本主義の本家本元のアメリカで、たまにこういう企業論理のあくどさ、醜さを表現する映画が製作されることあるのは、いつも新鮮な驚きです。(もちろん、そういった映画でも、とにかく収益をあげなければならないという企業論理に適ってるからこそ制作されるんでしょうが) 単なる正義と悪との戦いにせずに、一つの企業内部の勢力争いに絡めたのもなかなか上手な展開だと思います。 また、犯罪者の人権ばかり擁護される社会に住んでる人間にとっては、ものすごくはっきりした悪が、しかるべき最期を遂げるのは痛快です。 ただ、オムニ社が本当の悪としてしっかり描ききれてなかったのが少し残念かな。 本当に企業論理で動くならば、ラストシーン、副社長を殺した真犯人が誰かなんて問題よりも、ロボコップと戦闘ロボットとどちらが収益をもたらすかの観点で動いて欲しかったし、悪の専務もプッツンして暴れずに、そういう論理を展開して欲しかった。 あのエンディングじゃ、かなり本質が薄れて、例えば副社長の友人だった黒人の重役に若干好感をもつような感じになって少し興ざめです。 ※日本人としても、小泉・竹中の民営化路線がどういう世の中を目指してたか実によく分かる映画ですよね。日本でも作らないかな、郵便配達の途中に殺害された郵便局員がロボットとして蘇る「ロボ局員」 国民新党くらいがお金出してww 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-26 05:44:15) 165.《ネタバレ》 まさに男子の夢。若い頃本当に好きな映画でした。特にロボコップとして生まれ変わって、アジトに乗り込んだ時に敵を見ないで銃を撃つところと倒した後に銃をしまうアクションがもう震えます!そして中年日本人にはキカイダーという似た境遇のヒーローが少年期の記憶に刷り込まれているので、より一層の思い入れができるんじゃないでしょうか。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-14 15:44:20) 164.《ネタバレ》 若かりし頃にレンタルビデオで自宅にて鑑賞。さすがというかやっぱりというか、ポール・ヴァーホーヴェン監督得意の【人間の持つ暴力性と狂気性の恐ろしさとくだらなさ】をしっかり描いている故に世界観がハードになり好感が持てました。ビジネス界の非情さもね。ロボットつっても子供がすんなり受け入れられない辛口ヒーローは、それはそれで良いですね。【若干付記】…公開当時、某娯楽番組に出演されていた故・石ノ森章太郎先生が、刑事ロボットものは私の作品の盗作ではないのか!と怒っていたのが愛らしく思えました(笑)。【若干付記・2】…全身が機械のターミネーターが本編ではサイボーグと呼ばれている謎と相対的に、このロボコップは脳が人間なのにロボットとよばれているのがワタシには謎です。 【aforkarn】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2010-04-01 12:39:32)(良:1票) 163.ちょろっと残酷描写があったりするものの割と誰でも楽しめるヒーローものだと思う。 今の基準だと子どもには見せちゃいけないレベルなのかもしれないが、小学生くらいの頃、テレビ放映やると翌日はごっこ遊びしたものだ。 愛嬌のないロボコップより、巨大なドジロボットが可愛い。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-22 14:29:55) 162.ロボコップの動きとか思った以上に万能じゃないところが何か好き。インビジブル以外観たことなかったけど、この監督結構自分好みの映画撮ってくれる人なのかも、なんて思った。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-03 02:09:44) 161.《ネタバレ》 昔の単体ヒーローものを思い出しますね。ただグロイ描写結構多く、前半のマーフィーが殺られるシーンが特に。もう少し機動力を上げればよかったのに~。 【とむ】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2010-02-06 17:14:15) 160.《ネタバレ》 再生したマーフィの視界は常に広角域を使っている。通常の人間の視野とはちがう「ロボ」らしさを出し画面に奥行きを出すと同時に離れたものはより遠く見せ、彼が既にもといた世界からは隔たった存在になったことも暗示しているかもしれない。最初に始動し立ち上がる場面はカメラマンだけを動かし、モニターだけで姿を見せるのもセンスがいい。プリムローズ・レーンにあるマーフィの旧自宅での回想シーンは、彼の視点で連なる白い部屋を奥へと進む、わずかに残された記憶をたどる旅。悲しむ力も失くしている彼が嘆くこともないのがクールだが、失った家族のかわりに彼を支えるアン・ルイス巡査の友情とも愛情ともつかない好意が作品を冷たいものにしない。SWのチキンウォーカーにも似るシンプルで愛嬌のあるデザインのED-209は実物大モデルとアニメーションを上手く組み合わせており、モートン、ジョーンズ、クラレンスの敵方の関係も複雑である。半分メカゆえにジョーンズに蹂躙されていたマーフィが会長の一言で呪縛から解き放たれるラストは快感。誇らしげに名を告げる彼はどのような姿であってもふたたび一人の人間としての自覚を取りもどしたかのようだ。バーホーベンの暴力性はこの世界では無意義なものでなく、ポールドゥリスの特徴的なスコアも作品のイメージを印象づける。人間の再生を描いたこの作品の来年予定されているリメイクは、どのようなものになるのだろうか。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-12-28 07:36:16) 159.《ネタバレ》 バーホーベン監督の作品は過剰に暴力的で扇情的な内容なので、あまり好きにはなれなかった。しかし、『インビジブル』のメイキング映像で演出する監督の姿を見て、彼は「情熱の人」なのだと知った。深作欣二監督が『仁義なき戦い』で見せたあの情熱と本質は変わらない。ロボコップのデザインを巡って、ロブ・ボッティンと殺し合い寸前の喧嘩をしたという逸話も残っている。たかがハリボテのロボットに命を懸けているのだ、この男は。ブルーレイで観られるディレクターズ・カットは、「残酷すぎる」という理由でカットされたシーンが復活している。しかし、ここまで残酷だと逆に笑ってしまうのもまた確か。やはりバーホーベンからは目が離せない。 【フライボーイ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2009-12-06 15:52:32)(良:1票) 158.《ネタバレ》 たとえ真面目なヒーロー物を描いても、ポール・ヴァーホーヴェンは何処までいってもポール・ヴァーホーヴェンですね。それがまた良いんですけども。 主人公のかつての記憶の翳りと、現実でのロボコップとしての存在との折り合いをキチンと描いていたら、もっと点数が上がったかもしれません。尺が二時間くらいになっても、そこはちゃんと描いて欲しかったかな。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-10-04 23:35:04) 157.徹底して冷酷で殺伐とした、超現実的な世界が描かれている。 SFアクションとしての映像センスには圧倒的なものを感じたが、 しかし乱暴で残虐なシーンが多く、よほどのマニアにしか薦められない。 この監督の悪趣味に、世間が付き合わされるべきなのかどうかは疑問が残る。 【且】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-19 20:52:20)
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